土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

2012年07月

クワガタはどこに
クワガタムシってなかなか見つからない
そういったお話をよくお伺いします。
でも、今日だってヒラタクワガタいましたよ。18:30の訪問です。
DSC04812
今日は、それについて少し書いてみます。ということで、家から近い香南市のクワガタ林に行ってきました。
昨日は、香美市から長岡郡にかけてミヤマクワガタを探しに行ったので連日のクワガタ検索です。
DSC04836ヒラタクワガタ
森林でクワガタを観察する場合、対象となるのはクヌギやナラ、クリ、シイ(スダジイ)などの雑木林です。
クヌギの樹は葉が特徴的。
クヌギ葉クヌギ実
クヌギの葉はギザギザの先が針状になっています。

ナラの樹は、
コナラ葉・実

シイの葉、5月には独特の匂いの花が山の色を変えます。
シイ

クリは樹皮で判りますね。
DSC04789
DSC04799クリはすでにイガができています。
クリの樹に多いのは、ノコギリクワガタ
DSC04456DSC04478


広葉樹林でクワガタやカブトを発見したい場合、あらゆる種類において最も出会える可能性が高いのが木漏れ日の中にある蜜場(樹液の出ている場所)です。
DSC04832
これくらい、光が遮られていれば日中でもいます。
DSC04827DSC04819
明るい蜜場は夜間がチャンス。激しく樹液が出ています。

蜜場がウロを形成していれば、更に条件は良くなるのですが遥か高い位置の場合、下からではなかなか確認できません。私は採集が目的ではありませんので、頭上のウロにいるクワガタや蝶を撮影し、家で画像を見ると、隠れて気付かないクワガタムシが本当に多くいます。
DSC04830低い位置にあるウロ
DSC04824はるか頭上にあるウロ
これらウロに入りこむクワガタの種類は、ヒラタクワガタ・コクワガタ・ネブトクワガタです。
DSC06158
カブトムシノコギリクワガタ♂・ミヤマクワガタ♂は無理してウロには入りません。
DSC06159

しかし、
人が度々採集に入るクワガタ林は、先ず蜜場には大型のクワガタやカブトムシはいません。採取されているからです。
DSC04839
ヒラタクワガタ
DSC05269
ネブトクワガタ
DSC05272
オオクワガタ
ネブトクワガタ比較

ですのでこういう採取条件の良い場所で虫を見つけるのに最も良い時間帯は深夜から早朝それも日の出前です。
DSC04739
日中、ミヤマクワガタは林の中を飛翔していますが、燈火へ飛んでくるのは殆どが深夜から明け方です。
DSC04583
街灯への飛来、この前、松葉川温泉へいって検証してきましたから、
あらためて(8月1日公開)ご報告しますね。
DSC04570DSC04595
で、蜜場でクワガタやカブトが発見できない場合は・・・
カブトムシの場合は、蜜場でなくても堆肥の中にどっさりいます。ですから側溝に溜っている腐葉土の中にはいる可能性が大です。側溝の腐葉土はいくら掘り返してもだれも怒りません。排水を阻害しているくらいですからできれば山の盛り土としてあげてください。とても良い行為ですから。
DSC05140
側溝脇の腐葉土

クワガタの待機場所。人が侵入してきたり、夜行性の強いクワガタ(ヒラタクワガタ・コクワガタ)がどこに隠れているかですが・・・

多くのクワガタは猛暑の日中、落ち葉の下や樹下の柔らかい腐葉土の中に潜り込んでいます。
DSC04820DSC05129
樹下の検索、これは熟練者の採取法、でも大分前の掘り込みです。
DSC04822
林の中にある朽木下の腐葉土にもいます。

そして、もっとも高い確率でいるのが、樹木の洞です。
洞とは、クヌギにカミキリムシが開けた穴。樹液付近のウロに洞がある場合、間違いなくクワガタは隠れています。
BlogPaint低所の洞
DSC04816はるか頭上の洞
高い所の洞は穴の角度によって観察すら困難です。
洞には、不用意に指を突っ込んじゃダメです。上の洞はムカデが見えています。


私のとっておきはこの洞
いつ何時来てもクワガタが入っています。
6月末に発見したときはコクワガタ7月中旬にはヒラタクワガタそして本日はさらに巨大なヒラタクワガタ♂が入ってます。
でも洞内のクワガタは絶対獲らないでくださいダメージ無しには獲れません。
DSC04122コクワガタ
DSC04811洞内には巨大なヒラタクワガタ(本日)

