イサキの日本記録は70㎝を越えているんだとか
高知では正月にはとにかく大きいものを食らえ という格言が食文化となっているのは前にも話した通りです。ということで、いつもでの暮れは弘化台地の生クジラを買うんですが、今年は室戸の浦戸屋さんで冷凍ながら霜降り尾の身を言っていたんで思わず購入してしまいました。価格は11,000円/㎏税別、これでもバブル期と比較すると価格は1/4なんですね。
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巨大なイサキ
そして今日はクジラの話ではなく、巨大なイサキの話です。画像のイサキは椎名の漁港で水揚げされた大敷物です。前回(12月9日)、この漁港へ来た時もイサキは大敷漁船のカンコ一杯にあふれるくらい漁があり、型の良いイサキも多数混ざっていたのですが、この日(12月24日)見たイサキは単に巨大というだけでは語り尽くせない、超巨大イサキだったのです。
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40cmを軽く越え、1㎏ほどのイズカサゴと一緒に買い付けされたそれは2㎏超、1㎏越えは珍しくないんですが1.5㎏になると市場でもあまり見ません。私が長い沖釣り歴で釣ったイサキの最長寸が43cmなんですが、これは60㎝はありそう
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美味しいイサキの見分け方と家庭のイサキ料理
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肥えた魚は頭部が小さく見える

沖釣りでイサキを狙う場合、尺越えを揃えることを目標としますが、産卵期には40cm前後の群れにあたって爆釣した記憶があります。でもイサキの場合は尺前後に達すると、美味しさは魚体寸法に比例するわけでなく、40cmが30cmより総じて旨い訳でもないのです。
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初夏の尺上イサキの刺身とタタキ

ですから尺を超えるイサキは、長寸のものよりも上から見てより肉厚のものを選ぶべきなのです。といっても西海の方のイサキは、養殖の小割について飼育魚の餌料を拾い食いしてメジナのような体型をしたものもあります。それは脂肪分が過剰でそれなりに美味しいとも評せるんですがイサキ本来の味とは言えないのです。そんなメタボイサキは2㎏を越えたものも目にします。
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初夏の尺上イサキの煮つけ

でも今日のイサキは、天然の餌料で成長した魚体型。極上の天然魚といえる希少価値にもあふれる逸品です。できれば私も味わってみたいものですが、たぶん料亭行きなんでしょうね。
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夏の尺上イサキ 清涼造り
今日のところは目で味わってご馳走様にしておきます。

イサキの旬は初夏。でも、元来うま味の濃いイサキは周年美味しいのです。