toshi_tomieのブログ

一般科学に関する独り言

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    2014年02月

    女子フィギュアスケートの浅田真央選手のフリーの演技は、連日の夜更かしをして中継を見たソチ五輪の中で、私が最も感動した演技だったことを、ブログ記事(文献1)に書かせて頂きました。

    私だけでなく多くの日本人が彼女の演技に感動した様ですが、日本だけでなく、海外でも大きな反響を呼んでいる様です。

    中国人の多くも、浅田真央選手の演技に感動した、と言うことを報じる、以下のニュースの概要を紹介します


    反日、嫌日の感情が強いと報道されている中国で、浅田、羽生選手への暖かい声が圧倒的であるらしいのはうれしい限りです。本当に、スポーツは素晴らしいです。

    浅田選手がメダルを取れなかったのはとても残念ですが、世界の人々に感動を与え、日本の好感度を大きく高めたのは、日本への、世界平和への、とても大きな貢献です。金メダルが取れなかったことはどうでもよかったと言える、演技でした


    (概要を紹介する、中国人の反応を報じるニュース)

    浅田真央の演技、半端じゃなかった・・中国で今なお報じられる「感動した話」

    サーチナ 226()1158分配信


    羽生結弦と浅田真央の活躍に在日中国人も歓喜!「氷上の王子様!」「涙でテレビが見えなかった」―中国メディア

    XINHUA.JP 226()16分配信


    <ソチ五輪>中国人が喝采を送った2人の日本人選手―中国メディア

    Record China 225()2130分配信


    浅田真央の演技に全中国が泣いた!感動コメント殺到、中国版ツイッターで検索1位に

    レコードチャイナ:2014221 1346


    <ソチ五輪>浅田の演技にCCTV解説者も興奮、そして感動の涙!―中国メディア

    レコードチャイナ:2014221 748


    <ソチ五輪>浅田真央、涙のラストダンス! 「今夜、どれだけの人が彼女とともに涙しただろう」―中国メディア

    レコードチャイナ:2014221 78

    浅田真央の表情を見た中国ネットユーザー「泣けてきた」「これこそスポーツ精神だ」の声=中国版ツイッター

    2014-02-20 11:00



    ーーーーー

    (参考文献)

    1)

    20140224日「スポーツの最も大事なものを見せてくれた、浅田真央のフリーの見事な演技」

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52141178.html


    2)

    浅田真央の演技、半端じゃなかった・・中国で今なお報じられる「感動した話」

    サーチナ 226()1158分配信

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140226-00000140-scn-spo


    3)

    羽生結弦と浅田真央の活躍に在日中国人も歓喜!「氷上の王子様!」「涙でテレビが見えなかった」―中国メディア

    XINHUA.JP 226()16分配信

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140226-00000000-xinhua-cn


    4)

    <ソチ五輪>中国人が喝采を送った2人の日本人選手―中国メディア

    Record China 225()2130分配信

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140225-00000045-rcdc-cn


    多くの中国人がフィギュアスケートを見るためだけに夜更かしをしてテレビにかじりついた。そして、人々の注目を大いに集めたのは、日本の羽生結弦と浅田真央だった。


    羽生の整った顔立ちに、日本人のファンだけでなく、中国人のファンも急増中である。


    浅田は中国では長年人気がある。フリーの演技後、浅田は涙を流した。多くの中国人も涙した。中国版ツイッターには「最後に彼女が泣いたとき、私も泣いた」「こんなに完ぺきな演技を見られて感動した。なんて言っていいのかわからない」「涙で画面が見えなくなった」「もう泣いちゃってだめだ」などのコメントがいたるところで見られた。


    5)

    浅田真央の演技に全中国が泣いた!感動コメント殺到、中国版ツイッターで検索1位に

    レコードチャイナ:2014221 1346

    http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83773


    スポーツ人気の高い中国ではソチ五輪のフィギュアスケートに注目している人が多く、浅田ファンやフィギュアファンのみならず、浅田の演技に対するコメントが殺到。中国版ツイッターと呼ばれる簡易投稿サイトでは「浅田真央」が検索ランキング1位となり、ハッシュタグ「♯浅田真央」に17万件近いコメントがつくなど、盛り上がりを見せている。以下は主なコメント。


    「演技を終えて涙を流したMao!この瞬間、テレビの前のどれだけ多くの人が喜び、感動し、あなたと一緒に涙したことか。素晴らしい演技と感動をありがとう!」

    「素晴らしい演技だった。外国人選手の試合で初めて泣いた。諦めなかったトリプルアクセル。失敗しかり、成功しかり。あなたはキム・ヨナより素晴らしい、本当に」

    「真のスポーツ精神とは金メダルをいくつ獲得したかではなく、自分を乗り越えて、自分に勝てたかどうか。浅田真央の完璧な幕引きは金メダルよりも確かなものだ」

    「王者が優勝するとは限らない」


    「フィギュアはよくわからないんだけど、なんだかとても感動して、書き込んでいます」

    「日本人の浅田真央へのプレッシャーはとてつもない。彼女はまたいい子だから、その期待や圧力をすべて受け止めてしまう。かわいそうだ。でもよくやったと思う」

    「技術も演技も完璧だった。滑走順が前すぎたことが悔やまれる」


    「雪辱を果たした!」

    「あなたをずっと応援してきた者にとって、ずっと見たかった完璧な試合」

    4年前、私は泣かなかった。今回は本当に泣いた」

    「息もできないほど素晴らしいパフォーマンスだった。本当にありがとう。今後どんな道を進むにしても、平坦で幸せなものでありますように」

    「なめらかなスケーティング。これまでとは違った感覚がした。この瞬間に真に成熟したかのよう。大好きです」

    「キム・ヨナは早熟すぎた。商業化は彼女の将来には有利かもしれないけど。キム・ヨナの今日のフリーはまとまっていて彼女に合っていたけど、純粋な夢追い人ではない。これこそが私たちが真央を愛し尊敬している理由」

