土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

カテゴリ: 高知の気象現象

海神の鱗逆立つ
一夜明けた香南市は昨日と打って変わり青空が広がっていました。仮に非常に強い大型台風の存在を知らなければ、天候は回復していると錯覚するほどの明るい空と、ほとんど無風の土曜日。どこかへ出かけたくなるような日よりなのです。
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香南市夜須の海岸
しかしながら土佐湾には既に台風10号HAISHENのうねりが次々と押し寄せてきます。

台風の影響を受けやすい、安全な高台から見下ろせる別の海岸へ行ってみました。
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安芸市赤野の展望台
ここは高台の展望台、風に留意していれば波には安全な場所です。
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結構な名所らしく、いつぞやは、台風と秋の阪神タイガースキャンプが重なっていたので、関西のTV局が中止になった練習の取材を埋めようとしたのか、ここで台風の様子を撮影していました。
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芸西村琴ケ浜
名所といえば、赤野の展望台から望める芸西村琴ケ浜の海岸も名所。
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香南市吉川よりの桂浜遠望
更にこちらは全日本級の名所、桂浜の遠望。

勿論、海岸からは離れた高台からの撮影です。
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香南市吉川海岸
物凄い白波柱‼ でも台風が最接近するのは、これからまだ丸一日以上先の事なのです。

間違いなく脅威的な規模と勢力を保持し、今回の台風は近づいています。

特別警戒級台風の予兆
9月3日高知の天候は、またもや激しい晴れ・曇り・雨の入れ替わり。それが台風の影響だとは分かっているのですが、遠ざかる9号なのか、これから近づく10号なのかが実に微妙。
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つまり、9月は連続する台風に警戒しながら始まったのです。九州西の東シナ海を通過した台風9号はMAYSAKは大型で強い台風、こらから日本に接近してくる台風10号HAISHENは高い海水温によって何れかの場所へ上陸する直前まで発達し続け、最終的に中心気圧は925hPaにまで低下すると言われています。
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台風10号HAISHENの場合、上陸の一週間前、それは台風の規模になる前から注目され、やがては特別警戒級の台風に急速発達するといち早く警告されていました。その危険度は第二室戸台風に匹敵する可能性もあるんだとか。9月2日の時点の予報では最接近は6日。予想進路は9号より更に九州に接近、北上する様ですが・・・
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上陸するのか、かすめるようにして海上を北上するのか、この二択に予報円は狭められています。
IMG_5191今秋、日本に接近する台風は全て特別警戒級? そんな気がします。

そして台風接近の都度、多くの備えをいつも以上に厳重に行わなければならないのです。

9月3日夕方のニュースによると、日本に接近中の台風10号は朝の予報より進路を西に振りその分、接近が遅れるとともに暖かい海上でさらに発達しそうです。

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港の奥深くまで退避させた養殖生け簀
台風から遠く離れた新潟の気温は9月に入って四十度越えを記録。

多くの難儀が振り掛かる一年になっています。

一見、様々な産業の発達によって飛躍的に豊かになったと考えられている今の暮らし。人は消費拡大を旨とした今のバランス感覚で更なる幸福を求め続けられるのでしょうか。その答えは近未来どころか、すぐそこに見えかけている様に思えてなりません。

少なくても今の政治家に半世紀先を語れる人は誰一人としていません。それはまた、私たち自身も今しか考えられないほどに切迫した重圧を背負っているからに他ならないのです。備えは先を見据える力があれば、真に豊かな時にこそ万全であれるのです。

私達自身も、自らの準備は人任せに出来ることでは決してありません。

半世紀で三度目の庁舎
私が香南市で暮らし出して半世紀近く。その間、役場庁舎の建物は三度移転しました。
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移転というのは正確でないのかも。この様に駐車場を含めた敷地内で前後に隣接して建替えられるだけなのですから。つまり私が香南市へ住みだした時、今回建替えられた庁舎の場所にこじんまりとした庁舎がありました。
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その後、香南市はバブルと言われた時代に高知県で最も発展した地域のひとつとなり、もともと便利だった高知市内へのアクセスと、快適な居住空間を備えた大規模な住宅団地が整備され、高知市内からの移住を中心に急速に人口が増加、それにつれて産業も活発化され、高知県第四の市としての賑わいが長く続き、それは日本の人口が減少に転じるまで維持されてきたのです。
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近年、住宅地の選定には日々の暮らしの利便性・快適性以上に急激に規模を拡大させる自然災害の危害を十分に考慮し選択すべき時代となっています。そして脚光を浴びた地域が香南市に隣接する香美市の旧土佐山田町の市街地だったのです。
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新庁舎エントランスを飾る地の装飾工芸品
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もちろん土地自体が様々な災害に強いことは、なにものにも代えがたいアドバンテージです。しかし、香南市もまた、そこに暮らす人々の災害に対する意識と備えは非常に高い地域。日々、居住区別に災害に対し様々な学習を町内会の機能を活用し知識をアップデートし続けています。その姿勢は、県外の専門家をお招きしても驚くべき熱心さであると評価されるほど。

