土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

タグ:サラサヤンマ

更紗蜻蜓‎
先日、更紗の記事を書いていたときご紹介した更紗蜻蜓‎サラサヤンマ)。記事を書いた本人が、久しぶりに更紗蜻蜓‎に逢いたくなって探しに行ってきました。場所は勿論、四万十市 トンボ自然公園です。
サラサヤンマ












これが、四万十市 トンボ自然公園のヤンマ科サラサヤンマ属サラサヤンマ Sarasaeschna pryeriです。

北海道から四国・九州どころか南西諸島北部離島まで広く生息、でも東日本では珍しい種です。大型蜻蛉の多いヤンマ科でも、ここのサラサヤンマは殆んど6センチ程度と小型。

ところで私のサラサヤンマ何時に無く綺麗に撮影できているでしょう
でも、私が腕を上げたのではなく・・・
サラサヤンマ (5)










サラサヤンマが素晴らしい性格のトンボなのです。
ですから、何度撮っても綺麗なんです。
サラサヤンマ (6)









何故かと言うとサラサヤンマは、人を恐れず近寄ってきて至近距離で長くホバリングするんです。
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こうやって、私のことをじっと見つめるんです。つまりサラサヤンマは、時間さえ見計らえば自らの間合いに人間を受け入れてくれるんです。

まるで時間が止まったみたい。

疲れると草に止まってしばし休憩します。
更紗蜻蜓‎ (2)










サラサヤンマ
は、山間部丘陵地の水辺近くに生息。
トンボ自然公園では木立の間をホバリングしている姿をよく見ます。高知では5月には出現し、7月頃まで見られます。
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これらは、縄張り行動を行なうオスですから、うまくメスが来ると、すかさず追尾して、他のヤンマ科トンボ同様に高枝へ停まって長時間交尾します。
サラサヤンマ交尾










日が西に傾きだす頃、メスはコシボソヤンマのように樹林の中の細流付近にある朽木やコケに単独で産卵を始めます。
羽化産卵






四万十市 トンボ自然公園
では、6月初旬になると羽化から産卵まで、サラサヤンマ成虫の営み全てが観察できるんですよ。
更紗蜻蜓‎










サラサヤンマ
は、両複眼の接点の部分が短く接していて、他のヤンマとは形状が違っています。
ギンヤンマと比較してみてください。
32ff6ceb-s[1]サラサヤンマ (4)サラサヤンマ (6)








腹部斑紋が更紗模様を想わせることから、更紗蜻蜓‎と呼ばれているんですよ。


空木
香南市里山の林縁、5月初旬に花を咲かせたヒトツバタゴに遅れること1ケ月。その木の隣に香りのよい花を咲かせた低木があるんです。
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ヒトツバタゴよりもかなり低い樹高は1メートルから2メートル。
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ヒトツバタゴよりもかなり華奢で遠慮がち。それもそのはず、花言葉は謙虚。遠くからは恥らいを隠しながら咲いている様に見えます。
でも、接近してみると様相は一変。枝先になるほど枝分かれする円錐花序でボリュームもあり、高い香りに負けない気品があるんです。
サラサウツギ












種名は更紗空木サラサウツギ) 学名:Deutzia crenata f.plena ユキノシタ科から改めアジサイ科ウツギ属の落葉低木。山野に生え、庭木としても利用されています。
更紗空木八重桃色更紗空木








花弁の外側が紅紫色になる八重咲きの空木(ウツギ)で、葉には柄があって先が尖り、縁には鋸歯があり対生。

ここで突然ですが
更紗蜻蜓‎っていうトンボもいるんですよ。
更紗蜻蜓‎更紗







サラサヤンマ
更紗模様をした初夏に活動期を迎えるトンボで、四万十市のトンボ自然公園では5月中旬になるとみられます。

更紗は、
インド起源の木綿地の文様染め製品で、多くの国々に渡来し応用され地域独自の更紗として発達しました。その為模様には様々なパターンがあり、今や何をもって「更紗」と呼ぶか、定義を確定することは困難なんですって。

更紗空木更紗蜻蜓‎の共通性も、一つだけ分かっているのは更紗空木が咲く頃、更紗蜻蜓‎が飛ぶんですね。更紗には関係ないと思いますけど・・・  

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