土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

タグ:赤野川

清流に踊る若鮎
例年になく鮎の天然遡上が多いと言われる高知県の各河川。梅雨の晴れ間、昨年秋沢山の落ち鮎が河口部へ集まっていた赤野川へ行ってみました。
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下流部から下流に向かい国道55号線をこえるとすぐ外洋(太平洋)。一方上流を望むと堰堤のすこし上流に架かる橋。
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このあたりにも鮎は沢山確認できますが、上流に見える堰堤の上段は水深もあり淵となっており、橋の上から清流の魚が奇麗に見えます。
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赤野川は2級河川で、特に水量に恵まれた川でもないのに、水は澄み鮎がどっさりいるんですよ。この堰堤は、遡上する天然鮎が最初に経験する難関。でも漁協が河川資源を管理しているので、堰堤の魚道は整備されています。
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赤野川の鮎は遡上してから、上流2キロくらいまでで適度に成長し、晩秋の産卵まで餌となる苔付着藻類)の豊富なこの水域に相当数留まっているようです。
赤野川 若鮎











河口から数えて赤野川に架かる2番目の橋国道が最初の橋、横には付属する旧橋が歩道として残っています)から、川を覗くと、4月から10月まで鮎が見られます。
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小さな河川で河口から1キロも離れていないこの水域、6月初旬なのに鮎はすでに20センチ近くに成長している個体まで見られます。
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私が確認した中では、付着藻類の状態のよいこの地点でも鮎は縄張りを持たず、成長の遅い砂利底の鮎たちは殆ど群れています。

実は同じ天然遡上の鮎でも河川によって、それぞれ縄張り意識の強弱があるんです。

赤野川の鮎は穏やかな傾向のようで、この河川で友釣りをしているのを私は見た事がありません。赤野川も毎年6月1日には鮎漁解禁を向かえるのですが、もっぱら赤野川の鮎漁は、夏の終わりころから本番のようですね。更にこの川で漁をするのは、地元の人達だけのように見受けられます。
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帯状に群を成し遡上する若アユたち
さて、このあたりの川魚たちを見てみましょう。
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アユ・カワムツB型・ボウズハゼが見えます。この肥えた鮎は20センチを越えていますね。
ボウズハゼ 学名:Sicyopterus japonicusは、清流の淡水ハゼ。主に河川の渓流域に生息し、流れの速い場所で小群を成し大きな岩にへばりつき鮎同様、石に付着する藻類を主な餌としています。

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ボウズハゼは川で産卵、孵化した仔魚は川を下り、河口付近の極沿岸で浮遊生活を送った後、やがて川に戻り、下流域で変態した後、川を上流部まで遡る両側回遊性の魚。滝や、堰堤の壁をへばりついて昇り越えて遡上することができるんですよ。
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ボウズハゼは、高知県下の各河川、又は水田の用水路にまで広く分布しています。

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ウグイ・カワムツB型、ウグイは30センチ、カワムツは18センチ位ある大型。
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ウグイボウズハゼです。

こちらが、赤野川に架かる3番目の橋から上流を見たところ。この橋は地元の人たちの農道となる橋で、河口から1、5キロ位でしょうか。
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この水域にも、鮎をはじめ魚はたくさんいます。
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アユ・ボウズハゼ・オイカワ・カワムツ・モクズガニがいます。
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下は河口から4番目の橋(河口から1、7キロ位)から上流、5番目の橋(高架橋)を望んだところ。
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5番目の橋は、安芸市穴内と芸西村をつなぐ生活道です。これより上流は、道と川の高低差があり、沢へ降りるのも大変です。
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機会があれば又レポートしますね。


清流の輝き
先日、鮎の餌釣りをご紹介しまた安芸市の赤野川
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【赤野川河口付近の鮎餌釣り:9月2日撮影】
小規模河川でありながら煌く川相と好天に誘われ、今日は少し上流まで行ってみました。
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といっても、今日も赤野の大楽さんにマッサージ治療をしていただいた、ついでの散策です。
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赤野川、とにかく水産資源が豊なためか国道沿いの河口付近から野鳥が良く観察できます。
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鷺の仲間だけでなく、近頃はあまり見なくなったカワセミの姿。こんな車の多い場所にいます。
上流へ向かいましょう。
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河口から、2キロほどの、本流の東赤野大橋。
橋のエンブレムが遠くからでも目を引きます、地元の小学生筆なんですね。
とってもいい感じです。
大人になって、もし高知を離れても故郷を大切にしてくださいね。
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橋から望む本流、もうこのあたりで既に渓流の雰囲気。透明度の高い美しい清流です。
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赤野川、緩やかな山林の中を多くの美しい支流が流れています。
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【赤野川、美しい多くの支流】
そして、しばらく進むと道は舗装もなくぬかるんだ小さな山道となります。
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山道に車を止め本流沢へ降りてみようと思うんですが・・・
DSC07061凄い急斜面落ちたら死にそうです。
イシガケチョウも羽根パタパタさせて来ちゃダメって言っています。
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降りられる場所を探しましょう。豊かな川ですから絶対、川漁師さんの道があるはずです。
そして、山から流れ出す小さな沢沿いに漁師道らしき痕跡。
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これを降りてみましょう。今日も究極のリハビリ開始です。
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やっとの思いで、本流沢に降りると、
そこは想像通りの場所でした。

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清流を心地よい風が吹き抜けてゆきます。
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そして、ここにもカワセミがいます。なんか色あいが、ヤイロチョウにも見えます。
ヤイロチョウ
【わんぱーくこうちのヤイロチョウ】
普通のデジカメですからズームもこれで限界。でも嘴の特徴はカワセミですね、間違いなく。
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画像で見ると、水が無いみたい・・・とにかく、凄い透明度です。

帰りがけ、支流の橋の上にスズメバチがどっさりいたので、橋の下を覗いてみると、
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スズメバチの巣直径80センチはあります。

今日も、たくさんの経験をしました。

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