防災意識は、日々の積み重ねでもあるのです。

その間に、庁舎は発達する地域行政に対応するために建て替えたれたのです。その後、2006年に香美郡の5町村が合併しその本庁舎として旧庁舎がそのまま使用。県から移譲されてくる様々な業務の増加に加え、近く地殻の移動により起こるであろう南海大地震に備え、その機能を維持できるように計画され、2020年2月末に完成したのです。

3月には住民を対象とした内覧会も予定され、その機能をいち早く住民が実感できる筈だったのが新型コロナウイルの影響で中止。しかし年度以降によって、住民としての様々な手続きを行うため何度か庁舎を訪れる中で、新庁舎と職員の皆様の機能性と志は充分に体感できました。

今ここは住民にとっても居心地の良い空間になり切っています。

夕立を和の伝統的感性で科学してみる
昨日8月23日は、今夏初めてと言える本格的な夕立に見舞われた香南市に隣接する香美市。
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香美市と比較すると、海沿いの香南市は夕立と言えるほどの激しい雨ではなかったようで、俗に言うお湿り程度だったのです。

そして夕立ちの翌朝は総じて好天気。これは夕立を定義する一条件でもあるのです。

夕立の発生は普通、午前中は猛暑や残暑を後押しする強烈な日射により地表面の空気が熱せられ上昇気流を生み、水蒸気の凝結によって積乱雲が発生し発雷・降雨に至るというもの。かいつまんで言うと、それには午前中の激しい日射、上昇気流の発生、高温多湿の大気という三つの要因を成立させる気象条件が不可欠なのです。

そんな夕立の発生には、もちろん気象条件のみならず地理的条件も大きな影響を与えます。ですから隣接する香美・香南両市でも降り方に大きな差が生じるのです。

そして夕立には、季節の風情が欠かせないのです。ですからゲリラ豪雨とか限られた地域で、限定的であっても災害を伴うものは夕立の醸し出す語源にはそぐわないもの、前線の通過による目まぐるしい天候の変化も夕立の語意にはそぐわないのです。

夕立はどれほど激しかろうが、あくまでも通り雨でなければならないのです。
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今日8月23日は、昨日と異なり香南市でも夕方一時的に激しい雷雨が予想、つまり夕立の予報がでていたので、その一部始終を改めて観察しようと絶好の観測場所に陣取りました。

そして刻々とその時が近づいてきます。この時、既に内陸部は夕立が始まっています。遠くで雷鳴も轟いています。
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どんどん暗くなっていくのは、日没ではありません。その時間はまだ一時間ほど先ですから。

時を置かず、洋上の雨が視認できるようになりました。
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そして程なく激しい雷鳴と、
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運転を躊躇するほどの激しい降雨。
この瞬間は、この豪雨が短時間で収まるとは、誰一人として思えないのかも。
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でもこれは豪雨ではなく夕立なのです。そして香南市では仮に時間当たり50~80mm程度の雨が降ったとしても、それが1・2時間で収まれば、浸水個所の発生はほぼありません。つまり雨水は滞りなく流れて掃けるのです。
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そしてこれが夕立であるための特徴的な気象現象事例は、この時既に西の空に現れていました。未だに大雨が降り続いているにも関わらず、沈む太陽がぼんやりと見えているのです。

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日没後、天候は速やかに回復し、明朝もまた好天なのです。

これが、日本伝統の夕立が醸し出す風情。去った後には爽やかな空気感が漂っています。

台風5号の影響です
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8月10日の香南市、前日の夕方より高知県は晴れと雨の境に入ってしまった様です。
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時間どころか分単位で目まぐるしく変わる天気は九州の西を通過する台風5号の影響の様です。
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時折、前も見えない激しい風雨が吹き荒れた後には青空。そしてすぐに青空に繰り出してくる暗雲。
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上空の強い南風が雲の流れによって見て取れます。

昼前には高知県に竜巻注意情報も発令されました。
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そんな晴れとも曇りとも雨とも言えない天候は香南市だけでなく、全県下で同様なんです。

報道によると未明には県中西部の土佐市で、一時間50mm以上の雨も降っていたのです。
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湿度92%の世界の中で過ごしているわが家は、遠出の予定のないお盆休みです。
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新しい週の始まり。里山の棚田の向こうに一瞬だけ薄っすらと虹が現れました。

明日もこの様な天候が継続するんだとか。
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予報によると週末はこじゃんと暑くなるそうです。

そういえば・・・
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今年は香南市の田園水路のフジの花が二度咲きました。フジには今年、季節の境界線ができなかった様です。

最も8月にフジの花が咲くのはそこまで超常現象にも当たらない様で・・・
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手結の漁港近くには白花のフジが今咲いています。

といっても手結漁港周辺では近頃、年末には桜が咲き2月には露地でユリが咲くのです。

最初は物珍しいものを見てちょっと得した気分になるのですが、いろいろ続くと季節感が混乱してきそうです。

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