緑のふるさと協力隊と谷の田んぼ

IMG_7784
鮫川の朝。
深夜まで話に花を咲かせたけれど、早くに目覚めた成実と散歩をしました。
宿泊したのは、旧渡良瀬保育所を改修した交流施設「山王の里」。
薪ストーブの煙があがってます。


IMG_7791
施設の前の道を歩いていくと、そこは田んぼが谷にそっていくつもありました。
谷の上にむかうにつれて、小さくなっていく棚田のような田んぼが15枚ほど。

IMG_7788
最初の大きめの田んぼが耕作されているだけで、あとは休耕田でした。
大きめといっても3畝(3アール)くらいだろうか、
平地の稲作専業農家にとっては小さな小さな単位。

一番上の田んぼは6畳か、いや4畳半くらいの大きさだった。

典型的な中山間地の鮫川には、広く平坦な土地はほとんどありません。
水のある、こういう小さな谷を先人たちが切り開いては、米をつくってきました。

先人といっても、実は戦後に開拓された土地も少なくありません。
90になる、谷の一番奥に家と畑を持つじっち(じいちゃん)に聞きました。
山を開墾して、開墾できたら政府からかお金がもらえ、そうやって支援もあり
みな必死に谷に小さな田んぼを切り拓いてきたようです。

そんな苦労のつまった田んぼも一代限りだったりしますが、
田んぼは自然と山に帰っていくのでしょう。
雪の中に灌木が生えていました。
日当たりの良いところはどこも雪がとけていたけれど
谷の田んぼにはまだまだ雪。
ここでの米作りは、きっと色んな苦労がつまっていたんだろうな。

IMG_7781
散歩しながら見上げた家の軒先には凍み大根が干されていました。
私が鮫川で暮らしていたとき、このどこを見ても見られる軒先の風景に
毎日感動していました。
昔の暮らし方じゃないんです、今の暮らしです。
日常のすばらしさ。


さて、谷の田んぼを歩きながら今回の「緑のふるさと協力隊受入10周年」を考えました。
鮫川の協力隊は、谷の田んぼに似ているかもしれない。
毎年の米作りに似ている。

初めての受入れだった私は、大げさかもしれないけれど、田んぼの開墾を。
形のないところに協力隊という存在をつくっていきました。
2代目のあゆちゃん、3代目初の男性、五島くんあたりまで開墾は続いたと思います。

その後は、受入れ態勢も整って、
春に村にきてからすぐ米作りができるようになったのではと思います。
毎年、色んな人に教えてもらったり、助けてもらいながら活動していきます。
秋に収穫ができるころには、獲れたお米をお世話になった人にお礼で渡せるような関係に。
毎年毎年、作る人が違うからお米の味もかわります。
回を重ねるごとに、比べられることも増えるかもしれません。
ちょっと辛いこともあるかもしれないね。

最初だから余計にインパクトが強かっただろう私なんかは
亡霊のように話にでてきていたかもと思うと、本当に申し訳ない。
でも、開墾した人ということで大目にみてもらえるとありがたいなぁ。

来期は協力隊という谷の田んぼの米作りはお休み。
その次の年、また鮫川で協力隊が米作りをさせてもらえることを願っています。

今更ながら、協力隊時代を振り返って私のずるいところを思い出しました。
私は、夏にはもう就職が決まっていたんだった。
協力隊終わってどうしようと、悩む瞬間がない中活動していたのだから気楽なもんです。

山田さん、今回企画してくれて本当にありがとう。
縦のつながりができ始めたこと、嬉しいです。
これからも、私たちのふるさと鮫川の未来を非力ながら一緒に考えていけたらと思います。



里帰り 福島県鮫川村

IMG_7758

緑のふるさと協力隊として2005年4月から1年間過ごした、福島県鮫川村に里帰りしてきました。
今年で受入れが通算10人になり、協力隊受入10周年記念交流会!
初代の私から、2代目、3代目は新しい家庭を持ち、子供が7人集まり賑やかでした。

たくさんの方に会え、嬉しかったな。

IMG_7835
村内の標高の高いところでは、雪が残っていました。
2代目あゆちゃんのころに始まった、めん羊の里。

羊を飼っているのです、たくさん。

IMG_7826

子供たち餌やりに夢中。
今度、ラムを食べる時、これは羊だと教えたらびっくりするかな。

IMG_7829

村の人は、なんでも手作りします。
うちのお父さんも、庭につくってくれないかしら。。。
スキルが違うなぁ。

IMG_7865
たくさんたくさんお土産も頂いたのですが、そのひとつ。
イチゴはもう我慢できずに食べられていました。


今度はお父さんも一緒に、家族みんなで鮫川村に行こう。
お母さんのもうひとつのふるさとだからね。


ある冬の一日

毎日寒い日が続いております。
そんな時は息抜きを。

先週、お誘いをいただいて茂原で野鳥観察会に参加しました。
こういうの、学生の時にたまに参加させてもらっていた京都自然教室以来!
忙しいと見失ってたなぁ。
自分が親として、こういうのに参加するという選択肢を。


thumbnail_DSC_0169[2]

子供とのんびり散歩するということすら、数えるほどしかしたことがないので
新鮮すぎます。
そして、茂原にもこんな長閑な景色があるんだという発見。
しかも、オオタカやフクロウまでいるという新事実!

去年、畑で鳥が鳥を捕まえる衝撃シーンに遭遇し興奮しました。
あれはノスリだったのかなとか、夫と調べながら話していたけど
今度はもっとちゃんと確証を得たいと密かに思ったのでした。

thumbnail_DSC_0171[1]thumbnail_DSC_0173[1]



















帰り道、行きは鳥がいないかと遠くや上の方ばっかり見て歩いていたけれど
色んなものが目に入って、つるのブランコには大喜び!
私ももう少し、いやもっと身軽だったら挑戦したかったなぁ。

thumbnail_DSC_0178[1]

お父さんへのお土産は、野生の蚕。
小学生の頃、観察したことがあると言っていたので懐かしがるかと思って。
そしたら、ハウス横によくいるぞだって〜
今度教えてもらおう。

thumbnail_DSC_0176[2]

リフレッシュしたところで、本業に。
日が暮れる前に、コリアンダーを収穫して、バケツで洗おうとしたら
バケツの水がまだ凍っていたよ・・・
そりゃ寒いわけだ。

気持ちがリフレッシュしていたので、冷たい水なんてなんてことない。
ちゃちゃちゃ〜っと勢いで素手で作業して帰ったら
指がパックリ割れて痛い。
やっぱり心も身体もケアは大事だなと思った一日でした。



◆自己紹介
IMG_5922 家族写真

★すずきひろみ 1982.11.5
静岡→京都→福島→全国地方営業→静岡→2008年秋より千葉県民!

ずっと夢だった農家になるために
小さな歩みを始めたところ。
主人と二人の娘、
家族4人でがんばっています。

ハウス350坪
露地4反
野菜を少量多品目で栽培し
直売所とスーパーに出荷しています。

作り手であると同時に買い手の気持ちもわかるように、消費者研究中!!
お客さんが私たちを育ててくれます。

僕はここに立っているよ(2005)


◆コメントありがとう
◆ちょっと前のはなし
PHOTO
  • 緑のふるさと協力隊と谷の田んぼ
  • 緑のふるさと協力隊と谷の田んぼ
  • 緑のふるさと協力隊と谷の田んぼ
  • 緑のふるさと協力隊と谷の田んぼ
  • 里帰り 福島県鮫川村
  • 里帰り 福島県鮫川村
◆記事検索
livedoor プロフィール
  • ライブドアブログ