土佐料理 旬の鰹がゆく!

自然豊かな高知の気候が育む産物を食材とした伝統郷土料理のご紹介です。 自然に触れ、それらを見守りながら地方の環境問題を考え、豊かな自然環境の中で収穫される食材を自身の主観でレポートしながら、旬とは何かを考えます。

タグ:PRGRレディスカップ

PRGRの日
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香南市に暮らす私は毎年、3月中旬の土曜日は『PRGRの日
』と定め、お互いに同じ町内で暮らす高校の先輩ご夫婦とJLPGA-国内女子プロゴルフ大会を同市内の『土佐カントリークラブ』へ観戦に行くのです。
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大峰山より大会を遠眺
今年も大会は好天、しかしながら一見春うららの天候に見えて、太平洋沿いの高台を時折吹き抜ける風が突然コース上を舞い、各選手を悩ませる様で観戦者側からすると非常にスリリングで面白い、臨場感にあふれる試合展開が随所で体感できるのです。
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私たちは会場の御膝下に暮らしていますから、自宅から土佐カントリークラブ』へ半時間ほどで到着します。ですから1番スタートの組がスタートホールへ入るルーティーンから見られる様にして会場入りします。しかも月二回、同ゴルフ場でプレイする先輩がその日の気象条件に応じ、オススメコースを案内してくださり更に解説も。

選手が、4mほどの難しいアンジュレーションを読み切れずパットを外すと、さも自慢気に「自分はこの前ここで7mの上りラインを読み切ってカップへねじ込んでバーディだった」とか・・・自慢話が始まると10歳年下の奥様が迷惑そうな顔をするのです。

因みに私の妻は、土佐カントリークラブ』に隣接する山の畑で今日も農作業をしています。そして私はこの日ここで先輩プロデュースの脳作業(身体と心のリハビリ)をする許可を妻から得ているのです、家族ぐるみのおつき合いですから。

先ほどの話、念の為に補足すると先輩の場合、総合的なスコアはいつもだいたい100前後で、当然予選カット的腕前。ですから偶発的にまぐれで入ってしまったパッティングや、その時は風向きも良く偶々上手く当たったドライバーショットの飛距離の話をしている様です(奥様談)。

そんな先輩なんですが、毎年秋の『カシオワールドオープン ゴルフトーナメント』(Kochi黒潮カントリークラブ)へ私を連れていって下さった時は練習場の男子プロの横で、ドライバーを力いっぱい振って飛距離を比較しようとするとても大胆で豪快な人。でも、家族にはだいぶ恥ずかしいみたいです。
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限定的に男子プロの撮影が許されるカシオワールドオープン
愉快な先輩と、プロの技を一年に二回も目の当たりに実感できる男女のプロゴルフ大会。今の私にはそれがとても楽しいひと時です。
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この日も香南市地元で育てられ調理された大好きな鰻を食べて、例年より大変な花粉の季節の一日を乗り切りました。勿論、来年も来ることを楽しみにしています。
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ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップの入場者数、日本女子プロゴルフ協会の発表によると、
3月15日(金)2,681人
3月16日(土)4,885人
3月17日(日)5,208人 
昨年の入場者数は、初日3月9日金曜日2,360人、二日目3月10日土曜日4,587人、決勝ラウンドの3月11日日曜日は4,990人でした。
過去の試合結果が示す通りに毎年、試合が白熱し実に見ごたえがあるのもヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップの特徴です。

今年のヨコハマタイヤPRGRレディース
今年で11回目を数える『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 』。日本女子プロゴルフ公認の女子ゴルフトーナメント公認の略称ヨコハマタイヤPRGRレディースが高知県香南市夜須町手結山で開催されるようになったのは2008年。

高知県や私たちの暮らす香南市にとって、春の観光シーズン幕開けに勢いをつける一大イベント‼
毎年この大会が好天に恵まれ、選手の皆さんが存分に持てる力を出し切っていただけるよう願い、私たちも毎年、開催コースとなる『土佐カントリークラブ』へ応援にいきます。
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Kochi黒潮カントリークラブのコース上から土佐カントリークラブのクラブハウスを望む

土佐カントリークラブは秋に行われる『カシオワールドオープン ゴルフトーナメント』が開催されるKochi黒潮カントリークラブと隣接したゴルフ場。太平洋を一望できる絶景ポイントが数多くある半面、気まぐれな海風がプレイヤーを悩ます難攻コースでもあり、毎年スリリングな試合展開についのめり込んで、観る人をも魅了するのです。
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ですから、近辺に多数設置された臨時駐車場と、開催場所となる土佐カントリークラブとの無料送迎バスを利用される方々もこの通り。
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県外のお客様へのおもてなしも、万全の体制で主催者や地域をあげて行っています。それにしても、今年は開催日3日間とも素晴らしい天候に恵まれました。
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ヨコハマタイヤPRGRレディースは、今まで、複数の男子プロ選手権が行われた高知県においても、初めて開催された女子のプロゴルフトーナメント。
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3月の第三週に開催されるトーナメントで、一年38回開催されるうちの第2回目。先週の沖縄から高知へ移っての3日間の開催となるのです。
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私は今年も2日目の土曜日に行ってきました。