どうしても、獲りたければ洞から出てくる可能性のある深夜に来てください。
無理に引きずりだしたり、薬品等で追いだすのは最悪
こんな特別な場所で二度とクワガタが観察できません。

そして、洞のある樹の後ろを見ると、ヒラタクワガタがいます。たぶん洞に先住していたヒラタクワガタでしょう。
より力の強いヒラタクワガタに追い出されたんです。でも彼も先に住んでいたコクワガタを追いだしているんですから文句言えませんね。
このヒラタクワガタ、現地実測6.2センチありましたから洞の中のヒラタクワガタは何センチあるんでしょう
DSC04817DSC04818
もしクワガタが観察できなくても・・・
心のお土産はたくさんあります。
DSC04802DSC04833
昆虫
DSC04790DSC04794

DSC04834DSC04809
夕景色

そして満足して帰路に就けば今日も" Happy End"。

友の懇願DSC04366
今日は高校からの旧友に懇願され、山へクワガタムシを探しに行きました。
旧友は小学生の娘さんとそのお友達を連れて、クワガタムシを捕まえたいそうです。
捕まえると言うことは採取ですから本意では無いんですが、屋外学習と旧友の家庭サービスに一役買い、そして採取の条件を設けることでガイドを引受けました、渋々。
DSC04749DSC04734
でも実は、私の子供達は既に成人を迎えており、私と一緒に自然観察なんて絶対してくれませんから少し嬉しい気持ちもあるのです。

採集ではなく採取
で、採取の条件とは、クワガタムシは一人2対の計4匹まで、絶滅危惧またはそれに準じる種の捕獲はしない事を約束してもらいました。更に採取したクワガタムシは飼育環境を整え繁殖可能な飼育キットを準備するというものです。
DSC04366ミヤマクワガタ
そして旧友からのリクエスト。
娘のために珍しいクワガタが取りたいそうです。
今日、採取する予定のミヤマクワガタは通常、高知市内平野部では少ない種、クワガタの種類までリクエストするんです。
それなりの覚悟はしてもらいますから・・・

本日の高知市は正午の気温が34℃、天候は晴れ、出発12:00ですからミヤマクワガタには少し気温が高すぎ、他種のクワガタには採取の時間が最悪です。
DSC04751

市内から一時間くらいで着く場所ですから13:00ごろには着いちゃいます。そして先日は、朝から採集者が複数組いましたから今日も夏休みの日曜日、絶対午前中に人が入っています。
私のミッションは、その後で採集者が気づいてない蜜場や、クワガタの待機場所を見つけ出すのです。

こういった厳しい条件付きですから、案内を請け負ったものの少し気が重いです。
更に、子供さんたちは小学6年の女の子です。ほんとうにクワガタムシつかまえたいんでしょうか

ところが山へ入ると、道端のノイチゴを見つけばくばく食べています。少し安心しました。
DSC04735DSC04735
将来、楽しみな人材です旧友が言うには野鳥の会の会員になり野鳥にも詳しいそうです。
そして、そこそこの準備もしてきていますね。
DSC04736DSC04737
最初に一応クワガタムシの見つけ方教えました。
というか、クワガタと蜜場の関係、説明をする前にクワガタに触れています。
虫が本当に好きなんですね。
DSC04738DSC04739
これは、コクワガタです。目的のミヤマクワガタは、なかなか発見できませんね。
やはり午前中に採集目的の人が入ったのでしょう。かく言う私たちも今日は立派な採集採取者です。

でもこの場所には、このあと何度も、そして来年も来る予定ですから、来たときのままで帰るのです。いつもと違うのは、今日はほんの少し森の営みをいただいて帰ります。

森には、こんな不心得者もいます。
DSC04743
ナタで樹木を傷つけ、クワガタムシを誘っているんです。しかも新しい傷です。
自然の中でその営みを見て、そこで生きる虫を捕まえる意味がこれでは台無しです。
こんな山奥まで来て、虫を捕まえ持って帰る意味もないし、連れて行かれる虫も大事に育てられるとは思えません。何所にいてもやがて虫も死にます。でも森で学ぶもの、野性昆虫の飼育で学び得るものの意味があるんです。

