toshi_tomieのブログ

一般科学に関する独り言

    最表面原子の電子状態を見る
    EUPS(http://staff.aist.go.jp/t-tomie/EUPS/)で
    新規な材料評価法を開発しています。

    今日で3/11の東北地方太平洋沖の大地震から7年目です。

    恐怖におののいた数日でしたが、恐怖の記憶は薄れていきます。

     

    産総研に建物も大きな被害を受け、修復までの一か月は、入構不可でした。第二事業所のC棟とD棟の間が地震で壊れ、初めて、建物の間を簡易につないでいた渡り廊下であることを知りました。

    今、5階以上は再建されず、奇しくも巨大地震のモニュメントになっています。八階建ての
    C棟とD棟には、見苦しい補強が行われており、これもモニュメントです。この二つは、その時に建物にいた人には、7年前の大きな揺れを思い起こさせます。ほかには、巨大想起させるものはなく、記憶は風化していくでしょう。

     

    でも、いまだに、避難生活者が7万人もいるそうです(文献1)。悲しいことです。

    原発事故当初から、私は、放射能レベルは、健康には全く影響がないと訴えてきました(文献2)が、人々の不安の心を変えることはできません。

    また、いまだに福島産の農産物を購入しない層があるそうです。残念なことです。

    こういうことこそ、早期に風化すべきです。

     

    高台移転とか、巨大防波堤とか、愚の骨頂のアイデアがありましたが、どうなったでしょうか?消えていてくれるでしょうか?除染と言う巨大な税金の無駄使い、これは、終わってくれている様です。原発から水の海への流出を防ぐ、凍土壁。これも実にバカげた菅家ですが、どうなったでしょうか?原子炉の解体。これも極めてゆっくり進んでいる様です。私の予測は間違っていたでしょうか?もしも私が間違っていたなら、間違った理由の考察をせねばなりませんが、早くしてくれないと、私の予測の理由を私自身が忘れてしまいそうです。

     

    早く風化し、避難生活者がゼロになり、農作物の風評被害がなくなって欲しいですが、2万2千人以上が亡くなられたこと、日本中が大パニックになったこと、政府が右往左往したこと、これらは、いつまでも記憶にとどめておくべきです(文献3)。

     

    ―――――――――――

    (参考文献)

     

    1)

    東日本大震災から7年 避難生活、いまも7万3千人

    朝日新聞デジタル 3/11() 0:21

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000002-asahi-soci

     

     

    2)

    「放射脳と健康」、「放射能の規制」、および「原発と放射能」カテゴリに多くの解説記事を書きました。例えば、

     

    原発避難の高齢者826人中77人死亡ーー枯れ尾花政策継続で死者続く

    2011-07-02 14:28:05

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51975271.html

    をお読みください。

     

    3)

     南相馬から夜空へ 鎮魂と再生の願い込め光ともす

    朝日新聞デジタル 20183102119

    https://www.asahi.com/articles/ASL3B5D7RL3BUQIP01J.html?ref=yahoo

    私は奄美群島の沖永良部島の出身です。久しぶりに3泊四日の帰郷し、親戚訪問をしましたが、宿泊した知名町営国民宿舎に、天皇皇后両陛下の写真が掛かって居ました。昨年11月に両陛下は奄美群島巡りをされ、与論島にはホテルがなく、沖の永良部島に泊まって日帰り旅行したので、そのおきえらぶフローラルホテルに二泊されたそうです。

     

    両陛下が宿泊

    両陛下が沖縄や硫黄島など太平洋戦争の激戦地を訪問し、慰霊の旅を続けてこられたことは知って居ましたが、奄美群島を旅行されたことは知りませんでした。

    奄美群島は、戦後、沖縄や小笠原諸島とともに19531225日まで、米軍の統治下に置かれ、住民は本土への渡航が制限され、特産の大島つむぎや黒砂糖の販売の道も断たれ、島民の生活は困窮を極めた歴史があります。

    アメリカ軍の琉球列島米国民政府による自治権制約などの政策や、沖縄戦で疲弊した沖縄本島への資金集中、本土との分離に伴う換金作物や物産の販売経路の途絶などにより、経済が疲弊し飢餓の兆候さえ出てきていた奄美の住民は不満を増大させた。分離直後から始まっていた奄美群島祖国復帰運動は激しさを増し、日本復帰を願う署名は14歳以上の住民の99.8%に達し、ガンディーの運動を真似て集落又は自治体単位でハンガーストライキが行われ、小中学生が血判状を提出する事態も発生した。と言う説明があります。

    この記事を書くため調べ、両陛下が03年、奄美群島が日本に復帰してから50周年を祝う現地の式典にも出席しているそうです。つい3か月前の永良部訪問を知り、奄美の人々への思いに大きく感謝を感じます。改めて、素晴らしい、象徴天皇です。

     

    以下の日程だったようです。

    1日 1116

      皇居(乾門)御出門

      東京国際空港御発 特別機

      鹿児島空港御発 特別機

      屋久島空港御着

      屋久島町総合センター

      屋久島空港御発 特別機

      沖永良部空港御着

      お泊所 おきえらぶフローラルホテル

     

     第2日 1117

      沖永良部空港御発 特別機

      与論空港御着

      百合ヶ浜展望休憩所

      与論町地域福祉センター

      与論空港御発 特別機

      沖永良部空港御着

      お泊所 おきえらぶフローラルホテル

     

     第3日 1118

      花き生産者圃場

      和泊町国頭小学校

      和泊町役場

      沖永良部空港御発 特別機

      鹿児島空港御発 特別機

      東京国際空港御着

     

    泊まられたのは5階だそうで、その部屋は1年間一般客の宿泊を受け付けないそうです。

    我々は2階に泊まりました。

     

    和室14室(和室87室・和室67室)、洋室58室(シングル45室、ツイン10室、トリプル3室)だそうですが、我々が泊まった和室6畳は一人一泊税抜き3,300円でした。

    税抜き800円の朝食バイキングは、鶏飯、カレー、などとてもおいしくお得です。

    今頃なので無料wi-fiです。車で30分の空港までの送迎は無料です。

    糖尿病に絡むいろいろな論文を読んでいます。理解できた範囲でご紹介します。

    今回は、脂肪細胞が作る、レプチンと言うペプチド(アミノ酸がつながった物質)ホルモンがインスリンの効き(抵抗性)を制御している、ことを明らかにした論文を紹介します。東京医科歯科大と京大医学研究科の小川氏と中尾氏の
    2003年の論文です(文献1)

     

    脂肪細胞は、エネルギー源としての脂肪を蓄えるだけでなく、生体における最大の内分泌臓器だそうです。

    脂肪細胞から分泌されるホルモンの一つであるレプチン(Leptin)は、Leptin脳の視床下部に直接作用し、満腹感を作り出し摂食抑制作用があるそうです。また、交感神経を亢進し、エネルギー消費を亢進する様です。これにより、肥満を抑制する様です。

     

    レプチンは視床下部に作用

    小川&中尾氏らは、以上のレプチンの働きを、マウスを使った実験で確認しました。

    一つが、脂肪萎縮して脂肪細胞のないマウス(A-ZIP/F-1)。もう一つが、肝臓でレプチンを作るマウスと脂肪萎縮マウスを交配させて作った、脂肪がないが肝臓でレプチンを作るマウス(LepTg/A-ZIPTg)。

     

    レプチンがインスリン感受性を改善

    脂肪萎縮マウスでは、インスリン感受性(効率)が低く糖尿病でしたが、レプチンが分泌されていませんでした。

    LepTg/A-ZIPTgは脂肪組織はありませんでしたが、レプチンが肝臓から分泌されるので、インスリン感受性は正常でした。

    このことから、レプチンがインスリン感受性に重要であることが明らかになりました。

    肥満マウス(ab/ab)では、脂肪はたっぷりあるのに、レプチンは少なく、インスリン感受性は低かったです。脂肪が多くなりすぎると、レプチンの分泌が抑制されることが分かります。

    脂肪萎縮マウスに、レプチンを少々投与してもインスリン感受性は不良でしたが、大量に投与すると改善しました。

    脂肪萎縮マウスに、脂肪組織を移植すると、インスリン感受性が改善しました。


    この論文から、レプチンなどの重要なホルモンを分泌するので、脂肪はとても重要であり、脂肪を減らし過ぎてはいけないこと。一方で、脂肪が増えすぎると、レプチンの分泌が抑えられるなど悪いことが起きる様であること、が分かります。

     

    ――――――――――――

    (参考文献)

     

    1)

    小川佳宏, 中尾一和

    特集 脂肪細胞とインスリン抵抗性 レプチン (Leptin)

    糖尿病 46 (2003) 9 p. 730-732

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo1958/46/9/46_9_730/_pdf/-char/ja

    今度は、運動することでインスリンの効率が増大することを示す実験結果(文献1)をご紹介します。

     

    1970年に出版された、スエーデンのイエーテボリ大学の研究グループの論文です。

     

    先ず結果を示します。7人のデータの平均値です。血糖値には、トレーニングをする前と後で顕著な変化はなかったですが、

    筋トレ効果血糖値-平均


    トレーニングをすることで、インスリンの分泌量が半分程度になりました。
    筋トレ効果インスリン-平均



    100gのブドウ糖を投与で血糖値が上昇し、それを抑えるためにインスリンが分泌されますが、少ない量で同じ効果が出た、つまり、インスリンの効率が上がりました。

    7人の被験者は肥満ではあるものの、血糖値は高くなく(空腹時に100以下で、食後2時間値が140以下)、糖尿病ではありません。空腹時血糖値に下げるに必要なインスリンが分泌されるだけで良いです。

    この実験によると、運動はインスリンの効率を上げるように、体内を改善する、と言うことになります。

    シリーズ⑤で紹介した実験も同様で、運動をしないと、インスリンの効果が落ちました。

     

    以下で、実験方法を詳しく説明します。

    被験者は、19歳から60歳の女性8人と、19歳と50歳の男性二人。全員が肥満で、体重は、87kgから124kg。運動のテストをすることで改善されると説明され、積極的に協力したそうです。

    運動の試験中に食事制限しないようにと言われました。

    強い運動ができるために、心血管の治療をしていない者、その他の病を持たない者が選ばれています。彼らの通常生活は比較的低活動でした。

    彼らはジムで、指導者の下で、8週間のトレーニングを受けました。

    最初の二週間は、1日4時間、週に5日、残りの6週間は1日3時間、週に三日のトレーニングを受けました。

    トレーニングの強さは個人個人によって異なりました。

    毎回のトレーニングでは、先ず、運動の負荷が変えられるエルゴメーター自転車で、4分間のウオームアップをし、そのあと自転車で、次に、静的、動的な、腕、腹筋、背筋、足の筋肉の筋トレを行いました。

    自転車のトレーニングでは、4分間、全力で漕ぎ、次の4分間は最小負荷で漕ぐ、と言うのを繰り返します。

     

    アイソメトリック筋トレ(静的筋トレ。投,跳のような動きを伴わない,関節を曲げたり伸ばしたりしない、筋収縮運動を中心とする筋トレ。壁や柱などを力いっぱい押したり、一方のヒジを約90度に曲げた状態でその手のひらを上に向け、もう片方の手の平を上からかぶせるようにして合わせて上下から押し合ったり、椅子に腰掛けた状態で両足の足首を交差させ、下になっている方の脚はヒザを伸ばす方向に力を込め、上になっている方の足は下になっている方の足を押さえつけるように力を込める、などの運動)では、歪ゲージを用いるなどの(当時としては)新しく設計された装置を使いました。

     