    「他の選手は審判を征服し、Maoは観客を征服した!」


    6)

    <ソチ五輪>浅田の演技にCCTV解説者も興奮、そして感動の涙!―中国メディア

    レコードチャイナ:2014221 748

    http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83756

    ソチ五輪フィギュアスケート女子シングル、フリーの演技を中国中央テレビ(CCTV)は生中継で伝えた。解説者のチェン・イン氏は、「初めてジュニアでトリプルアクセルを成功させた選手であり、初めて1つの試合で3回のトリプルアクセルを決めた選手」という言葉で浅田を表現。「浅田はずっとこの高難度のジャンプをあきらめなかった。今日、彼女は戻ってきた。すごいことだ。こんなに難しいジャンプを、彼女はあきらめなかった」と述べた。冒頭で浅田がトリプルアクセルを成功させたシーンでは、中継の2人は口をそろえて「どうしてショートプログラムでできなかったの?」と悔しがった。演技直後、浅田が涙を流すと、チェン・イン氏と解説のチェン・ルー氏も涙を流したという。


    7)

    <ソチ五輪>浅田真央、涙のラストダンス! 「今夜、どれだけの人が彼女とともに涙しただろう」―中国メディア

    レコードチャイナ:2014221 78

    http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83753


    ショートプログラム(SP)ではトリプルアクセルの転倒などにより5551点(16位)という悪夢のような結果となった。金メダル争いから早々と脱落し、多くの彼女のファンがため息をついただろう。


    2010年のバンクーバー五輪ではキム・ヨナに敗れ銀メダルに終わり、翌年末には母親を亡くした。夢への道はいばらの道だった。しかし、浅田は今日まで耐え忍んでこの苦しい道を歩んできた。


    フリーの演技は、浅田真央のスケート人生の集大成となった。冒頭のトリプルアクセルを成功させると、その後のすべての演技を完ぺきにこなした。14271点は彼女のフリーでの自己ベストだ。浅田の五輪での別れの演技は、人々を最も震わせ、涙を誘った。彼女は真の勇者であり、最も勇敢な方法でそれを証明した。


    演技が終わると、浅田は涙を流した。CCTVの解説者2人も泣いた。日本、世界のどれだけの「真央ファン」が泣いたことだろう。ある種の感動に、勝敗は関係ないのだ


    8)

    浅田真央の表情を見た中国ネットユーザー「泣けてきた」「これこそスポーツ精神だ」の声=中国版ツイッター

    2014-02-20 11:00

     http://news.searchina.net/id/1524613


    フィギュアスケート女子は現地時間19日にショートプログラム(SP)が行われた。最終滑走で登場した浅田真央は、演技冒頭のトリプルアクセルで転倒するなどミスが続き、55.51点とまさかの16位となった。


     中国中央電視台のスポーツ専門チャンネル・CCTV5が、簡易投稿サイト微博で浅田真央の転倒を伝えたところ、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。


     冒頭のトリプルアクセルは着氷したように見えたものの、こらえきれずに転倒してしまった。そのため、「惜しい! 滑り終わった後、泣きそうになったよ」、「惜しかったなぁ。美しい音楽が急に悲しい音楽に変わった感じだ」など、転倒してしまったことを惜しむ声が多く寄せられた。


     演技終了後は、口元を硬く引き締め、厳しい表情を浮かべた浅田真央だが、「彼女が涙をこらえているのを見て、私も泣けてきた」、「見ていてこっちが悲しくなってくる」と同情的なコメントも多かった。

    田村磨弥>ベラルーシの子どもの甲状腺ガン(15才未満)の年間発症数で、1995年のピークを境に現象していくのは、どのような理由があると思われますか?


    ーーーー

    「チェルノブイリによる小児甲状腺がん急増は検診実施による見かけだった」と言う近藤宗平氏の主張を紹介したブログ記事(文献1)への上のコメントを受け、私自身の主張として、“過剰検診”の結果にすぎず、放射線の影響は実在しなかった、と言うことを説明します。


    ーーーー

    文献1でも紹介した、チェルノブイリ事故後にベラルーシの小児甲状腺がんの発症率の継時変化は、原子力百科事典でも、放射線による影響、と説明されています(文献2)。

    ベラルーシの15才未満の甲状腺ガン発症数


    上図では、発症率が1997年まで単調に増加していますが、その後は急減していることを、読者の田村氏に指摘していただくまでは、私も知りませんでした。


    小児甲状腺がんは増えていないという近藤宗平氏の主張を紹介した私のブログ記事に、なぜ急減したのか?と田村さんが質問してきたのは、もしかすると、この集団から被ばくした子供たちがいなくなったからだ、95年頃にピークを持ったことは、被ばくの影響だったことの明確な証拠だ、と主張したいためなのでしょうか?


    私の答えは、”過剰検診”の“ブーム”が去ったからだろう、です。


    ーーーー

    文献3に載っている、ベラルーシでの甲状腺がん発症率の1997年以降の推移を下図に示します。

    ベラルーシの甲状腺ガン発症数推移2006年まで


    0-14歳の甲状腺がん発症率は1995年にピークがありますが、15-19歳では、2001年に極めて大きなピークになっています。どちらも、1986年当時0-4歳だった子供たちです。


    0-4歳の子供たちが、放射性ヨウ素の影響を最も大きく受けたことを示す決定的なデータ、と誤解する人が大半でしょう。しかし、それは間違い、と言えます。


    2006年は、チェルノブイリから20年経っていますから、2006年以降の15-19歳の子供たちは、少なくとも放射性ヨウ素がほとんどの原因である甲状腺がんに関する限り、事故の影響を受けていません。


