土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

2016年06月

環境保全への危惧種
今日ご紹介する種は、明治時代に渡来してきた園芸品種で日本原産の植物ではありません。じゃあその原産国はと言うと、生まれたのはヨーロッパみたい。
DSC06034









ところが、それはこの花が人為的に作られたとされる地域です。つまりこの植物は雑種で、親はヒオウギズイセンCrocosmia aureaヒメトウショウブCrocosmia pottsii 、どちらもが南アフリカ原産。
葉はつい先日ご紹介したヒオウギ、花は水仙に似る片親のヒオウギスイセンの特徴が色濃く、それより小さいことから姫檜扇水仙(ヒメヒオウギズイセンCrocosmia x crocosmiiflora園芸家の間ではモントブレチアとかクロコスミアと呼ばれる植物です。
ヒメヒオウギズイセン











ヒメヒオウギズイセンは旺盛な繁殖力の持ち主、植えっぱなしで勝手に球根がふえていきます。日当たり、乾漆を選ばず耐寒性にも優る為に放っておいても良い、ある意味面白くない園芸品種だったとか。しかも目立った病害虫も存在しません。

ですから全世界で野生化し、地域のあるべき自然景観を大きく損なう植物として佐賀県では『佐賀県環境の保全と創造に関する条例』により栽培や持ち込みが禁止されているのです。
DSC06051










そんなヒメヒオウギズイセンの香りは強い生命力とは裏腹に奥ゆかしく、同じアヤメ科のサフランに似て微かに芳香。人を惑わす要因を十分に持ち合わせてこその繁栄を果たしています。したたかでしょう

花束をいただきました
齢57才にして初めて花束を頂きました、公式に。
DSC06041









私はいくつかの企業さんで、営業や接客の従業員教育のお手伝いをしているんですが、そのうちの一社で、当初の契約期間が満了になったのを切っ掛けに頂いたんです、その会社の歓送迎会のなかで。
DSC06037









といっても、その企業さんとのご縁が終わったのではなく、主たる所属が別の会社に移っただけで、忙しい時やトラブルが発生した時にはまた行くんですが、とりあえず今日は立派な記念品をいただき、食事をご馳走になりました。
DSC06039DSC06038







通常2年の契約で、企業さんの中へ入り当初お約束した成果を出し、それを軌道に乗せる仕事なんですが、契約の段階で現状を詳しくお伺いして自身が成果を残せると確信できた会社でないとお受けしないんで、そんなに難しいしごとではなく、私の体力と能力で無理をしない範囲で、先方に負担とならない契約を結んでいます。

新しく発生した事業で、その企業に雇用が発生しそれが採算ベースにのって円滑に運営出来て経営体質が改善できれば契約は終了でその期限が2年。後は、万が一結果が出なくても私との2年間の契約報酬が決して企業の負担にならないような責任を、最低でも自身で果たします。

そんなこと言ったって、この契約は所詮私に最もメリットがある訳で、日々目の前の目標に向かって精一杯に生きられる、生き甲斐をくださるんですね。何かの営みに役立っていると思える瞬間が日々過ごせていくんですから。

そして、前回は企業さんと私の双方で目的が達成出来たと判断いただいたようで、出来る自身はあったんですがホっともしているんですよ。写真の皆々様、二年間いいお付き合いをいただき感謝しています。そして今日はご馳走さまでした。

四万十栗のミレーサンド
高知産の材料」にこだわった洋菓子店モンプレジールの工房に、しまんと美野里の佐藤さんが四万十川流域で生産する四万十栗を使ったチョコレートを送ってくださいました。
3440388c[1]ef905709[1]






昨年秋の四万十栗収穫

今日は四万十栗のチョコレートをサンドしたミレーサンドの試作品を作ってみたんですよ。
126f10f7-s[1]










でも聞くところによると、四万十栗を使ったミレーサンドの商品開発は前から行われていたとか。使用する食材の味や香りをその加工食品に繁栄させる事はそんなに簡単ではないのです。
DSC05965DSC05968






試作も回を重ねるごとに四万十栗のまろやかで優しい味がミレービスケットに段々馴染んできているんです。
c988e9e2[1]











それは、四万十中流域でこの栗を栽培する生産者さんの味であり、その栗を使っての食品加工に情熱を燃やす佐藤さんの香りが伝わってくる・・・
DSC05978










そんな味わいを醸し出そうとバトンを受けたモンプレジールのチーフパティシエの長崎さん、パティシエールの麻里亜さんも毎日の製造の空いた時間に研究に研究を重ねています。
DSC05446DSC05973






小さな工房では特別な商品開発部門がある訳ではなく、日々の店舗運営をこなしながら、組織や地域の発展を夢見ていろんな挑戦をする日々が繰り返されているんです。
DSC05566










高知の若者たちも精一杯の輝きを放とうと人生を切り拓いています。目標に打ち込める姿って素敵ですね。

秋主役たちの夏姿
秋本番を象徴する生命の息吹が見られる初夏。そんな生命の営みを、初夏の香美市里山で見ました。
DSC06062









先ずは、言わずと知れた栗。梅雨時には既に小さなイガを成しています。

作物でいうと、低山の里山から香南市の平野部へ下りて来ると
DSC06074









高知の平野部の水田では、早生米の稲穂が垂れだしています。

近頃の田圃は除草剤を撒かなければ、農薬も滅多にしないし、昔のようにスズメを追い払う仕掛けも見なくなりました。

そんな田圃の環境変化を物語る生き物がこちら。
DSC06058









今年初めてのナツアカネを見ました。

ナツアカネは秋を代表する季節観測生物(選択種目)のアキアカネとともに、赤とんぼを代表するアカネ属。そのアキアカネも梅雨の後半には田圃で羽化を始めるのです。

初夏に田圃で生まれる赤とんぼたちが一度、里山の林縁へ登り成熟して赤くなってここへ戻ってくる時には季節は秋。稲はすでに田圃から姿を消して市場流通し、栗はそろそろ収穫期を終える・・・そんな季節になっているのです。

キンモンガ黄色タイプ
梅雨の晴れ間に香美市にある里山の棚田を見て歩きました。
DSC06014









周りの山々から梅雨の恵みを蓄えた水が染み出て、沢をつたって棚田を潤し、下へ下へと循環してゆきます。

その棚田の脇に咲くヒメジョオンに複数の蝶が誘引されてくるんですが・・・
DSC06012








イシガケチョウ

今日は、その蝶たちに混ざって蝶に負けない美しい蛾が、ヒメジョオンに誘われていました。
DSC06024









キンモンガ
それがこちらのキンモンガPsychostrophia melanargia。美しい吸蜜姿はまるで蝶、でもれっきとしたアゲハモドキガ科の蛾なんです。
実はこのキンモンガの吸蜜姿、私のブログでは二度目の登場なんです。

前回は、秋にオトコエシの花に誘われたキンモンガだったんですよ。
DSC06019









キンモンガの色彩には地域によって3タイプが知られており、紋の色が、白・淡白・黄色に別れるんですが、高知のものは黄色のタイプ。

花の上で翅を羽ばたかせて忙しなく吸蜜する姿は、蝶よりも遥かに目立つ存在なんですよ。

このページのトップヘ