土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

2019年06月

元気な高知の食品会社たち
一年に2回開催される高知県食品工業団地事業協同組合の合同懇親会。毎年、夏の一大イベント大納涼祭を約1ケ月後に控えた6月末に、組合員企業と賛助会員企業さんの代表者の出席する総会の後、その関係者さんを広くご招待して開催されます。
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開宴前には吉兆を思わせる虹が
加盟する食品企業さんは、地元とのつながりを大切にしながら地産外商にも積極的。更には、自社の限界を民間主導の企業間連携による商品開発につなげ華々しい結果を出し続けているのです。
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進むべき将来を見据え、組合員を束ねる吉野理事長の手腕が冴えわたっています。

もちろん組合員さんにも独自の構想を持ち、古くより都市圏進出を果たし今も発展し続ける素晴らしい企業があるんです。
環境循環可能な食材調達









しっかりと大都会でその存在を示した今も、高知の自然豊かな環境保全に社員一丸となって尽力し、
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山・川・海の産品を全国に提供する積極的な循環可能型食品ビジネスの構築を図っている高知発の先進的企業さんが存在するのです。実に個性豊かな企業さんの集合体なんですね。
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さて、懇親会での献立も実にユニーク。毎回それ自体が商品発表の場でもあるのです。
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毎回、ホテル日航高知 旭ロイヤルさんの全面的協力で、食品団地所縁の料理が料理長のアレンジで提供されるのです。
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ですから、他の宴席では決して味わえない特別な料理の数々が冒頭末尾まで宴卓を彩ります。
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そして、家族へのお土産も食品団地所縁の巷で大人気の商品詰め合わせ。家族も大切に思ってくださる心配りが嬉しいのです。
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ですから、この懇親会をいつも心待ちにしているんですよ。
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この個性豊かで一味も二味もこだわったミレーちゃんの帽子パン
サニーマートさんで購入できるそうですよ。

家屋周辺の危険な蜂の一斉駆除
5月に大規模なリノベーションを終えた妻の実家。先日は内々でささやかな祝い事を行ったんですが、6月になると複数種の蜂が軒下に営巣を始めました。多くはアシナガバチ類で営巣初期段階なら、近頃はホームセンターで販売している強圧力噴射の殺虫剤でも対処できるんですが・・・
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それがスズメバチ類で、しかも高所となると素人の駆除作業は非常に危険。専門の駆除業者さんに今回もお願いすることに決めました。

駆除をお願いするのは今回も有限会社環境コントロールセンターさん。前回は自宅の庭垣に営巣したコガタスズメバチを駆除していただきました。わが家は、シロアリ駆除もお願いしているんですよ。
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今回も、わざわざ香南市まで出張いただくんで、こちら方面に便のある時に併せて駆除していただくことにしました。

それでも連絡を入れた翌日の午後には早速出張してきれたんですが、たった1日で巣は見て一目瞭然に拡張していました。恐ろしい増幅スピードです。
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今回の営巣場所は、平屋の農機具を入れている納屋。でも石垣を組んだ斜面の側に巣を造っていたので、地上からの高さは4m以上ある軒下なのです。
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しかもこの営巣、コーキング剤で出入り口を塞ごうとしても、外壁が非常に脆くて、ボロボロ崩れていくのです。
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結果、この様な大穴が開いてしまい、蜂の総攻撃を受けるはめに。素人がやっていたら収拾のつかない大事になるところでした。
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結局、環境コントロールセンターさんは、攻撃してくる蜂に対し小一時間も殺虫剤で対処。防護服なしには絶対できない危険な仕事です。
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殺虫剤の噴霧を受け、落ちてくる蜂の中から見つけ出した女王蜂。
働き蜂と比べてみると、
キイロスズメバチ女王










一回り以上は大きいのです。

このスズメバチの種類。軒下に営巣してことで種はある程度絞られて来るのですが、
キイロスズメバチ








この通り、キイロスズメバチなのです。

営巣はよく見るのですが、巣材に直に触ったのは今回が初めて。前記のように思いのほか脆いのには驚きました。
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向学を兼ねて巣を解体してみたんですが、三段の巣で、キイロスズメバチが形成するコロニーとしては、極めて初期の段階。

