冬のはらんぼ料理
白身魚を主食材とした上品なちり鍋ではなく、それを鶏に代えてスープの旨味までをも堪能し尽くす水炊きでもない。さらには郷土を代表する食材であっても、それを使ったからといって郷土鍋にもならない。

今日は、そんな『わが家の隠し鍋』をご紹介させてください。
はらんぼ鍋







これは我が家自慢の『はらんぼ鍋』。といっても季節の食材を楽しむ、食材の潜在的能力に依存しただけの、手間いらずの鍋なんです。
マカジキ ハランボ






極上のマカジキハランボが手に入りさえすれば、けっこう楽な調理作業で鍋料理が楽しめるんですね。

今日は、その極上のマカジキハランボが安く手に入ったと、行き付けの鮮魚店からメールをいただき、急に鍋料理にしたんで、3人で『はらんぼ鍋』をたいらげました。マカジキハランボはなんと660g、価格は1,400円かかりませんでした。
はらんぼ鍋 (2)







加熱すると身がギュっと締り、極上の真クエを彷彿させるも、それよりはやや柔らかい食感。

でもそれが『はらんぼ鍋』ならではの、とっても素敵で適度にとろける食感なのです。

更に、魚類ならではのあっさりとした上質な脂は、ガッツリといただいても決して重くは感じないのです。
7c5b8b51[1]ですから、そんなはらんぼは煮付けにしても、割合あっさりとした味付けで楽しむわけで、それでいて物足りなさは全く感じない極上な食材。

しかも、素材の旨味が堪能できる旬食材でありながら、同じ潜在性を持つ和牛の特別な部位と比較しても、随分リーズナブルな価格で収まるのです。それでいて食材の醸し出す芳醇な旨味は、家族に至福のひとときを演出してくれる、我が家自慢の家庭鍋なんですよ。

でも、はらんぼ料理が郷土料理である高知県でも、あまり『はらんぼ鍋』はやってないみたい

ですから、この素敵な季節の鍋料理を『わが家の隠し鍋』と自負しているんです。
はらんぼ ちり鍋







なんか、白い皿に盛り付けてしまうと、鶏肉みたいに見えてしまいますね。

この私が大好きな白い皿は、ヤマサキのパン祭りで毎年ゲットしているもの。家族五人分を集めるために親戚一同にも協力願っています。

そんなすったもんだも、家庭料理の家庭料理たる所以。どこまでもほのぼのとする、物語が家庭料理の良さということで、ご了承くださいませ。
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食材それぞれの出汁を、柚子ぽん酢と直七蜜柑の果汁で味を調え、薬味の紅葉おろしを多めに添えていただくと、食べた後も長い間、身体がほくほくと暖かい。

心も体も芯まで温めてくれる『わが家の隠し鍋‼ 良いマカジキはらんぼを見つけた時は是非、挑戦してみてくださいね。