令和最初の岡山大会の夏は学芸館が4年ぶり2度目の優勝。

今大会、同校の投手継投が絶妙で、この継投は昨秋の予選リーグから一貫していました。

かつて城東高校時代に中盤まで無失点に抑えてた投手をばっさり交代し、交代した投手が抑えるような試合があって、試合後に記者からの質問で「なんで好投してた投手を交代したのか?」との問いに

山崎監督は「投手の危険信号と言うのがあって、日ごろ接している指導者にしかわからないその選手の危険信号を察したからです」と。

昨秋就任した学芸館・佐藤監督は秋季リーグ戦から複数の投手を使い分けた試合を展開。

前年のような左右の絶対的エース不在の新チームで複数の投手を使いながら派手さはないが負けにくいチーム作りをしていたように思います。

この夏も徹底した継投策。

試合展開によって1年生投手に経験を積ます采配は見事でした。

接戦になった勝負所では丹羽投手→中川投手と継投。

丹羽投手の球筋が相手打線に合ってくると「危険信号」を察したように中川投手に継投。

それぞれ「役割」を果たした投球で優勝に貢献しました。

IMG_7208

投球回数24回3/1・防御率・1.48の丹羽投手

緩急を使い四死球で崩れる事なく安定した投球。

牽制も絶妙で1塁走者を釘付けにする場面もしばしば。

IMG_7517

投球回数19回3/2.防御率0.46の中川投手。

主に救援で登板も準決勝は先発で好投。

決勝で丹羽投手が先発に貢献する好投。



この岡山大会と同じような継投で勝ち進んだのが愛知の誉高校。

左右の投手を継投で使いながら名電・中京大中京を破り愛知大会優勝。

来春からの「球数制限」が予定されてる中で今後、岡山でも継投策の重要性や新しい流れが生まれそうな、そんな学芸館・佐藤監督の采配でした。

4年前の甲子園は県大会で熱投した宇治原投手が甲子園ではその面影なく、疲労蓄積状態のまま大会を迎えたように思います。

今大会の学芸館の投手起用は佐藤監督の目指している野球のように思いました。