スズメバチ類では最もコロニー単位での個体数の多いキイロスズメバチにおいて稼働働き蜂は50弱といったところでしょうか。ピーク時の最大数と比較すると2%ほどに過ぎないのです。
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3段巣の最上階が最も発育の進んだ幼虫の部屋。同じ段なら中央の部屋になるほど成長の進んだ幼虫が入っています。
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蛹はいませんでしたが、明らかに他と違う終齢幼虫がいます。
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二段目になると中央部に若干の若齢幼虫、その周りは全て卵。最下段も全て卵でした。

今後秋にかけて巨大な営巣に発展する可能性を持つキイロズズメバチの営巣
その天敵は私たち人間の他、
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ハチクマ
先日ご紹介さいた蜂を専門に狩る猛禽類のハチクマ
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オオスズメバチ
さらに最も一般的な自然環境下での天敵が、この同じスズメバチの仲間のオオスズメバチなんですよ。
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さて、キイロスズメバチと一緒に並べたのはキアシナガバチとその極初期の営巣アシナガバチ類中で最凶暴といわれる危険な蜂なのです。毒量はスズメバチに及ばないものの、保有する大きな毒針が見えています。
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キアシナガバチの発達したコロニー
ところが、コロニー規模ではスズメバチ類より随分小規模に収まるアシナガバチ類でも、これだけの営巣発達を果たした後では、素人駆除は容易ではありません。
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特に相手はアシナガバチ類の最凶暴種、キアシナガバチなのですから

キアシナガバチは緩やかな森林性を示し、開けた住宅地では営巣確率は少ない種。それが里山の民家では普通に営巣するんですね。
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ナシ樹で狩りをするキイロスズメバチ
画像は初夏にナシ樹で餌を探すキイロスズメバチです。オオスズメバチ同様に、主たる獲物は農業害虫、ですからスズメバチ科の仲間は、生態系においては農業益虫としての一面も備えているのです。

狩り蜂との共生を試みる妻
キボシアシナガバチ











営巣の蛹部屋の蓋が特徴ある色彩で美しいキボシアシナガバチ
ですから妻の実家では家屋周りのスズメバチ科の営巣は積極的に駆除しましが、果樹畑のアシナガバチに限って営巣は場所を完全に把握して、作業に支障のない場所にあるものは種によって残しておきます。
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害虫の青虫類を駆除するキボシアシナガバチ
でも、このキボシアシナガバチ。小型のアシナガバチ類でも、不意に巣に近づくと襲ってくる場合もあります。
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巣を守るキボシアシナガバチの女王
ですから、営巣場所は完全に把握して家族が分かる目印をつけ近くへ近寄らない配慮を十分にします。妻は草刈りをしていて一度、アシナガバチ類に刺され酷い経験をしているのに。殆ど懲りていません。
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と言うことで、今回も恙無く危険な蜂の駆除を終了できました。
環境コントロールセンターのおかげです。ありがとうございました。

青空の見えた香南・香美市
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予報に反してというか、思いに反し28日は日の出とともに香南市の田園に青空が広がりました。穏やかな早朝を迎えたのです。
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といっても香南市の大半は沿岸部の陸地。それよりも天気の変わりやすい香美市の山間部の山間部へ行くと、ここでも同じ様に台風は一時的に湿った空気を運び去り、季節としては精一杯の青空を演出してくれました。
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普通ならこの後、高気圧は進んで来て更に天気は回復に向かうのですが、今は梅雨時。直ぐに気圧の谷と湿った空気の影響を受ける気圧配置に戻るのです。
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気圧の変化に敏感と言われる野鳥たちも暫しの青空と陽光を楽しんでいました。
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でもそれも、たった早朝の二時間ほど。8時ころには、どんどん雲が流れ山に遮られ厚く溜まっていきます。
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つまりは予報通りなんですね。