    アイソトニック筋トレ(動的トレーニング。腕立て伏せ、スクワット、ダンベルなど、一般的筋トレ)では、一分に6回繰り返すと疲れる程度の強さで運動させました。

     

    トレーニングにより最大酸素摂取量は6%向上し、心拍数は5%少なくなりました。胴の曲げ力は5割増え、伸ばす力は1/3増えました。腕力の増加は5-15%でした。体重は平均で3%増えました。

     

    個人個人のデータは大きくばらついています。被験者AEだけは、インスリンの分泌量は、トレーニングにより増えました。最初に示した図では、このAEのデータも含まれています。

    筋トレ効果インスリン-2
    筋トレ効果インスリン-1
    筋トレ効果血糖値-2
    筋トレ効果血糖値-1



     

    ――――――――――――

    (参考文献)

     

    1)

    P.Bjorntorp, et al.,

    The Effectt of Physical training on InsulinProduction in Obesity

    Metabolism 19,(1970) 631

    日中首脳往来「着実に推進」、李首相来日調整へ

    と言う記事が出ました(文献1)。

     

    河野外相は1/28、中国の王毅(おうき)外相と北京の釣魚台国賓館で会談した。

    日中韓首脳会談に合わせた中国の李克強首相の来日と、安倍首相と中国の習近平国家主席の相互往来を着実に進めることで一致した。

    日本の外相の訪中は2016年4月以来。会談は昼食会を含め、約3時間半に及んだ。

    会談の冒頭、王氏は、今年が日中平和友好条約締結40周年にあたることを踏まえ、「両国関係が早急に平常化し、発展の軌道に戻るよう期待する」と表明した。

    河野氏も「首脳往来をはじめ、全面的な関係改善を進めていく中で、信頼関係を強化したい」と応じた。

    両氏は、日中韓首脳会談に合わせた李氏の来日日程を調整することで一致した。

    日本政府は今春の来日実現を目指している。

     

    日中関係に関する、これまでの私のブログ記事のリスト(カテゴリ、「中国」「政治」)を下記に示します。

    私が、日中関係改善の足音を聞いてから(文献19)、すでに3年半、安倍総理が習主席と25分の短い会談をしてから2年(文献16)、が経過はしていますが、着実に良好化しているのは喜ばしいことです。

     

    ―――――

    (参考文献)

    1)

    日中首脳往来「着実に推進」、李首相来日調整へ

    読売新聞 20180128 2231

    http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180128-OYT1T50134.html

     

    2)

    東京で第8回日中韓外相会議開催。中国外務省のホームページに12本もの関連記事――日本と仲良くしたがっている中国

    20160827

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52260080.html

     

    3)

    尖閣沖公海で、海上保安庁が中国漁船の6人を救助。中国外務省が称賛――――北風では、人は変わらない。太陽の海上保安庁、有難う

    20160812

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52259124.html

     

    4)

    中国の反日は、なくなるーーー経済が政治を変える。G20の記事からの富江の予測。

    20150907

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52225335.html

     

    5)

    抗日戦勝利70周年記念式典の中国での実況中継テレビの画面いくつかーーー「抗日」でなければ、楽しめたパレード。習近平重要演説で、30万人兵削減を発表

    20150903

     

    6)

    中国の「抗日戦勝利」70周年記念式典(9/3)に安倍首相欠席ーーー当然。欧米が参加していたら、参加していた首相。なんと哀れな安倍晋三

    20150825

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52223546.html

     

    7)

    70年目の広島原爆の日。平和記念式典に、核保有5大国では中国のみ欠席

    20150806

     

    8)

    戦後日本の基本となるポツダム宣言ーーーあまりにもの酷さに唖然。米中英の名誉のため、抹消さるべき。対して玉音放送の格調の高さ。8/15に、日本は、文化で勝利

    20150729

     

    9)

    シールズは、中国を変えるか?--数千年、外敵の侵入、支配で怯えてきた裏返しの「中華」思想?

    20150724

     

    10)

    70年も前の「抗日戦」「勝利」を祝う、悲しさと、式典に安倍首相を招待する非礼ーーー首相の訪中は国慶節(10/1)が適当

    20150712

     

    11)

    日本標的の核ミサイルは、遼寧省に。東京から1500kmの沖縄を攻めるは愚の骨頂ーー沖縄米軍基地は、中東の攻撃にも役立たず、台湾進攻抑制にも、張り子の虎

    20150710

     

    12)

    ロシアでの戦勝70年記念式典に、タカ派の安倍首相が期限直前まで熟考?--日露戦争勝利は、何周年まで祝った?

    20150511

     

    13)

    内戦状態の也(イエメン)から、中国軍艦で、日本人旅行者も一人救出(中国政府からの申し出)ーー中国人629人と外国人279人を移送

    20150408

     

    14)

    中国主導のアジアインフラ投資銀行。参加申請は48国・地域ーー各国に反対工作した米国の誤算は英国の参加。米国協調の日本は見送り

    20150401

     

    15)

    中国のテレビニュース(CCTV13)が、安倍首相の衆議院解散と高倉健さんの死去を大きく報じる

    20141119

     

    16)

    安倍総理と習主席が北京でのAPEC11/10に、25分の短い会談ーー2年半ぶりに日中首脳が会ったことに歴史的意義。国内向けに無表情の習主席の内心はきっと大喜び

    20141117

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52178756.html

     

    17)

    日中関係、両国の思いの温度差ーーー新華社と朝日新聞デジタルでの日中関係の記事の占める割合の比較に見る

    20141109

     

    18)

    北京でのAPECで、日中首脳会談へ--事前に四項目合意。東シナ海の緊張状態に異なる見解、など

    20141108

     

    19)

    日中関係改善の足音ーー領海侵入が減っている尖閣諸島。4月に胡耀邦の長男が安倍総理と面会。5月に高村副総裁が中国ナンバー3らと、7月末に福田元首相が習主席と会談

    20140808

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52163888.html

     

    20)

    「日中は仲睦まじく」王毅外相(3月8日)ーーー知日派列伝。チベットで涙した胡耀邦。天安門広場の断食学生たちの前で声を詰まらせた趙紫陽

    20140618

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52156709.html

     

    21)

    尖閣問題で一触触発の関係の中国を、国際社会で孤立させるべき最悪のタイミングでの安倍靖国参拝。韓国も台湾も米国も欧州も、中国の味方にしてしまった

    20131229

     

    22)

    「静かな靖国参拝。騒ぎにしたのはマスコミ」と、間違い歴史認識の麻生氏ーーA級戦犯合祀の後に天皇親拝なし。戦後政治総決算の大仰な中曽根公式参拝で、中国が公式反発

    20130810

     体を動かさなくなると、インスリンは分泌されても血糖値の下がりが少ない、つまり、インスリンの働きが大きく阻害される、と言う実験結果をご紹介します。

     

    1972年に出版された、テキサス州サンアトニオのUSAF医療センターの研究グループの論文です。

     

    実験は、家族に糖尿病歴がなく、本人も健康な、18歳から22歳の8人の若者です。

     

    6週間、一日1時間の仰向けの運動をさせ、測定し、それを参照(control)データとします。次に、35日間ベッドの上に寝かせます。4人ずつの二つのグループに分け、一つのグループはそれまでと同じ運動をさせ、もう一つの4人は、安静にしてもらいました。

    食事は2600calのダイエット食と260gの炭水化物を与えます。

     

    結果が下図です。

    血糖値は、ベッド生活により食事前の値が増えています。食事により血糖値が増大しますが、35日の安静生活の後で、増大量がより大きくなりました。

    安静の影響血糖値

    一方、食事前のインスリンの量は、ベッド生活の前と後ではっきりとした違いはなかったけれども、食事によるインスリンの増大は、35日間のベッド生活により、2倍になって居ます。インスリンの増加は、ベッドの上で運動しなかった4人の方が多いです。

    安静の影響インスリン分泌量

    血糖値の増大を抑えるべくインスリンが分泌されますが、ベッド生活により運動しなくなることで、インスリン分泌量は大きく増えたにも関わらず、血糖値はより大きいです。

    つまり、運動不足で、血糖値があがり、それを抑制すべくインスリンの分泌は大量に増えたのに、血糖値の抑制は極めて不十分でした。

    運動不足は、インスリンの効率を大きく低下させます。同じくベッド生活をしても、一日僅か一時間の運動でも、インスリンの効率低下が軽減されます。

     

    ――――――――――――

    (参考文献)

     

    1)

    R.L Lipman, et al.,

    Glucose Intolerance During Decreased PhysicalActivity in Man

    Diabetes 21,(1972) 101

     75gOGTT75g経口ブドウ糖不可試験)で2時間経過後の血糖200mg/100cc糖尿病とされますが、それを明確に示すデータがありましたので、紹介します。

    1971年に出版された、アメリカのアリゾナ州、関節炎、代謝病国立研究所のグループの論文(文献)です。

    調査対象者はインディアンのピマ族PimaIndian)で、5歳から74歳までの男1340人、女1571人、合計2911人です。検査は1965-1969年に行われました。

    ピマ族は、中央アリゾナのインディアン保存区に住んでいる部族で、他の部族から離れて住んでおり、糖尿病患者の割合が多かった部族です。対象者が多いため、信頼性の高いデータが得られました。

    75gOGTTでの2時間経過後の血糖値の、年齢別分布図を以下に示します。男の5歳から14歳では、100mg/100ccに単一ピークを持つガウス分布ですが、

    pima若年男

    年齢が上がるに従い、
    300-400にもう一つの小さなガウス分布がありました。35歳以上になると、第二のピークが顕著になります。
    pima高齢男


    女性の場も、同じ、年齢依存をしました。

    pima若年女
    pima高齢女


    第一のピークは、男の場合、5-14歳で9865-74歳の129まで、年齢とともに高くなりました。女の場合は、45-54歳の147まで年齢とともに増えましたが、それ以上では大きな年齢依存はありませんでした。

    第二ピークは、男で300-400、女で350-450で、明確な年齢依存は見えませんでした。

    第一ピークが正常者、第二ピークがII型糖尿病と考えられ、その境界は200mg/100cc強です。

    このデータから、75gOGTTでの2時間経過後の血糖値200mg/100ccが、糖尿病の判定基準になって居る様です。

    第二ピークは20歳前後から現れ始め、30歳前後で10%位になり、40歳前後以上で30-50%になりました。シリーズ①で紹介したように、日本人の糖尿病患者は60歳以上で20%程度ですので、ピマ族の糖尿病比率が高いことが分かります。

     

    ――――――――――――

    (参考文献)

     

    1)

    N.B. Rushforth et al.;

    Diabetes in the Pima Indians

    Evidence of Bimodality in Glucose ToleranceDistributions

    Diabetes  20(1971) 756

    食前に乳清(ホエープロテイン)を摂ることにより、インスリンと消化管ホルモンGLP-1分泌が倍増し、食事による血糖値上昇が半減したという実験結果を報告した論文(文献1)を紹介します。

    2014年の論文で、イスラエルのテルアビブ大学の研究です。

     

    乳清(文献2)とは、チーズを作る際に固形物と分離された副産物として大量に作られる蛋白です。ヨーグルトを静かに放置しておくと上部に液体が溜まる事があり、これも乳清です。

    英語ではWheyで日本ではホエープロテインとして売られ、筋肉トレーニングで疲労、傷ついた筋肉の栄養補給用サプリメントで、筋トレの必需品です。

     

    被験者は、Ⅱ型糖尿病15人です。

    15人を二つのグループに分け、半分に水に溶かした50gホエーを飲ませ、残り半分には水だけを飲ませ、30分後に353kcalの朝食を与え、インスリンなどを30分置きに測定しました。

