令和最初の夏は学芸館が2-1で倉敷商を下し4年ぶり2度目の優勝!
決勝は名門公立の倉敷商VS新興勢力・学芸館の対決になった。
平成後期から続く「新興勢」の勢いが止まらず、今年も学芸館が優勝。
岡山の高校野球は新しい流れの中で新時代を迎える。
倉敷商・先発はここまで19イニング連続無失点の木村投手。
連投の疲れはあったが9回を投げ切り2失点。
大会を代表する左腕だった。
6回裏、倉敷商は2死2塁から岡田選手が左前打。
2走・谷選手が本塁を狙うも7-6-2と好連携でタッチアウト。
知念選手がレフトの近くまでバックアップし矢のような送球。センスの塊だ。
2番・3番に入る「沖縄コンビ」は大会を盛り上げた。
不振の金城選手に大会後半、積極的にアドバイスを送る知念選手。
そのアドバイスが効いたか・・8回、決勝タイムリー
内野から投手陣に声をかける知念選手
2年生捕手の溝上捕手は大会を通じ投手陣を好リード。
最後は昨年のエース・金村投手直伝のスプリットで空振りを奪う。
2年越しの「執念」だ。
優勝した学芸館の粘りは見事。
おかやま山陽・倉敷工・倉敷商と終盤に逆転。
競り合いを制するのは地力がある証拠。
前監督の「城東野球」をベースに「足」を意識した機動力は少し高川学園のような嫌らしさもあった。
昨年のような大型チームではなかったが、沖縄組を中心に勝利に対する執念が凄かった。投手継投も絶妙でした。
またスタンドの一体感も素晴らしく、校風の良さが伝わり、選手も「伸び伸び」プレーしていたのが印象に残りました。
先ずは甲子園1勝して新しい「歴史」に期待します。
倉敷商は3季連続の決勝進出。
例年以上の打撃力は新しい倉商野球を感じました。
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