実は危険がいっぱいなんです💀
いつもは里山の楽しさに比重を置いてblog記事をお届けするのですが、今日は夏休みを前に里山の危険生物について書きます。
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イラガ類

それは勿論、昨日今日に新たに発生した脅威などではなく、屋内で過ごしていれば日本の住宅設備では遭遇することの少ない生物たちに起因する脅威なのです。
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アシナガバチ類

でも、その脅威はきちんと学び適正な装備を持って里山へ入れば大幅に軽減される脅威でもあるのです。
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毒ヘビ類

ここに挙げた生物は、危険性の違いはあっても、刺されたり噛まれたりする事で、それぞれ重篤な症状に陥り、何らかの医療措置を必要とする昔から知られる危険生物なのです。

ちなみに私は、これらの仲間と実際に里山で出くわした事は数限りなくあるのです。それでも物心ついてから還暦迄、何百回となく里山へ行って、実害を被ったのは約50年前アシナガバチに刺された一回だけ。それも刺されたのは自宅の部屋、初冬に着替えた外干しの衣服の中に冬眠しようと思って潜んでいた温和である筈の女王蜂に刺されてしまったのです。

それを完全に回避するためには、全て機械乾燥か部屋干しにすることで、問題は最初からそうするのか、アシナガバチの季節的な行動生態を学びそれを回避しようとするかなのです。自身の生業によってそれを回避できる人と、出来ない人が存在し多くの生物と折り合いをつけて生きようとするのか、最初から多くを学ぶ前に一生を通して極力、危うきに近寄らずを貫くかなのです。

でも、口にするのは非常に憚られるものの、結果として現代社会ではこれら自然動物より人間に最も危害を与えているのは、故意か否かは別として人間自身です。先ずはそれを心に刻み、自分自身が絶対そうならない為の学習をして、それを受けない努力を怠りなくしまければなりません。ですからある意味、現代社会では都会生活をしていれば里山の様々な危害よりも、安全に一生を終えられるなんて絶対的な保証はないのです。

ですから自然が大好きなら、自然について先ずはその危険性から徹底的に学んで手順を踏んで自然に触れればよいのです。実際、今日記事で挙げた生物たちには、私も近づきたくない生物なのです。
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フタトゲチマダニ
さて今日はもう一つ、昔から危害はあったはずなのに2011年以降に危険生物として認識された、超脅威生物を紹介します。関東以西、特に西日本では危険度が高い生物なんですよ。

それは吸血過程でSFTSウイルスを媒介するマダニ類なんですが、複数知られるマダニ類に起因する伝染病の中で、SFTSウイルスを媒介する主たる種と認識さているいるがマダニ科チマダニ属に属するフタトゲチマダニと言うことなのです。

このマダニ、どこにいたかというと私の車の車内、運転席窓ガラスを悠然と歩行していました。
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恐ろしいですね、マダニよりそれを見つけて尚、冷静に写真を撮る私自身が。

このマダニ、多くの危険生物が帰宅後はその危害に合う事が少ない中、家族を巻き沿いにしてしまう可能性も否めない危険生物なのです。

実際に以前、別種を自宅リビングで発見しましたから。それでも、冷静でいられるのは見つけた個体に吸血されているか否かが判断できるのがマダニの特徴でもあるのです。

しかもこの一件以来、我が家では里山へ入る時マダニが皮膚へは容易に接触できない衣服と靴で装備し、入念にマダニ対応防虫スプレーを衣服に噴射し臨場し妻の様に長時間作業する場合は、半時間経過ごとに再度噴霧します。実際、あらゆるマダニが作業している傍らで忍び寄って来るそうですから(妻談)。

それでも、この様に侵入してくる場合があるんですね。ですから、車へ乗り込む前もそうなんですが、帰宅して室内に入る前も入念に衣服の付着物を払い落とし、室内へ入ると真っ先に風呂場で入念に身体全体を洗い、野外で使用した衣類は脱ぐなり全て即洗濯します。

もし吸血されたマダニがダニ媒介性感染症SFTSウイルス(SFTSV)を保有しており、感染したとすると・・・

国立感染症研究所の情報によると、6日~2週間の潜伏期を経て発症した場合、症状は発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められ、その他頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こす。

検査所見上は白血球減少、血小 板減少、AST・ALT・LDHの血清逸脱酵素の上昇が多くの症例で認められ、血清フェリチンの上昇や骨髄での血球貪食像も認められることがある。

更に医療的処置としては治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはなく、致死率は6.3〜30%と報告されている、とあります。勿論、その重篤率は患者の体力にも大きく左右され、20歳以上の若者の場合には発症例自体少ないももの40歳代までの死亡報告例はなく、中山間地域の一次産業従事者の高齢化が問題となる中、60歳を過ぎて発症すると更に危険度が高まるのです。

さて皆様は里山との接し方、どのようにお考えになられますか。