    2週間後に、もう一度測定を行いましたが、今度は、先にホエーを飲んだグループは水だけをのみ、水だけ飲んだグループはホエーを飲ませました。

     

    血糖値の時間変化が図1です。

    空腹時(朝食前)血糖値126 mg/dL (dL=100cc)以上が糖尿病型とされますが、被験者は糖尿病患者で、食事前の血糖値はそれ以上になっています。

    食事により血糖値が上がり、一時間後にピークに達しますが、朝食の30分前にホエーを飲んだグループ(白抜き印)の血糖値上昇は、水だけのグループ(黒塗り印)の半分以下になって居ます。

    ホエーによる血糖値抑制

    血糖値の上昇によりほぼ0であったインスリン濃度が増えます(図2)が、ホエーを与えられたグループの量は2倍強でした。

    インスリンの変化

    インスリンの分泌を促進する作用のある消化管ホルモンGLP-1の分泌量(図3)は、GLP-1の変化ホエーの食前摂取により3倍近くになって居ます。前にiがついているのは、損傷されたGLP-1を示し、tは、全量であることを示します。GLP-12/3位が損傷しましたが、どういう原因でGLP-1損傷するかを私はまだ理解していません。

     

    血糖値低減対策として体重を減らすべく、私は運動を始めました。脂肪は減らしてしかし、筋肉は減らさないようにと、プロテインを飲み始めましたが、インスリン分泌促進効果があるらしいのは、一石二鳥、です。

     

     

    ――――――――――――

    (参考文献)

     

    1)

    Daniela Jakubowicz et al.;

    Incretin, insulinotropic andglucose-lowering effects of whey protein pre-load in type 2 diabetes: a randomised clinical

    trial

    Diabetologia (2014) 57:1807–1811

     

    https://link.springer.com/content/pdf/10.1007%2Fs00125-014-3305-x.pdf

     

    2)

    乳清

    wikipedia

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E6%B8%85

    血糖値とは、血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度で、空腹時に110mg/cc以下、75gの経口糖投与2時間後(あるいは食事2時間後)の値が140m/cc以下が正常値で、

    それぞれ126以上、200以上が糖尿病「型」とされています(文献1)。

     

    次の三つが、糖尿病三大合併症とされています(文献2)。

    1. 神経障害

      手足の血行が悪くなり、神経障害が起きる。

      しびれや感覚のにぶりなどに始まり、悪化すると壊疽(えそ)を起こし、下肢切断の危険も生じる。

       

    2. 網膜症
      血行障害から眼底の血管がつまって視力が低下し、悪化すると失明状態にいたる。 

      3.腎症
      高血糖のために腎臓のフィルターがつまり、血液のろ過がうまくできなくなり、悪化すると人工透析が必要となる。

     

    これらは、毛細血管に障害が起きるなどの原因で発症し、糖尿病罹患後、数年を経て発症し、徐々に悪化する様です。

     

    そのほかに、

    動脈硬化が進行し、脳梗塞、心筋梗塞、などを引き起こす。

    抵抗力が弱まり、感染症がこじれやすくなる。膀胱炎、腎盂炎、皮膚炎、歯肉炎などが重症化する。

    そうです。

     

    血糖値が高くなると、下記の症状が起きる様です(文献3)。

     

    200mg/cc前後

         自覚症状ナシ

     

    A.

    300mg/cc前後

    煩渇多飲(のどが渇き水を大量に飲む)

    多尿症(尿の量が増える。トイレの回数が増える)

    大食症(空腹感に襲われ、大食する)

    眠気に襲われる

    倦怠感を感じる

    異常に痩せる

     

    B.

    500mg/cc 以上

         嘔吐する

         意識がなくなる

         昏睡状態になる

     

    ―――――――

    参考文献

     

    1)

    糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告

    「糖尿病」 Vol.55 (2012) No.7 p.485-504

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/55/7/55_485/_pdf/-char/ja

     

    2)

    糖尿病の合併症

    すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 20084月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

    http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200804/clinic.htm

     

    3)

    血糖値の数値で見る~500以上で現れるさまざまな症状

    ヘルスケア大学

    http://www.skincare-univ.com/article/010565/

    昨年秋に、“糖尿病患者 初の1000万人 16年、高齢化・肥満増で”と言うニュースがありました(文献1)。

    国民の多くが罹患している疾病は国民病と呼ばれます。

    米国では肥満や生活習慣病などが国民病と見なされています。戦前の日本では結核が国民病で、現代日本においては、がん、糖尿病、花粉症、腰痛などが国民病と見なされます。腎臓病、肩こり、歯周病、うつ病なども国民病と形容されることが多い様です。

     

    数年前から予備軍であった私ですが、中国で糖尿病と宣言されました。漸く危機感を持ち、血糖値の改善に努め始めました。せっせと運動をしていますが、糖尿病についての勉強も開始しました。自分のメモ代わりに、分かったことを、糖尿病シリーズとしてまとめていくことにしました。自分用のメモが、もしも皆様のお役にも立てば幸いです。

     

    先ず、定義です。

    “糖尿病患者 初の1000万人”の“糖尿病”は、ヘモグロビンA1c測定値のある者のうち、6.5%以上の者、で、正確には、“糖尿病が強く疑われる者”です。

     

    その人数の推移(文献2)を図1に示します。確かに年々増えています。

     

    糖尿病患者数の推移

    ただ、その年齢分布(文献3)の推移を見ると、殆ど変化していません。図2に示すように、40歳から増え始め、60歳以上では、20%以上が、HA1c>6.5%です。

     

    糖尿病患者の年齢分布

    つまり、生活様式が変わったから“糖尿病が強く疑われる者”が増えたというよりも、日本が高齢化しているから、と言えそうです。ただし、米国の日系移民の糖尿病有病率は日本の2-3倍だそうですので、主に生活習慣によって発症することは確実です。

     

    血糖値を抑えるために、薬を用いたり、インスリン注射を行っている者の割合を図3に示します。“糖尿病が強く疑われる者”の年齢依存とほぼ同じで、60歳以上の男性では、10数%です。この数字の高さは意外でした。

    血糖値抑制薬使用者の年齢分布

    ーーーーーーーーー

     (参考文献)

    1)

    糖尿病患者 初の1000万人 16年、高齢化・肥満増で  

    日経新聞 2017/9/21 19:10

    https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H9V_R20C17A9EA2000/

     

    2)

    平成28 年 国民健康・栄養調査結果の概要

    厚生労働省 

    http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/kekkagaiyou_7.pdf

     

    3)

    平成28年 国民健康・栄養調査報告

    厚生労働省 平成2912

    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/dl/h28-houkoku.pdf

    スーパーで買い物すると、野菜の高いのに驚きます。中国で2元、3元(数十円)でキューリ数本、ピーマン数個、ジャガイモ数個を買っていましたが、中国での半分くらいの小さなピーマンが三個で、なんと100円!

     

    図1に、キャベツの東京中央卸売市場での小売価格の推移(文献1)を示します。12月中旬から急激に高くなり、年明けには昨年の2.5倍です。

    キャベツ価格の推移


    今冬は、他の野菜も軒並み高くなっています。生育時期だった昨秋に産地が長雨や台風に見舞われ、生産量が大幅に減っているためで、来月には価格は落ち着く様です(文献2)。

     

    野菜が高いねと話した食事時、キャベツの巻きが悪いらしい、と言う話が出て、どう言う仕組みで巻くんだろう、なぜ巻くんだろう、と興味が出て、調べて見ました(文献3)。

    キャベツ

     

    キャベツ、ハクサイ、結球レタスなど、葉が巻いている野菜は、結球性蔬菜と呼ばれるそうです。

     

    葉が巻くのは、光屈性による運動の様です。

    光屈性は、オーキシンと呼ばれる、植物の成長(伸長成長)を促す作用を持つ植物ホルモンの一群によって行われるとのことです。下図は、その一つIAAの構造式です。


     

    オーキシン分子構造

    レタス、白菜を暗い所に置くと、葉が立ち上がり、葉による太陽光の遮ぎりの少ない葉の裏面(球の外側)の成長が葉の表面(球の内側)より大きくなって、丸まるとのことです。

     

    光屈性

    オーキシンの量が(伸長率で評価)、葉球では球の外側で多く内側で少ないこと、葉が広がる外葉では逆になって居ることが測定で確認されています。葉っぱの伸長率の分布

    良い結球の形成には、葉数が増えること、葉が立つことが重要ですが、葉の生長点に花の芽ができると葉の数が増えないそうです。キャベツ、白菜では低温により花ができ、レタスでは高温日が多いと花成するようです。

    昨秋は長雨や台風に見舞われて日照不足でしたから、オーキシンの生成量が少なくて、光屈性が十分起こらず、巻きが十分にならず、売り物になる結球が成長せず、生産量が減ったのでしょう。

     

    下図にレタスの生育過程を示します。10日の「増分」が示されています。

     発芽から
    4050日で結球が始まり、5060日で収穫期になる様です。先ず葉の数が増え、次に根が重くなり、球の肥大が盛んになり、収穫期近くには葉数の増大が次第に少なくなり、根は、発達が殆ど止まる様です。

     

    レタスの生育過程

    結球性蔬菜では葉の分化速度が速く、生育の最盛期(レタスの場合、発芽から40~60日)には、1日に1-2枚の葉の分化をする様です。新葉は球の内側にできる様です。

     

    尚、光屈性は、1880年にダーウィン親子が記した「植物の運動」と言う本の中で紹介された古くから知られた植物の運動です。

     

    イネ科植物が芽生え時に覆っている子葉鞘を使い、青色光が屈光性を引き起こすこと、光の受容部位は子葉鞘の先端に存在し,屈曲する部位は先端より下であることを紹介しているそうですが、光の入射方向に対応して植物等の成長方向が変化する性質が光屈性と呼ばれ、化学物質に反応して曲がる化学屈性、重力屈性、水分屈性と言う屈性があります(文献5)。

     

    ―――――――

    参考文献

    1)

     1.「キャベツ」の卸売数量と価格の推移 (29.3/1)

    (東京都中央卸売市場)

    http://vegetan.alic.go.jp/kakakugurafu/youkeisai.pdf

     

    2)

    白菜が650円…葉もの野菜高騰、来月には落ち着く?

