山岳棚田の水源を求めて
春サシバの渡り聖地として知られる香美市の香北町有瀬かほくちょうあらせ)。
奥有瀬の一本桜










奥有瀬の一本桜 
古の写真を見ると、今は休耕田となっている奥有瀬の一本桜の段々も桜とともに有名な棚田だったのです。
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これより上段の斜面には今も多くの棚田が耕作されています。

山岳水田の体を成し、桜が咲き終わるまで棚田に植えられた菜の花の漉き込みは行われず、周囲の桜と棚田に咲く菜の花の名所として花期には多くの人々がここを訪れます。
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私もその一人。季節が来ると、菜の花や桜の花の上を渡っていく春渡りの鷹たちにエールを送りに行きます。
奥有瀬の棚田群











そんな季節が過ぎ、初夏に再び棚田群に行くとこの通り。ここは稼働棚田群なのです。

でもこの棚田群が黄金色に色付く季節にはここへ来たことがありません。繁殖を終えたサシバの秋渡りの聖地はここではなく、海沿いの芸西村。ですからサシバにつられて秋はそちら方面へ通いだすのです。ですから今秋は、ここへ来て黄金に染まる棚田群を記憶に留めたいと思っています。
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そんな棚田群に水を湛える水路の水源。そのひとつへ今日は行ってみました。
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香北町有瀬 轟の滝
その主たる取水口は、物部川水系の支流、有瀬川の轟の滝の滝壺の少し下流にあります。
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これが取水口。小さな堰堤で有瀬川の沢水を誘導しています。というより、微妙位置に生える春山菜イタドリの新芽と木化して枯折した昨年の巨大な茎が気になって仕方がないのです。
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改めてこちらが取水口です。昨年夏来た時には、この周辺にオオルリがたくさんいました。

自宅から18kmほどの有瀬轟の滝。ここは春夏秋冬来ています。