土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

カテゴリ: 高知の伝統

窓の外は足摺宇和海国立公
客室や専用バルコニー、大浴場から絶景が一望できるオーシャンビューのシーサイドホテルというのは、海辺の景勝地によくあるパターン。
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2020年7月18日にリニューアルオープンした新・足摺海洋館 SATOUMIの場合にには、最大水槽を設置した屋内スペースから珊瑚礁の海を泳ぐ大小様々の魚を見ながら、足摺宇和海国立公園の美しいオーシャンビューが同時に楽しめるという驚きの設計になっています。
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でもその特別は、人間の肉眼でない限りどうしても1枚の写真に切り取ることが出来ませんでしたから、仕方なく数枚に分けてみました。正面の窓の外にはこんな景色が広がり、その水面下では水槽の中の魚を始めとする海洋生物が活動している‼ そういった壮大な地質活動と、この海で展開される生態系、そして人が天地創造をめぐらして表現した飼育環境を巧みに融合させています。

それを言葉で語るのは簡単ですが、実際に学術として習得した専門家なら大水槽に広く自然光を取り込んで、美しい水槽を維持管理するのは容易な事ではないことは分かるはずです。特に水槽面を通す横からの観察において、カラスの存在を忘れさせる演出は容易ではありません。
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ですから多くの場合は自然光に準じる光量を人工的なライトで演出する場合が多いのです。

そんな人工ライトを照射した水槽でも、レイアウト次第で未体験の感動は演出できるのです。シイラが頭上を泳いでいく姿を始めて見ました。
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浅海から深海まで臨場感が存分に味わえる演出もライトのマジックなのです。

私も真似事を昔やってみました。そんな高性能ライトはアクアリューム愛好家様に販売もされていますから。でも、小規模なものでもひとつひとつが10万円単位なんですよ。
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多くのことがそうなんですが、一旦はまり込んでしまうと奥が見えない世界に入ってしまうのです。自然環境を、限られたスペースで永久循環させてみたいなんて途方もない妄想を抱いてしまうのですから。

でも、自宅の水槽で椎茸の菌床栽培の様に、取水して来た海水から造礁珊瑚が現れ出したり、入り口までは行けてその扉を開けられるのです。そのあとは・・・
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結局、学んだこと言えば水族館の入場料は決して高くはないという事でした。もちろん、動物園の入場料も。

アマゴを見るとこの設備でジャンプして外へ飛び出さないかと心配でたまりません。
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そして自身としては四万十川のアカメ1匹を22年間飼育して飼育を辞めてから、水族館の生体展示を見て自分ならどう飼育しようかと思う事より、わが家ではどう調理しようかと思う方が先行しています。展示水槽であって生け簀ではないのですが。
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ヒメコトヒキとクロコショウダイ、これら珍魚の部類にはいる魚種の同属には資源量が多く食材流通している近似種が存在するんですが、こちらの珍魚の方が食材としての旨味は一般流通している同属魚より一段上なのです。
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大水槽で泳ぐ高知では珍しいアジアコショウダイの若魚 他

今回、私は混雑を避け月曜日に行きました。
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秋の好天で中々の人気でしたが展示物はゆっくりと見る事ができました。
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そして、昨年同様に竜串から見残し海岸へ渡るグラスボートに乗って帰路に就きました。

また来年、秋に来たいと思っています。同じ高知県でも足摺はけっこう遠いのです。

ついでの訪店では入り難い地域の名店
今年に入って、国道494号線から少し逸れた越知町野老山のここを通過するのは5度目。
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越知町の自由軒本店
でも、入店できたのはこの日が初めてなのです。勿論、私の様な人間でも、お店から入店を拒否された訳ではありません。いつも混んでいて、私が利用を断念してしまうのです。

コロナ禍真っ只中で、この盛況なのです。

だいたい、いつもは仁淀川流域の自然を満喫しに来て、ここ『自由軒 本店』をお昼前後に通りかかり、ラーメンの名店として四国全域にその名を轟かすここで食事をする・・・そんな考えが甘かったことが4回目で遅まきながらやっと解りました。ここは、多くの予定を組んだ中のひとつではなく、初めからここを主体にしたプランを立て、他を後回しにする覚悟がないと入れない店舗なのです。

つまりその日一日の多くの時間を犠牲に出来るのならまだしも、待ち時間を最小にとどめる時間を昼食として利用するなら何時にここへ来れば良いのか。それを5回目の訪店までずっと考察し続けてきたのです。

そしてこの日は、開店時間のAM11:00に来ました。それですぐに入れたかというと、実は丁度私の前で満席。約15分待って席が空き案内してもらえました。
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自由軒本店の人気メニュー
私が注文したのが、味噌カツラーメン850円と、餃子400円