そういう気持ちを持って自然を愛で、豊かで広大な森を歩けば、虫たちは向うから姿を現わしてくれるんです。
本当ですよ。
三時間も森にいれば、虫は人が入って警戒していてもやがて森はいつものリズムに戻って行きます。
その時、心を静めていれば虫の音が聞こえ虫の匂いがするんです。

今日もその時を感じ旧友に告げたのですが、皆キョトンとしてました。超能力でも超常現象でもありませんから・・・  自然の中にとけ込むんです。でも最初この感覚を持った時、鳥肌が立ちました。

一度人が通った所にも
DSC04741
BlogPaint♂♀一緒にいます。
はるか樹上の枝にも
DSC04742
DSC04742こちらも♂♀
来た時には、見えなかったミヤマクワガタ達が姿を現わすんです。
でも旧友には、これが見えてないんです。指刺しても分からない・・・
採集者がこういう人たちばかりだとクワガタムシも安心です。

結局、これだけいるのに一匹も見えないそうですから

中には超BIGサイズのミヤマだって、現れるんですから・・・
DSC04747
このミヤマクワガタは今年見た最大個体です。
大切に育ててくださいね。
DSC04748

そして、私の大好きなオオムラサキが、ここにもいました。
この蝶は、準絶滅危惧(NT)種
野外観察
だけの約束です。子供達にはごめんなさいね、初めて遭遇したそうですから触ってみたいですよね。
DSC04744
オオムラサキの匂いも感じられるようになりました。

近々オオムラサキのブログに挑戦します

さて、私のカイド。旧友の子供さんたち何か感じとってくれましたか
良かったら、また声掛けてくださいね。
自然なら、海・山・川なんでもOKです。

この少女たち、帰路でも水田に入ってオケラを見つけ、喜んでました。
DSC04750今では珍しくなったオケラ
そこで私がオケラの蘊蓄を話すと旧友は、またキョトンとしてましたよ・・・
少女たちの方がずっと熱心です。
この分だと、すぐに子供たちに先を越されますね。隠居近しといったところでしょうか。

高知の梨
高知の特産『新高梨』。数ある全国のブランド梨の中、最晩生種で大きく成長し
10月末に収穫します。
im-niitaka[1]nashi_s[1]
今日は、私の高校時代からの旧友浩果園』の久保内浩一オーナーに、どこにも書いてない取って置きの薀蓄【摘果の方法】教えていただきました。

極上のブランド梨を生産する奥義のひとつです。

新高梨の剪定は樹の落葉が終わった晩秋から行います。
年が明け、花は平年であれば四月初旬に咲き始めます。

梨結果のメカニズム
新高梨は人が受粉をする人工授粉を必要とする梨です。
他の多くの梨は、虫や風の力によって自然に授粉します。
CIMG0210
新高梨は同じ品種間で結実しない(自家不和合性)だけでなく、違う品種間でも結実しない(交配不親和性)組み合わせが多く、梨園では多くの種類の梨を栽培し結果率を高め、収穫もしています。一本の台木に異なった種の梨を接木する場合もあります。
im-nashishugo[1]
左から、新高梨・豊水・八達

上質な梨を産出するために、
開花前、蕾の段階で樹に余分な労力をかけないように、不要な位置の蕾を退けます【摘蕾】。

不要な位置の蕾とは
通称子花と呼ばれる花芽将来果実を育成させる結果枝先端の花芽若木の場合は主幹にも不要な花芽が出ます。それらを摘蕾します。

子花は本来葉芽になる部分が、変異によって一部蕾を持ってしまったものです。
一般に子花は注意していないと通常の親花(正常花)より早く開花し、取りきれないものが結実してしまいます。
仮に子花が果実になっても、形が悪く不味な果実となります。
BlogPaint
同一種の梨なのに、明らかに味が悪い果実が混入しているというような場合は、生産者さんが子花が結実した果実を摘果できずに収穫に至った場合が多いのです。
新高梨果実の場合、果実が縦長で頭部が極端に小さく果実に3本くらい縦筋が入っているものは『子花』の結実果である可能性があります。

主幹と結果枝先端の摘蕾は
、葉芽を勢い良く伸ばしたいからです。
これらに花を咲かせると葉芽の伸びが悪くなり、新高梨の果実の成長も不良となります。
そして、新梢が出現せず翌年の収穫に著しい悪影響を及ぼすのです。

動物もそして植物も基本的には、成長と繁殖の同時進行は不可能です。
成長期の管理と、結果期には果実の成長を主とした管理。メリハリを持ってバランス良く行うことが必要です。