    20181130935

    https://digital.asahi.com/articles/ASL1D46TXL1DULFA00Q.html?_requesturl=articles%2FASL1D46TXL1DULFA00Q.html&rm=247

     

    3)

    レタス,ハクサイはなぜ巻くか

    加藤徹 高知大学農学部蔬菜園芸学教室

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/12/12/12_12_844/_pdf

     

    4)

    オーキシン

    Wikipedia

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3


    宝島社の「仏像と仏教」と言う本をチラチラ見ていて、ふと、中国文明の日本への伝来は、朝鮮半島を経由しておらず、むしろ、日本から朝鮮半島に、中国文明が流れていったのではないか、と思いました。

     

    仏教の開祖になるシッダールタは、紀元前463年4月8日に現在のネパールで誕生、と言う説明から始まります。

    インドで生まれた仏教は、北は、紀元前二世紀にガンダーラに伝わり、シルクロードを伝って紀元前二世紀から紀元4世紀の間に中国に伝わり日本に紀元540年前後に伝わります。南は、紀元前3世紀にセイロンに伝わったあと、日本への伝来よりかなり遅い紀元7世紀にジャワ、紀元8世紀にカンボジアに伝わった様です。

     

    仏教の広がり

    これを見て分かったのが、中国の後漢のあとの東晋の時代(318-420)に、仏教が百済に伝わっていますが、満州南部から朝鮮半島北部を領土とした高句麗に伝わったのが372年であり、ほぼ同時であり、朝鮮半島を南下して日本に伝来してはいないことです。

     

    昨年6月に、蘇州、南京を旅行して実感したのが、上海周辺、長江(揚子江)流域が、中国文明の中心と言うことでした。黄河文明も、青島のある遼東半島から西に広がる地域であり、北京は、ずっと、中国文化の北縁でした。大連のある遼東半島が中国であった時期はそれほど長くはなく、朝鮮半島を南下して中国文明が日本に伝来する、と言うことはあまりなかった、と思われます。

     

    中国文明の日本への伝来は、蘇州、上海から、あるいは、山東半島から、の海上ルートで行われたに違いない、と考えました。

     

    日中交流の最も密であった、遣隋使(600年から)、遣唐使(838年まで)の航路を見ると、

    遣唐使の航路

    蘇州から、沖縄、奄美を経て、九州沿岸を通って博多へのルート、蘇州から直接博多へのルート、山東半島の登州から黄海を渡って、朝鮮半島沿いを伝って博多へのルートで行われた様です。

     

    最初に743年に渡航を計画した鑑真が何回も遭難し、遭難により失明までし、6回目の渡航でやっと754年に来日できたことから分かるように、当時の小舟で荒波を渡るのは極めて危険でした。朝鮮半島を南下する陸路があったならば、陸路で中国文明が伝来していたならば、海洋ルートは使わなかったはずです。

     

    朝鮮半島から中国文明が日本に伝わったのではなく、海上ルートで博多に伝わり、そこから朝鮮半島に伝わった、と考える方が、素直、です。

     

    沖縄、奄美が、奈良時代の超先端地域だったでしょう。

     

    というようなことを、徒然に、考えました。

    4/30での天皇陛下の退位が決まり、今年が、平成最後の年になります。
     

    昨年もいろいろな出来事がありましたが、その一つは、将棋の藤井聡太四段の公式戦29連勝でした。14歳2か月の史上最年少で四段のプロになっての最初の対局が、それまでの記録を持っていた加藤一二三九段だったのも、歴史の妙でした。10数連勝から大きな話題になり、将棋ブームが盛り上がりました。

    その年に、羽生善治氏が、7つの大タイトル棋戦すべてで永世の称号を獲得できたこと。囲碁界でも、井山裕太氏が7大タイトルの再制覇を成し遂げました。お二人とも、本ブログで一度ずつ取り上げた(文献1,2)、私の好きな棋士です。

    囲碁、将棋両方のファンである私にとっては、とても嬉しい一年でした。

    AIの進歩は著しく、容易ではないとされてきた囲碁でも、世界トップを打ち負かすがニュースになったのは一昨年です。昨年元旦の記事に、私も囲碁ソフトを買い、完敗したこと、報告しましたが(文献3)、今年は、ノートパソコン上で動くソフトでさえ、プロ棋士が勝てない、と言っています。ソフトに教えて貰いながら、昔の棋力を取り戻し、さらに上達できればいいな、と願う、元旦です。
     

    中国政府の外専千人計画に選ばれ長春で働きます、と三年前に報告しましたが、その三年契約は昨年6月末で終了しました。7月から、今度は長春理工大学の予算での雇用で、再度三年、研究を続けることになりました。今度は年に10か月以上中国滞在、と言う縛りがないので、中国滞在は年に半年、と言うことにし、日本でゆったり過ごす時間を取りました。と言っても、学生の面倒を見る時間を減らすわけにはいかないので、メールでの連絡は、年中無休です。中国での生活では必須になって居るwechatを使っての、無料video通信は便利で、女房も、中国で仲良くなった元学生と楽しく話しています。便利な世の中になったものです。

    世の中の進歩についていくのは大変ですが、教えてくれる若い学生がいるのは助かります。

    この年齢になっても、研究面で飛躍を考えています。

    皆さまも、まずは健康でありますように、そして、仕事、趣味を十分楽しまれることを祈ります。

    ―――――――

    (参考文献)

    1)

    20130824

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52122531.html

     

    情熱を持って続けるって当たり前のことと思っていた。でもこれが、果てしなく難しいこと。同じペースで走り続けていけるって、一番の才能、と気づいたーー棋士、羽生善治

     

    2)

    20160420

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52252609.html

     

    井山裕太氏、囲碁界史上初の全タイトル奪取の七冠達成

     

    3)

    20170101

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52267348.html

     

    囲碁ソフトに完敗----体力の衰えは、何とも情けない。だが、頭脳は、衰えていない


    BLOGOSと言うサイトがあります。

    意見をつなぐ、日本が変わる、と言う謳い文句のサイトなのですが

    ネトウヨの巣窟で、

    見るべき議論はごくわずかしかなく、

    大半は、誹謗中傷、罵詈雑言です。

     

    まともな議論が行われるよう、コメントを書いています。

     

    以下は、

    「「支那」をNGワードに指定 支那が「中国」を強制する理由」

    http://blogos.com/article/266110/

    と言う記事に寄せたコメントです。

     

    ――――――

    呉智英さん。

     

    貴方のことは、

    ご・ちえい、って呼べばいいんですか?

    あるいは、低脳者って呼びましょうか?

     

    貴方は、水滸伝のファンなんですよね。

    その中の序列三位の呉用、からペンネームを取ったそうじゃないですか。

    水滸伝は、中国の4大小説。中国文学の大ファンと言うことですね。

     

    だったら、中国文学をしっかり勉強しようや。

    70歳を越えて、知性溢れるべきご老人が、

    こんなネトウヨまがいのことを書いちゃいけない。

     

    呼び名はね。相手が呼んで欲しいように呼ぶんです。

    それが礼儀です。

     

    礼儀を教えてくれない、日本の酷い教育を受けたあなたには理解できないかもしれないが、

    相手に失礼なことを言っちゃいけない。

    中国では、自分と相手の関係により、呼び方はさまざま。

    おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん、何種類もある。

    それはとても重要。

     

    中国語では、呼び方は、とても重要。

     

    「小姐」って中国語、知らないでしょうね。

     

    一寸前まではね、

    見知らぬ若い女性への丁寧な呼びかけ語だったんですよ。

    お嬢さん、

    っていう感じの。

     

    今、これを使うと、激怒されます。

    ある時から、水商売の女性を意味するようになったんです。

     

    張小姐は構わないが

    小姐。

    は、中国本土では禁句。

     

    阿姨

    は日本語ではおばさん、と訳されるけれど、

    中国語では、大人の女性の丁寧語。

     

    言葉は生き物。

    明哲保身。

    これは、賢者を褒める言葉だった。今は、保身に走る、というなじる言葉。

    貴方は、明哲保身がお上手、なんて言っちゃいけない。

     

    中国ではね、相手をどう呼んでいいか

    应该怎么称呼你呢

    って聞くんですよ。

    礼儀作法の一番の基本。

     

    貴方の大好きな中国には、多くの素敵な言葉があります。

     

    活到老学到老。

    70歳を越えてもね、遅すぎない。勉強しましょう。

    長春11/29に最低気温-20℃になりました。顔が痛いので帰国します。


    長春も10/27には、最低9℃/最高18℃で、一寸冷えるな、でした。
    実は5日前の10/22には、最低-5℃/最高8℃で、
    寒暖を繰り返して、徐々に寒くなります。

    11月に入って最低気温だけ追うと
    1-10
    -1, -5, -6, -4, 3, 7, 0, -3, 0, -4,

    11-20
    -4, -1, -6, -9, -10, -8, -6,  -14, -13, -9,

    21-30
    -8, -11, -15, -15, -15, -14, -8,  -17, -20, -16

    一寸波はありますが、ぐんぐん、冷えていきました。

    10月には、ブレザーでも大丈夫でしたが
    11月中旬になると、厚手のコートを着て、手袋を嵌めないと歩けなくなりました。

    例年だと雪が降って、溶けて凍って、道路が滑ってとても危険ですが
    今年は殆ど雪は降らず、靴は革靴で良く、その点は良いのですが
    やはり、顔が痛いのは堪えます。

    長春の冬は、私には耐えられません。

    予定通り、明日、帰国します。

    もうすぐ天皇陛下が退位されます。美智子妃という素晴らしい方を皇后に迎えられ、その点ではとても幸せな方です。と言うことで、ふと、ご成婚時にみっちーブームが起きたことを思い出し、赤ん坊の命名に大ブームが起きたろうか、と調べて見る気になりました。


    「美智子」と言う名前のランキングの推移をグラフにしました。データは明治安田生命のデータをまとめたものです。http://www.tonsuke.com/nebin.html 赤ちゃんの名前 年別ランキング)
    美智子の順位の変遷


     1957年に聖心女子大を卒業されていた美智子皇后陛下がその年の夏、当時の皇太子と軽井沢で親善テニス・トーナメントの対戦を通じて出会い、それから付き合いが始まり、59年4月にご成婚されています。5859年にミッチーブームが起きていますが、さぞや、赤ちゃんの命名ランキングで一位になったろうと思い込んでいましたが、59年に4位にしかなっていなかったのですね。翌年から、ベスト10からも姿を消しています。

    美智子ブームは、その10数年前の、1945年、46年でした。その後徐々に順位を下げ、1956年にはトップ10から消えていました。この低下スピードを考えれば、やはり、かなりのブームを作ったと言えるでしょう。

    1960年から、美智子はトップ10外になりましたが、それまではなかった「智子」がトップ10になっています。ミッチーブームの影響と考えて良い様に思います。


    「智子」は79年の一位など、結構人気でしたが、83年の8位を最後に、トップ10外になっています。 

    1983年の女の子の名前のトップ10で「子」がつくのは、『裕子』と「美智子」だけでした。

    1957年に初めて、「明美」と「子」のつかない名前がトップ10入りしましたが、1980年に、絵美、恵、愛、香織、恵美、理恵、と「子」のつかない名前が過半数になり、198510位の「裕子」を最後に、「子」のつく名前はトップ10から消えました。ちなみにわが娘は、その一寸後ですが、「子」をつけました。我が家は、古いです。保守的です。 

    今や、結愛、花音、心結、陽葵、悠真、陽翔、陽向、結翔、悠翔、などなど、男も女も、私には読めない名前だらけです。名前の流行の変遷は大きいですね。

    Yahoo知恵袋には、可愛い質問が多いので、最近、回答が趣味になりつつあります。

     

    (質問)

    ID非公開さん   2017/10/2120:13:27

    .  東大卒以外ゴミクズですよね?

     

    (回答)

    toshihisa_tomieさん              2017/10/2120:37:34

    .