さて、高知で開催される男・女のプロゴルフトーナメント、直近それぞれの大会で何れもが話題満載の盛り上がりを見せました。昨年11月のでは、カシオホストプロの石川遼選手が大活躍、今回のヨコハマタイヤPRGRレディースでは、高校時代を高知で過ごした横峯さくら選手が大活躍し、一時の低迷期から復活を思わせる安定した試合運びを期間中見せたのです。

更に予断を許さぬ白熱した展開は毎回の事、規定のホールでは決着が付かずプレーオフという展開も多いのです。

そのうえ、それぞれが年間トーナメントの中で重要な位置づけの大会。では、ビッグな優勝賞金額が賞金王タイトル争いに大きく左右し、ヨコハマタイヤPRGRレディースでは、各選手が良い一年を送るための真剣な想いを抱き覚悟を持って高知入りするのです。

ですから世界レベルの女子プロもまじかに見られるんですね。

今回の入場者数は、初日3月9日金曜日2,360人、二日目3月10日土曜日4,587人、決勝ラウンドの3月11日日曜日は4,990人と発表。開場までの交通アクセスも、天候に恵まれた会場での観戦も実に余裕を感じゆったりと見る事ができました。

来年はより多くの方々にお越しいただきたいですし、その価値は十分ある大会だと思っています。
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高知は四季折々の食べ物も豊富で、それを使った郷土料理も県外の方々には毎年高い評価をいただいているんですよ。


ヨコハマタイヤPRGRレディースが開催される3月も中旬になると、
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山里には春の花々が咲き誇ります。
抜けるような青空の下、手結山の林道で見つけた淡い黄色の花。トサミズキかと思って見上げた花は、下垂させる穂状花序数がトサミズキより少ないヒュウガミズキ

ヒュウガミズキの咲く雑木林の中からはウグイスの囀りが聞こえて来ました。
ちなみにトサミズキの花はこちらです。
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香南市の春は本番です。

民の力
わが町のThe Big Event、高知県香南市夜須町手結山の土佐カントリークラブで開催(2014年3月14日~3月16日)される、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップに今年も行って来ました。
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わが町近辺では一年に二回、プロゴルフツアーが開催され、それを県内外多くの企業が力添えされ、大勢の個人がボランティアで大会運営のお手伝をされておられます。
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当イベントでは、近隣市町村のみならず遠方からお越しいただくお客様にも、季節感豊かな南国高知の特別な一日を満喫していただける様、おもてなしに尽力してイベントを成功させようと、毎年新たな工夫を凝らしています。

特に今年は、
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香南市近辺のスイーツも数多く出店
普段ゴルフに興味を持っていない、女性や子供さんたちにも足を運んでいただき、スポーツ振興によって地域活性化を図る取り組みが、数多く見られました。

幕末以来、私たち土佐人の伝統は官だけに頼らず、組織の総意に大義を見失わず、ときに己の犠牲を厭わず、公の秩序の中に個の輝きを求め続けてきたのです。

でも悲しいかな、田舎であるが故に集客力は都会のそれには遠く遠く及ばず、過去数多の魅力多い巨大イベントを失い続けてしまいました。早春や晩秋の穏やかな気候風土だけでは如何ともし難い問題は数多く あるのです。

そして、主催者様各位の大変なご尽力によって、開催されてきた PRGRレディスカップにおいても、毎年の集客力は今尚、存続が危機的なレベルにあると聞きます。ですから、我が家も今年は家族総出で土佐カントリークラブへ行って、香南市の美味しい物をお腹いっぱいいただいて、有名選手とともにコースを歩き運動して、非日常の楽しい一日を家族みんなで満喫してきました。

もし、このPRGRレディスカップが気候風土の似通った他県へ、集客力を理由に誘致されるような事があったとしたなら、それは過去において高知県がプロ野球キャンプ地としての魅力を失い続けてしまった問題の経緯とは、全く異なる次元の問題なのです。

聞くところによると、開催日3日間において1日あたり5,000人の入場者数があれば、この問題は簡単に解決できると、ある主催者様から伺いました。昨年プロギアの観客数は、3日間で延べ8,785人。36あったツアーのうち30番目なんですよ。

ですので今年は、多くのお客様に来ていただこうと、大会本部は今回初めて女性を無料招待としたんです。さらに高校生以下は従来通り無料で、高知県は県内の小中高校に同伴保護者の特別招待券を配布しました。つまりこれを使えば家族総出での無料観戦も可能となっていたのです。

高知県庁HPによると、高知県の職員数は、平成24年、13,977人。開催地となる香南市の職員さんは650人となっています。言いたいことはおわかりですよね。

私たち長年、明日をも知れない社会情勢に揉まれ、自らの生活を守りぬいて来たものにとって、こんな理由によって高知県が衰退する事は、到底容認できる ことではないのです。

もしこんなレベルで魅力多い高知県が、強大な全国への情報発信 ツールを失う事態になれば、高知県は最早、観光立県の看板を下ろすしかないと私は思います。

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