土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

タグ:春の花

春の花が満開
春のぽかぽか陽気に誘われて、高知県東部の北川村にある「モネの庭」マルモッタンへ行きました。家内とです。
北川村モネの庭










こちらの特徴は、フランス画家「光の画家」の別称を持つクロード・モネが見、描いた絵画の世界を模した庭々を通じ、来園者が四季の変化を木々や草花とともに感じることのできる広大なフィールド。

施設名称から推測すると、植物展示とそれらの生態系を模す植物園という以上に、フランス印象派の画家クロード・モネに因んだ美術館的要素を全面に出し、高知の山里の育む大自然を上手に活用した、ここでしか現わせない個性ある施設。多くの期待にかき立てられます。
北川村モネの庭 (2)










ですから県外からも、車で多くの人々が訪れてくださっていますね。
北川村モネの庭 (3)










元来、門外不出であったモネの庭の名称が、高知の北川村のこの施設に贈られる事となった経緯には、フランスの多くの方々のご尽力と、地元の人々の熱い気持ちがあったと聞きます。

こんな素晴らしい高知の施設を、今日は朝からガーデニングの好きな家内と訪れたのです、久しぶりの夫婦での外出なんですよ。
ところが・・・
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カフェ モネの家
到着後、家内が始めたのは食事。当然私に相談はありません。明るい雰囲気の店内は、手づくり工房のパンが自慢。

高知の自然が窓から一望できる素晴らしい景観の店内で、家内が選んだ場所は最も外観に優れた場所、2階の隅です。言いかえれば、手と足の少し不自由な私には過酷なテーブルでもあるんです。(こちらはセルフサービスとなっております。)

お腹のあまり空いてない私が、早目に食事を終わって静かに待っていると、彼女が切り出した言葉は「何時に待ち合わせする。」っつまり、一緒に庭を歩くつもりは全く無いみたいです。理由を聞いてみると「あんたとは、見たいものが違うし、歩くスピードも違う。」こんな夫婦もあるんですね、25年間連れ添って来ました。

挙句の果てに、「先に散策していたら」って促されました。
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案内図に従って、今日は春の園内をくまなく回ってみます。休みながら、ゆっくりと、夫婦で来たのに、一人で。
モネの庭 花の庭










花の庭
季節の花たちが美しく彩ります。バラには少し早いですが、アーチ造形と花壇は季節ごとに花色を変えたり、混植にして取り合わせを楽しめるようになっています。ガーデニングファンには必見のフィールドですね。
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水の庭
太鼓橋や藤棚、浮世絵の影響を受けたモネの日本感を現した庭。季節というより時間により移り行く、光の色彩の世界。睡蓮が色とりどりと咲く池でモネの描いた風景に出逢える庭です。雨模様もまた素敵ですね。
モネの庭 自然の森遊歩道










自然の森遊歩道
水の庭から整備された山道を登ると、
モネの庭 自然の森 (2)モネの庭 自然の森







道脇には美しいツツジが咲き太平洋が見えはじめます。ゆっくりゆっくり歩いたら、青い海、青い山、空気まで青くて地球を身近に感じますよ。個人的意見ですが、私好みのフィールドに入ってきました。
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そして、段々歩くのが遅くなってきました。道傍のツツジの花を覗き込みながら進んでいますから。
自然の森遊歩道の先にあるのが、
モネの庭 風の丘










風の丘
太平洋が一望できる絶景ポイントです。名前の通り、心地よい風がよく通る丘です。県外からのお客さんには、たまらない風景でしょうね。
さて山下りは遊歩道でなく、園内環境整備の車輌兼道を使いました。すると、
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5~8月に活動するニワハンミョウがいます。今日は春の高知としては寒い日で、気温14℃なのに虫たちは頑張っていますね。さて、先を急ぎましょう。道なりで次に着いたのは、
モネの庭 光の庭










【光の庭】
高知の自然、海や山の借景も庭の一部と考え、世界中ここにしか存在しないただひとつのモネの庭。フランスの自然では造形できない、高知オリジナルの庭には、自然の小池や湿地があります。
となると・・・
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池の中には、魚類(メダカ)や両生類(イモリ)。4月も中旬ですから、陸上には、きっといるはずの昆虫。目を凝らして探してみると、お目当ての蜻蛉がいましたよ。
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シオヤトンボ
の雌雄です。
春から初夏(4~7月)にかけてよく見られるシオカラトンボの仲間、平地から低山地にかけての水田、休耕田、池などで見られます。
モネの庭 光の庭











