2007年04月

2007年04月30日

東洋町に学べー市民運動の原則は蓮如にあり

141b95b0.jpg 東洋町の教訓は市民運動の原点を思い出しました。
 親鸞の弟子で、浄土真宗をひろめた蓮如。大衆の心情を理解した人の言葉だそうです。五木寛之氏のエッセイ「他力」に書かれていた言葉です。

 「難しいことをやさしく」
 
 「やさしいことを深く」

 「ふかいことを広く」

 この言葉を心に刻み、ひろめていきたいと思いました。

日本の平和運動を主導してきたのは左翼政党や労組、新左翼勢力でありました。確かに1時期そういう時代はありました。今もそういう傾向はあるでしょうが、かつての勢いはありません。

 その理由は「正しいことを言っているのだから必ず支持者が増えるはずだ。」ということで時代の変化、市民の意識の変化に対応せず、コミュニケーションの変化にも積極的に対応しない「化石化した指導層」の存在がかくも平和運動を弱体化させた要因でしょう。

 そこを謙虚に反省して再出発をしていただきたいですね。

 東洋町の出来事は教訓を含んでいます。ふだんは原子力政策に関係のない多数の町民の人達が真摯に原子力政策を学習し、賛成・反対の双方の意見を聞き取り冷静に判断された結果が東洋町長選挙の結果になりました。

 この事実と成果が再出発の要です。

 局地戦の勝利でとどまってはいけません

 東洋町長選挙は核廃棄物施設立地反対派が圧勝しました。反原発運動でここまで勝利することは歴史上なかったと思います。
 沢山保太郎町長は22日に当選されました。翌日の23日には原子力発電環境整備機構に電話と文書で文献調査応募の取り下げを要請、受理されました。

 近隣市町村に挨拶されながら24日には高知県知事に面談。25日には東洋町に隣接する徳島県の町村に挨拶され、徳島県知事にも沢山町長は面談されています。そして26日資源エネルギー庁は東洋町に文献調査を正式に中止しました。

 それは大変良かったことなのですが、そうなった直後からマスメディアの注目度が東洋町に対して小さくなりました。「喉元過ぎれば」という調子なのでしょう。

 22日には大掛かりな取材陣や中継車も配備していましたが、詳細な報道が出来よう筈もなく、次の関心事に移動していきました。根本的な問題にメスがはいることはありませんでした。

 現在の日本の原子力政策のあり方ではまた地方の自治体が狙い打ちにされるのです。高知県では佐賀町、津野町、そして東洋町が狙われました。まだ16箇所も候補地があり、既に20年前に調査しているのです。

 市民は情報発信力を伸ばし、原子力政策を日本の国民的な感心ごとにし、国会などで論戦し、国民投票に持ち込む課題にしなければなりません。そこまでもちこまないと日本国の原子力政策は転換できません。


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2007年04月29日

日米協議でも核問題が重要テーマでした

ce5e2108.jpg 大リーグの「松坂VS松井」対決の影に隠れて安倍首相のアメリカ訪問の報道が小さくなっています。ブッシュ政権を牽引するネオコンの手先になるための「日米軍事同盟」の確認と、世界中にアメリカの手先に日本がなり自衛隊を派兵する為の「おことわり」に安倍首相は訪米したのでしょう。

 もう1つ重要な点は原子力政策での日米協議です。

日米政府、原子力共同行動計画に署名(讀賣新聞)

 地球温暖化対策を名目に原子力発電所を協力にこしらえお互い支援していこうというこちらも「とんでもない日米同盟」です。

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2007年04月28日

東洋町から新しい日本経済をこしらえよう

94409e90.jpg 失業率15%。10年間で町内総生産額は28%のダウンした高知県東洋町。町民の信望が厚かった前町長が「禁断の果実」である高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査にともなう交付金に飛びつかざるを得なかった苦しさは理解できます。
 自分たちですら他人事はありません。高知県経済の「基幹産業」である建設土木、商業、医療業界、公務員経済がすべて右肩下がりの縮小均衡状態。かつて高知青年会議所(JC)で熱くまちづくりを語り合った仲間達の企業が最近何社も廃業や倒産しました。

 子々孫々に豊かな自然を残したい。と団結して立ち上がった東洋町の人達。対立を乗り越え気持は一つになるでしょう。前町長も町の将来を思えばこそ、「禁断の果実」に手を出したと思います。

 交付金に頼らないまちづくり、地方自治は可能なのか?それは地域社会で生きている地域の小さな企業とて同じです。それぞれに活路を見つけ見出す為に各人「なにが出来るか。」を出し合い信頼関係のもとに実践していきたいと思います。

 高知県の自然や資産、人とのつながりなど「あるものさがし」をして、高知の良さを全国に発信したい。その仕組みづくりをしたいという思いがあります。
 それぞれ皆様の「得意分野」で知恵を出し合えば良いのかなと思います。

