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シノビテクターミヅキ/闘真 美月(とうま・みづき)
殺された兄の陽月(ひづき)の代わりに貴忍石を与えられシノビテクターとなった女子校生。


ある通学路

制服姿の美月、歩いている。
そこに矢が飛んでくる。
美月、それをよけながら掴み、あたりを見てから矢についている手紙をみる。
美月「もう父さんたら、連絡があるなら電話してよ」
美月、矢が手紙をとって読む。
美月の顔色が変わる。
美月「そんな、陽月兄さんが!」
美月、走り出す。


忍寺本堂

弦斎が座っているところに、美月が走って入ってくる。
美月「陽月兄さんが死んだって本当?」
弦斎、うなずく。
弦斎「修行先から戻ってくる最中に、竜鬼一族に襲われて…」
美月「そんな…」
弦斎、貴忍石を出す。
弦斎「美月、これが何だかわかるか?」
美月「知らないわ」
弦斎「これが貴忍石だ」
美月「貴忍石、それが…母さんがその力を使ってシノビテクターとなって竜鬼を封印したのよね」弦斎「そうだ。だが葉月が病気で死んだために封印の力が弱まり竜鬼が復活すり可能性が高まっていた」
美月「まさか、竜鬼が復活したの?」
弦斎「それに備え、貴忍石の後継者とさせるために陽月を修行に行かせていたのだが…」
美月「陽月兄さん…」
弦斎「貴忍石は闘真一族の血を引いたものしかその力を使えない。婿養子の私には使えないのだ」
美月、貴忍石をみる。
美月「まさか、私が…」
弦斎「そうだ。今、この貴忍石の力を使えのはおまえしかいない。おまえがシノビテクターとなって竜鬼一族と戦うのだ」
美月「私が…無理…修行もしてないのに」
弦斎「美月、葉月の血を強く引いているのはおまえだ。忍びとして戦闘センスは陽月よりおまえのほうが上だ」
美月「私のほうが…ならどうして」
弦斎「陽月もそのことをわかっていた。だが、おまえを普通の女の子として過ごさせてやりたいといって、自らシノビテクターになることを志願したのだ」
美月「陽月兄さん…」
美月、拳を握り、弦斎を見る。
美月「父さんわかったわ。私がシノビテクターになる。そして陽月兄さんの代わりに竜鬼を倒してみせる」

シナリオの一部です。