メバチのハランボを高知ではこう料理する
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メバチマグロのタタキははらんぼで
高知では鰹の腹身(ハラミ)の部分を『はらんぼ』というのは以前も記事にした通り。それがお隣の県愛媛県の南予地方に行くと、ハランボはすり身食材として人気の高いホタルジャコの事(地方名・呼称)になります。

鮭の腹身=腹須ハラス)と言うように鰹の腹身=はらんぼ。その流れで、私たちは鰹・鮪・梶木類の大トロ先端部の部位を総じて『はらんぼ』と言いいます。ですから、大型のマグロ・カジキ類の『はらんぼ』になると、これはもう巨大で肉厚。
メバチマグロのハランボ








メバチ はらんぼ
因みにこれがメバチ(マグロ)はらんぼです。上2枚が遠洋もの、下の二枚が近海ものです。今日は作る料理の選択によって脂ののりが優れていた遠洋ものにしました。

大型鮪・梶木類は、適度な熟成を施すので生流通させる場合も、水揚げと同時に千抜きや内臓・エラの除去を行うため、血生臭みや食物残渣に由来する腹腔壁の腐敗臭は大きく軽減されているのです。それでも勿論、購入前にさりげなく検質検証はします。
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メバチの『はらんぼ』は、旬期に弘化台市場の場内にあるマグロ専門店に行けば手に入ります、しかも結構安価で。上二枚の合計価格は税込み1,200円ほどでしたから。
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『はらんぼ』の部位、身質的にはマグロ類で最も脂ののる部位のひとつなんですが、大型魚類といっても腹腔先端部の最も身の薄い部分で、しかも調理の下処理としてし皮目といわれる表皮と腹腔壁を綺麗に除去する事が結構な手間。
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豪快な高知のはらんぼ料理
大型鮪や梶木の場合、一般的には大型鰹同様の塩焼きにしたり、はらんぼ煮付はらんぼ鍋にすることの多い部位なんですが、このメバチのはらんぼ、わが家ではたたきにします。
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『はらんぼ』は太い筋肉繊維が入り組んでいて、結構敬遠されやすい部位。更にはメバチやビンナガのマグロ類では筋繊維にそって身割れを起こし易い部位でもあるのです。
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この日は、今が漁期の最盛期を迎えている室戸大敷網どれの大型ブリの身も1柵購入。
これも併せての調理法は『土佐伝統の鮮魚たたき』にするのです。
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これが自慢の全天候型対応、タタキ工房で作る鮮魚たたき。ここで今まで数限りないほどの魚種を鮮魚たたきにしてきました。この火力は室内では到底対応不可能なんですね。
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そしてこれが、使用前、使用後の姿。タタキを作ったことのない人なら、鮮魚が炭になったと見紛えるほどの変化です。

ところが、身崩れしそうにも見える身質を一気に締めて、表面を焼き切ることで直後瞬時に行う冷却と相乗して、うま味をぎゅっと閉じ込めるのです。脂ののる身質は、強力な直火で炙っている時の香ばしい香りが格別。さらにガス焼きと違い、その余韻がずっと長続きするのです。
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これが本日の夕食の主皿です。この肉厚のメバチはらんぼを豪快に頬張れるのは、土佐人としての至福のひとときです。
脂の多い身質ですから口に爽やかなカブの酢漬けをあしらいにしました。
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魚が大好がきで高知へ引っ越してこられたご近所さんへ気持ちばかりのお裾分けです。