 東洋町は予想以上の大差で核のゴミを受け入れないことになりました。町民のしこりが心配ですが、賛否が拮抗していた窪川原発の頃の窪川町や、マリンタウン計画の夜須町のような後遺症はそれほど残らないと思いました。

 わたしが「核のゴミ処理場」に反対しましたのは、巨額の交付金はでるでしょうが、風評被害と交付金依存症になれば地域の再生は不可能であると考えたからです。高知の「産物」の数々を都市部の市民に販売しようにも放射能の脅威があれば一切売れないからです。

 当面放射能の脅威はなくなりました。環境に配慮し、人に配慮する経済の仕組みが現実に確立されるようにみなさん一緒に行動されませんか。

(東洋町には海があります。サーファーが来ます。)


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2007年04月27日

原子力政策と民主主義は両立しないようだ

原子力政策は国策であり、市民の意見を聞き、どうにかすることはありえないようですね。情報公開もしないし、手続きも粛々と行いました。それだけに東洋町長選挙での核のゴミ反対派候補の圧勝はなによりでした。

 国や原子力発電環境整備機構のショックは相当なものでした。甘利産業経済大臣の品性のない発言も「負け惜しみ」以外になにものでもありませんし。

 民主主義と相容れない原子力発電所は存在自体が危険ではないのか?
 いままでそれほど考えたことはありませんでした。電気は空気と同じ。その4割りは原子力。あっても仕方がないのかなと思い込んでいました。

 反原発原理主義者ではありませんが、この間からの国側の下品な発言を聞きますと原子力政策は民主主義の敵のように思われてなりません。
 考えてしまいますね。こにあたりは。
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2007年04月26日

東洋町を元気にするプロジェクト

5d47d74b.jpg 東洋町のあの海。あの自然が守られたことは喜ばしい。東洋町の人達のやさしさに感謝です。でも失業率が15%。町で働きたくても働けない現実の生活があります。どうすれば良いのかすぐには妙案はありません。

 でもこの注目されたこと。そして核のゴミ処理場をはねかえしたことはとても強いインパクトを日本全国に与えました。これはプラス要素です。また町の長老が言わていましたが、野根と甲浦が選挙を通じて1つになった。ご婦人方のパワーによって。これも大きなプラスです。

 各人がやれることから実行でしょう。東洋町にもブロードバンドが必要です。東洋町の素朴な人達1人1人が情報発信をすること。情報インフラを整備すればアイデアはいくらでも沸いてくるはずです。


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2007年04月24日

原子力政策の矛盾を地方に押し付けるな!

4d76fbd0.jpg 東洋町町長選挙の反対派候補の「圧勝」は、高レベル放射性廃棄物最終処分場を高知県東洋町へつくろうと常駐スタッフまで滞在していた原子力環境整備機構と、資源エネルギー庁に大変なショックをあたえたようです。

 原子力発電所は「トイレのないマンション」であると言われてきました。
 原子力発電で発生する大変危険な高レベル放射性廃棄物。高知県東洋町の山中に地層処分する危険な処理方法が検討されているようです。
 高知県全域は南海地震の活動地域にあり、30年以内に50%以上の確率で震度6以上の地震が起こると予想されています。

 地震保険の保険料も一番高い地域です。そのような地震の危険性を無視して原子力環境整備機構なるものは「活断層も活火山も東洋町はないので地層処分しても安全」「南海地震は地表近くのこと。地下300メートルに埋めるので安全」であると強弁しています。

 南海地震はプレート型地震です。地中深くのプレートがずれ、歪が蓄積されて起こる地震です。地震学者は東洋町地域の地中は、過去の南海地震により「ぐちゃぐちゃ」であると言われています。

 原子力政策の矛盾を僅かな原発交付金をちらつかせて、すべて東洋町に押し付けようとしていました。東洋町の皆さんは良識のある人たちです。断固としてはねつけられるでしょう。そしてはねつけられました。とても立派なことです。

 そうなると国は困ります。困るべきです。困れば情報を公開し、国民的な議論をします。原子力発電をどうするのか。それが全国各地で議論されるでしょうから。

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2007年04月23日

人の心は買収できない

8316ed1a.jpg 注目の高知県東洋町長選挙は予想どうり沢山保太郎氏の圧勝でした。高レベル放射性廃棄物最終処分場を東洋町へこしらえなるものかという人々の真摯な心が?がりました。


 選挙期間中も匿名の人たちから買収の噂がメールで来たりしていました。具体例もありましたが、地元事情もわからないし、確めようもありません。 そのすぐ後に「削除してください。すみません」という緊迫感溢れるメールがきました。すぐ削除はしましたが。
 また長崎市長の射殺事件があり、異様な緊張感がありました。


