土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

タグ:オドリコソウ

桜樹の下の桃色花
国分川河畔の河津桜が葉桜となった四月初旬。国分川には既に越冬鴨達の姿はありません。
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河津桜の果実
そんな、河原の桜樹の下に散らばる桜色の花弁。散った桜の花びらではなく
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春の舞姫に例えられる、シソ科オドリコソウ属の多年草『踊子草オドリコソウ)』Lamium album var. barbatum なのです。花色は白から淡い桃色のオドリコソウの中、ここのそれは桜の下にあるからではないのでしょうが、桜色の強い花弁なんです。
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菅笠(すげがさ)をかぶった踊り子のような容姿は真上から見ると、これまた輪になって踊っているように見える、踊りが達者な草本なんです。オドリコソウは日本原産、北海道から九州まで分布し沖縄には自生していません。
林縁から野原の半日陰に広く分布していますから、簡単に見つけられる春から初夏の野花です。
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昔は、春早い葉芽をお浸しにして食し、根は煎じて打ち身などの薬草にしていたとか。生活に利用される植物だったんです。

春の小花
今日は春の小花、少しマイナーな種を探してみました。もうちょっとだけ限定してシソ科の小花。この括りでの代表といえば2014年02月27日のブログで紹介させていただいた
ホトケノザ












ホトケノザ
学名: Lamium amplexicauleシソ科オドリコソウ属の一年草または越年草で、高知での花期は2下旬から6月頃まで息の長い花。日本を始めアジアだけでなくヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布、自生する種です。

その属名でもあるオドリコソウという種名の花があるんですよ、それがこちら。
オドリコソウ












踊り子草オドリコソウ
長~い学名:Lamium album L. var. barbatum (Siebold et Zucc.) Franch. et Sav.
白または薄ピンクの淡い花色、東南アジアの温帯に広く分布する多年草です。唇形の花の形が笠をかぶった踊り子の姿を思わせることが、名前の由来です。
踊り子草












半日陰になるような場所が好きなんですね。高さは30cmくらいになり花期は4~6月で、花は数個が輪生状態になって、茎の上部の葉腋に数段につきます。これらはサルビア(シソ科アキギリ属)みたいに花の基部に甘い蜜があるんですよ。

今日、最後の花は
タツナミソウ













世界中に広く分布し分化が進むシソ科タツナミソウ属の多年草。
タツナミソウ属












変異が多く種の同定はむずかしい草、よって種名はわかりません。多数の花が穂状に付き、同じ方に向いている姿が波頭の様相、ですから立浪草なんですね。色彩まで浪立つ感じじゃないですか。

タツナミソウ属のなかで、花がまっすぐに水平に伸びる種は波来草(ナミキソウ)といわれます。波来草は名ばかりではなく、実際に海岸の波打ち際に近い砂浜に生育する海浜植物なんですよ。

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