青筋が浮かび上がっていても・・・
怒ってる訳ではありません

16a8399c[1]










桜が咲く頃に現れ、暑い季節には水辺に集まり、家禽の糞尿をすする姿も見られる。
蝶が雑食性で、動物由来の餌料も口にする特徴を指し示す揚羽がアオスジアゲハ。南方系の蝶らしく暑い季節がよく似合う揚羽なのです。

アゲハチョウ科アオスジアゲハ属の本種は、世界に15亜種が確認されている内の一亜種。高知では1年に4化は世代交代を行う多化性。と言っても、温暖な高知で暮らすアゲハ類はそれ以上の回数で世代交代する種も少なくありません。

それらは種によって様々な食草を持つことで棲み分けしていますが共通点は越冬態が蛹であること。逆に成虫で冬を越せない完全変態の昆虫が多化である条件は、越冬休眠態が蛹以外の選択はないんでしょうね。
アオスジアゲハ3齢幼虫











アオスジアゲハ3齢幼虫
初秋の好天の午後、タブノキの若木でアオスジアゲハの幼虫を二頭見つけました。
アオスジアゲハ4齢幼虫










アオスジアゲハ4齢幼虫
先日、妻が管理する自身の山林の中で交尾しているアオスジアゲハを見たそうです。それは知らずに近づいた妻に驚き、止まっていた番いが飛び立ったのは良かったんですが、一頭はもう一頭にぶら下がったまま飛ぶ姿が何とも珍景に見えたそうです。
アオスジアゲハ肉角










アオスジアゲハ幼虫の臭角肉角)】
それを聞いて、この日は樹高の低いクスノキ科のタブノキの葉を入念に探してみたのです。アオスジアゲハ幼虫が食草とするタブノキなら沢山ありますから。
IMG_5887









ということで飼育して蛹化させてみることに。昨年はカラスアゲハ、今年はアオスジアゲハなのです。少なくても10月初旬には蛹化を経て羽化に至るでしょうから・・・