こんなに寒くても・・・
春らしい陽気の続いたあと再度冬に逆戻りした高知県。
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一度春を予感した身体にとっては、今まで以上に厳しい寒さに感じます。そんななかわが町の動物公園は、屋外施設中心でありながら大した集客力 お見逸れしました
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冬期も魅力満載ののいち動物公園なんです。長年サービス業に携わってきた習性で、来場者構成を観察し、その会話に聞き耳を立てるのが飼育動物観察同様に面白い私には、楽しい一日になりそうです。
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来場のみなさん、ものすごい強風と寒さに驚いています。
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でも動物たちは猛暑期よりも、ずっと活発で艶やかなんですよ。
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そんななか、私の来園動機はオシドリ観察。先日、野生個体を観察して改めて、もっと間近で生体観察したくなったんです。

カモたちは今ペアリングの季節、とっても艶やかな装いにドレスアップしています。
それにこの季節ならではの小競り合いも刺激的。

水掻きの発達したカモ科でありながら木の枝に留まる習性を持つといわれるオシドリの生態。実際に目撃したことはないのですがそういった様子も画像公開されているんです。
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水鳥といっても、陸上にも揚がるカモ科の鳥たち。水を汚さないように飼育下では常時陸上摂餌させます。飲料水まで別に構えている徹底ぶり。
画像左はアカハシハジロ(メス)、右はツクシガモ(オス)です。 

ところで野生動物たちは皆、厳しい自然界で自らの選んだ環境に適合しようと、身体形状
個性豊かに進化させ、種によって互いに棲み分けを図っています。

ですから鳥でも嘴や脚といった部分で、容易に生息環境や食性が推理できるんです。さらに同じ環境に生息する カモ科の鳥でも、詳しく観察することで自然界における摂餌方法まで推測できます。

そして結局フィールドヘ行き、おいしい空気を沢山吸って野生個体を観て、さまざまな推理を検証したくなるんですね。洞察力を鍛え、感性を豊かにする・・・家族との思い出づくりと同時にビジネスにも活かせ  なにより気分転換になります。

潜水ガモの特徴 

陸上で見ることが少ないカモ。両種を比較すると足の位置が全く違いますね。後肢は短く胴体後方に位置し、直立して陸上をうまく歩行することができないのがハジロ属(スズガモ属)の特徴。潜水上手な水鳥に共通の形状なんですよ。
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そしてこのアカハシハジロ、日本では渡り本来のルートから外れており迷鳥的存在、自然下では稀な種なんです。でも名前を覚えるのは簡単。漢字で書くと赤嘴羽白、オスを見れば一目瞭然です。のいち動物公園へお越しの際は是非ご覧になってくださいませ。

さて、私の観察目的オシドリの足。
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枝を掴むというより、枝に密着させて身体を支えることができ
る力強い指、そして何より水面で活動し植物を啄むのには不要と思われる丈夫で鋭い爪。
カモたちの手首は私たちの想像以上に柔らかいんですよ。

水掻きがあっても木の枝に留まるのは大丈夫みたいですね。

明日は鳥類のの、形状と機能についてレポートしてみます。