    貴方はゴミくずになりそうですか?ならないよう頑張ってくださいね。

     

    18歳人口は大きく変動しています。

     戦後すぐのベビーブーム、団塊世代が18歳になった

    昭和41, 42, 43年に、248, 243, 236万人でした。

    その後減りましたが団塊ジュニアが18歳になった

    平成4年前後に200万人程度になりました。

     今は、120万人ほどです。

     

     東大の入学定員はずっと大体3,000人です。

    ですから、人口当たりの東大生数でレベルを評価すると

    団塊の世代の時の東大生は優秀で

    団塊ジュニアの時、回復し、

     最近は、団塊世代の時の半分の競争率しかないことになり

     かなりレベルが落ちています。

     

    それでも3,000/1,200,0001/400です。

     

     東大卒以外をゴミくずにしてしまうと

    399/400をゴミにしてしまうことになります。

    とても非効率です。

     

    ゴミも維持するのに、食料、エネルギー、場所を取るので、

    ゴミの比率は、10%くらいに抑えたいですね。

     

     東大以外の大学の卒業生も、大学に進学しない若者も

    高校すら卒業しない若者も、

    ゴミにしないように、しなければなりません。

     

     東大を卒業しても、引きこもりになっている者もいるかも知れません。

     職は持っていても、窓際に追いやられたり、何もしないポストにつけられている人は少なくないと思います。

     

     社会の効率を上げるため、どういう経歴のどういう能力の人も、最大に活用する、そういう仕組みが必要です。

     

    ゴミくずを作らないよう、出さないよう、頑張りましょう。

    Yahoo知恵袋には、高度な知識がないと回答できない質問もあります。

     

    (質問)

    afesa23512112さん

    2017/9/2118:40:36

     

    光電効果について、
    光電効果ではある周波数以下の光をいくら当て続けても電子は飛び出さないそうですが、何故ですか?
    光子が何度も電子に吸収されればいずれ電子には仕事関数以上のエネルギーが
    溜まりそうなのですが、、

     

     

    (回答)

    toshihisa_tomieさん

    2017/9/2520:22:43

     

    答えは、「その通り」です。

     

     仕事関数と言う難しい言葉を知っているので、質問者は答えをお持ちで質問していると思いますが、以下、高校生向けに説明します。

     

     光は、強度が大きいときには、その存在確率が電磁「波」で表せる、強度が小さいときには、波長で光子のエネルギーが決まった「光子(粒子)」として表せる、ことを前提にします。(その説明は省略します。)

     

     一つの電子が光を吸収するときは、光は「光子」としてふるまいます。従って、光子エネルギーの整数倍のエネルギーしかもらいません。

     

     光電効果は、光強度が小さいときの現象なので、一光子エネルギーしかもらいません。レーザーの様に光強度が大きくなると、複数の光子を同時にもらう確率も増えてきて、光子エネルギーの2倍、3倍、4倍のエネルギーをもらう確率も、大きくなります。多光子吸収と呼びます。

     

     質問は、多光子吸収ではなく、独立した光子を与える場合の話、と理解します。

     

     物質中にはいろいろなエネルギーの電子がありますが、一番大きなエネルギーをフェルミ準位と言います。(厳密に言うと分布があって、無限に大きなエネルギーの電子も存在確率ゼロではなく、存在確率が50%になるエネルギー状態をフェルミ準位と呼ぶ)。

     

     一方、電子が外にこぼれないように、物質の境界には高い壁があります。この壁の高さは、外(真空)と一致していて、このエネルギーの高さを真空準位と呼びます。フェルミ準位と真空準位の差が、「仕事関数」です。関数と言う名前がありますが、エネルギー差のことです。

     

     深く掘った井戸で譬えると、水面が「フェルミ準位」、地面が「真空準位」で、地面と水面の距離が「仕事関数」です。

     

     電子が光を吸収してエネルギーの位置が高くなりますが、光子エネルギーが仕事関数よりちょっと大きければ、一番エネルギー位置が高いフェルミ準位の電子。これが真空にギリギリ出てこれますが、これより光子エネルギーが小さいと、真空に出てこれる電子はありません。

     

    これが光電効果です。

     

    と言う説明のあとで、私の答え「その通り」

    を詳しく説明します。

     

     光を吸収して光子エネルギー分だけエネルギー位置が高くなった電子は、すぐにエネルギーを失います。

     

     井戸に石を落として舞い上がった水滴が、すぐに落下するように。

     

    フェルミ準位以上の電子の座席を「伝導帯」と呼びますが、伝導帯中の電子のエネルギーの低下速度はとても早く、10フェムト秒以下で、もらったエネルギーを失います。

     

     一瞬と言う言葉がありますが、人間が瞬く速度は0.1秒程度の様ですが、10フェムト秒(10^-14sec)は、その10兆分の一の短さです。

     

    エネルギーをもらった電子、励起電子と呼びますが、励起電子めがけて光子をぶつけるのは至難の業です。そして、数フェムト秒のうちに光子をぶつけないと、一光子エネルギー以上のエネルギーを与えることができません。

     

    ですので、

     何度光子を励起しようと、光電効果通りの結果しか得られません。

     

     以上の説明にとどまれば、答えは「そうではない」になります。

     

    ところが、私の答えは「その通り」。

     

    その理由を次に悦明します。

     

     励起された電子は、次の光子を吸収する前にエネルギーを失って、真空準位を越えられませんが、励起電子は、周りの電子にエネルギーを与えることによって、エネルギーを失います。つまり、周りの電子のエネルギーが増えます。光子がどんどんやってくると、電子集団がどんどん温められます。電子の温度(T)が高くなると、ボルツマン分布によりexp(-E/kT)、エネルギーEの高い状態に存在する電子の確率が大きくなります。

     

     真空準位は4~5eV(電子ボルト:エネルギー及び温度の単位)ですが、電子の温度が1eV(約1万度)になると、相当に高い確率で、真空準位を越える電子が増えます。1,000℃程度でも、無視できない数の電子が真空に放出されます。これを、熱電子、と呼びます。

     

    この場合は、単純にパワーで決まり、波長(光子エネルギー)には無関係です。光を使う必要もないです。電熱器やオーブンで十分です。

     

    まとめると、

     伝導帯に励起された電子がエネルギーを失う時間(緩和時間)は10フェムト秒以下ととても短くて、光励起された電子に二つ目の光子を吸収させるのは容易ではない(多光子吸収仮定は存在する)。その点では、答えは、「いいえ」。

     

     電子が緩和する際に、周りの電子にエネルギーを与えるので、電子集団の温度が上がる。光励起強度が十分に大きいと、電子温度が上がって、熱電子が放出されるようになるので、これまで考えると、答えは「その通り」。ただし、この時、光の波長は無関係で、パワーだけが重要。

    Yahoo知恵袋に回答しました。それを転載します。

    (質問)

    rimrimrim12345さん

    2017/10/700:37:22

    核分裂の前と後では物質が軽くなるみたいですが、陽子あるいは中性子がこの世から消えてしまうということでしょうか?そのようなことあるのでしょうか。

     

    (回答)

     toshihisa_tomieさん

     2017/10/709:09:09

     

    良い疑問ですね。他の方の説明はその通りですが、別の回答をしてみます。以下は、全て、wikipediaなどに書いてあることです。自分で探す力をつけることに努めることは、とても大事なことです。勿論、気軽に聞くことも、とても大事です。

     

     >陽子あるいは中性子がこの世から消えるか、

    の質問の答えは、どうやら、その通りのようです。

     

     原子核の外では、中性子は、10分強で、半分が陽子と電子と反電子ニュートリノに分裂して、0.78MeVのエネルギーを放出するようです。つまり、陽子より0.14%も重いんですね。

     

     陽子もいつかはなくなり、その寿命は10^30年以上と予想されているようです。もっとも、宇宙の年齢の推定が138億年、つまり1.38x10^10年ですから、宇宙ができてこの方、陽子は殆ど崩壊していないんですね。

     

     電子もいつかは消える様で、その寿命(元の数の1/eになる時間)は6.4x10^24年以上、と考えられているそうです。

     

    すると、

     核外にでた中性子はすぐに消えるけれど、陽子と電子は宇宙の寿命のスケールでは、消えない、と言うのが答え、

    でしょうか。

     

     (質量とエネルギーの等価性)

     他のお二方が答えているように、質量とエネルギーの等価性で説明できる、よう、ですが、この法則は実験結果の説明のために作られたわけではなく、理論が先で、それを実験で証明したようですね。凄いですね。大抵の理論は、後付けですが。

     

     >特殊相対性理論は、「物理法則は、すべての慣性系で同一である」という特殊相対性原理と、「真空中の光の速度は、すべての慣性系で等しい」という光速度一定の原理を満たすことを出発点として構築された

     

     との説明がwikipediaにあります。

     

     運動量の時間微分が力、と言うニュートン力学の運動方程式を拡張して

    E^2=m0^2c^4 + p^2c^2

    を導いたそうです。ここでE,m0,c,pは、エネルギー、静止質量、光速、運動量です。静止している場合(p=0の場合)に

    E=m0c^2

    になり、

     運動している(p0)場合も

    E=mc^2

    になるとのこと。

     

     E = mc2 と言う関係式は、経験則に基づく仮説として、長年の間厳密な証明はされないままであった

     けれども、

     >原子核の核子を構成するクォークと核子同士を結び付けるグルーオン、

     >の動きや相互作用によって発生するエネルギーが原子核の質量の源となるという論文が、

     20081121日発売の学術誌『ネイチャー』に掲載され

    >これまでは仮説だったこの関係式が、ようやく実証されたことになる

     と説明されています。

     

     特殊相対性理論が発表されたのは1905年ですが、それから100年以上経って、やっと実験で確認されたんですね。アインシュタインは凄いですね。

     

     (アインシュタインのノーベル賞)

    ちなみに、アインシュタインは1921年にノーベル物理学賞を受賞しているんですが、受賞の対象は相対性理論ではないんですね。

     光量子仮説に基づく「光電効果」の理論的解明なんですね。これも凄い仕事ですよ。
     

     物質は、粒子と波動の二重性を持つという考え方が量子力学で、今日の殆どの科学および技術の基礎になっています。量子力学の確立に、光量子仮説が大きく貢献しました。ただ、量子力学の確立にはとても多くの科学者が関与していて、アインシュタインの寄与は圧倒的、ではないようです。圧倒的な寄与をした相対性理論に比べれば、であって、やはり凄い貢献です。

    YAHOO知恵袋には、おかしな質問も多いです。

     

    (質問)

    ID非公開さん

    2017/9/3001:30:45

     

    物理とか超苦手な者ですが。。

     昨今の原発問題で、良いエネルギーがないかと調べました。

    フリーエネルギーに辿り着き、「常温核融合」?ということだと分かりました。

     海水がエネルギーになるらしく?

     

    実用段階まではいってないのかな。。

     何年か前にブラジルでフリーエネルギーの発電機が販売されたと聞いたのですが、

    ぱったり噂を聞かなくなりました。。

     

    ちなみに物理とか科学について知識がないので違うかもしれないですが、核を「分裂」させるから

    危険になる、核を「融合」させると安全、なのかな?と思いました。どうですか??

