こんにちはー。
旧正月にともない中国企業はほとんど連休に入りました。
連休前納品ということで、港行ったり倉庫行ったり、ちょっとバタバタしてます。


さてさて前回のつづきでございます。


古都キャンディを後にしたのが12月30日。晦日イブです。
バスを乗り継いで中部山岳地帯を下り、聖なる山「スリーパーダ」を目指します。
ここへ登り、初日の出を見よう! というわけです。

写真 11-12-30 20 40 28
途中の景色は、本当に素晴らしかったです。
(行った事ないけど「スイス」なイメージ)

写真 11-12-30 21 00 131
途中の雑多な街でご当地コーラ「KIKコーラ」を飲む。
とにかく蒸し暑いのですぐ喉が乾く!
(余談:中国には「非常コーラ」という美味いご当地コーラがあります)

写真 11-12-31 15 19 11

車両が入れる限界の麓の町に到着。
あれが「スリーパーダ」かぁ。まだめちゃ遠いじゃん。

標高2238m 
ガイドブックによると、頂に「足跡」があり
仏教徒は「仏陀の足跡」
ヒンドゥー教徒は「シヴァ神の足跡」
イスラム教徒は「アダムが地球におりた時のもの」
キリスト教徒は「アダムが楽園を追放され地上に降り立ったときのもの」
と宗派を越えた聖山として信仰の対象となっているそうです。

僕らは前乗りだったので麓のゲストハウスに一泊し
翌日の昼すぎにベースキャンプ(笑)へ向かいました。

写真 11-12-31 15 29 27
写真 11-12-31 15 29 274
途中の仏像 ありがたや~。



写真 12-01-01 12 53 25
約1時間かけてベースキャンプである「日本寺」へ到着。
(バテ気味 本番大丈夫かなぁ~)

そう こんな所に日本寺と呼ばれるお寺があるのです。
入り口にある石碑(写真)には
「南無妙法蓮華経」と漢字が掘り込まれています。 
そう、ここには鎌倉仏教の日蓮宗「妙法寺」というお寺があるのです。
超ビックリしました。


そしてなんと、ここに37年住んでいるという日本人ご住職が
出迎えてくれました。 スリランカのこんな僻地に!! まじかーーーっ!
写真 12-01-01 13 52 0988
写真 12-01-01 13 52 0977
熊本県玉名市のご出身だそうで、とっても立派な方でした。

僕らは大晦日の昼過ぎに到着し、桃源郷のようなこの場所で登山への出発までゆっくりと過ごしました。
山への登山途中に位置しているので、スリランカ人達もこの見慣れぬ漢字が書かれている寺をのぞき、そしてお祈りしていきます。宗派を越え仏に手を合わせる姿を眺めているだけで心が洗われますね。
しかし上から下山してくる人のほとんどが疲労で足を引きずりながら降りて来る姿を見ると、不安でいっぱいになりましたね。 

夜になると各地から集まった隊員や友人約20名が集結し、日本式カレーと年越しそばを御住職を囲んで食べました。 
写真 11-12-31 23 14 44
隊員や御住職にとっては久しぶりの日本食であったようで皆大興奮でした。
(そうなりますよねー (=^ェ^=)  )
そして年明け直前に、お寺の鐘を全員で108つ叩きました。 


夜中2時 意を決してデッぱつです。 昼間と違い寒いぞこれは。
写真 12-01-01 0 03 56
頂上までの外灯だけが遠くに見えます。

ずーっと階段。 ひたすら階段。 何段あるんだ。 頂上に近づくにつれて急勾配になる。
膝はとにかく大爆笑。 風も強い。 寒いけど汗で下着は濡れている。 途中諦めて引き返す人の姿も。 

そして登る途中、↓写真の場所で僕らが通る直前に心臓発作で息を引き取ったご老人が横たわっていた。
写真 12-01-01 10 52 41
隣で泣き崩れる奥さんと思われる老婆。 
元旦から超シビアな状況に直面し、呆然と眺めることしか出来なかった。
すごくショックだったけど、下山中に明るくなった現場を改めて見て
「あー 仏像の前で亡くなったんだな。 ある意味本望だったのではないか」という気持ちに加え、大自然と宇宙のパワーの前に、人の生死が繰り返される、ごく当たり前なことを再確認した不思議な気分になりました。

我々は3時間弱かけて、日の出の約1時間前に登頂を果たしました。
(余談:御住職は40分で登るそうです!)
頂上は凄い強風、その上、聖なる場所なので裸足にならなければなりません。ごっつ寒かった。
初日の出の御来光を待つのは宗教もバラバラ、人種もバラバラ、ただそこに居合わせたという「縁」で繋がる仲間達、約200人くらいでしょうか。

待つこと30分、東の空がうっすら明るくなってきました!!
写真 12-01-01 9 08 51
写真 12-01-01 9 16 27
写真 12-01-01 9 30 46
写真 12-01-01 9 08 514
写真 12-01-01 9 45 21
キターーーっ! 2012ねんーーーーーっ!
太陽さまーー!! ことよろですーーー!!

