日本の滝100選のひとつへ
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滝の定義
については以前blog記事にしたことがあるのですが、
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日本の滝100選は1990年、緑の文明学会・グリーンルネッサンス・緑の地球防衛基金の3団体からなる日本の滝選考会が、当時の環境庁(現・環境省)と林野庁などの協力のもとに選定した日本を代表する100なんだとか。
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つまり美しい滝とは、緑豊かな場所にあり、自然の循環を人が感じられる環境にある事も必要な様です。そんな名瀑が高知にも3滝存在します。
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是非、滝を見に行くときは溢れ出すような季節や生命の循環を感じて特別なパワーを吸収しているような気持になってください。
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今日訪れたのは越知町、仁淀川水系にある大樽の滝。清流脇に500mほど登り詰めた場所にある名瀑です。

仁淀川水系の著名な滝は、この様に渓流・渓谷に沿って整備された道を多くの人が適度な距離歩いた先に滝があるといった巧みな構成を演出しています。この大樽の滝も、滝単体ではなくその滝へと導かれる過程が高く評価されている様に思えます。

適度な距離を足で踏みしめ、季節の移ろいを目で見て空気感を肌で感じ取ることができます。初夏6月に来た時は、とても暑く感じた遊歩道の気温は、初秋9月には少々肌寒くすら感じました。といっても、ここは越知の町からも遠くはなく、標高200メートルちょっとの場所。でも決してそうは思えない秘境間を感じてしまいます。
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急流脇を歩き、落差によって生まれる水の飛沫が谷間に湿気を漂わせ、一歩踏み込んだ時に肌で感じる空気感は全く異なります。
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倒木に腐朽菌が蔓延し、役目を終えた樹木が土壌に還っていく姿が手に取る様に感じられます。
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初夏には、渓流魚アマゴが複数躍動していた渓流の小さな落ち込みから魚影は消えていました。アマゴは居着き個体ではなく、漁協の放流個体だったようです。
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流域をつぶさに観察していくと・・・止水から流水、淡水から塩水と、幅広い環境に対応できるアメンボ類。これは渓流域にも棲めるシマアメンボです。
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シマアメンボ
接写してみると歌舞伎の役者さんみたいないでたちなんですよ。

この渕にはメダカより小さい何かの稚魚がいたので、しばらく覗いてみると、
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親漁が現れたのですが、明瞭には見えず種の同定には至れません。

しかしアマゴが属するサケ科魚種ではなく、コイ科の魚種。ウグイの様に見えました。
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次にここを訪れるときは、もう紅葉期に入っています。