子花は本当の蕾よりも少し高く出てるのですぐ分かります。
この蕾が残っていると少し高い位置にある為、正常化よりも早く結果し多数の子花が残っておれば、正常花の結果率が極端に低くなります。
dc042206[1]
正常花はひとつの花芽から3~7輪くらいの花が咲きます。
BlogPaint
番花数
花の付け基から先に向けて一番花・2番花・・・と呼びます。
番花数が低い程、果実は大きく成長する反面、扁平で変形果になり易く
番花数が高い程、果実は小さいが縦長で良い果実になり易いのです。

一般には3~5番位が良いとされています。
BlogPaint
画像は、子花が結実したもので、果肉はガジガジと食感が悪く、糖度は通常より1、2度低く商品になりません。
見つけた時点ですぐ摘果します。

花は多く咲くほど樹勢が強く良い傾向なのですが、その分摘蕾、摘花、摘果をきちんと行う必要があります。
良い花は、軸が太く実になる部分も最初から丸くなっています。

地球温暖化が及ぼす、果実の『ねむり病』
このような良い花は、毎年の管理をきちんとしないと咲きません。
しかし最近の環境変化、地球温暖化で冬が暖かすぎて、いくら管理を徹底しても落葉果実に必要な休眠が充分に取れず、良い花が少ない年が出来だしました。
CIMG0214
果実も下の画像ぐらいになると袋掛を行います。
DSC03477
浩果園』の梨果樹、手法は“一文字仕立て”“千鳥植”です。
千鳥植え(ちどりうえ)とは、
2条以上作付ける場合に、次の列は最初の列の株と株の中間の位置に植え付けることです。横からみた時には、1列おきに交互に植えられているように見えます。千鳥植えにすることで、隣の列の株との距離を保つことができるので日当たりや風通しが良くなります。
一文字仕立(いちもんじしたて)とは、
樹幹から主枝を2本取り手の届く高さでトレリスや支柱を使って、主枝を水平に誘引します。亜主枝は作りません。剪定を始め、摘蕾、摘果、袋かけ、収穫と作業が正確に効率よく行えます。

DSC04361
7月20日、梅雨も明け、高知の強烈な日射が果実と樹木全体に行き渡るよう現在は枝の誘引作業を行っています。
DSC04362
生産者が愛情を込めて作り上げる新高梨。秋もはどんな果実となって出荷されるのでしょう。
今から楽しみです。

ほんとうの魅力
虫の話題の中で、特に人気のあるのがクワガタムシ
人気の秘密は、家族で観察や採集を通じて楽しく自然とふれあい、家でも採集したクワガタムシを比較的簡単に長く飼育できる事でしょうか。家族との思い出作りができ、それが長く継続するのです。
クワガタ虫、ちゃんと飼育すればカブトムシの二倍以上、種類によっては4年間生き続けます。
普通の人は飽きて嫌になりますから、飼うには覚悟がいりますよ。
DSC04367DSC04478DSC04366
【高知で人気の3種:ヒラタクワガタ・ノコギリクワガタ・ミヤマクワガタ

限られた休暇の中で家族とともにクワガタムシと遭遇できる確率を高めるため、多くの人がネット検索で地元のクワガタ情報を集めています。
DSC04463
そしてブログの場合は、コメントとして質問いただけば、情報提供者からより詳細な情報収集ができるんですね。
でも殆どの場合、地域のクワガタ繁殖地は大人になっても自分だけの隠れ家的『秘密の場所』ですから、場所に関しては全てをお教えすることはありません。

お教えできるのは
安全な場所で比較的多くのクワガタに高い確率で会える場所ですが、自分だけの場所ではなく複数の人が立ち入りしている場所でもあるんです。

ですので、誰かが先に採集目的で立ち入り、必要以上場合によっては根こそぎ採集していくと、別の場所からクワガタが移動してきたり、新たに羽化成熟した個体が、本来あるべき生態系として観察できるのは、盛期でも2週間ぐらいかかります。

それが写真を撮って記録したり、実際に触れてみても、その場ですぐ放す、つまり驚かした位なら翌日には同じ場所で樹液を吸っています。そして多くの人がクワガタ成虫の生態系を観察できるのです。
輝いている虫たちは、その生息地で見てこそ本来の輝きを放っているのです。家へ持って帰ってその美しさを求めてもガッカリしますよ。
DSC04699DSC03944
飼育ケースには、ペットショップで購入したオオクワガタが一対づつ入っています。

