土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

2014年12月

正月伝統の食文化
高知では大きいものを喰らうというのが正月伝統の食文化。
350a1af6[1]でもこれは高知だけではなく、長崎などでも同じ風習があるそうですね。そして長崎でもその食材はクジラ。九州地方の正月料理は近海で獲れる魚介類を中心食材としており福岡では鰤で長崎では鯨が正月の伝統食材なんです。

藩政時代の土佐藩では城下町屋を中心に近海で捕獲した鯨を使って数々の鯨料理が伝承され、近世大阪で人気を博した「鯨の
はりはり鍋」もその代表料理一つ
DSC08608










ですから我が家でも必ずその時期には鯨料理をします。高知の伝統食材である鯨は、弘化台へ行けば入手できますから。
DSC08618











といっても、我が家で鯨料理を食べるは毎年大晦日。正月は別の郷土料理なのです。
DSC08595











本年はサシの入った赤身は刺身で、ウネは我が家の定番煮込みでいただいたんですよ。
DSC08598














高知の伝統食文化は家庭でも守り続け伝承していくべきだと考えています。
DSC08628










【真冬の土佐湾に沈む夕日】
では
皆様良いお年をお迎えくださいませ。

蜘蛛の冬
秋耕のとうに終わった田圃の土に霜柱が立った朝
DSC08536












春までには何度も霜を被るホトケノザ
まるで寒さを楽しんでいるようにたくましい草です。
DSC08533












そんな朝、我が家の庭では、一頭の蜘蛛が最後の日を迎えようといていました。
蜘蛛の名はジョウロウグモ
DSC08532












他の個体は既に世代をつなぎ役目を終え、命尽きてしまったようですが、この個体だけは冬を迎えてすぐに同居するオスを失ったようで、今日までずっと寂しく単体で命を燃やしていたんです。何度も氷点下の朝を迎え冬日に耐えてきたんです。でも、もう巣糸につかまっているのもやっとになってしまいました。

同じ日の日中、日の当たり出した車のボンネットに一頭の蜘蛛。
DSC08546












こちらは、造網性蜘蛛のジョロウグモとはことなる捕食方法をとる徘徊性のクモ。カニグモ科ハナグモ属ハマグモMisumenops tricuspidatusです。歩脚が一本欠落していますが、この寒さの中で結構元気に活動しています。花が無い季節なんで歩き回っているんですね。

このハナグモ。昔、一世風靡した面白い模様の持ち主なんですよ。
DSC08542












ほ~らね、この角度で見ると、人面蜘蛛なんですよ。人面は個体によって千差万別。このハナグモはふくよかな笑い顔でした。辛い時にこそ、笑い飛ばせる勇気と自信がほしいです、私も。

ちなみに、このクモの模様は人に対しては本来無意味なもので、このような不定形の対象物が違ったものに見える (人面に見えてしまう)のは、パレイドリア効果といわれる人の錯覚の一種なんですって。
人間は、超高度な進化型社会性を持つ動物であると同時に、強い縄張り意識も併せ持つ生物なのです。族を守り種では争って来た長い歴史の中で、ひとつの進化として備わったのがパレイドリア効果です。

人は環境が作り出す多種多様な背景の中で、潜んでいるであろう人の姿をいつしか警戒し、知らず知らずのうちに人の顔の表情も読んで相手を知ろうとするんです。川や波打ち際の水の中にそれが見えたり、自然と湧き出るシミがそんなふうに見えたりするのはパレイドリア効果なんです。

私も今日から、夜ひとりでトイレに行けそうです。

季節違いの花
我が家の北庭にで見つけた夏の花。昨日は春の花でしたが、今日は夏の花なんです。
花の名前は蔦葉海蘭ツタバウンランCymbalaria muralis 、ゴマノハグサ科(オオバコ科)、キンバラリア(ツタバウンラン)属の植物の一種です。
DSC08515











その形状より別名、蔦唐草(ツタガラクサ)、海蘭蔓(ウンランカズラ)とも呼ばれています。ツタバウンランはヨーロッバ原産、なかでも地中海沿岸地域の常緑蔓性多年草。広く日本に帰化している植物なんです。
DSC08510











