土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

高知の生き物もどっさり!

生物観察を通じて、海洋環境や里山管理のありかたを素人目線で分析します。

1960年代の夢を乗せて
ご存じですか、速度無制限のアウトバーンを颯爽と走り抜ける走行性と持久力、更には公道を快適に走るラグジュアリー性を兼ね備えた自動車創りで、世界をリードしたドイツ車。

そのドイツ(当時の西ドイツ)に向けて日本、いやアジア初の自動車がエスロクの愛称で今も伝説的人気を誇るのが
本田技研工業株式会社の製造販売したS600です。
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どうです、このフォルム‼ 1948年設立の
本田技研工業が、四輪車製造の先駆者たるドイツ車の持つ歴史と信頼に対し挑戦を始めた歴史的1台は、スタイリッシュでスポーティー。

オープンカーの魅力はスポーティーであると共に軽量化による走行性の向上。そして何より解き放たれるような解放感‼ 半面、自動車としての安全性はいつの時代にも重要で、そこにもホンダ独自の取り組みでノウハウを得たのです。
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この車が、いつまでも色褪せないそれは、特別な
ビンテージ感を醸し出し、自動車ファンに当時以上の魅力を感じさせるだけではありません。

本田技研工業の当時の車創りの熱い魂が、異業種か自動車製造に打って出た今尚、自動車の本質と向き合い脈々と受け継がれているのです。
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ホンダの取った販売戦略の裏付けは、前記の様にその外観に留まるものではなく、二輪や四輪のレース競技で培われた個性豊かな発想や技術が内部まで惜しみなく散りばめられているのです。
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エンジンは
水冷式直4 DOHC 606cc。今では非力に思える、この限られた排気量で9,500rpmからがレッドゾーンにチューンアップ設定された回転数を基本に馬力を出す、まるでバイクさながらのドライブ感。
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車両重量は695㎏、最高出力
57PS/8,500rpm、最大トルク5.2kgf·m/5,500rpm、最高速度145km/hを叩き出すのです。

そういえば先日、息子と漁港散策中にホンダ・
S660エスロクロクマル)を見て話が盛り上がりました。1960年代に本田技研工業が注いだ熱い車創りの伝統を引き継ぐ魂の一台です。
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ホンダ・S660は重量850㎏弱、直列3気筒DOHCターボ。最高出力47kW (64PS)/6,000rpm、最大トルク104N・m (10.6kgf・m)/
2,600rpm。


スポーティーさと走行性能だけでなく、最新の安全性と燃費にも考慮したユーザーへの提案となっています。

と、このプラモデルを完成させた先輩が語ってくれました。いつもご紹介するんですが、先輩は専門に車の設計を学び外国へも指導に行った専門家です。

つくったのは・・・
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このタイプ‼ 指導に回った国は東南アジア、そこで乗ったのはスーパーカーではなく・・・

そんな先輩、お決まりの教えは魂の冷えたお前が車を語る資格は無い!
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多分、プラモデルを作り終えた先輩は、試合を終えたあしたのジョーみたいになっています。
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漁港のエビシリーズ partⅡ
漁港で見たエビ、漁港で食材を見るのは決して珍しいことではありませんが・・・それが良く知られた名でも輸入エビだとばかり思っていたら、それは不思議なことにも思うはず。

そんな漁港のエビシリーズ partⅠはブラックターガーでした。

ブラックタイガー(ウシエビ)稚エビ
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養殖輸入エビで有名なブラックターガーが、香南市の漁港にいたのです。しかもそれは自然分布。

そして、第2弾はこのエビ。
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安芸漁港で❝どろめ漁二艘曳きパッチ網)❞の袋網に入っていたエビです。体長15㎝ほどでした。

よく見ると、エビの身体には❝どろめ❞が付着していますから、どろめ漁で漁獲された副産物には違いなく、それは底引き網ではない底から浮いた引き網によって少量漁獲されていたのです。
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このエビ、身体形状や色彩特に尾肢や胸脚、腹肢の色合いからも私には大正時代から私の生まれた1960年代まで、日本の食卓や外食産業で重宝された、美味しくてリーズナブル価格の優れものだった『大正海老(蝦)』に見えます。