でも実際、飼育してみないと分らない事がたくさんありますから、2、3匹は持って帰るのもOKですね。それ以上持って帰っても、まともな飼育はできません。それにつがいでちゃんと飼育すれば翌年には10~30匹になってますからおおごとになります。
DSC04712DSC04713
飼育ケースの下には、今年孵化した幼虫。一対で下手すれば30匹以上の幼虫の世話をすることになります。
まるでネズミ講ならぬクワガタ講です。

そこで実際に採取したクワガタならもとの場所へは放虫できますから、最低ここまでの覚悟をもって子供さんと採集し、一緒に本を読みながら育てて頂きたいと思います。そこそこの知識とペットショップで飼育セットを買えば簡単に飼育でき、冬になってもなんらかのステージのクワガタムシが子供さんの部屋にいるのです。

そして、生物が生きる意味がだんだん分かってくるんです。
さていつも、クワガタムシを紹介する時、少しでも自然の雰囲気を出したくて、クヌギ林の生い茂った所ばかり紹介していますが・・・少し反省しています。

多くの方はご存じでしょうが、実はクワガタムシはどこにでもいます。条件が整えば・・・
条件はクワガタムシの種類によって異なります。

樹液が出ていれば林でなくても、クヌギの樹でなくてもいますよ。
例えば、
DSC04457
こんな所の開けた道縁の樹。
BlogPaintDSC04459
以外ですか・・・結構いるんです。一種類じゃないですよ
お見せします。写真取ってますから
BlogPaint
どうも主幹の別かれ目から樹液がでていますが、ここからは確認できません。
1・ミヤマクワガタ 2・ノコギリクワガタ です。これは珍しいパターンですよ、同じ木の同じ蜜場ですから。
この場所は本来、ノコギリクワガタの場所なんです。

今日は、曇りですからミヤマクワガタも林から出てきています。ここは普段は直射日光が当たる場所、天気良い日と曇りの日ではクワガタの活動パターンが違うのです。

クワガタ観察、天気と時間帯は重要な要素です。気温も30度を越えるとミヤマクワガタは、日の当たらない林の中でも落ち葉の下に隠れています。

この木を別方向から見てみましょう。
DSC04455
ミヤマクワガタは、気配に気づき逃げています。
となりの樹にもミヤマクワガタがいます。今日はそういう日なんです。
BlogPaint
クワガタは一匹見つけると複数いる場合が多いんですよ。だいたい同じ種類です。
クワガタムシ同士で種類別に『棲み分け』をしていますから。
今日の天気ではここはミヤマクワガタの場所なんです。

高知のパターンで棲み分け(傾向)を見ると
クワガタ虫が多い季節には・・・
ノコギリクワガタ
はこういった開けた明るい場所にいます。基本的に昼間、特に早朝と夕方活発に動きます。
DSC04221
ミヤマクワガタは多くの木が茂る林の中。時間帯は日中です。
高知では平野部にはまずいません。山クワガタです。
DSC03953
ヒラタクワガタは夜間。
DSC04090
コクワガタは昼、夜います。他のクワガタに遠慮して差しさわりの無い時に活動しているのでしょうか。でも基本的には、昼行性だと思っています。
DSC04122DSC04510
この習性は、実際に飼育してみるとよくわかります、ホントは。

以上は、高知で普通に観察できるクワガタの種類。
その他、コクワガタの生息地にネブトクワガタミヤマクワガタより更に高地にはアカアシクワガタが観察できます。
DSC04545DSC04580
アカアシクワガタ♂     ♀
高知県高岡郡四万十町日野地で、灯火に飛来した個体。名前の由来はひっくり返すと分かります。名前の通りですから。
DSC04581

           
四国にも生息しているオオクワガタヒメオオクワガタ、私は自然下では見たことがありません。
DSC04370オオクワガタ
高知でクワガタに会いに行く時は、まず何クワガタに会いたいかを決め、ご参考になさってください。

image[15]極上です
今日は、わが家の自慢話
毎年、土用の丑の日になれば恐ろしく美味しい鰻が届くんです、従姉から
なにが恐ろしく美味しいかというと、蒲焼ですから鮮度捌き方焼き方タレの味、等いろいろとあるでしょうが、鰻自体が美味しんです、異常に
DSC04732