    従って、2001年の10万人あたり10人強と、2006年の二人強の差、10万人あたり8人が、放射線の影響、と見ることが可能です。1996年での発生率は3人弱でした。1996年時点での15-19歳は、1986年には5-9歳でした。2001年の10万人あたり10人強と、1996年での発3人弱の差、7.5人は、1986年当時の0-4歳と、5-9歳の、放射線耐性の違い、と考えることができます。


    2001年と2006年の差から、1986年当時の0-4歳集団の発生率は8人程度と考えることができ、一方、1996年と2001年の差から、1986年当時の0-4歳集団と5-9歳集団の発生率の差は7.5人程度と考えることができるので、5-9歳集団の発生率は0.5人程度、と言うことになります。0-4歳集団の発生率は8人程度で、5-9歳集団は0.5人程度と言うことから、5歳以上では、放射線の影響はほとんどなかった、と言うことになります。


    ところが、本記事の最初の図に戻ると、1990年代前半には、1986年当時の0-5歳集団と5-9歳集団では、発生率はほぼ同じでした。1992年には、86年当時に5-9歳だった集団の方が罹患率が高かったのです。

    これは、2番目の図の15-19歳の2001年の鋭いピークが放射線の影響による、と仮定して導かれる結論と矛盾します。したがって、仮定が間違い、と言うことになります。


    ーーーーー

    では、なぜ、0-14歳の子供の発生率の推移と、15-19歳の発生率の推移の両方で、1986年当時0-4歳がその年齢に達したときに、発生率が顕著なピークになったのでしょう?


    それは、甲状腺がんになる、と脅されたため、”過剰”に検診を受けたからだと、考えられます。見なくても良い、がんには進展しない、小さなしこりを見たから、と言えるでしょう。


    この私の見解を支持する、二つのデータを示します。


    一つは、日本のデータです。


    ーーーー

    チェルノブイリから遙かに離れた日本でも、甲状腺がんの発生率は1990年代前半に増えました。

    日本女甲状腺ガン発症数推移2008年まで


    国立がん研究センターがん対策情報センターのデータから、女性の全年齢の甲状腺がん発生率の推移を図示します。ベラルーシほど顕著ではないですが、1990年から1994年まで罹患者数が増えました。私は記憶していませんが、1990年代前半には、チェルノブイリ事故を受けて、世界的に、甲状腺検査”ブーム”があったのでしょう。

    罹患者数は増えましたが、死亡者数には、目立った変化は見えません。検査をする人が増えたので、罹患率は増えたが、見なくてもよいしこりを見た(過剰診断)だけ、だったのです。

    日本女甲状腺ガン死亡率推移2012年まで


    尚、がんの死亡者数が増えているのは、何回か記事にしているように、平均寿命が伸びたからです。74歳以下の甲状腺がん死亡率に変化はなく、80歳以上で急増しています。


    日本女甲状腺ガン年齢別死亡率推移2012年まで

    二つ目は、韓国のデータです。

    韓国の女性では、2000年頃から、甲状腺がん罹患率が急増しましたが、死亡率には全く変化がありません。

    韓国女性のがんの罹患率と死亡率の推移

    これは、見なくてもよいしこりを見る、過剰検診によるものです。(文献5)。検診でどんなに小さくてもしこりが見つかると除去するようですが、それにも拘わらず死亡率に全く変化は見えず、全くの無駄な検診、です。

    ーーーー
    甲状腺のしこりは、見ようと思えばいくらでも見つかり、それは、ほとんどががんに進展しません。近藤宗平氏が指摘されたように、チェルノブイリ後の小児がんの急増は、過剰に脅されたため、過剰な検査が行われたために見つかったにすぎず、甲状腺への放射線の影響は実際には存在しなかった、と言えます。


    ーーーー

    過剰検診が極めて顕著な甲状腺がんに関して、発生率で議論すると、ほとんどの場合に間違った結論を得るでしょう。甲状腺がんは、死亡率で議論するべきです。


    勿論、がんは、数年から20年もの長期の潜在機関がある、特殊な病気ですので、事故直後は、深刻な事態の発生を抑制するため、発症率で議論することもやむをえません。しかし、チェルノブイリに関して、事故から4半世紀が経過した今、いまだに、死亡率ではなく、発生率で議論するのは、明確な意図を持った詐欺行為、と言えます。そういう人たちは強く糾弾されるべき、と考えます。


    ーーーー

    (参考文献)

    1)

    20120226日「チェルノブイリによる小児甲状腺がん急増は検診実施による見かけだったとの近藤宗平氏の主張の検証ーーー尤もらしい」

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52043725.html


    2)

    小児への放射線影響 (09-02-03-12)

    原子力百科事典

    http://www.rist.or.jp/atomica/index.html


    3)

    平成19年度

    チェルノブイリ事故報告書の調査

    財団法人 政策科学研究所

    http://www.ifeng.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/10/CR-2007-12.pdf


    4)

    国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービス

    統計 年次推移

    http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics02.html


    5)
    2013
    0619「『過剰診断がん』。見つけなくても良い、見てはいけない、がんーー36%もの子どもの甲状腺にしこりを見つける検査法は、スクリーニングにならず、無意味」

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/search?q=%E9%81%8E%E5%89%B0%E6%A4%9C%E8%A8%BA

    (選手の敬称を省くことお許し下さい)

    ソチ五輪が終わりました。


    日本時間21日未明に行われた浅田真央のフリーの演技を、生中継で固唾を飲んでみましたが、実に見事でした。メダルの呪縛から解き放たれ、自由にのびのび、踊ってくれました。


    スポーツの最も大事なものを見せてくれた、と思いました。


    選手の派遣および強化に税金を出すのは金メダルを取るためだ、”メダルを取れなかったけれど満足だ、などと言うな”、と言う論調があります。そういいたくなる気持ちも否定できないですが、それで良いのでしょうか?税金を使って強化しないと、五輪で海外と対等に戦えるレベルの選手がでないだろうことはわかりますが、税金の支出を正当化する、メダル以外の指標も欲しいです。