普段はもちろんこんなには食べません。数あるラーメンの種類の中から味噌カツラーメンを選んだのは、佐川町や越知町の国道脇にある自由軒本店の大看板に味噌カツラーメンの案内が大きく添えられていたから。
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昔ながらの大鍋おでんも名物
混雑店では店の推奨メニューを先ず注文することが、店にも自身にも有利な展開だと思っているのです。それにこのメニューは高校生の時に毎週土曜日、家へ帰る前に寄り道して同級生たちと一緒に食べたもの。その時はラーメンの豚太郎という高知のチェーン店だったのですが。

実は今日ここへ来る前、そんな同級生たちも県外で働いていた仲間を含め、順番に退職して地元へ戻ってきており、近々会う約束を交わしてきたばかりだったのです。今までは、高知へ残った同窓生に限られていた集まりも、これから段々に賑やかになってきそうです。
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自由軒 大津店
以前は勤務地近くにあった、こちらも地域の人気店 自由軒 大津店には食品団地の企業を越えた仲間と春夏秋冬一週間に一度はいっていました。今は1ケ月に一回ペースになってしまいましたが・・・当時を懐かしく思い、今でもここを食品団地の仲間と、今は職場ではなくそれぞれが自宅からわざわざ集まって利用しています。
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自由軒大津店の塩ラーメンとおでん
昭和の中・後期、高知で青春期を過ごした硬派の私たちにとってラーメンとは一生そういう特別な昼食メニューであり続けるのです。この先もずっと・・・自由軒さんは、私が育った昭和の優しい味を大切にしたラーメンを提供してくれます。それでいて決して顧客に飽きられることのない味なのです。

自由軒さんの創業は昭和47年、つまり私たちの青春の記憶が色褪せないのは、自由軒さんが私たちの大切なものを守り続けてくれているからなのです。
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自由軒 いの店
仁淀川沿いにもう一店ある自由軒いの店。ここは、近々食品団地の仲間と行くことにしているんですよ。
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今日はこの後、仁淀川水系の名滝、日本の滝100選にも選定されている秋の大樽の滝を見に行きます。

今年の初夏、6月以来なんですよ。

害獣対策⁈
先日、ちらっとご紹介した紅の鷹の続編です。
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紅の鷹
紅の鷹は無風の時は飛びません。ところがそよッとでも風を感じると・・・
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❝水を得た魚❞元い❝風を得た鷹❞の如く。左右に振れて索餌を始め、瞬時に上昇から急降下へと転じ摂餌態勢に入るのです、猛禽類らしく。
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でも、この紅の鷹が持つ縄張りは広くはないんですよ。基本、人の背丈ほどの竿先に2mほどの糸。それにつながれて移動できる範囲でしか動けないのです。

よく見るとこの鷹の場合は、竿元を更に頑丈な物干し竿状の材で延ばことで遊びの範囲を広げています。

つまり、釣り竿に結ばれた釣り糸の先に鷹の形を模した洋凧がついているのです。名付けて『鳥追いカイト鷹』、つまり田園の防獣・防鳥用に開発された販売商品なのです。柔らかい竿とそれを増幅させる運動能力の向上メカニズムがこの鳥追いカイト鷹には詰まっているようです。ですから、いかに揚力に優れる洋凧の一種といえど、逆に安定して高く高く揚げる安定性には欠ける様に思えます。
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この様に4mほどの範囲で細かな動きを演出し、安全で相応の耐久性を有し、防獣効果と購入費用が釣り合っていれば商品として成り立つのです。
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冒頭画像の様にこの鳥追いカイト鷹、結構リアルなペイントを施しているんですが、それは人に対する訴求を高める目的の様で、実際に田園の作物を狙う農業害鳥獣は、この凧の影におののくんだとか。つまり鳥追いカイト鷹は晴れた日にその機能向上が見込めるのです。

防獣農業用具の昨今

鳥や獣、小動物を追い払う防獣農業用具と言えば皆が知る案山子(かかし)。しかし近頃、わたしの暮らす近辺で実際にその目的で田園に設置される案山子は年々数を減らしています。つまり絶滅危惧具なのです。

案山子最大の欠点は静止状態にあるといくこと。対象とする防獣に慣れられやすいのです。更に近年、農業害鳥獣が案山子のモデル人間を天敵認識をし難くなっています。
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案山子は田圃で働く人々を模したもの。近頃は、防獣が求められる季節、日陰の無い田圃の気温は35℃に迫ることも。

それなのに案山子は伝統的に厚着なのです、服の下は藁を束ねた肌ですから。
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高齢化の進んでいるのは案山子社会も同じ様で、木陰に座って孫たちと楽しんでいるようです。

