見えない秋シギたち
今年の秋は、歴史に残るほどの大災害を引き起こす天候不順の連続。その影響もあってか秋に香南・南国の両市へと渡って来るシギたちも例年になく少ない年でした。
そんな中で私の記録に残したシギたちは、
【アオアシシギの群れ】
7月下旬、南国市で早生種の稲刈りが始まったばかりの夏に、既に繁殖地から渡って来ていたアオアシシギ単種で構成される小群を発見。
いつもより一ケ月ほど早い越冬地への渡りに驚いたものです。でも、このアオアシシギの小群は早々に移動した様で、翌日には姿を消しその後も見ていません。今秋の渡りは早いのかと思っていたのですが・・・
【セイタカシギ】
次に渡りのシギを見たのは9月に入ってからの事でした。香南市岸本の田圃に飛来したクロハラアジサシを見ていた時に若いセイタカシギと、
【トウネン】
トウネンが同じ田圃に飛来していました。
しかしトウネンも2日程で移動し変わって田圃へ入って来たのは、
【セイタカシギとムナグロ】
数羽のムナグロ。8・9月に見たシギたちはこれだけ。
といっても、
【クサシギ】
周年見られるイソシギと、冬には普通にこの辺りでも越冬個体が見られるクサシギはよく見ました。
【イソシギ】
10月に入って
【タシギ】
香我美町の水田圃でタシギを見つけました。
翌日には見えなかったのですが、数日後には場所を変えて吉川町の水田圃で同じ組み合わせのシギを発見。その時はタシギは二羽になっていました。
近年、このタシギも香南市で越冬する姿をよく見ます。
東日本が度重なる風水害に見舞われた時、その直撃を逃れ風水害が限定的だった今秋。
【ムナグロ】
10月中旬に農免道路を歩くムナグロを見て車を止めると、耕作したばかりの乾いた土壌の田圃から沢山のシギ類の声がするのです。
【香我美町の長閑な秋田圃風景】
今年の冬も、ここにナベズルが飛来することに期待し、暫し長閑な秋田圃風景を眺めていると、
【ムナグロ】
乾いた田圃を飛び回るムナグロの群れ。姿が見えないままに声だけが聞こえたのはムナグロの大群だったのです。
特に隠れている訳でもないムナグロたちは、乾いた田圃の土壌色に埋もれ、鳴くか飛ぶかしないと、その存在には全く気付きません。
いるのに気付かないと言えば、
度重なる大雨に関東・東北が悩まされている最中、近くの香宗川から避難してきたカモの群れに埋もれていたシギ類がいたのです。
河川の増水が収まると一旦全ての水鳥は水田圃から撤収していったのですが、
それからも雨が降る度に、シギだけが水嵩の増した田んぼに飛来して来る様になったのです。
【ハマシギ】
飛来してくるのは単種のシギでハマシギ。最初は12羽で構成された小群だったのです。
よころがそのうち14羽に。でもよく見るとその中にはいつの間にか少なくても1羽のトウネンが入り込んでいます。
以上が今日までに見た令和元年の秋シギたち。この中の複数種が香南市で越冬し春を迎えるはずです。
【タゲリ】
11月初旬の三連休、色彩豊かな冬鳥タゲリの飛来を見ました。
秋の田圃の季節の彩り。最近までこんな素敵な季節の移ろいの感じ方があることを知りませんでした。
今年の秋は、歴史に残るほどの大災害を引き起こす天候不順の連続。その影響もあってか秋に香南・南国の両市へと渡って来るシギたちも例年になく少ない年でした。
そんな中で私の記録に残したシギたちは、
【アオアシシギの群れ】
7月下旬、南国市で早生種の稲刈りが始まったばかりの夏に、既に繁殖地から渡って来ていたアオアシシギ単種で構成される小群を発見。
いつもより一ケ月ほど早い越冬地への渡りに驚いたものです。でも、このアオアシシギの小群は早々に移動した様で、翌日には姿を消しその後も見ていません。今秋の渡りは早いのかと思っていたのですが・・・
【セイタカシギ】
次に渡りのシギを見たのは9月に入ってからの事でした。香南市岸本の田圃に飛来したクロハラアジサシを見ていた時に若いセイタカシギと、
【トウネン】
トウネンが同じ田圃に飛来していました。
しかしトウネンも2日程で移動し変わって田圃へ入って来たのは、
【セイタカシギとムナグロ】
数羽のムナグロ。8・9月に見たシギたちはこれだけ。
といっても、
【クサシギ】
周年見られるイソシギと、冬には普通にこの辺りでも越冬個体が見られるクサシギはよく見ました。
【イソシギ】
10月に入って
【タシギ】
香我美町の水田圃でタシギを見つけました。
翌日には見えなかったのですが、数日後には場所を変えて吉川町の水田圃で同じ組み合わせのシギを発見。その時はタシギは二羽になっていました。
近年、このタシギも香南市で越冬する姿をよく見ます。
東日本が度重なる風水害に見舞われた時、その直撃を逃れ風水害が限定的だった今秋。
【ムナグロ】
10月中旬に農免道路を歩くムナグロを見て車を止めると、耕作したばかりの乾いた土壌の田圃から沢山のシギ類の声がするのです。
【香我美町の長閑な秋田圃風景】
今年の冬も、ここにナベズルが飛来することに期待し、暫し長閑な秋田圃風景を眺めていると、
【ムナグロ】
乾いた田圃を飛び回るムナグロの群れ。姿が見えないままに声だけが聞こえたのはムナグロの大群だったのです。
特に隠れている訳でもないムナグロたちは、乾いた田圃の土壌色に埋もれ、鳴くか飛ぶかしないと、その存在には全く気付きません。
いるのに気付かないと言えば、
度重なる大雨に関東・東北が悩まされている最中、近くの香宗川から避難してきたカモの群れに埋もれていたシギ類がいたのです。
河川の増水が収まると一旦全ての水鳥は水田圃から撤収していったのですが、
それからも雨が降る度に、シギだけが水嵩の増した田んぼに飛来して来る様になったのです。
【ハマシギ】
飛来してくるのは単種のシギでハマシギ。最初は12羽で構成された小群だったのです。
よころがそのうち14羽に。でもよく見るとその中にはいつの間にか少なくても1羽のトウネンが入り込んでいます。
以上が今日までに見た令和元年の秋シギたち。この中の複数種が香南市で越冬し春を迎えるはずです。
【タゲリ】
11月初旬の三連休、色彩豊かな冬鳥タゲリの飛来を見ました。
秋の田圃の季節の彩り。最近までこんな素敵な季節の移ろいの感じ方があることを知りませんでした。
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