     

    ※フリーエネルギーなんて、ない、と言う方はこの質問に関わるのは

    時間の無駄ですからスルーしてくださーい。

     

    (回答)

    toshihisa_tomieさん

     2017/10/700:42:23

     

    自由エネルギーですか。

     物理が苦手と言いながら、随分難しい言葉をご存知です。

     

     自由エネルギーには、ヘルムホルツの自由エネルギーとギブスの自由エネルギーがあります。

     

     自由エネルギーの説明の前に、それとは無関係な、

    A. 核分裂と核融合の安全性の違い、および

    B. .常温核融合

    とについて説明しておきます。

     

    まずAについて。

     核分裂は、ウランやプルトニウムなどの重い元素を使います。すると、ヨウ素、キセノン、ストロンチウムなど、非情に多くの放射性物質が作られます。非常に短い時間で放射性が消えてしまう物も多いですが、何十年、何百年の間、ガンマ線を発生し続けるものがあります。これらは、エネルギー源として使うことはできず、単なるゴミです。この放射性廃棄物の処理が面倒で、これが、核分裂原子炉の課題になって居ます。

     一方、核融合は、重水素、三重水素などの軽い元素を使います。核融合反応で発生する高速中性子が吸収されることにより若干の放射性廃棄物はできますが、核分裂に比べればほぼゼロです。従って、クリーンな原子力発電と言えます。

     

     次に、Bについて。

     原子核を反応させるためには、原子の大きさよりうんと小さい距離に、核を近づける必要があります。原子は、正の電荷を持つ原子核と負の電荷を持つ電子からなっており、合わせて電荷ゼロなので、かなり近い距離まで近づきますが、核融合させるためには、電子の半径よりうんと小さい距離にまで核を近づけなければなりません。+と+なので、強く反発し、反発力は距離の自乗に反比例するので、核同士がくっつくまでに近づけようとすると、とてつもなく大きな力が必要です。

     

     恒星では、核融合が起きています。それが星の光のエネルギー源です。太陽の中心では、温度1500万度でHeが核融合しています。ものすごい圧力なので、Heの核融合がおきますが、地上で太陽の中心と同じ圧力を作るのは無理なので、Heは使えず、より簡単に核融合が起きる重水素と三重水素を使うことになります。圧力が低い代わりに、1億度以上の温度が必要です。

     

    これを常温で起こそうというのが「常温核融合」です。

    1989年にこれを観測したとする発表があり、社会現象になりました。常温での核融合の確率はゼロではなく、観測もされています。

    しかし、私も計算しましたが、発電用途としては、確率ゼロ、と言える現象です。常温核融合の発電は、残念ながら、未来永劫、あり得ません。

     

     最後に一番のご関心の自由エネルギーについて説明します。

     

    エネルギーには、運動エネルギーと位置エネルギーがあります。核分裂原子炉は、重い原子核が二つのより軽い(といっても鉄よりは重い)核に分裂した時の方が、内部エネルギーU(位置エネルギーに相当)が減ることを利用し、合計のUの減り分が外に放出されることを利用する発電です。核融合発電は、逆に、水素と水素が融合してヘリウムになった方が内部エネルギーUが減ることを利用する発電です。減った内部エネルギーは、中性子の運動エネルギーになります。

     

    この二つだけだと、沸かした薬缶のお湯は冷めるが、水を薬缶にいれても、決して、お湯は沸かない。「経験上」分かっているこの現象が、説明できません。温度の一方通行を説明するために生まれたのが「自由エネルギー」です。

     

    このためにエントロピー,S,と言う量が考案されました。一言で言うと、乱雑さ、です。整頓された部屋が散らかりはしても、散らかった部屋は、決して、整頓されない。乱雑さは、常に、増大する、ことを「仮定」、すれば、水がいつか湯になることがないことを説明できます。

     

    ヘルムホルツは、自由エネルギーF

     

    F=U-TS

     

    で定義しました。

    Uは、物質の内部エネルぎー(位置エネルギーに相当)で、Tは温度です。

     物質は、Fを最小にするように変化する、と定義しました。

     

    ギブスは、体積の変化で物質が外部になす仕事(ガソリンの爆発で、エンジンのピストンが車輪を回すなど)pVと内部エネルギーの和を熱エネルギー(エンタルピー)Hと定義し、エントロピーSと温度の積とエンタルピーHとの和をギブスエネルギーGで定義し、Gが最初になる方向に物質は変化する、と「定義」しました。

     

    H=U+pV

     G=H-TS

     

    体積一定の場合(定積過程、等積過程、等積変化、等容変化)は、物質が外部にする仕事がないので、ヘルムホルツ自由エネルギーを使い、体積が変化する場合には物質が外部に仕事をするので、ギプス自由エネルギーを計算することになります。

     

     自由エネルギーを正しく理解すること、それを駆使すること、はとても難しいです。

     

     物理に詳しくないのであれば、お忘れ頂いた方が良いです。

    Yahoo知恵袋というところに、「ミー散乱はなぜ波長依存性がないんですか?」と言う質問がありました。


    不思議な質問があるものだ、と思い、ネットで調べて見ると、空が青いのはレイリー散乱だから、雲が白いのはミー散乱だから、という説明が溢れていました。


    ネットに誤解が溢れているのを知って、回答することにしました。

    (質問)

    ID非公開さん

    2017/9/1601:00:05

     

    ミー散乱はなぜ波長依存性がないんですか?

     

     

    (回答)

    toshihisa_tomieさん

    2017/9/2218:52:49

     

    大変良い疑問です。

    ネットで探したところ、まちがった説明しか見つかりませんでした。

    長いですが、説明します。

     

    散乱体の大きさ(d)で、レイリー散乱とミー散乱に分けられることをご存知での質問です。

     

    散乱体の大きさが波長(λ)より十分小さいと(d<<λ)、形状に依存せず、ほぼ等方的(実際は、双極子放射)になりますが、散乱体が波長程度(d~λ)になってくると、散乱体の形状に依存した、前方および後方に鋭く分布する、角度分布になります。より大きくなり表面の凹凸がないと、散乱がなくなり、鏡面反射のみになります。

     

    角度分布は、散乱体の大きさで異なります(レイリー散乱とミー散乱)が、波長依存は、電子構造が異ならない限り、散乱体の大きさで殆ど変化しません。

     

    質問の意図は、空は何故青く、雲は何故白いか、が理解したいため、と思います。


    これは、散乱体の共鳴周波数の違いによるものです。

     

    光は電界Eの振動が伝搬する電磁波ですが、電界Eにより電子が移動します。物質が不均一だと、電子の移動により、+電荷とー電荷が分離した、分極Pが発生します。

     

    分極Pの加速度運動で、電磁波が放射されます。電磁波の振幅は、分極の加速度の大きさ(d^2P/dt^2)に比例します。Pは、Eで振られる電子の数Nに比例し、加速度は振動数ω^2(二回微分なので)に比例します。Nは、物体の体積V(つまり、直径dの三乗)に比例します。

     

    電磁波の強度は、振幅の二乗に比例します。結局、微小物体から発する電磁波(散乱光)強度は、dの6乗(d^6)、振動数の4乗(波長の4乗の逆数,1/λ^4)に比例します。

     

     以上は、共鳴を無視した議論でした。

    共鳴があると、電界Eで揺らされる電子の揺れ幅(振動の大きさ)が大きく変わります。共鳴周波数をω0とおくと、電子の振幅は1/{(ω-ω0)^2 +(Γ/2)^2}になり、ω≈ω0で分母が小さくなって大きな振幅になります。Γは、振動の減衰定数です。減衰がなければ、ω=ω0で無限大の振幅になります。

     

    ブランコの周期に合わせて、足を曲げたり伸ばしたり、あるいはしゃがんだり伸びたりすると、どんどん揺れが大きくなるけれど、その動作を周期と無関係にすると殆ど揺れないことを示す式です。漕がなくなると、ブランコは次第に止まります。これは、縄と支えの抵抗Γに依るものです。

     

    ω<<ω0の時は、この分母のω依存は無視できるので、上で求めた波長依存1/λ^4が保たれます。

    一方、ω>>ω0の時は、分母はωの二乗に比例するので、分子のω^2とキャンセルし、周波数依存がなくなります。

     

    雲など散乱体が大きくなると、赤外、近赤外に多くの共鳴吸収ω0を持ち、可視光に対してはω>ω0になり、波長依存が小さくなります。

     

    一方で、空気中の窒素、酸素分子の共鳴周波数は可視光より短波長域にあるので(ω<ω0)、散乱強度が大きく波長依存します。


    これが、空と雲の色の違いの理由です。

     

    共鳴周波数ω0が散乱体の大きさに依存するので(散乱体が大きいと、低周波数の吸収が現れる)、色の違いが、散乱体の大きさで決まっているように誤解します。

     

    より詳しく書くと、

    窒素分子の吸収帯は50~100nmで、酸素分子の吸収帯は150~200nmです。可視光は380~780nmであり、ω<ω0なので、空気分子による散乱は青くなります。酸素の吸収帯が可視光に近いので、酸素分子による散乱が主、と思われます。ちなみに、青色は480nm近辺。460nm以下は紫に見え、緑は510nm、黄色は580nm、橙は620nm近辺で、真紅は660nm以上、です。

     

    散乱確率が1/λ^4なのに、空が紫に見えないのは、地上に降り注ぐ太陽光のスペクトルが、500nmがピークで、800nmでもピークの6-7割である一方、400nm以下では、3割以下と弱いため、と言えます。散乱光中の紫のエネルギーが小さいからです。

     

    ちなみに、X線に対しては、物質の、大きな吸収係数の共鳴周波数はX線より低振動数(長波長)なので、X線域での散乱強度は、物質の大きさにかかわらず、大きな波長依存はしません。

     補足です。

    レイリー散乱では、上に書いたように、散乱強度が体積の自乗に比例するので、小さな物質を検出するのは至難の業です。

    散乱体が大きくなると急激に散乱強度が大きくなり(d^6)検出しやすくなりますが、波長程度以上の大きさになると、干渉効果が入ってきて、角度分布は、散乱体の形状に依存して複雑になります。



    そして、
    d>>>λになると、干渉による打消しの効果が大きくなり、無限の大きさでは、打消しが完全になり、散乱がなくなります。ガラスコップは(d>>λ)は透明ですが、細々に砕けたコップは、明るく白く、見えます。

    Yahoo知恵袋の可愛い質問にも、答えて見ました。私の回答は、採用されませんでした。


      (質問)

       kasiwa27さん

    2017/9/2507:24:36

     

    1です

    恋愛についてです

    今朝、彼氏と別れることになりました

    理由は

     ・自分(彼氏)が公立、私が私立なのが嫌になっていた

     ・ずっと愚痴を言いつづけてしまい成長できない気がした

     ・生活に余裕がなくて気づけば私にあたってしまっていた

     この3つで、結論としては成長できないと思ったかららしいです

    私は仕方ないかなと思い、一応は受け入れたのですが、やはり心の何処かで「復縁したい」という気持ちがあります

     しかし復縁すると元カレに迷惑をかけてしまうのでダメだとも思っています

    皆さんはこの状態から復縁することはできると思いますか?

    また、無理なら違う彼氏は作った方が良いのでしょうか?

     教えていただけると幸いです

     

    補足

    ちなみに、彼氏とは映画やゲーセンなど一緒に遊びに行ったりしていました

     また、告白は私からしました

     

    (回答)

    toshihisa_tomieさん

     2017/9/2823:37:35

     

    そうね。

     恋愛って、そんなに良いものですか?

     他人に合わせるって、疲れませんか?

     自分を磨くこと、楽しむこと、

     本を読むとか、旅をするとか、絵を書くとか、ピアノ・ギターが上手になるとか、話が上手になるとか、引き締まった体になるとか、

    するべきことは無限にあって、他人に時間を取られるのはむなしいと思いませんか?

     政治や経済が分かりたいとは思わないでしょうね。

     困っている人を助けたいとは思わないでしょうね。

     

     社会の役に立つ、人類の役に立つことがしたいと思いませんか?