たった二時間の貴重な青空、この後の天気予報では、次にそれを期待できる表示はないのです。
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自宅へ帰ると、薄紅色に色付いた不夜城が開花し始めていました。

午後からは蒸し暑い曇り空の中、妻と里山へ行き大雨で崩落した歩道を修復、
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倒木を細かく切断し片付けました。
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雨にもまた、朽木の分解を促進する力があるのです。
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雨上がりには一斉に活性化する茸とともに。
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しかも、この朽木を道淵に敷き詰めておくと、夏の終わりにはクワガタムシが多数産卵に来ます。そうやって命を終えた樹木はやがて土に戻り、次世代の樹々の糧となるのです。

梅雨入りの翌日は大荒れ!
遅い入梅直後には大雨の危険、多くの専門家が警鐘を鳴らした通りになりました。
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梅雨入り宣言の翌日は前日からの大雨が更に強まり、午後からは更に台風に発達寸前の熱帯低気圧(27日室戸岬の南南西約200kmで台風3号に発達)が令和初の台風が四国沖を通過するとあって、県内各地には早々と警報や注意報が発令されました。
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香美市逆川の里山棚田に水を供給する水源も、物凄い水量で轟音と共に人里へ流れ落ち込んでいきます。
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令和初めての雨に煙る紫陽花の濡れ姿を私は豪雨の中で見る事になりました。

香美の奥山も相当な雨量を計測した様で、
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物部川も一気に増水。一日で梅雨入りの遅れを帳消しにするほどの、危険な雨が降ったのです。

雨には比較的強い高知県でなければ、すでに被害も発生していたであろう状況はこの後も続きます。梅雨時は台風一過の構図はなく、この後しばらくは天気予報で晴れマークが出てこないのですから。
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6月28日は高知県食品工業団地の定例、夏の合同懇親会の開催日。

食品団地組合員さまの近況が伺える日。益々元気な組合員様も数多いとは聞き及んでおります。

隠れた部分が瑠璃色のタマムシ
6月26日にはそれまで梅雨入りしてなかった全ての地域一斉に宣言が発せられ、高知は大雨。でもこの記事はその前の先週末の記事です。令和元年の特別な6月、いろんな自然動物に出会いましたから、書き溜めていたものも少なくないのです。

さて、タマムシ科の甲虫たち、今まで何度か記事ににしてきました。今日はそれに、今までと全く違う仲間の新しい一種を追加します。
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妻の整備する照葉樹林の林道を飛んでいました。タマムシ科の甲虫、子供の頃獲りに行ったルリタマムシ亜科の眩いほどに美しいヤマトタマムシとは、形も大きさも色彩も全く違う分類階級の多様な亜科が存在し、種毎の多彩さを知れば知る程に驚き、同時に新しい発見があります。
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そして魅力的な美しいタマムシ観察の好条件日は、何といっても無風状態の晴天日。そんな日にタマムシ科の甲虫が生息している場所に行けば、タマムシたちは向こうから飛んで来る事も珍しくはないのです。
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今日もそんな風に、美しく瑠璃色に輝く小さなタマムシが飛んできて私の近くに止まりました。
クロナガタマムシ











ところが実際に止まったところを見ても、一部が瑠璃色とも紺色とも思える若干の光沢はあるも、飛翔時の輝きとは全く違っているのです。

しかも頭部はタマムシの特徴が色濃くても全体的な容姿は大きさも含めコメツキムシ風なのです。
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こういった容姿の多くの甲虫がそうである様に、触れると擬死行動に出ます。

このコウチュウは、タマムシ科ナガタマムシ亜科の一種クロナガタマムシ。体長は15mmほどしかありません。コナラ属が長年生い茂る林に生息するタマムシの仲間なんですよ。

そしてこのタマムシ、翅鞘と後翅を開いた普段は見えない腹節背側が最も瑠璃色に輝いているのです。見えないところが最も美しいとは、なんと志の高い昆虫なんでしょう。

この後、クロナガタマムシの翅を広げた最も美しい瞬間を撮りたかったんですが、いつもの様に失敗。林の中へ飛んで行ってしまいました。残念

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