幼虫は、少し流れがあるような湿地を好む種ですからぴったりの生息環境なんです。
更に池周りを散策していると、
クロスジギンヤンマ











大型蜻蛉、蜻蜓(ヤンマ)が羽化の真っ最中!‎
クロスジギンヤンマ雌ですね。

この蜻蜓は同属のギンヤンマと異なり、丘陵地の林縁付近の池や山間の池などに生息し、平地の開放水面に生息するギンヤンマとは棲み分けしてるんです。発生もギンヤンマより早く、4月~6月ころまで見られます。


さあ散策も残り僅か。
遊びの森











【遊びの森】
木材を利用した遊具を備え付けた広場。小さなお子さんと一緒に、楽しく一時を過ごせる広々とした心地よいフィールドです。
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っと丁度ここで、私よりずっと後で散策を始めた家内が私に追いついて来ました。
実は、生き物たちと戯れている間に、家内と一緒に来たことをすっかり忘れていました。声をかけてもらって良かったです。
モネの庭 ドウダンツツジ










この後は、一緒に歩いて帰りましょう。ドウダンツツジの咲き誇る遊歩道を通り抜けて。
モネの庭 手作り工房
















【手づくり工房】
3時間近く歩きっぱなしでしたから、(ほとんど一人で)少し疲れました。大好きな、ソフトクリームをいただきましょう。家内は家族へのお土産に店員さんおすすめの“ゆずあんぱん”どっさり買っていました。
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花の甘い香りに蝶が誘われるように、私の美味しいアイスクリームに誘われて来たのは天道虫(テントウムシ)。
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ふたつ星のテントウムシ(フタホシテントウ)が言うには、今日の私たち夫婦の点数も二つ星☆☆だって。

でも、日本には約180種いるテントウムシ、満点は28個もの星があるニジュウヤホシテントウがいるのです。かなり評価が辛口じゃないですか
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モネの庭、とっても素敵なギャラリーショップもあるんですよ。たくさん時間をとって是非ご家族で来てくださいね。

私たち変な夫婦も、睡蓮の季節にまた来ようねって約束しました。

三寒四温
ご存じですか、三寒四温
日本では主に春に向う冬に良く登用されますね。寒い日暖かい日を繰り返しながら、だんだん暖かくなる季節の移ろいを連想してしまいます。
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でも本来三寒四温とは、冬季全般に渡る気象現象のこと。寒い日が三日ほど続くと、そのあと四日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で(シベリア高気圧の勢力が、ほぼ7日周期で強まったり弱まったりする)寒暖が繰り返される気象現象を現わした言葉なんです。
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元来、三寒四温は中国の季語だそうですよ。
日本における典型的冬型気圧配置は西高東低。島国日本の天候はシベリア高気圧だけでなく、太平洋高気圧の影響も受けるので、三寒四温が大陸部ほど顕著に現われる訳ではありません。そして、冬期は放射冷却現象で晴れた早朝は更に寒い。そのため近年では本来の意味から外れて、春先に低気圧と高気圧が交互にやってきたときの気温の周期的な変化、という意味合いで使用されることが多くなっているんです。


一雨ごとに暖かくなるとか言いますもんね。

二月も下旬になると、
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南国高知、香南市では野に山に多くの花が咲いています。
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梅ですか?
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メジロが花蜜を味わっています。

春の訪れを感じさせる三花、梅と桃と桜、同定法ご存じですか。
桜も桃も梅も、バラ科・サクラ亜科・サクラ属なのでとても似ていますが・・・

桜は(梨みたいに)、枝から花枝が付いて房状に花が付いてるのに対し、桃と梅は、花枝が無く枝に直接花がついてます。
 桜桃(サクランボ)
果実形状を見ればその特徴がよく現われていますよね。
実際には、桜とサクランボ(セイヨウミザクラ)は、属(正確には亜属)まで同じ、違う種ですが極近似です。
梅花
桃は通常花芽2と葉芽1が同じところから出ていますが、梅は花芽が一個づつ。桃花は概して固まって咲き、梅花はバラバラに散らばって咲いてるように見えます。
DSC025722012年春高知城公園の桜(ソメイヨシノ)寒緋桜











香南市の蜜柑畑に咲く寒緋桜(カンヒザクラ釣り鐘状の花が特徴、南方系の桜で原種のひとつです。旧暦の正月あたりに咲く早生種で、ガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもあります。

いろいろな花弁の形があっても、よく花弁を見ると、原則桜のそれは楕円で先端が割れていて、桃の花弁は楕円で先が尖り、梅の花弁は丸い。
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遠くから見ると、桜は枝の先のほうに花が多く付いて、桃は枝全体に花が付いて、梅は枝の付け根の方に花が多く付いてます。

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