葉腋から出る長い花柄の先に咲かせる一輪の花の直径は1cmにも満たないほどの唇形で薄青紫の小花です。花弁の基部にある袋状の突起(距)は黄色とその存在感を高め艶やか。
DSC08513











ツタバウンランは、ほふく性で一般的な開花期は春から夏なんです。その果実は球形で長い柄で下垂します。 

アメリカ産エンドウ
我が家では12月には似つかわしくない爽やかな花が、次から次へと咲き実を成しています。
DSC08411











マメ科の特徴を現わす花形は、蝶形花冠(ちようけいかかん)。
家庭でも。広く栽培され、食用となっている豌豆(エンドウ)の花です。エンドウといえば人間との関わりが長く深い植物、食用栽培品種であるとともに、遺伝子学の入門生物モデルとしても、懐かしい植物です。
DSC08410











エンドウの花は、このように白系が多いみたいですが赤紫や青紫と多彩。高知のような暖地では、秋に種蒔きして、早春2月中旬に花が咲き、春収穫というのが一般的ですが、真冬でコレ。いったい、いつ種蒔きしたんでしょう。だいたい元を正せば、古代オリエント地方で麦栽培をしていた畑の雑草という経歴ですから、自然環境への対応には優れているのカモ。
DSC08409











エンドウには硬莢種(こうきょうしゅ) と軟莢種(なんきょうしゅ) があり、字の通り莢が硬いか柔らかいかで食用利用法が異なるんですね。

この種は軟莢種の代表格ともいえるスナップエンドウで、特に白花の多い種です。
ちなみに、エンドウの害虫は多種カメムシとシジミチョウのウラナミシジミツバメシジミなど。厳寒期はその被害も無いのですが、土壌中にはドウガネブイブイなどのコガネムシの幼虫が、どっさり潜んでいます。

年末恒例
食品団地の一年を締めくくる行事といえば『高知県食品団地協業組合と連合会の合同忘年会』。今年も12月26日ホテル日航高知 旭ロイヤルさんで開催されました。
DSC08571














公式行事としての目的は多々あります。先ずは理事長挨拶に続き、この一年組合各社の協力によって成し得た組合の成果が理事長より、長くご助力いただいている官庁や金融機関各社を含め連合会の皆様に報告されます。多くの組織、そしてその人材を結集しての最大の強みは企業の垣根を越えた様々なコラボレーションによる新商品開発。
115a7e0d-s[1]8cf3e091-s[1]







さらには組合員各社の販売ネットワークを活用した販路拡大など、地産地消を生業としていた食品メーカーが先進組織の成功事例を学び、そのネットワークの助力を得て地産外商の機会を得、新たな商流が数多く誕生しているんですよ。
DSC08572












高知選出の参議院議員 広田一(ひろたはじめ)氏
議員の皆様からもご祝辞を賜り、組合員各社は幅広い知識の収集をさせていただいています。
DSC08583












連合会の方々もにも、ビジネスチャンスは無限。自らのサービスが食品団地各社に活用される機会が広がるのです。
DSC08578DSC08574







その全ての流れが、食品団地理事と事務局の手作りで毎年運営されるのがこの合同忘年会。その要請に高度に答えてくださるのがホテル日航高知 旭ロイヤルさんなんです。
DSC08584













料理もアトラクションも全て理事考案、こだわりがおもてなしの熱い気持ちとなり食品団地ならではの特徴として表現されているんです。ですから如何なるとき、如何なる場合も固い絆が継続され成果となって現れるんでしょうね。

そして、
DSC08637





































翌日の高知新聞記事。食品団地の二社(七福堂製菓株式会社坂田信夫商店)と高知県立山田高校商業科の皆さんとのコラボレーションによる新商品開発と販売開始の記事がありました。『野根まんじゅう』で有名な七福堂さんが、高知の生姜を安定供給できる坂田信夫商店さんに食品加工していただいた生姜を使って全く新しい、食味の饅頭を考案。
shichifukudo-20141216_010山田高校の皆さんの販売計画によって、ひろめ市場株式会社四国健商さんの店舗でイベント販売を実施、大盛況で短時間完売したという記事だったんですよ。

さらに2月からは私たち食品団地事務局と一緒に複数回、東京で商談会や試食販売を行い地産外商にも挑戦するのです。

高知県食品工業団地事業協同組合、輝いているんですよ。

このページのトップヘ