毎年、なんでこんなに美味しいのかと思っていました

そしたら、従姉から電話かかってきて池揚げ見に来るとのこと。いかない訳がありません。本当に驚くべき美味しさですから。
DSC04697DSC04693
鰻の提供者さんは、従姉の御近所さんで私が幼稚園の頃から鰻を飼っていますから、多少は知っています。高知の一般的なハウス加温養殖鰻ではありません。

と言うか、養殖という言葉が当てはまるかも疑問なんです。
DSC04669池揚げを終了し空となった鰻池
何故かと言うと、鰻養殖販売を稼業としていないのです。専門家でありながら趣味の世界、採算を考えない飼育ですから、養殖業では絶対ありません。
今日知ったのですが、出荷までに3年もかけているんですから事業としては全く成り立たないんです。

現在の本業は、地域性を生かしたししとうのハウス栽培、と一族の消費する位の稲作(コシヒカリ)です。
鰻はといえば、これもまた一族が食べる分とご近所の方々へのおすそわけ位の量しか飼っていません。
DSC04692DSC04662

池だって30坪位の小さな池が2池あるだけです。でも信じられないほど美味しんですよ。
私は学生時代から鰻や鮎は専門に研究しましたし、高知の養饅業者さんとも30年以上職業としてお付き合いさせていただいていますから、多少の目利きはできます。

感覚的には、極上の天然うなぎみたいです。

飼料餌料は、普通の魚粉をダンゴにしたものを与えています。

とこが前述の通り、この鰻3年間も冷水で飼っているんです。冷水の源は、物部川からの取水と地下水(物部川伏流水)の混合。
天然水の豊富な所ですから、絶え間なく注ぎ込まれる水量も大量で水質は間違いなく物部川中流域以上です。伏流水も大量に流れ込んでますから。そして三年の間に訪れる冬二回、うなぎは必ず冬眠をします。
つまり、天然うなぎのような生活をしているんです。
DSC04691鰻池への物部川取水
DSC04684伏流水の注水
DSC04685DSC04668
さらに、この取水水路には、なぜか鰻の大好物、ドジョウがたくさんいるんです。
DSC04698鰻の大好物ドジョウは鰻池にもいます。
池の鰻は絶対このドジョウも食べていますね。

そして、出荷前には二週間も絶食させて、鰻の身を締めるそうです。それもタテなんてもんじゃあありませんね。沢の冷水を引いて大量の流水に鰻を漬け込んでいます。鰻は商売じゃないんでいくら重量が減っても、気にしていませんから・・・
DSC04679鰻を天然の冷流水で締める。
水が冷たいんで2週間絶食させても鰻はそんなに痩せないんです。
そしてこの水色、鰻がストレスを感じない適度な濁り具合なんですよ。
見てみますか。
DSC04677
これを単に養殖鰻と言っていいんでしょうか
色だって、大きさだって画一されてません。三年間一度も成長による選別をしてないし、汚泥もそんなに溜らないので、池揚げは収穫の時一度だけ。飼育密度が低く天然の餌が入るので共食いもないんでしょうか。
タテ一般の養殖鰻は、この様にタテといって出荷前に絶食で身を締め、泥臭みを抜きます。せも、折角育て上げた鰻の量目も減るのでその期間は3~せいぜい7日です。

DSC04694DSC04696
鰻の養殖関係者の皆さんはもうお気づきでしょうが、こんな設備で鰻を飼っていたら四方が川や小川ですから、鰻はすぐに逃げ出しますね。

でも環境が気にいっているのか、こちらの池では鰻は逃げていないみたいですよ。
ここは、鰻の楽園なんでしょうか・・・最後には人に食べられるのに

重ねて、強調しますがこれは事業としては成り立たないことなんです。
ですので厳密には養殖ではあるかも分りませんが、決して栽培漁業ではありません。でも間違いなく言えるのは、究極の鰻の美味しさが味わえる鰻池のうなぎです。仮にこれを事業としてやれば、鰻一匹5万円とかなってしまうんでしょうね。
DSC04673DSC04683
一ランク上の、これからの時代の養殖の有り方のヒントがたくさんあるように思えます。
そして、私も又この圧倒的品質の鰻が毎年食べられる。宝くじに当たるような幸運です。
DSC04729

日本伝統の食文化
DSC04664
丑の日ともなれば、自慢の鰻で家族三代うなぎ三昧です。

DSC03410
物部川中流 土佐山田町小田島付近

このページのトップヘ