リンゴやサクラの害虫
モネの庭の遊歩道で、色鮮やかなカミキリムシを見つけました。その色合いはまるでチュウレンジハバチのようです。
ニセリンゴカミキリ












リンゴカミキリ
この柔らかそうな甲虫は、カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 リンゴカミキリ属のリンゴカミキリ Oberea japonica . 南西諸島を除き日本に広く分布しています。

これにはリンゴカミキリ属にも酷似種がいます。成虫はリンゴやサクラを寄主として生きた小枝に産卵し、幼虫がそれを食べその枝を枯らします。越冬態は終齢幼虫か蛹で成虫体長は2cmほどなのに、世代交代には2年を要します。


そして羽化後の後食もサクラの葉脈なのです。
ニセリンゴカミキリ











酷似種のひとつニセリンゴカミキリ(15㎜ほど)はリンゴカミキリに酷似しているも、鞘翅の縁の黒い部分が肩にまで延びることで識別できるんです。
IMG_6033











リンゴカミキリ
ちなみにニセリンゴカミキリが寄生して食害するのは、
スイカズラ科のスイカズラなんですよ。

そのがニセリンゴカミキリこちら‼

ニセリンゴカミキリ (4)











2018年5月19日、香美市奥物部のべふ峡の公園を飛び回っていました。

追跡すると、ツツジの木に止まり、
ニセリンゴカミキリ









ニセリンゴカミキリ

葉裏に隠れました。すぐに葉裏に隠れるのがリンゴカミキリの仲間たちの生態行動の様です。

ニセリンゴカミキリ (2)











このニセリンゴカミキは、背側がホソキリンゴカミキリに酷似していて、腹側がリンゴカミキリに酷似しています。
ニセリンゴカミキリ (3)












ホソキリンゴカミキリはまた食性が異なり寄生樹はフジやハギなど。それぞれ、ちゃんと賢い棲み分けをしているんですね。