    「勝つことではなく、参加することに意義があるとは、至言である。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」と、IOC会長だったクーベルタンが1900年代初めに述べたと言われています。


    全く勝てないことはわかっていても、弱い国も代表選手を送り、全世界の代表選手が競うことが五輪の存在価値だと、私は思います。


    スポーツを見て、我々が楽しく思うのは、感動を受けるのは、クーベルタンの言葉にあるように、「よく戦った」と感じる、からでしょう。


    浅田真央のフリーの演技が感動を呼んだのは、彼女の努力が、これまで、逐一詳細に報道されていたことが最大の理由でしょうが、そういう背景を忘れても、演技は素晴らしかったと、私は思います。


    それにつけても、精神の影響の大きさを痛感させられ続けた、ソチ五輪でした。


    ーーーー

    真夜中二時過ぎから中継が始まるソチオリンピックで、マスコミで騒がれた選手の活躍を見ているので、最近、若干、睡眠不足です。


    4位に終わった、女子スキージャンプでオリンピックの直前まで連戦連勝だった高梨沙羅、やはり4位になった、スノーボードのハーフパイプの絶対的本命ショーン・ホワイト。マスコミでは、浅田真央、高梨沙羅ほどには騒がれていなかったが銀メダルを取った、直前の国際大会でやっと3位になったスキージャンプの葛西紀明、ノルディック複合の渡辺暁斗、スキーパラレル大回転の竹内智香。マスコミの期待通りにメダルを取った、男子フィギュアの羽生結弦、スノーボードハーフパイプの平野歩夢。


    オリンピックに出る選手は、誰も、その技術に見とれますが、今回ほど、心の持ち方に関心を持って見たオリンピックはありませんでした。


    ーーーーー

    金メダルが期待されていた浅田真央が、ショートプログラムで、最初の3回転半ばかりか、3回転も失敗し、トップと20点差のまさかの16位になり、メダルは絶望になりました。


    4年前のバングーバー五輪で、銀メダルを取ったのに悔しがって、雪辱のためにソチに臨んだ彼女自身が、ショートプログラムを終えた19日の夜(現地時間)は、絶望的になったことでしょう。


    半日で、よくも立ち直ったと思います。また、メダルが関係なくなり、重圧から解き放たれたことで、あの見事な演技ができたのだろうと思います。

    テレビでの情報でしかありませんが、4年間、やりたいことを追及し、最後の場面でやりたいことができたことで、思い残すことなし、と言う思いが、結果は4年前の銀よりうんと落ちることが確実なのに、演技終了と同時にこみ上げて来た、満足感の涙でしょう。

    米国出張中に見た、荒川静香の金メダルの演技の生中継の時もそうでしたが、浅田真央の演技そのものにどんどん引き込まれていき、胸が熱くなっていきましたが、終了と同時にあふれた彼女の涙を見て、見ているこちらも涙が出てきました。金メダルが取れなかったのはとても残念だけど、そんなことはどうでもよい、と思わせた、素晴らしい演技でした。


    ーーーーー

    翌日の日本のテレビは、その演技のニュース一色でした。メダリストの報道はほとんどなく、身びいきが過ぎる、との批判もあるでしょうが、ドラマ性の点から、仕方のないことだと思います。

    本社をニューヨークに置き、経済・金融情報の配信する、大手総合情報サービス会社、ブルームバーグ社が2/17の社説“日本のナショナリスト的愚行に、米国は強い語調で叱責せよ”で、以下の主張をしました(文献1,2)。


    ーーーー

    政府高官の一連の発言から、米政府が、中国の海洋拡張主義が、最近のアジアの緊張の原因、と考えていることに、疑いの余地はない。


    日本政府は、米国と日本の間に隙間風が吹く気配を見せれば、中国のさらなる横暴を促すばかりだと警告し、米国が中国に対して強い姿勢で臨むことを求めてきた。米国政府も同じ考えであり、中国やその他のアジア諸国を刺激する日本の指導者らの言動に目をつぶってきた。しかし、この気配りは逆効果になりつつある。


    中国が防空識別圏を設定した後、安倍晋三首相はA級戦犯14人を合祀した靖国神社を参拝。安倍氏が推挙したNHKの経営委員のうち1人は1937年の南京大虐殺は起きなかったと発言。もう1人は戦時中の従軍慰安婦問題で日本軍を責めるのはおかしいと発言をした。


    日本の当局者らは、中国および韓国との関係はほとんどこれ以上悪くなりようがないし、改善する可能性は低いと論じ、日本が融和的な姿勢を取れば中国と韓国が屈辱的要求を際限なく突きつけてくるだけだと、確信している。


    日本は米国から支持を受けて当然と思っているようだ。バイデン米副大統領が事前に自制を求めていたにもかかわらず、安倍首相は靖国参拝を断行した。

    非公開の場でのこの対話の内容はその後、意図時に漏えいされた。安倍首相の尊大な態度を白日の下にさらすため。

    日本の当局者らは、日本への支持を少しでも惜しむのは米外交の軟弱さの表れだと見なしている。これに対しては、
    米国は、通常より強い言葉で切り返すべきだ。

    4月のオバマ大領のアジア訪問は、中国政府の外交的冒険主義を容認しないことをあらためて表明する良い機会であるが、同時に、安倍首相の挑発がアジアの安定を脅かし、日米同盟にも害を及ぼしている、ことをはっきりと伝える機会だ。


    自衛隊を通常の軍隊にして日本をもっと強い国にしようという安倍首相の方向は、間違ってはいない。軍事力を持った日本は、海賊行為防止のパトロールや平和維持活動、同盟国の防衛を通して世界と地域の安定にもっと貢献できるだろう。


    しかし、中国と韓国の神経を逆なですることは、これらの目的を達成しようとする足を引っ張る。安倍首相の行動や発言は、中国の冒険主義ほどは危険でない、というのは重要なことではない。


