土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

高知の生き物もどっさり!

生物観察を通じて、海洋環境や里山管理のありかたを素人目線で分析します。

台風一過の旅鳥
昨日ご紹介した芸達者のセイタカシギを見ていると・・・
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小型カモメのようなシャープな体形の野鳥が二羽飛来して、水の張られた田んぼを旋回したしました。
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この辺りには稲刈り後に、毎年水を張り直す田んぼが固まって5区画くらいあるんですが様々な野鳥が飛来してきます。
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見たところ『クロハラアジサシ』の様。
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水田の上を長く旋回している姿は初めて見ました。
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秋の飛来は、冬羽姿ですから、私のようなぱっと出の観察者には近似種と見分けがつきにくいんです。
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でもここへ来た目的はわかります。アジサシ類らしくホバリングした後、
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餌を摑まえに行くんですが、嘴から行くんではなく、足指で抑え込もうとしています。

つまり田んぼへ来たのは摂餌のため。
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捕食しようとしているのは産卵中のトンボたちなんですね。
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二羽で二時間以上、摂餌行動した後、仲良く共に南西の方へ飛んで行きました。

役者はセイタカシギなんです(*_*;
稲刈りの後、田んぼに水を張ると多くの生き物が集まってくるんですね。そして珍しい生き物や面白い生態が見られます。
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今日はこの2羽のセイタカシギが、香南市岸本の田園で寸劇を披露してくれました。

鳥とは思えない迫真の演技、見事な出来栄えでした

それでは早速どうぞ。
セイタカシギの熱演する『巌流島の戦い』です。その前に一応謝っときますが、鳥のやることですから、決闘に至る経緯はありません。でも一瞬の身のさばきが両鳥絶妙なんです。
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見ててください、一瞬で終わりますから。
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そして、どちらが武蔵でもう一方が小次郎かが明確に理解できる素晴らしい出来栄えなんです。
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さらに決して大根役者ではありません。
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判りましたか勝者が。これで勝負がついているのです。判る訳ないですよね、勝敗をつけた一撃が写ってないんですから。
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万がいち、その一瞬にまばたきしていても大丈夫なんですよ。勝敗は判る様に完璧に演じてくれる名優たちですから。

しかも、これで終わらないところが凄いんです。
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ここまでやるのと云う位、やり切りますから。一瞬本当に死んだ(*_*)かと勘違いするくらい迫真の演技なんです。

何か翼を広げ拍手を催促しているみたい。
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ですから全く大丈夫なんですよ。実は仲の良い2羽なんですが、それ以上に卓越した entertainerとしての血がさわぐようですね。

勝敗を決した一瞬の画像、実はあるんですよ。
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必殺の一撃炸裂の瞬間です。けっこう本気だったりして・・・

高知を横断した台風18号Talim(タリム) 
17日夕方、九州南部への上陸を経て中心気圧975の勢力で暴風域を伴い、高知県西部へ再上陸した県西部の宿毛市では9月としては記録的雨量を計測。

でも私の暮らす中東部では、18:00過ぎから3時間ほど風と雨が強くなった時間はありましたが、台風の中心部に入ってからはぴったりと風雨が収まり、その後は再び台風らしい悪天候に戻ることなく翌朝を迎える事が出来ました。
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そして翌日の高知県は、文字通りの台風一過。近頃は上流部の環境変化により、大雨の後は長く濁水が流れるこの河川もこの通り。

高知県東部は多地域のような豪雨に見舞われることなく、幸いにも台風18号をやり過ごせたのです。今回は台風中心部が高知県を横断したことが、過去何度も台風に大きな被害を被り続けた、私たちにとっては偶々良かったようです。

でも台風が接近、上陸する旅にどこかの地域は災害を被るのです。

たいふうの翌日は祭日、「敬老の日」でしたから近場を回ってみました。香南市を見る限りでは、いつもの台風の様に被害を受けた農業施設も見当たりません。

昼一番には、台風前に見舞った友人の梨園『浩果園』に電話したんですが、今収穫している八達とこれから収穫する秋月豊水新高全てで、収穫コンテナで5c/s程度の被害で収まったと安堵していました。
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しかし、先日まで河口部に高く体積していた砂利石は全て洗い流され、河口部の海岸は真っ平になっていました。

よく見ると、台風の影響で変っているものはあるのです。秋の台風が過ぎ去った後は、物部川河口の汽水域に多くの冬鳥たちが飛来している事があるんですが、まだ少し早いようですね。
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確認できたのは、留鳥マガモ属のカルガモ。カルガモはマガモ属としては珍しく渡りを行わないカモなんですが、モズのように北の方の個体群が暖地へと合流してくるんで、夏より明らかに個体数が増えて来ました。
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そのカルガモの群れにセイタカシギの小群が混群しています。

嘗ては迷鳥として騒がれた美しいチドリ目セイタカシギ科のセイタカシギは、今は本州中部での繁殖も確認される、高知でも春秋に普通にみられる野鳥です。

人の近くでも、実に面白い行動を見せてくれる野鳥なんです。明日はそんなセイタカシギの面白い寸劇をご紹介しますね。

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