流通名タイショウエビと言われたエビの正式な和名はコウライエビ。クルマエビ科コウライエビ属でいわゆるクルマエビの仲間。当時は、味は良くても遠洋エビで生食にはそぐわない上、加熱による色上げも不良。折角の食材価値が正当に認識され難かった少し残念でもあるエビなんです。それも含め安く手に入り、食品表示が今の様に厳格でなかった時代にもクルマエビと偽装され難かった理由があったエビ。

今年、味の良さでは負けていない養殖主流の後出ブラックタイガーに押され気味だったのは、加熱調理の美しさの差が大きいのです。

そんなタイショウエビ(コウライエビ)の分布海域は
黄海・渤海・東シナ海沿岸とあります。土佐湾にもいたんでしょうか⁉

ブログにするなら、この時もっと細部まで形状を記録しておけば良かったと・・・

俗称はブラックタイガーです
輸入エビのファーストイメージ、多くの人はブラックタイガーではないでしょうか。
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クルマエビ科最大種のそれはゆうに体長30㎝を越え加熱色上げが鮮やかで美味、欲を言えば身が締まり過ぎ、わが家でエビフライはブラックではなくバナメイを選ぶようになってきました。 

因みにエビフライは洋食店で食べる日本発祥の料理なんです。  

でも今日はエビフライのことを書きたいのではありません、悪しからず。

日本発祥の料理エビフライ、そして外国産エビの印象が強いブラクタイガー。ブラックタイガーはクルマエビ科ウシエビ属の和名ウシエビ、学名
Penaeus monodonなんです。

そして驚くべきことにウシエビ(ブラックターガー)は日本の海にもいます。
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この画像は昨年、安芸漁港で撮影したもので15㎝ほどあったでしょうか。写っているエビがブラックタイガー(ウシエビ)です。

先日、漁港で掬ったアンコウの一種、

カエルアンコウの餌(イソスジエビ)を捕獲に漁港へ行くんですが・・・
一夜で逃がすカエルアンコウが簡単に餌づいてしまい、良く慣れてそのまま飼育しています。
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その掬った
イソスジエビの中にウシエビの稚エビが混ざっていたのです。
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この漁港には河川が流入していて汽水と言える環境条件。汽水域のウシエビの特徴が身体特徴に現れています。

一見色彩は地味なウシエビですが・・・
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ウシエビの色彩は全体的に地味でも、クルマエビ科らしい触角や、歩行と摂餌を司る胸脚がツートン色。
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更には遊泳を司る腹肢は、鮮やかなブルーとイエローに染め分けられ、とてもカラフルです。

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このエビ、牛海老という名前の割に、浮遊生活から低床に定着する頃の容姿は、海老とは思えない如何にも❝か細い❞稚エビです!

体型と言い色彩と言い
きっと、河口域に多い、藻屑や材木の切れ端に擬態しているのです。
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先ずはこの様に、いろんな角度から撮影してみました。
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体長は4cmほどです。エビはカニよりも簡単に飼えるんで飼育することにしました。
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その後、中一日明けて再びウシエビを掬った漁港へ行ってみると・・・

高知の港で虎狩り⁈
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今度は様々なサイズが!(画像にも写り難いホッチキスの留め金ほどの1cm程度から7cmほどのサイズまで)

少し成長するだけで見違えるように太く逞しくなっています。

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その内、もっと大きいのを掬えそうな気になってきました。

さて、このウシエビ。実際に漁港ではどんな状態で生活しているかというと・・・
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基本、水面近くまで上がって来て、下向きの生活です。

漁港にはウシエビにとって恐ろしい捕食者が多種多様というより多彩にいるのです。

大スズキ
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巨大なスズキやクロダイといった‼

大クロダイ
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私もここぞとばかりに水面直下のウシエビを接写してやろうと思い、カメラを近づけ過ぎてさすがに気付かれてしまいました。
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ウシエビはゆっくりと岸壁を離れ泳ぎ出したのですが、あまりにも動作が緩慢。
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ですから網を持っていれば簡単に掬えますし、このウシエビを餌にして岸壁に添って仕掛けを落とし込めば、
大クロダイは爆釣です。

岸壁を這う、イソガニやフナムシを餌にしてもそれは真昼間から食らいついてくるのですから。

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