夏の前哨戦、春季高校野球中国大会が開幕。
今年はAシード4校の地元・岡山勢が参加し、興味深い大会になった。
旧チームの主力がチームを引っ張る鳥取商。
ブルペンを見ると雑賀投手が投球練習している。
対する創志学園は渋く県大会を勝ち上がった。
絶対的なエース・高田投手が先発だ。
鳥取商・先発の左腕・森投手は立ち上がり四球と野選を絡み、内野ゴロで先制。
その裏、鳥取商も1死2塁で3番・森選手が強烈なライナーで右越え二塁打を放つも、2走がタッチアップの体勢に入り、スタートが遅れ、本塁突けず2.3塁に。
パンフを読むと、「走塁に力を入れて来た」とあった鳥取商。
次の塁を狙う意識が強すぎたか、通常ならあの打球はハーフウェーだったが、走塁を磨く野球をすると割と走塁ミスが出る場合がある。
5回は逆方面の安打が光る北川選手を起点に犠飛で追加点。
球場表示で143-144Kを記録していた高田投手は課題の変化球も切れ6安打完封。
6つの犠打を決め、主導権を渡さなかった攻撃も見事だった。
鳥取商は6回から登板した右腕・雑賀投手が好投。
例年、「強打」のチームを仕上げてくる同校だが、今年は左右2枚の本格派を擁し、上位陣拮抗の鳥取大会・夏の「覇」を狙う。
鳥取商先発・森投手
2番手.雑賀投手
創志学園・高田投手。
秋に続いての中国大会。
貫禄すら漂う。
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