土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

2013年10月

安芸市名物
今日は、10月最後のブログですから大きく日本一の物?をレポートします。
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高知県東部の町安芸市。長く(1965年度から)阪神タイガースが春期キャンプを行っていたので、関西の皆様には「タイガースタウン」として有名です。
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ですから球場の愛称も「安芸タイガース球場」と、2009年11月に制定されています。
秋のある日そのタイガースタウンへ行ってみると・・・
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美しく手入れされた野球場。山腹には阪神タイガースのロゴマークの入った野球場、屋外練習場とドーム式の雨天練習場があるんです。
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正式名は安芸市営球場、安芸市が管理しているのです。2012年よりタイガースは春季1軍キャンプを安芸市からは撤退。2軍とオープン戦は引き続いて使用されています。その他、ウエスタン・リーグの公式戦も年間数試合行われているんですよ

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安芸市は私の父の故郷。野良時計台のある安芸市土居には、実家が古民家再生され一族の集いの場として、本家に開放いただいています。ですから私が海釣りを始めたのも安芸市。
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懐かしいフィールドがタイガースタウンの真ん前にあるんです。その漁港を守る防波堤が日本一何が日本一かというと防波堤の高さ(16.0メートル)です。以前は毎年のように高知に接近あるいは、上陸した強烈な台風の高波を防ぐ為につくられた防波堤なんです。
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でも本当に高さで日本一なんでしょうか。調べてみると「静岡県東部の富士海岸は、約20キロにわたって海抜が最高17メートルの防潮堤」があるそうですよ。でもよく読むとそれは防潮堤なんです。
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防波堤と防潮堤の違い
防波堤(ぼうはてい)とは、外洋から打ち寄せる波を防ぐために海中に設置された構造物。その目的は、波浪から港湾内部の船を守ることや、津波高潮の被害から陸域を守ること、あるいは海岸の侵食を防ぐことなど」とあります。つまり建造目的は両方同じでも「防波堤」は陸地から離れ海中に位置し、「防潮堤あるいは海岸堤防」は両側あるいは片側が陸地にある構造物なんですって。今日は勉強になりました。
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やっぱり「タイガースタウン前」は「江戸前」張りに、ある意味日本一の海なんですね。

新、秋の花
夏の季語ともなるキク科の一年草向日葵ヒマワリ学名Helianthus annuus)。
近頃は、晩秋になってもどっさり咲いています。正確には咲いている場所が刈りの終わった田んぼですから栽培されているのです。
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元来、油料用植物として世界で栽培利用されているヒマワリ。種子は煎って食用とする他、乾燥しての生薬利用、特に近年はペットの餌として利用拡大されています。

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でもこれらのヒマワリは、そういった用途で栽培されているのではありません。栽培理由は、
米の生産調整政策の一つ。季節も秋に合わせて植えるのではなく、米を収穫した後に 目的を持って種を蒔くのです。
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米の生産調整のために「ジャポニカ種うるち米」を作付けできない場合、まず水田には小麦や大麦などを作付けしたり、それらの収穫後、コスモスやヒマワリなどの種を蒔いて花を咲かせる補助事業なんです。そうすることで水田を一定期間「ジャポニカ種うるち米」とは違う作物を栽培し休ませるのが、米の生産調整政策(減反政策)。 重要なことは、水田を遊ばせるのではなく休ませるのです、人が適性管理しながら。
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この転作作物の中で収穫を目的とせず、言わば単に花を咲かせ愛でる植物が、コスモスやヒマワリ。これらは景観作物呼ばれます。

普通は大豆などを作付けして秋から冬に収穫、食料利用すればいい訳ですが、それができない現代日本の食糧管理制度が、日本農業の衰退の一因でもあるんです。中世以来ずっと日本の農業は時の政治経済に翻弄され、犠牲になっていると思えてなりません。

オオバン飛来
高知県の各地に、冬の水鳥が揃いだした秋の日。
秋の石土池










南国市の石土池にも、ここを代表する水鳥が既に飛来していました。
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特定外来生物には指定されていないものの
南アメリカ原産の侵略的外来種、ホテイアオイ(布袋葵)学名 Eichhornia crassipes (Martius) Solms-Laubachが水面に浮かんで 繁茂する浅瀬でしきりに索餌(食性は植物食傾向の強い雑食で、主に水生植物食)しています。
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水鳥の名はオオバン
オオバン











高知では、時に留鳥となりますが一般には冬鳥。夏の石土池では一羽も見られません。北海道や本州へ行って夏鳥として過しているのです。
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外来植物のホテイアオイも、春が訪れる頃には衰弱して枯死し、殆ど無くなっていたものが、夏の間に勢いを取り戻しこんなになっているのです。まるでオオバンの飛来に合わせ、コンディションを整えるかの如く。
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厳寒期のオオバン
オオバンを見ていると、ホテイアオイがあるから毎年この石土池へ来るんだと言っているみたいですよ。両方が揃う一時期、両種共にすごい占有率なんですから。

秋立て羽
高知で人気の民家のおにわ秋の古民家の庭人気は人間ばかりではないのです。目的も同じ食事。その訪問者は、タテハチョウなんです。
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ルリタテハとキタテハ
順番を待つのは、ルリタテハキタテハ
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アカテハ
熟した柿料理を先に食べているのがアカテハです。これら3種のタテハチョウ、活性差はあれど高知では周年成虫活動します。
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夏は樹液を求め雑木林を飛びまわり、それが終わると、
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野の花を捜し、最後の締めが果実。まるでデザートみたいです。それが終わると成虫休眠に入り、少し暖かい冬の日には飛んで見せます。
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そしてこれがこれらタテハチョウの生活史なんです。

庭脇から不意に飛び上がったのは・・・
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彼女の名前はジョウビタキ(メス)。人間に対する警戒心はわりと薄い渡り鳥(冬鳥)、春3月10日以来の再会です。
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こちらはイトトンボの一種、オツネントンボ。「越年トンボ」
は成長のまま越冬することに由来しています。すっかり冬色(越冬色)になっていますね。

民家のおにわもすっかり 冬支度です。

猛烈な台風
日本のはるか南、マリアナ諸島の近海で生まれた大きな雲の渦が、猛烈な台風にまで発達した台風27号。台風26号以上にゆっくりと北上しながら沖縄県・南大東島(みなみだいとうじま)の西およそ140キロあたりの海上では、坂をのぼるジェットコースター並みに偏西風に乗るタイミングを合わせ、予想より南の海上を疾風のように北東方向へ通り過ぎてゆき、温帯低気圧となりました。
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香美市物部川:10月25日
台風27号の軌跡は26号と類似し、当初からさらなる被害が懸念されており、高知でも今年一番の強い雨。旧香美郡下を流れる一級河川物部川もご覧の濁流。近年にない増水です。
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物部川:10月26日
平年10月の3倍という、600ミリ以上の豪雨が短時間に降った高知県下。香南・香美市は幸いにも雨量は他より少なく、翌日には物部川の濁流も澄んできました。この様子により上流部
でも大きな被害はなかったことが分かります。
そして台風一過の河口部では、
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繁殖地から次々とカモが渡ってきます。
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さらには今日10月26日は、ねんりんピックよさこい高知2013開会式
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県外から多くのお客様を高知へお迎えするんです。天気の回復が間に合って本当によかったです。

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