    折角何十年もかけて築いてきた、日本は責任ある民主国家である、と言う国際社会からの高い評価を、安倍首相は、無為に、損ないつつある。


    ーーーー

    (参考文献)


    1)

    日本のナショナリスト的愚行、米国は強い語調で叱責を-社説

    Bloomberg.co.jp 2014/2/17

    http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N15DW36S974001.html


    2)原文

    A Rebuke to Japanese Nationalism

    By The Editors  Feb 17, 2014 7:00 AM GMT+0900

    http://www.bloomberg.com/news/2014-02-16/a-rebuke-to-japanese-nationalism.html

    オリンピックで優勝できない人から、“蚤の心臓”と言う言葉を連想しました。オリンピックに出る人が、蚤の心臓であるわけはないですがーー。


    蚤に心臓?そんなの、ないだろう!
    と思って調べたところ、蚤にも心臓がある様です。


    ーーーー

     “心臓”とは、血液を強制的に流すために、”血管系の一部に筋肉が集中した場所”、を指す言葉のようです。


    昆虫の場合、背中側に腸管が通っており、その背面に太い血管が走り、その中の特定の体節が、心臓になる、とのことです。

    昆虫の心臓


    蚤の大きさが、1mm以下~9mm程度で、その背中に走る血管の、一部の体節、ですから、心臓の大きさは数十ミクロンでしょうか?確かに相当に小さいです。



    ーーーー
    (文献にある説明)


    1)
    Wikipedia
     「循環器系」の説明です。


    動物では、消化管からの栄養の供給と、呼吸器系、排出系とのやりとりが、体腔(体の壁と、消化管、の間の空間)を満たす体液で行われる。効率よく栄養を供給するには、体液は体内を規則正しく流れる方がよく、体液を流す管状の構造(血液の通り道は、血管)ができ、流れを作るポンプのような器官が見られる。血管系の一部に筋肉が集中し、血液を強制的に流すようになったものが心臓。


    血管の先端が口を開いていて、自由に体腔内を流れることができる「解放血管系」と、血液が血管内に閉じこめられている「閉鎖血管系」がある。


    刺胞動物や扁形動物では体腔そのものがない。いずれも消化管が体内に枝を出してその役割の一部を担う。腹毛動物や線形動物では、体液はあるが特に循環系に当たるものがない。身体の運動によって体液循環をおこなう。刺胞動物のクラゲ類に見られる胃水管系、棘皮動物の水管系なども、循環系の役割を果たしている。


    節足動物や環形動物では背中側を通る腸管の背面を走る太い血管の特定の体節に、「心臓」が生じる。


    2)
    Wikipedia
    の「蚤」の説明です。


    体長は1mm以下~9mm程度。世界で16科約200属約1,800種が記載されており、そのすべての成虫が哺乳類など恒温動物の体表に棲み、吸血して生活する。犬や猫などヒト以外の哺乳類や鳥類などには、ネコノミやイヌノミなど多くのノミが寄生している。


    日本語名の「ノミ」は、人間の血を飲むことから「飲む」の訛り、または、よく跳ぶことから「跳び」の訛りといわれる。漢字の「蚤」は、「掻きたくなる痒い虫」という意味。

    “沖縄で旧石器時代の貝器発見 国内初、日本人起源論迫る”と言うニュースがありました(文献1)。沖縄県立博物館・美術館(那覇市)が15日に、同県南城市のサキタリ洞遺跡で約2万年前の地層から国内初となる旧石器時代の貝器(貝の製品)の破片と人骨が出土したと発表したそうです。


    沖縄での“国内初の旧石器時代の貝器の発見”がなぜ“日本人の起源論迫る”になるのか、を理解するため、国内で唯一全身の骨格がそろう「港川人」と縄文人の関係について勉強しました。


    ーーーー

    (ニュースの内容(文献2))

    2万年前(同じ層の木炭を測った放射性炭素年代)の地層から発見された39点の貝の内、23点(二枚貝のマルスダレガイ科20点、クジャクガイ3点)は、大きさが2〜4センチ程度で、貝を割って加工し扇形にそろえた物が7点あり、たたいて整形した跡や、何かを削るのに使った線状の傷跡もあった。二点は、ひもを通すビーズ状の装飾品と考えられる。


    これまでの国内最古の「貝器」は、長野などで発見された、約1万2000〜1万年前の物。


    酸性土壌の本土では、人骨がほとんど残っていないが、石灰岩質の沖縄地域では旧石器時代の人骨が複数確認されている。しかし、サキタリ洞遺跡で約1万2000年前の物が見つかっただけだったので、沖縄に旧石器文化はないとする見解もあった。


    調査を担当した山崎真治・同館主任は「遺跡のある沖縄南部は石器に使える硬い石材がない。身近な貝を道具に使ったのだろう」


    ーーーー

    (旧石器時代と縄文時代と地層年代)

    年代の整理(Wikipedia)をしておきます。

    300BC頃から250AD頃までが弥生時代で、その前の縄文時代が14千年前まで、その前が旧石器時代、です。


    地層的には、126千年前から11700年前までが後期更新世ですので、旧石器時代は更新世になります。


    更新世の末には、2-1.8万年前に最寒冷期が、そして1.4-1.2万年前に小寒冷期(古ドリアス期)がありましたが、更新世との境界が欧州大陸での氷床の消滅で定義される「完新世(洪積世)」は、一転して温暖になり、現在に至っています。


    (港川人)

    沖縄の島尻郡具志頭村港川(現在の八重瀬町字長毛)の海岸に近い石切場で骨が発見された石器時代人で、全身の骨格と顔面が残っている、日本で発見された唯一の旧石器時代の人骨(文献3)で、縄文人の祖先とされてきましたが、顔だちの復元の修正で、縄文人とは別系統と考えられるようになっている様です。