     

    いろいろな活動をする中で、

    この人となら頑張れる、この人となら1+1=3になる。

     そう言う相棒が見つかれば、好きになって、結婚もするでしょう。

     

     恋愛なんて、大いなる時間の無駄は、やめたらどうでしょう。

    昨日、研究学園駅そばのイーアスつくばに行きました、運転中の車から、途中のサンマルクの看板にステーキ店の名前が書かれているのを見て、驚きました。

    帰りに寄ってみると、道路に面した壁にはサンマルクの名前がありましたが、建物の中は空っぽで、内装工事をしていました。

    何故驚いたかと言うと、7/21に女房と二人で夕食をしたばかりで、その時は、閉店するという案内は見なかったからです。晴天の霹靂、でした。

    焼きたてのパンを店員が次々と持ってきて、いくらでも食べられる、が売りのフランス風(?)料理を出すおしゃれなレストランですが、5年前にブログ記事で紹介した(文献1)ように、聞ける時間帯は1-2時間と短いですが、ピアノの生演奏をしてくれるのも特長でした。先日は、中年の男性が演奏者でしたが、希望の曲を一人2曲ずつ計4曲リクエストして、弾いてもらいました。

    一食のコースが3千円程度ですが、ランチメニュー1000円以下、の案内が外に張り出されていて、以前は、並ばないと食事ができないくらい人気だったのに、最近は客が少ないのかなと感じましたが、店内に入ると、我々夫婦のほかには、10人くらいのグループと、ペアのお客だけで、夕食でこれだけの客数だと、経営は苦しいかな、と感じました。
      しかし、食事が終わると、いつも通り、店員のサービスとか、どうしてこの店に来たのかとか、どのくらいの頻度で来るかを質問するアンケート用紙が配られ、住所氏名を書いてレジで渡したので、閉店するなど、全く思いもしませんでした。切りの良い7月末で閉店したでしょうから、閉店
    10日前に食事をしたことになりそうです。

    私はこの店を気に入っていて、先日亡くなった母を二回連れていきましたが、話好きな母が、隣のお客さんに、迷惑も顧みずどんどん話しかけ、申し訳ありません、ちょっと付き合ってください、という目でお願いした、思い出もあります。

    ちょっと残念です。

    その中にレストランがたくさん入っている、超巨大ショッピングセンターイーアスができたのは2008年なので、その影響ではないでしょう。研究学園駅の周りに店が増えたことが原因なのでしょうか。

     

     (参考文献)
    1)

    こどもの日に、ピアノ生演奏をバックにベーカリーレストランで夕食

    20120506

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52057987.html

      平和記念式典で、松井一実市長が読み上げた「平和宣言」の全文を、転載します。

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00000018-asahi-soci

     

    広島市長が会長を務める「平和首長会議」http://www.mayorsforpeace.org/jp/

    には、世界162カ国7417都市の首長が加盟しており、日本国内では、市町村総数171897%にあたる1682都市(市町村)が加盟しているそうです。

     

    同会議が2003年に策定した「2020ビジョン」はhttp://www.mayorsforpeace.org/jp/ecbn/

    1.全ての核兵器の実戦配備の即時解除

    2.「核兵器禁止条約」締結に向けた具体的交渉の開始

    3.「核兵器禁止条約」の締結

    4. 2020年を目標とする全ての核兵器の解体

    の4つの目標を掲げています。

     

    頑張っていますね。

    2は始まっており、3に向けた活動を活発に行っているのでしょう。

    政府は国民の代表です。市町村総数171897%の市町村が加盟しているということは、日本人の大多数が核兵器廃絶に賛同し、日本政府が批准することになるだろうということでしょう。


    ーーーーーー
    (「平和宣言」全文)

    皆さん、72年前の今日、8月6日8時15分、広島の空に「絶対悪」が放たれ、立ち昇ったきのこ雲の下で何が起こったかを思い浮かべてみませんか。鋭い閃光がピカーッと走り、凄まじい放射線と熱線。ドーンという地響きと爆風。真っ暗闇の後に現れた景色のそこかしこには、男女の区別もつかないほど黒く焼け焦げて散らばる多数の屍(しかばね)。その間をぬって、髪は縮れ真っ黒い顔をした人々が、焼けただれ裸同然で剝がれた皮膚を垂らし、燃え広がる炎の中を水を求めてさまよう。目の前の川は死体で覆われ、河原は火傷した半裸の人で足の踏み場もない。正に地獄です。「絶対悪」である原子爆弾は、きのこ雲の下で罪のない多くの人々に惨たらしい死をもたらしただけでなく、放射線障害や健康不安など心身に深い傷を残し、社会的な差別や偏見を生じさせ、辛うじて生き延びた人々の人生をも大きく歪めてしまいました。

     

      このような地獄は、決して過去のものではありません。核兵器が存在し、その使用を仄めかす為政者がいる限り、いつ何時、遭遇するかもしれないものであり、惨(むご)たらしい目に遭うのは、あなたかもしれません。

     

      それ故、皆さんには是非とも、被爆者の声を聞いてもらいたいと思います。15歳だった被爆者は、「地獄図の中で亡くなっていった知人、友人のことを偲(しの)ぶと、今でも耐えられない気持ちになります」と言います。そして、「一人一人が生かされていることの有難さを感じ、慈愛の心、尊敬の念を抱いて周りに接していくことが世界平和実現への一歩ではないでしょうか」と私たちに問い掛けます。

     

      また、17歳だった被爆者は、「地球が破滅しないよう、核保有国の指導者たちは、核抑止という概念にとらわれず、一刻も早く原水爆を廃絶し、後世の人たちにかけがえのない地球を残すよう誠心誠意努力してほしい」と語っています。

     

      皆さん、このような被爆者の体験に根差した「良心」への問い掛けと為政者に対する「誠実」な対応への要請を我々のものとし、世界の人々に広げ、そして次の世代に受け渡していこうではありませんか。

     

      為政者の皆さんには、特に、互いに相違点を認め合い、その相違点を克服するための努力を「誠実」に行っていただきたい。また、そのためには、核兵器の非人道性についての認識を深めた上で、自国のことのみに専念して他国を無視することなく、共に生きるための世界をつくる責務があるということを自覚しておくことが重要です。

     

      市民社会は、既に核兵器というものが自国の安全保障にとって何の役にも立たないということを知り尽くし、核を管理することの危うさに気付いてもいます。核兵器の使用は、一発の威力が72年前の数千倍にもなった今、敵対国のみならず自国をも含む全世界の人々を地獄へと突き落とす行為であり、人類として決して許されない行為です。そのような核兵器を保有することは、人類全体に危険を及ぼすための巨額な費用投入にすぎないと言って差し支えありません。

     

      今や世界中からの訪問者が年間170万人を超える平和記念公園ですが、これからもできるだけ多くの人々が訪れ、被爆の実相を見て、被爆者の証言を聴いていただきたい。そして、きのこ雲の下で何が起こったかを知り、被爆者の核兵器廃絶への願いを受け止めた上で、世界中に「共感」の輪を広げていただきたい。特に、若い人たちには、広島を訪れ、非核大使として友情の輪を広げていただきたい。広島は、世界の人々がそのための交流をし、行動を始める場であり続けます。

     

      その広島が会長都市となって世界の7400を超える都市で構成する平和首長会議は、市民社会において世界中の為政者が、核兵器廃絶に向け、「良心」に基づき国家の枠を超えた「誠実」な対応を行えるような環境づくりを後押ししていきます。

     

      今年7月、国連では、核保有国や核の傘の下にある国々を除く122カ国の賛同を得て、核兵器禁止条約を採択し、核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されました。こうした中、各国政府は、「核兵器のない世界」に向けた取り組みを更に前進させなければなりません。

     

      特に、日本政府には、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」と明記している日本国憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい。また、平均年齢が81歳を超えた被爆者をはじめ、放射線の影響により心身に苦しみを抱える多くの人々に寄り添い、その支援策を一層充実するとともに、「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。

     

      私たちは、原爆犠牲者の御霊(みたま)に心からの哀悼の誠を捧げ、世界の人々と共に、「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います。

    広島に原爆が落とされてから72年目の8/6が来ました。
     3年間、中国で8/6を迎えましたが、今年は、4年ぶりに、日本で、です。

    昨年は、原爆を投下した米国の現職大統領が初めて広島を訪れた(文献1)、と言う歴史的な年でした。今年も、核兵器全廃を目指す核兵器禁止条約が国連で7月に採択されたという歴史的な出来事が起きました。核兵器禁止条約の制定交渉会議を担当した中満泉・軍縮担当上級代表は、日本人女性として初めて本部の事務次長でした。

     

    本日の平和記念式典には各国駐日大使らが参列。核保有国では米、英、仏、ロシアが出席したが、中国は欠席した、とのことです。

    広島市の松井一実市長が「平和宣言」を読み上げ、7月に国連で採択された核兵器禁止条約に触れ、日本政府に「核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい」と求めたが、続いてあいさつした安倍晋三首相は、条約に言及しなかった、そうです。 

     

    (安倍首相挨拶)

    本日、被爆72周年の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が執り行われるに当たり、原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。

     

     そして、今なお被爆の後遺症に苦しんでおられる方々に、心からお見舞いを申し上げます。

     

     今から72年前の、あの朝、一発の原子爆弾がここ広島に投下され、十数万ともいわれる数多(あまた)の貴い命が失われました。街は一瞬にして焦土と化し、一命をとりとめた方々にも、言葉では言い表せない苦難の日々をもたらしました。若者の夢や明るい未来も、容赦なく奪われました。

     

     このような惨禍が二度と繰り返されてはならない。唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた歩みを着実に前に進める努力を、絶え間なく積み重ねていくこと。それが、今を生きる私たちの責務です。

     

     真に「核兵器のない世界」を実現するためには、核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要です。我が国は、非核三原則を堅持し、双方に働きかけを行うことを通じて、国際社会を主導していく決意です。

     

     そのため、あの悲惨な体験の「記憶」を、世代や国境を越えて、人類が共有する「記憶」として継承していかなければなりません。昨年、オバマ大統領が、現職の米国大統領として初めて、この地を訪れ、被爆の実相に触れ、核を保有する国々に対して、核兵器のない世界を追求する勇気を持とうと力強く呼びかけました。核を保有する国の人々を含め、広島・長崎を訪れる世界中の人々が、被爆の悲惨な実相に触れ、平和への思いを新たにする。若い世代が、被爆者の方々から伝えられた被爆体験を語り継ぐ。政府として、そうした取り組みをしっかりと推し進めてまいります。

     

     そして、各国の有識者の知見も得ながら、核兵器不拡散条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう、積極的に貢献してまいります。

     

     被爆者の方々に対しましては、保健、医療、福祉にわたる総合的な援護施策の充実を行ってまいりました。今後とも、被爆者の方々に寄り添いながら、援護施策を着実に推進してまいります。特に、原爆症の認定について、引き続き、一日も早く結果をお知らせできるよう、できる限り迅速な審査を行ってまいります。

     

     今や、国際平和文化都市として、見事に発展を遂げられた、ここ広島市において、改めて、「核兵器のない世界」と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことをお誓い申し上げるとともに、原子爆弾の犠牲となられた方々のご冥福と、ご遺族、被爆者の皆様、並びに、参列者、広島市民の皆様のご平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。

    ーーーーーーーーーーー

    (参考文献)

    1)

    71年前の今朝815分、広島に原爆―――空から死が降ってきて、が、原爆を落としてしまい、に変わるのはいつの日か?