 産業経済省は5月に東洋町で「文献調査をはじめる」と強弁していましたが、白紙撤回してもらいませんといけません。沢山新町長の最初の仕事はまずこれです。国に対して「NO!」をつきつけることからです。

 「交付金でまちづくり」と主張した候補者は支持を広く集めることはできませんでした。人の心をお金で買うことはできませんでした。賢明な東洋町の皆さんに敬意を表します。

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2007年04月22日

文献調査に反対する理由

ed8bc7fe.jpg 東洋町の高レベル放射性廃棄物最終処分場問題。文献調査にどうして反対なのか。わたしなりの理由を説明させていただきます。多数の東洋町の皆様と同じ理由であると思います。

1)前町長が独断で原子力環境整備機構に文献調査に応募したため東洋町内が分裂。町内に対立を持ち込んでしましました。

2)周辺市町村の首長や議会、県知事もこぞって反対しています。全く無視して産業経済省は文献調査を開始するとのことでした。「国策」が捏造されました。


3)処分方法の確定していない高レベル放射性廃棄物最終処分。東洋町は南海地震の活動地域。今後30年以内に50%の確率で巨大南海地震は起こるといわれているからです。


4)町内が分裂したうえで、交付金によるまちづくりは不可能。また交付金に一度頼ると、交付金には立ち行かなくなり、交付金依存症になります。引き返すことができなくなり高レベル放射性廃棄物最終処分場は東洋町になります。


5)東洋町がはっきりNO!をしめすことで原子力政策が転換する契機になります。情報公開と国民合意が事業の成否には必要となります。


6)「お金で人心を買収する」原子力政策に反対します。

 2007年4月22日に高知県東洋町の良識が全国に示されるでしょう。

 十分な説明をせずに僅かの原発交付金で反対する人たちを黙らせる原子力政策ではあってはいけない。事態はなにも解決しません。国策といわれる原子力政策が1東洋町の問題で終わる筈がないからです。

 自然が豊かで人情の熱い東洋町の人たちを分裂させ、対立させて平気な原子力環境整備機構のやりかたは許せませんね。今後は四国島内から出て行ってもらういましょう。人間の気持を破壊して「環境を整備する」ことなどできません。

 すべての政党、政治家は高レベル放射性廃棄物最終処分場問題に対する政治的な見解を公表すべきです。わからなければ東洋町を訪れ、東洋町の人たちに学んでいただきたい。

 4月17日にふぁーまー土居県議はそれを実践しました。その日「処分場絶対反対」という公約を掲げて当選した筈の県議の姿は見えなかった。どうなっているのでしょうか?誠意と政治的信条が今後厳しく問われるでしょう。

 市町村段階も県政も、国政でも高レベル放射性廃棄物最終処分場問題は政治課題でなければなりません。このたび東洋町のみなさんは大変勉強されました。私たちは東洋町に学んでいかなければならないと思いました。

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2007年04月21日

東洋町には核のゴミ処理場は不必要

8bd3e56b.jpg 4月17日に東洋町へある候補者の支援に行きました。県議のふぁーまー土居さんを連れて行くための私は運転手。人の集まる場所での演説会が主体でしたので、ゆっくり東洋町の景色眺めを見ることはできませんでした。

 サーフィンで有名な生見海岸や、遠浅の美しい海である白浜海岸。良港の甲浦港へも行きましたが何せ運転手だったゆえ写真撮影もままなりませんでした。

 でも東洋町民の皆様の意志は看板に表現されています。「原発交付金はいらない。ほっと深呼吸で切る自然を子孫に残さなければなりません」という主張は現地へ行きましたら納得です。

国道55号線沿いに東洋町の名物であるぽんかんの直売所がありました。そこででこぽんという果物を買いました。みずみずしくてとても美味しかったです。

 東洋町のみなさんが手作りでこしらえた看板にその思いは溢れています。


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2007年04月20日

東洋町が日本を変える

bdf81266.jpg 国民がのぞんでいない憲法改正や教育基本法の「改正」を推し進める安部内閣。最近その強引さが露骨です。東洋町でも大多数の町民が反対しているのに当時の町長が勝手に原子力環境整備機構の高レベル放射性廃棄物最終処分場に応募したことから東洋町は大変です。

 核廃棄物を受け入れようとする勢力が勝つのか、核廃棄物の持込を一切させないという勢力が勝つのかにより高知の未来は決まります。いや日本の未来ともいえます。

 ですのでどんなことがありましても22日の東洋町選挙。なにがなんでも核廃棄物の東洋町へ持ちこもせない勢力の候補者に勝利していただきたいと切に思いますそれも辛勝ではなく圧倒的な票差で勝利を願いたいです。

 4月17日に東洋町へ行きましたが、そのような大きな流れは出来上がっています。東洋町から日本は環境問題をより考える成熟した国になるでしょう。

 現地情報は混沌としています。東洋町で日本の運命は決まります。

 

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