    人骨から発見当時に復元した顔だちをCTなどで調べると、歪みがあり、実際は下あごがほっそりしていた。歪みを取り除くと、横に広い縄文人とは相当に違い、オーストラリア先住民やニューギニアの集団に近い、と言う研究結果が2010年に報道されています。(文献3)。


    ーーー

    (今回の発見の意味すること)


    石器時代の貝器の発見は国内初と言うことが、日本人起源論に迫ることなのかどうか、私はよく理解できていません。


    旧石器時代の人骨(港川人)が発見されているにも関わらず、道具が発見されておらず、沖縄に旧石器「文化」はなかった、と言う説を否定した重要な発見です。

    ですが、本土では縄文時代にしか見つかっていない「貝の道具」が沖縄で見つかったから、沖縄の文化は、縄文文化とは別物と言えるのか、貝を使う南方文化と近いと考えてよいのか、私には理解できません。石器に使える硬い石材がなく、身近な貝を道具にしたに過ぎない、と考えるのが自然、と考えます。


    骨格やDNAで議論しないと「日本人起源論」に迫るのは難しいのではないでしょうか。石と貝との「素材」の違いだけでなく、道具の「種類」が大きく異なるならば、別の文化、の議論もできる、と思います。


    ーーーー

    (参考文献)

    1)

    沖縄で旧石器時代の貝器発見 国内初、日本人起源論迫る

    毎日新聞 20142151041

    http://digital.asahi.com/articles/ASG2F454GG2FTLZU001.html


    日本最古の人骨が密集する沖縄地域のサキタリ洞遺跡(沖縄県南城市)で、約2万年前の旧石器時代の貝製道具(貝器)が国内で初めて見つかった。同時に人骨も出土し、骨と道具がそろった国内最古の例。骨はあるのに文化遺物が出ないといわれた沖縄旧石器時代の謎を氷解させ、人骨と道具の両面から日本人起源論に迫る成果。


     貝の破片39点。道具の証拠となる使用痕が確認できた。同じ地層から人間の歯と足の骨も出た。ツノガイの破片2点はビーズのように使ったとみられ、旧石器時代では国内初の貝製装飾品だという。


     南1・5キロでは、国内で唯一全身骨格がそろう「港川人」が見つかっている。当時の人類が身近な貝を利用して環境に適応した生活を営んでいた様子がうかがえる。


     今回の発見はそれを埋める成果で、同博物館の山崎真治主任は「石器だけではない道具を使った旧石器時代文化の多様性を物語る」と話す。


    2)

    旧石器時代:沖縄で貝器出土 国内初 2万年前の地層から

    毎日新聞 20140215日 1203

    http://mainichi.jp/select/news/20140215k0000e040303000c.html


    装飾品は細長い筒状をしたツノガイ類の破片2点(1〜1.5センチ)。内側に人為的にこすった跡があり、縄文時代の全国各地の類例から、ひもを通すビーズ状の装飾品と判断した。残りの貝の破片は用途不明。

    人骨は大人の臼歯(2センチ)と舟状骨(4〜5センチ)の2点が見つかった。


    【サキタリ洞遺跡】は、沖縄県南城市の洞窟内にある遺跡。2009年度から調査を開始し、11年に約1万2000年前の人骨と石器が出土。同一遺跡で人骨と石器がセットで確認された国内最古の例となった。13年には沖縄県内最古となる約8000年前の土器片も見つかっている。



    3)

    港川人、縄文人と似ず 顔立ち復元、独自の集団か

    朝日新聞デジタル 20106281046

    http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201006280113.html

    (失礼ながら、本記事では、選手の敬称を略します。)

    羽生結弦がフィギュア日本男子で初めての金メダルを獲得しました。おめでとう!


    仙台出身で、3/11の時、避難所生活をし、「自分だけ好きなことやっちゃダメだと思って」、スケートをやめようとも思ったとか。スケートで活躍することが、彼にできる、東北の復興の支援と言うことに考えを切り替えたとか。彼の今の活躍に、震災の経験が大きく影響しているとのこと。東北の人たちの声援を受けて頑張れている、とか。


    ニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大に続いて、その活躍で力をもらう若者の出現を受けて、東北の人たちが一層元気になることでしょう。


    ――――

    男子フィギユアスケートフリーの本番直前の練習を見ていた女房が、羽生のジャンプに精彩がない、と感想をもらし、そんなことはないだろうと私が答えました。

    実際は、彼女の懸念が当たり、冒頭の4回転サルコーで尻もちをつき、3回転ジャンプでも転倒したので、金メダルは、4点差で追いかけていたカナダのパトリック・チャンだろうと、私は、観念しました。それでも銀メダルは凄いじゃないか、と。


    ところが、続いて演技したパトリック・チャンも、ミスを連発しました。おかげで、金メダルが、手を合わせて祈っていた羽生の手に転がり込みました。


    勝負は難しいものです。

    きっと、チャンは、逆転で金メダルが取れる、と思ったのでしょう。優勝が現実のものになった、と意識したので、パトリック・チャンの体が硬くなったのでしょう。


    ーーーー

    初めての女子スキージャンプでは、連戦連勝で、金メダル確実、とみなされていた高梨沙羅が、銅メダルも取れない4位に沈み、メダルはそれまで大した活躍もしなかった人たちでした。


    スノーボードのハーフパイプでは、日本の15歳の天才ボーダー平野歩夢は、期待通りに、予選で92.75点、決勝でも、93.5点を取り、銀メダルを取りました。


    一方、絶対的本命だったショーン・ホワイトは、予選では1回目で95.75点で、好調を維持しているとみられましたが、決勝では、一本目で、壁に落ちるというまさかの大きなミスをし、二本目も精彩なく、4位に沈みました。金メダルを取ったのは、予選では2回目に82点でしかなかった、スイスのユーリ・ポドラドチコフでした。優勝の得点は予選より10点以上高い94.75点でしたが、ホワイトの予選の得点より低い数字です。