    20160806

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52258645.html

     今、長春は黄砂の嵐の真っただ中です。

     

    最近暖かかったですが、2-3日前に雨が降り、急に冷え冷えしてきました。

    昨日は、テレビで黄砂(中国語で沙尘·sha chen)のニュースをしていて、北京は大変だなと、見ていましたが、今日の昼近くになると町全体の空気が薄黄色になり、黄砂に襲われたことが分かりました。他人事ではなかったです。

     

    昼に、大学の居室から20分ほど歩いて宿に戻ってきましたが、何となく、口の中に砂があるような気がします。

     

    部屋の窓から撮った写真です。見通せる距離は数百mでしょうか。

    黄砂


    3年目で初めて、の経験です。

     

    気象庁に黄砂の分布図を示したくネットを調べたところ、気象庁のHPに載っていましたhttp://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/18時現在で、長春が最も濃い分布になっています。
    黄砂

    今日で3/11地震の発生から丸6年になりました。

     

    地震後の最初のブログ記事に書いたように

    「本棚から書類がばたばた落ち、デスクトップパソコンが倒れ、上を鎖でつなぐ耐震対策をしていた二段重ねの食器棚が中央で前につきだし、ノートパソコンのシャットダウンをするのが精一杯の私は机にしがみついていました。」が

    「停電で真っ暗で寒い一晩を過ごしました。翌朝は無事に電気が復活し、やっとテレビで被害状況が分かりました。仙台のビルが壊滅という最悪の予想よりは被害が小さくて何よりでしたが、当然生やさしい被害ではなく、特に津波での被害が酷いようです。」と書いたように、
    見えるようになったテレビの画面に次々に飛び込んでくる、津波に運ばれていく家屋の映像は衝撃であり、今、脳裏に浮かびます。

     

    原子炉が爆発するかと恐れ、つくばからの避難を考えたことも思い出されます。

     

    何回か書いたことですが、科学の面白さを多くの人に伝えようと、その年の2月に始めたブログが、地震や、原発事故に、一瞬避難を考えた私以上に、恐れおののく方が多いことを知り、私なりに集めた、地震、原発、放射線の情報発信の道具にできたことは、幸いでした。

    国立研究所に長年勤めてきた者の義務として、産総研の富江の、研究以上に重要な、私にしかできない仕事、として、ブログでの情報発信に努め、ごくごく小さくはありましたが、社会貢献ができたことは、嬉しいです。

     

    がんが増える、原子炉が壊れるというのは全くの間違いであり、放射能は全く問題ない、原子炉は全く問題ない、と主張し続けましたが、とき、が証明してくれています。良かったです。

     

    そろそろ原子炉内の状況が分かる様なので、当時の私の推測は間違っていたのか検証できます。原子炉内の状況が、私の当時の推測ともし違っているなら、どこが間違いだったか、自分の論理の間違いの原因を探すことになります。

     

    地震後の最初のブログ記事に、

    「週明けにおそるおそる実験室に行って、片付けをしようと思いますが、もしEUPSが壊れていると、装置を修理する金はないので、途方に暮れるでしょう。」

    と書いた実験装置ですが、ビクとはしましたが、何の不具合もなく、稼働しました。

     

    定年退職後の今も、研究所のご厚意により、6年経った今も、EUPSは元気に稼働しています。当時よりもできることが増えており、ユーザーも増えています。皆さまも是非ご利用ください。

     

    今は、もっぱら自分の研究に打ち込み、例えば熊本地震のように、実感せず遠く中国からニュースで大きな地震のニュースを知り、状況把握のブログ記事を書くだけになっており、当時からの読者には申し訳ないです。一方で、地震、原発について書くことが少ないことは、喜ばしいことです。

     

    最近、本当に筆不精になってしまいましたが、忘れたころにぽつぽつ、ブログ記事を書きますので、よろしくお願いします。

     先日、すずかけ台の東京工業大学に行きました。中国での研究に関連して、20年来の友人に、教えを乞うためでした。

     

    東急田園都市線のすずかけ台の駅から坂を上って入る狭い門の脇に、ノーベル賞メダル展示、と言う立て看板があったので、友人からいろいろ教わった後に、展示会場に案内してもらいました。

    会場前に、展示期間は1月末まで、次は4月から、と書いてあり、二月には中国に戻る私には、幸運でした。

     

    東工大の各分野から一つづつの研究のパネル展示がしてある会場の一角に、メダルを格納する数十cm2mほどの高さの透明な箱が中心に置かれ、壁には、大隅教授の経歴など、数枚のパネルが下がっていました。

     

    そのコーナーの入り口には、学生アルバイトさんが一人いて、説明してくれました。

    展示してあるのは、「公式」のレプリカ、とのことでした。

    公式とは、ノーベル財団が作ったという意味だそうです。三つを受賞者が買う、そうです。本物は、数億円するそうです。

    メダルをオークションに出した人がいて、そこでついた値段、と教えて貰いました。レプリカの値段についても聞きましたが、彼は、知りませんでした。

     

    我々が見学した時、年配のご婦人のグループが来られたので、学生さんから聞いたばかりの蘊蓄を説明しました。

     

    そのコーナーの入り口には、来場者の署名簿がありました。

    東工大の名前がの他にも、住所から、一般の方も多く来られているのが分かりました。遠く四国の住所もありましたが、カッコつきで中国と大学名を記した私が、一番の遠方でしょうか。

     

    会場の入り口のパソコンでは、大隈氏のノーベル賞受賞講演が流れていました。

     

    家に帰って、メダルの競売をネットで調べました。

    DNAの二重らせん構造の発見でノーベル医学生理学賞を受賞したジェームズ・ワトソン氏が、201412月4日に競売に出品し、6億円弱の価格がついたそうです(文献1)。

     

    後日談がいろいろあります。

     

    落札者はモスクワ在住で総資産2兆円の富豪ウスマノフ氏で、9日には、メダルをワトソン氏に返却する、と発表しています。出品の目的が、大学への寄付と聞いて、科学研究に役立ててほしいので、返金は求めない、と言うことでした(文献2)。格好いいですね。

     

    白人は黒人より頭が良いという発言の後、財産と名声を失ったワトソン氏は、オークションの前に、得る金を、インディアナ大、シカゴ大、ケンブリッジ大などに寄付して、名声を取り戻したいと、言っていたそうです(文献3)。

     

    ーーーーーーー

    (参考文献)

    1)
    DNA
    構造解明の米科学者、ノーベル賞メダルを5.7億円で売却

    FFP BB New 20141205

    http://www.afpbb.com/articles/-/3033494

     

    2)
    ロシア一の富豪、
    5億円で落札のノーベル賞メダル返還を表明

    FFP BB New 20141211 09:17

    http://www.afpbb.com/articles/-/3033965?ctm_campaign=topstory

     

    3) 

    Russian mining billionaire Alisher Usmanovbuys America DNA scientist's Nobel Prize at auction for $4million - but thenhands it straight back to its 'deserved' owner

    Alisher Usmanvo bought Nobel medal atauction in New York last week

    But will hand it back to Watson, callinghim 'one of the greatest biologists'

    He won award in 1962 for helping discoverdouble helix structure of DNA

    But was forced to auction it after losingincome following racist comments

     

    Dailymail, 10 December 2014

     

    http://www.dailymail.co.uk/news/article-2868381/Russian-mining-billionaire-Alisher-Usmanov-buys-America-DNA-scientist-s-Nobel-Prize-auction-4million-hands-straight-deserved-owner.html

     

    明けましておめでとうございます。

    本年もよろしくお願いします。

     

    昨年は、コンピューターソフトがプロの世界最強棋士に3連覇と言う、驚異のニュースがありました(参考文献)。

     

    年末に、アマゾンで、アマ七段到達、と謳っている、「天頂の囲碁6 Zen」と言うソフトを8千円チョットで、買いました。打ってみたところ、確かに強いです。全くかないません。

    スパコンではなく、ノートパソコンでの計算でも、囲碁ソフトは、強いですね。

     

    ―――――

    私は、大学時代、囲碁部に所属し、講義もそこそこに4年間囲碁に熱中しました。クラブでは最弱でしたが、それでも、アマではまあまあの棋力で、卒業後は、若干バブリーに、自称4段で通してきました。研究所対抗の囲碁大会にも数多く参加しましたが、自称に近い棋力で通じました。

     

    つくば移転後は、年に1回の研究所対抗戦に参加するくらいで、殆ど打っていないので、棋力は相当落ちているはずです。

    買ったばかりの”
    Zen”と、待ったを許さない、レーティング戦をやったところ、5級から始まりましたが、コンピューターの4級に負けてしまいました。

    おいおい!!どんなに適当に打っても負けるはずではなかった、棋力に負けてしまったのです。まじめに考えねば、と心を入れ替え、真剣に打ち始めました。ところが、2級、1級で足踏みしています。どうも、この辺りが現在の実力の様です。勉強をし直さねばなりません。


    昨年7月に、電気屋で、初段レベル、と謳った、「100万人のための3D囲碁」を買いましたが、こちらは、かなり弱いです。5子おかせて勝てますが、せいぜいアマ5級~7級と言うコメントをネットで見ました。
     

    研究所の先輩が、退職して何年かたったあるとき年賀状に書いてきた、記憶に強烈に残っている名言があります。

    頭の衰えは自覚しないが、体力の衰えは、何とも情けない。
    と言う類の言葉でした。

     

    私の脳力の低下を測定できるソフトに出会えたことは、昨年の最大の成果でしょうか。何とか、学生時代の棋力に戻したい、と言うのが今年の抱負、の一つ、です、

     
    (参考文献)

    ――――――

    脅威のコンピューター!囲碁で、世界最強プロ棋士に3連勝

    20160313

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52248788.html

     

    昨日深夜、大きな地震がありました(文献1)。つくばの我が家でも、若干脅威を感じる強い揺れで、且つ比較的長い時間続きました。25日に帰国したばかりの私への歓迎の挨拶代わりでしょうか。この程度の規模の地震は、かなり久しぶりです。

     

    震源地は茨城県北部で、高萩市で最大震度6弱だったようですが、大した被害がなかったようで、良かったです。

     

    ここは、2011/4/11の井戸沢活断層地震(最大震度6弱、マグニチュード7.1)、翌12日の湯ノ岳活断層地震(最大震度6弱、マグニチュード6.3)を最初の地震とする、私が「いわき内陸地震」と名付けた(文献2)地域です。

     

    先月、福島県沖で、2年4か月ぶりのM7規模の地震が発生しています(文献3)が、それに誘発された地震だろうと、考えます。、

     

    いわき内陸地震は、福島県沖地震と非常に良い相関があり、福島県沖地震のエネルギーを貰って発生する地震、と考えています(文献4)。

     

    いわき内陸地震のエネルギーを与える福島県沖の地震は、3/11以降も大きく頻度が落ちることなく発生しているので、3/11の余震と言うよりも、3/11地震で活性化された地震と言った方が良いだろう(文献5)と考えています。

     

    つまり、昨日の地震は、とても広く言えば、3/11の余震ではありますが、厳密にはそれは間違いであって、先月福島沖で発生したM7規模地震が誘発した地震であり、福島沖地震も、狭義には3/11の余震ではなく、3/11により新しく始まった地震、と、私は、考えます。

     

    この理解が正しければ、3年程度以降に、福島県沖でM7規模地震が発生する可能性があり、その時は、その1-2か月後に、昨日と同規模の、いわき内陸地震が発生するだろうと思われます。

     

    (参考文献)

    ――――――

    1)

    茨城・高萩で震度6弱 天井落下・国道に落石の被害

    朝日新聞デジタル 12/28() 23:42配信

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000109-asahi-soci

     

    地震の影響で高萩市内の施設で天井が落下したほか、国道461号や県道の計4カ所で落石し、190戸で断水している。北茨城市内では40代の女性が軽傷を負った。

     

      JR東日本によると、東北新幹線は大宮―仙台駅間で一時運転を見合わせた。また、奥羽線は庭坂(福島市町庭坂)―板谷(山形県米沢市板谷)駅間の上下線で運転を見合わせ、停車中の山形新幹線の車内で乗客約500人が約3時間にわたり、発車を待った。

     

    2)

    20110720

    「不思議ないわき内陸地震。余震からエネルギーを貰うーーいわきは究極の安全地帯になったか?」

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51981752.html

     

    3)

    福島沖で、2年4か月ぶりにM7規模の地震の発生ーーー福島沖の地殻は、特殊な構造になっている。被害の小さな地震が常時発生しており、究極の安全地域だろう

    20161123

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52265078.html

     

    4)

    20120424日「福島県沖の余震といわき内陸地震の頻度は、昨年4月以降、比例して、級数的に減衰。ーーいわき内陸地震は余震からエネルギーを貰うという富江仮説を支持」

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52055443.html

     

    5)

    20140712

    福島県沖で3/11と同規模のM6.8の地震は3/11の「狭義の」余震ではないだろうーー福島沖の地震が収まるには時間がかかりそう

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52160915.html

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