春は先ず別れの季節
約5ケ月間、香南市やその近辺で暮らしていた冬鳥たちともそろそろお別れの時が。
近年は冬鳥たちの暮らしぶりを見るのが、寒い季節の楽しみのひとつになって来ました。
この日も、久しぶりに物部川の河口へ行くと『ハジロカイツブリ』を発見。遠目ではカイツブリに似ていても、ギョロっと赤いまなざしが見えれば簡単に識別できます。
内陸部の穏やかな水面に営巣して繁殖するカイツブリと違い、ハジロカイツブリは越冬の為に期間限定で飛来する冬鳥とされています。
実はハジロカイツブリ、体形の似るカイツブリとは別属のカンムリカイツブリ属なんだとか。晩秋以降には漁港の中や淡水の人工池でよく見る冬鳥のカンムリカイツブリを今冬は見ずに終わりそうです。
3月に入ると、香南市では更に多くの田んぼに水が張られ田植えの準備が始まります。
すると真っ先にイワツバメたちの巣の補強が始まり、住宅地では春の繁殖に向けムクドリたちが騒ぎ出します。
田んぼに水が張られると、先ずは留鳥のシギやチドリたちが来て、それにつられるようにやがて春の渡り鳥たちが飛来し、田植えの前後にはそのピークを迎えます。そのころになると、
冬鳥猛禽類は一羽ずつ里山から姿を消し、桜の咲く季節に空を見上げれば
複数のサシバが弧を描いて飛んでいるのです。
サシバの渡る季節になれば、数多くの昆虫たちが活動を開始する。その中には見逃したくない、Spring ephemeral(スプリング・エフェメラル)季節限定・地域限定の生き物たちとの出会いが待っているのです。
約5ケ月間、香南市やその近辺で暮らしていた冬鳥たちともそろそろお別れの時が。
近年は冬鳥たちの暮らしぶりを見るのが、寒い季節の楽しみのひとつになって来ました。
この日も、久しぶりに物部川の河口へ行くと『ハジロカイツブリ』を発見。遠目ではカイツブリに似ていても、ギョロっと赤いまなざしが見えれば簡単に識別できます。
内陸部の穏やかな水面に営巣して繁殖するカイツブリと違い、ハジロカイツブリは越冬の為に期間限定で飛来する冬鳥とされています。
実はハジロカイツブリ、体形の似るカイツブリとは別属のカンムリカイツブリ属なんだとか。晩秋以降には漁港の中や淡水の人工池でよく見る冬鳥のカンムリカイツブリを今冬は見ずに終わりそうです。
3月に入ると、香南市では更に多くの田んぼに水が張られ田植えの準備が始まります。
すると真っ先にイワツバメたちの巣の補強が始まり、住宅地では春の繁殖に向けムクドリたちが騒ぎ出します。
田んぼに水が張られると、先ずは留鳥のシギやチドリたちが来て、それにつられるようにやがて春の渡り鳥たちが飛来し、田植えの前後にはそのピークを迎えます。そのころになると、
冬鳥猛禽類は一羽ずつ里山から姿を消し、桜の咲く季節に空を見上げれば
複数のサシバが弧を描いて飛んでいるのです。
サシバの渡る季節になれば、数多くの昆虫たちが活動を開始する。その中には見逃したくない、Spring ephemeral(スプリング・エフェメラル)季節限定・地域限定の生き物たちとの出会いが待っているのです。