    ―――

    オリンピックの決勝に進むには当然、技術が必要ですが、メダルを取るかどか、メダルの色、は、ほとんど精神状態で決まる。トップレベルでは、勝つべくして勝つのは、とても難しい。期待されなければ、力が出せるらしい。15歳くらいに若いと、期待されても硬くなることは少ない様だ。

     


    と思わせる、ソチ五輪です。

    先の都知事選で、田母神氏の得票率が10%を越えたことが注目を浴びでいます(文献1,2)。

    朝日新聞が、東京都知事選投票所の出口で行った出口調査で、各候補者の年代別の得票率が分かります(文献3)。

    都知事選年代別支持率


    田母神氏の演説の聴衆は、中高年の男性が中心だったとのこと(文献4)ですが、得票の中心は、20代、30代だった様です。

    ネットの調査で80%を超える得票率だったように、「ネトウヨ」が田母神氏の「支持母体」です。自民党が舛添氏を推薦したことで、田母神氏の得票から、「ネトウヨ」集団の大きさがおぼろげながら分かった、と言えます。

    インターネットの接触時間は、20代が70分、30代が50分で、40代以上の20分、10分に比べて圧倒的に多い(文献5)ことから、「ネトウヨ」の大半は20代、30代だろうと推測できますので、田母神の支持率が20代、30代で高いことは、推測通りです。

    年齢別、新聞とインターネット接触時間


    朝日新聞の出口調査で、20代の支持率が24%30代の支持率が17%だったことを驚く人が多いですが、私は、逆に、ネット調査で現れた80%超の支持率は極めて偏った数字であり、若者の、熱狂的愛国者が、実際には多くないことに、安心しました。

    いつの時代も、10代、20代で新聞を読まない人も、社会生活を送るうちに新聞購読率が高くなる(文献5)ように、田母神氏に投票した24%20代も、40代、50代と年を重ねて考えが変わると思います。

    年齢別新聞購読率の推移


    ですが、非正規社員で、収入が少なく将来に大きな不安を持つ者が、ネトウヨの中心、と言う私の推測が正しければ、非正規雇用を減らしていかないと、彼らが年をとっても「ネトウヨ」にとどまり、右傾化が進んでいくでしょう。それを防ぐため、雇用状況の大幅改善とそのための経済の活性化が重要です。

    ーーーーー

    (参考文献)

    1)

    「田母神さんの票、思っていた以上」社民・吉田氏

    20142102301

    http://www.asahi.com/articles/ASG2B6DGFG2BUTFK12G.html?ref=reca

    2)

    各国メディア、田母神氏に注目 韓国紙「右傾化際立つ」

    20142110202

    http://www.asahi.com/articles/ASG2B63D0G2BUHBI13B.html

    3)

    舛添氏、高齢層に浸透 田母神氏、若年層つかむ 都知事選、朝日新聞出口調査

    20142100500

    http://www.asahi.com/articles/DA3S10971773.html?ref=reca

    4)
    (時時刻刻)田母神氏60万票の意味 「ネット保守」支持 都知事選

    20142110500

    http://digital.asahi.com/articles/DA3S10973005.htm


    5)
    2014
    0124日「若者が新聞を読まない、は、今に始まった事ではなく、昔から。高度に知的な読み物である新聞は、知的に成長途中の若年層には手に余る」

    http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52137640.html

    都知事選の主要立候補者の地区別の得票率(文献)を図示しました。

    都知事選得票率区部

    都知事選得票率市部
    都知事選得票率島部

    舛添氏は区部より市部で若干得票率が高く、宇都宮氏は市部で、田母神氏は区部で、若干得票率が高く、細川氏は、区部と市部で得票率は同じでした。西多摩郡と島部では、舛添氏の得票率が55%にもなりました。


    ーーーー

    (参考文献)

    東京都知事選挙 投開票速報 

    東京都選挙管理委員会

    http://sokuho.h26tochijisen.metro.tokyo.jp/

    候補者得票数(全候補)

    http://sokuho.h26tochijisen.metro.tokyo.jp/h26chi_kai_033.xls

    徳洲会から5,000万円を選挙資金として受け取った疑惑で辞任した猪瀬東京都知事の後任を選ぶ都知事選は、舛添氏の圧勝で終わりました。


    投票率は、大雪の影響もあったのでしょう、過去三番目の低さの46.15%でした。


    主要候補者の、得票数と得票率は、

    舛添 要一   2,112,979  43.4%

    宇都宮 健児    982,594 票 20.2%

    細川 護熙      956,063  票 19.6%

    田母神 俊雄    610,865 票 12.5%

    でした(文献1)。


    マスコミの得票率(%)予想(文献2-4)は、以下の通りでした。


    A新聞:舛添45、宇都宮18、細川17、田母神14
             (48, 19, 18, 15

    B新聞:舛添26、細川13、宇都宮7、田母神6    
                 (50, 25, 13.5, 11.5)

    C通信:舛添37、細川16、宇都宮14、田母神7 
             (50, 22, 19, 9.5

    テレビ局D:舛添39、細川17、宇都宮10、田母神7 
                 (53, 23, 13.5, 9.5


    B新聞、C通信、テレビ局Dは、各候補者の予想得票率がA新聞より低いですが、これは、合計が50%-70%であるのが主要因です。合計を100%にしたときの予想得票率を、上の表で、括弧内に書きました。

    実際の得票率は、舛添氏と細川氏が各社の予想より少なく、宇都宮氏と田母神氏が多かったですが、概ね、マスコミの予想と一致した、と言えるでしょう。


    尚、極めて偏っていて世論を推定する調査法として全く信頼できない(文献4)ことが明らかなネット調査では、田母神氏はブッ千切りのトップでした(文献5)。


    田母神俊雄氏:83%

    舛添要一氏:6.3%

    細川護煕氏:4.1%

    宇都宮健児氏:2.6%

    ドクター・中松氏:1%


    田母神氏の実際の得票率が、ネット調査と大きく異なったのは当然ながら、10%を越えたことは、わが国のネオナチ化が進んでいることを示唆しており、大いに憂えるべきこと、と私は考えます。