とっても綺麗な太陽でした!
なんなんですかね 普段生活してると分からないけど
毎日これが繰り返されているんだ。 すげえな地球。

写真 12-01-01 10 00 31
尖った山なので、西側には綺麗な山陰が。 神々しすぎる。

写真 12-01-01 10 04 00
雲海も綺麗でした。
階段きつかったけど、この景色で疲れが吹っ飛びました。とりあえずは。。。

下り始めてすぐに、登りより下りの方が膝への負担が大きく
その後、1週間にも及ぶ筋肉痛となるのでした。

スリランカへ行かれる方、「スリーパーダ」は本当にオススメです。

写真 12-01-01 13 52 0911
最後のお別れ前に記念撮影。
御住職、お世話になりました。 「通りもん」味わってください!



さてさて、バス移動が多かった旅行前半戦に加え、苦行とも言える登山をこなした僕は
「後半はゆっくりしてぇー」という煩悩に打ち勝つことができず
一度コロンボへ戻った後は、スリランカ南部のビーチ沿いでマッタリすることにしました。


写真 12-01-01 21 40 13
コロンボの海は西に面しており、夕陽が海に沈みます。
この海沿いを走る鉄道に乗りたかった!(乗れなかった)

写真 12-01-01 21 59 29
コロンボには外人向けのパブが何件かあるので
飲酒環境はまずまずです。
逆に地方ではレストランでの飲酒は難しく
酒屋もパチンコの景品交換所のような雰囲気。
酒好きにはちょっと肩身が狭い感じです。

写真 12-01-02 0 36 14
と言いつつ、すんごい飲みましたが。
(お世話になった小学校教員の隊員と)



写真 12-01-03 14 00 16
南部のリゾート地「ヒッカドゥア」到着。
かつてリアルヒッピーが作った町だそうで、その為か欧米人観光客が多く、カレー以外の食事やバーもあるので、居心地最高でした。
良い波と珊瑚に恵まれてるのでマリンスポーツも盛んです。 サーフィンやりたかったんですが、筋肉痛がひどくて断念しました。。。。 ♪(´ε` )

写真 12-01-02 13 47 5596
スリランカ人は笑顔がナイス。 僕はこんな綺麗に笑顔を作れない。 

写真 12-01-02 13 47 5592
この穏やかな海。
しかし2004年のスマトラ島沖地震の大津波はここにも押し寄せて
スリランカ全体で35000人以上の犠牲者を出しました。
地震ではほとんど揺れず、津波前に沖合いにすーっと海水が引いていき
それが珍しくて見に来た人たちをごっそり飲み込んだそうです。
このような大災害に遭った為、スリランカ人はより親身に東北を心配してくれているのだと思います。

写真 12-01-04 12 23 21
ビーチで出会った女の子。
なんと日本人とのハーフ。 両親がヒッカドゥアでゲストハウスを営んでいます。
ちょうどウチの娘と同じ3歳。 めちゃ可愛かったー。 

パパの勝手で年末年始寂しくしてるかなーと福岡に電話してみると
「ぜんぜん さみしくないよー おみやげまってるねー」
とショックな反応でした。 とほほ


基本、ここではダラダラして、たまにシュノーケリングしたりしてました。
写真 12-01-04 12 29 293
波打ち際にもたくさん魚くんが。 癒しですね。


一日だけ遠出して、「ゴール」という世界遺産の城塞都市を見物にいきました。
写真 12-01-02 13 47 5597
写真 12-01-02 13 47 55995
写真 12-01-02 13 47 55997
欧米列強が築いた砦。 歴史的価値が評価されたんでしょうね。
スリーパーダを見ちゃうと、ちょっと感動は少なかったかもです。


最終日、コロンボへ向かう途中
非常によく当たるという「魔女」へ会ってきました。
(魔女と勝手に呼んでいるだけで、中国でいう漢方の先生みたいなものかな)
手の脈を触るだけで、その人の病気が分かるというもの。
アーユルヴェーダとも密接な関係があり、奇奇怪怪な世界です。

恐ろしいことに、小さい頃の病気や現在の首の凝りを当てました。
肺もあんまりよくないと診断されてしまいました。(禁煙中です)
そして3か月分の薬を処方され、激マズのハーブみたいの飲んでます。
どうなんでしょう これで健康になれたらラッキーですね。


長ったらしく書きましたが、以上がスリランカの旅日記です。
振り返ってみても、やっぱり良い国だったなぁと思ってます。
そして何より、「旅」って最高! と実感してます。

仕事頑張って、また行ったことの無い場所へ旅してみたいなと思ってます。
最後までお付き合いいただいてあざっす!!

ニイハオ2012! 僕にも、あなたにも、最高の一年になりますように!!! 

(ウエムラ)