馬路温泉で味わう地の料理の数々
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安田町を流れる奈半利川の中流域
この夏入り浸った安田川や奈半利川の河畔。この日は令和元年の盛夏の集大成として、妻と長男の3人で、安田・馬路の奈半利川流域の食材と地域ならではの伝統料理を味わいたくて、上流部の河畔に佇む馬路温泉へ日帰りの旅行に行ってきました。
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馬路村集落の真ん中を流れる安田川上流域
台風10号が通過して8日目の8月23日、やはり県東部の河川ではいち早く鮎漁の友掛けが復活したのがこの安田川でした。
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水面下の岩に付着した藍藻や珪藻の付着性細菌群が形成する川苔を、自然遡上してきた天然大鮎が食んだ後かくっきりと浮かび上がっています。
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水面下の巨岩に付着した川苔を食む鮎たち

盛夏の中、とびっきりの涼を感じに馬路温泉へ
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安田川と馬路温泉
そんな安田川の畔に佇む馬路温泉のレストランで食事をしたあと、村を散策し素晴らしい景色を眺めながら風呂へ入って帰るのです。
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安田川の川筋、中流域からの露地柚子畑では青玉柚子の香る季節。そんな季節に、食材の穫れる山や川を目で見て感じながら食す地の料理には現地へ出向いて初めて触れ感じる味わいが加味される、産地を肌で味わえる特別があるのです。
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まるで馬路の納涼床?
産地の味を再現することは、その土地を深く知りそこで暮らす人々と同じ気持ちを共有しながら、その地の恵みに感謝し料理を創作すれば、自身の家庭でも地の伝統を生かした料理に近づけることは出来るのでしょうが、産地の景色や産地の匂いは家庭では味わえないものなのです。
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目の前の堰堤で群れる鮎
どうです、鴨川にも貴船にもない特別が、ここ馬路には展開されているのです。

高知の馬路で川床料理気分を味わい尽くす
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そんな意味も込めて、この日は飲食業に携わる長男も行動を共にしたのです。こちらでは、卓に並んだ料理だけではなく、馬路の風景も共に味わえるのです。
地域の気候風土に、食材が花を添える極上の季節感が満喫できるんですよ。

注文したのは安田川定食、田舎寿司、アメゴ塩焼き定食の3品を事前予約。
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安田川定食3,000円は、お膳に入りきらないボリューム。
実に豪勢で天然大鮎の塩焼きと、状態の良い養殖アマゴの刺身、
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地の食材もふんだんに取り入れた天婦羅、地の野菜・山菜・季節のきのこや柚子味噌を和えたそれらのあしらい。野性味あふれる料理もあれば、ちょこっと多くの品数を揃えた、女性好みの料理も彩りを添えるのです。
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アメゴの塩焼き定食1,050円。
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天然アマゴと養殖アマゴ
アメゴ(アマゴ)は漁協ににって定期的に安田川へ放流され、実際に馬路村付近では澄み切った渕を覗き込めば泳ぐ姿が見られる時も。
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しかし、天然遡上の鮎ほど個体数は多くなく大きさも揃わないので、養殖個体を使用しているそうです。でも、養殖状態が良いので、多分天然も養殖も見分けはつきません。アメゴの場合には、普段から食べ慣れるほどに食す食材ではないので、味で天然か否かを利き分けるのも至難の業であると思います。
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土佐ジローの料理
川魚が少し苦手な妻は、現地で土佐ジローの唐揚げゆずこしょう焼きを注文。
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最期に柚子果汁のデザートをいただきました。

これだけいただいて九千円弱はお値打ちだと思いました。
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周辺には林業の盛んな地域の嘗ての生活を彷彿とさせる遺構をアトラクションとして復活させた遊園地とはひとあじ違った乗り物があります。
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でもその運行は土日限定なんだとか。
もちろん、四季折々の極上風景には曜日の限定はありません。