    ――――

    (参考文献)

    1)

    東京都知事選

    NHK News web     210 0:42 更新

    http://www3.nhk.or.jp/shutoken2/senkyo/


    2)

    都知事選世論調査 脱原発票割れる 舛添・細川・宇都宮氏に

    東京新聞   201426日 朝刊

    http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014020602000121.html


    3)

    都知事選「4社世論調査」入手! 驚愕の生データ

    (週刊朝日 2014214日号の記事紹介)

    どっと

    Nifty ニュース   201425()1130分配信 dot.(ドット)

    http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/dot-20140205-2014020500005/1.htm


    4)

    都知事選投票率55%で宇都宮60万、舛添230万、細川250万予測

    2014120()   70分配信 週刊ポストセブン

    @nifty  ニュース

    http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/postseven-20140120-237066/1.htm


    5)

    自民党関係者「田母神さんに投票したのはネット右翼がほとんど」ラジオNIKKEIや日刊スポーツのアンケート結果に苦笑

    ガジェット通信   2014/01/23

    http://getnews.jp/archives/499978


    6)

    田母神氏、断トツ本命!? 都知事選アンケートで異変 8割以上の票集め

    ZakZak     2014.01.18

    http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140118/plt1401181451004-n1.htm

    昨日からの雪で、仙台では78年ぶりの大雪になったそうです(文献)。


    寒いけれど雪は降らなかったつくばですが、都市化が進んでからは雪も降るようになり、今朝起きると、しっかり雪が積もっていました。我が家の玄関のドアが開けられないくらいの積雪は初めてです。雪の深さは15cmくらいだったでしょうか。


    各地のみなさん、今朝は、せっせと雪かきをされたことでしょう。私も、雪国の人は、毎日で大変だろうな、と思いながら頑張って雪かきをしたので、夜には、筋肉痛になるのでしょう。

    雪かき140209


    ーーーー

    (参考文献)

    仙台市で78年ぶりの大雪 東北地方では9日も大雪に警戒

    29()630分配信

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140209-00010000-wmap-soci

    理研の小保方晴子さんのグループが、細胞が弱酸の刺激で初期化されることを確認できたと発表し、大きな話題になっています(文献1)。Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cell(刺激のトリガーで多能性を獲得した細胞)の意味で、STAP細胞と名付けています。


    一部に、女性だからと注目されるのはけしからんとか、マスコミが割烹着姿などを強調するのは読者のレベルが低いからだ、リケジョは、女性蔑視の用語だとか、と言う声もあるようです(文献2)。


    しかし、製造業の衰退で職場が減っていることもあり理科系離れが進む中、日本での理系職場での女性の進出が少ない中、人々の関心が、研究そのものより、人物にスポットライトが当たるのは当然でしょう。そして、「リケジョ」は蔑視の言葉どころか、賛辞の言葉でしょう。「女性」であることが注目されると、すぐに「差別」と反応する、それなりの歴史的背景はあるとは思いますが、今回は、好意的な注目のされ方です。


    また、日本のマスコミは、小保方さんを「博士」と呼ばないで、「さん」と呼んでいますが、それは、女性だからではないでしょう。英独では、普通にDrと呼びますが、日本では、さん、と呼びます。私も、富江「博士」、と呼ばれると、ドキッとします。


    難しい、とされる科学の話題が、どのような形であろうと、“好意的に“注目されるのは、とても良いことです。


    日本に、多くのノーベル賞受賞者がいますが、受賞者個人が極々短期には語られますが、長く話題に上ることはありませんでした。そのことイコール、その業績は、長くは語られていません。研究者一般も関心を持ち続けることはないです。


    ある分野の研究が盛んになるには、研究そのものの重要性や波及性が大きいことが必要ですが、スターが出る出ない、も大きな影響があります。


    スターは、その人の業績が素晴らしいことは大前提として、人間的魅力が最も重要です。

    記者会見での小保方さんは、“栗色の髪を柔らかく編み込んでハーフアップにし、さらに肩で揺れる毛先は縦巻きカール。膝上丈のフレアスカートに、パールのイヤリングをつけ、マイクを握る左手の中指には英国ブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の大きな指輪が光るという”いでたちで、ご本人が、女性としての魅力をしっかりアピールしての、まさにスター登場でした。

    “研究室の壁紙は黄色とピンクで、ところどころ、大好きだというムーミンのステッカーが貼られている。祖母からもらったという、かっぽう着を小柄な体にまとい、実験器具を手に、カメラに向かってにっこりほほ笑んでみせています。(文献3)大学時代にラクロスのクラブに打ち込んでいたなど、一般人が関心を持ちそうな話題が豊かです。

    一時期、若干プライバシーに偏った報道があふれる(文献4)のも、スター作りには必要なことでしょう。


    科学振興にとって、小保方さんの登場は大きな贈り物です。理研は、文科省は、上手に、利用できるでしょうか。


    ーーーー

    (参考文献)

    1)

    「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん

    産経ニュース

    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921250003-n1.htm


    2)

    一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい

    ロンドン電波事情

    http://wirelesswire.jp/london_wave/201401310211.html


    3)
    ネットも過熱 STAP細胞開発“巻き髪リケジョ”小保方さんの女子力(週刊朝日記事 )

    Dot (2014/2/ 5 11:30)

    http://dot.asahi.com/wa/2014020500004.html


    4)

    Jan. 31, 2014報道関係者の皆様へのお願い

    細胞リプログラミング研究ユニット

    http://www.cdb.riken.jp/crp/news2014.1.31_2.html

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