鳥類のeclipse
エクリプスとは、ギリシア語でεκλειπσισ「力を失う」ことを意味し、 ラテン語を経て英語となったことば。もともとは日食や月食などの蝕を意味します。
〖2012年5月21日の金環日食〗
エクリプスとは、ギリシア語でεκλειπσισ「力を失う」ことを意味し、 ラテン語を経て英語となったことば。もともとは日食や月食などの蝕を意味します。
〖2012年5月21日の金環日食〗
鳥類のなかでも美しい発色をするものが多い、カモ類の雄が繁殖期を過ぎた後、一時的に雌のような地味な羽色になる状態を指すのです。
香南市の蓮池では、渡りをやめたマガモの雄が今まさにエクリプス。
〖のいち動物公園のマガモと蓮池のマガモ〗
〖マガモ エクリプス:石土池 〗
春までは、コガモがたくさんいた香南市の蓮池。今はカモ類は、このマガモ雄一羽だけ。飛べない訳ではなく渡らず留まっているのは、それなりの理由があるのです。
家内に聞いたところではこのマガモ、昨年の夏も蓮池に留まっていたそうです。のいち動物公園水鳥担当の学芸員さんに伺ったところ、マガモは夏でも餌が十分あれば渡らなくても全く健康上の問題はないっそうです。
こちらはコガモのエクリプス。こんなに色落ちするんですよ。でもペアリング前には見事に復活するんです。
〖タマシギの雌雄〗
〖バンの親子〗
これらは、もともと留鳥。
水草が茂り、鳥たちには良い環境の香南市蓮池です。