19:00まもなく香南市は日没を迎えます。
日没前の青色の残る空を飛ぶのは、塒を探すオニヤンマやコヤマトンボ。
でも空が緋色に替わった瞬間
飛翔するトンボの種類も替わっているのです。昼と夜とのとばりの時は、蜻蜓たちの棲み分け時刻。時の境なのです。
この限られた短時間に索餌飛翔をするのが黄昏蜻蜓なのです。
四万十市のトンボ自然公園では、7月中旬には既にみられる蜻蜓の黄昏飛翔。黄昏飛翔するトンボの数と期間が長いほど、その地域にはトンボにとって豊かな自然環境が保全されていると言えるのです。
今年も、蜻蜓の黄昏飛翔の季節が三宝山に訪れました。黄昏飛翔は8月いっぱい見られるのです。三宝山でもピーク期には黄昏蜻蜓の群飛が見られるんですよ。