しかも案山子もソーシャルディスタンスを遵守しています。今、案山子は昔と全く違う役目を担っているのです。
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案山子に代わる農業用具、これはガスを利用し自らは動けなくても、大音量で空気を震わす道具。

でも民家の近くで使用すると騒音苦情が発生するのみならず、本来田圃の作物を守る自然動物まで寄り付かなくなってしまうのです。
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稲穂が垂れる季節がくると田園に戻って来る百舌鳥たち。
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農業に害を及ぼす小動物に実際に百舌鳥の姿を見せ、百舌鳥の高鳴き音をタイマーで流す道具も見たことがあります。

あの手この手で知恵比べ、現在は収穫量を増やすことだけが収益力を高める方法ではありません。

半世紀で三度目の庁舎
私が香南市で暮らし出して半世紀近く。その間、役場庁舎の建物は三度移転しました。
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移転というのは正確でないのかも。この様に駐車場を含めた敷地内で前後に隣接して建替えられるだけなのですから。つまり私が香南市へ住みだした時、今回建替えられた庁舎の場所にこじんまりとした庁舎がありました。
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その後、香南市はバブルと言われた時代に高知県で最も発展した地域のひとつとなり、もともと便利だった高知市内へのアクセスと、快適な居住空間を備えた大規模な住宅団地が整備され、高知市内からの移住を中心に急速に人口が増加、それにつれて産業も活発化され、高知県第四の市としての賑わいが長く続き、それは日本の人口が減少に転じるまで維持されてきたのです。
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近年、住宅地の選定には日々の暮らしの利便性・快適性以上に急激に規模を拡大させる自然災害の危害を十分に考慮し選択すべき時代となっています。そして脚光を浴びた地域が香南市に隣接する香美市の旧土佐山田町の市街地だったのです。
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新庁舎エントランスを飾る地の装飾工芸品
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もちろん土地自体が様々な災害に強いことは、なにものにも代えがたいアドバンテージです。しかし、香南市もまた、そこに暮らす人々の災害に対する意識と備えは非常に高い地域。日々、居住区別に災害に対し様々な学習を町内会の機能を活用し知識をアップデートし続けています。その姿勢は、県外の専門家をお招きしても驚くべき熱心さであると評価されるほど。

防災意識は、日々の積み重ねでもあるのです。

その間に、庁舎は発達する地域行政に対応するために建て替えたれたのです。その後、2006年に香美郡の5町村が合併しその本庁舎として旧庁舎がそのまま使用。県から移譲されてくる様々な業務の増加に加え、近く地殻の移動により起こるであろう南海大地震に備え、その機能を維持できるように計画され、2020年2月末に完成したのです。

3月には住民を対象とした内覧会も予定され、その機能をいち早く住民が実感できる筈だったのが新型コロナウイルの影響で中止。しかし年度以降によって、住民としての様々な手続きを行うため何度か庁舎を訪れる中で、新庁舎と職員の皆様の機能性と志は充分に体感できました。

今ここは住民にとっても居心地の良い空間になり切っています。

夏空を連想させるもの
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堰堤の貯水池に写り込んだ梅雨明け後の暑い夏空。
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池面に映り込むのは夏の雲だけではありません。今年この池に棲みついている夏カワセミの飛翔姿も池面で輝やいていました。
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でも身体にも危険な連日の猛暑。カワセミもたまらず、水浴びをしたあと木陰の茂みに飛び込んでいきます。住宅地の防災無線からも、日中何度も熱中症に対する注意喚起が聞こえてきます。

今日はこの後、地元の夏空を探しに行くことに。
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香南市では梅雨明け後、連日の様に朝から急ピッチで進む稲刈り。
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これでも今年は梅雨明けが例年より随分と遅く、稲刈りは遅れているのです。いつもなら、気の早い人は8月の第一週に新米を食べようと躍起になっているのですから。

高知県民の気質は、私も含め結構せっかちなのです。結婚する前は、妻となった人との待ち合わせでも、5分経つと帰っていましたから。でも今は、基本私の御飯は犬と猫の後です。慣れるまでは気が狂いそうになっていました。

さて高知の夏空は、海・山・川と今まで何度も紹介してきなのですが・・・
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今日の気分はコレでしょうか。

何故か空が見えない夏空気分なのです。
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乳牛を見て思い出すのはNHKの朝ドラ『夏空』なのです。
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生産者さんにはごめんなさいなんですが・・・乳牛の干し草集めも日向では見ていられない暑さ‼

今はコロナ禍で新しい物語がストップしている朝ドラ。一日も早い新ストーリーの放送を心待ちにし、番組にエールを送る日々です。

それにしても、乳牛も猛暑でばて気味模様。コロナ禍が収まったら来年の夏は思い切って北海道へ行ってみようかと。

皆様、お体ご自愛ください。

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