3年振りとのことですが、
純真な心を失ってしまっていて、天体現象への関心が薄れてしまっているのですが、
今回は、なぜか、見てみようと思いました。
と言っても、10時前後に最大、と言うニュースを思い出して、空を見上げたのが9時半ころ。
眩しすぎる、と言う当たり前のことに気づいて、それから減光法を考えるという、恐ろしい泥縄。
子供のころは、黒い下敷きを使ったのを思い出したが、最近、下敷きを使っておらず、我が家に下敷きはない。
着色のタッパーを見つけ、それを通して、目を細めると、すでに日食は始まっていた。
写真に収めようと思い立ち、カメラ用の減光フィルターを作ろうとする。
幸い墨汁があったので、透明のホルダーに塗ったが、プラスチックは墨汁をはじく。
いろいろして、透明のテープの間に墨汁を挟むことを思いついたが、墨汁が厚すぎて、光が全く透過しない。
指で押さえつけて、相当に不均一なフィルターを作り、
それを通して、携帯電話付属のカメラで写真を撮った。
適当な減光量の場所は、なかなか見つからず、時間は経過し、それでも、10時半でもまだ食は続いており、
解像度不十分ながら、数枚、撮れた。
後でネットで、日食の観察法を調べると、針穴写真法も書かれており、
確かに、その方法があった、と思いだす。
ともあれ、自分の裸眼で日食を見、携帯で写真が撮れたことに満足。
携帯電話のカメラでも、拡大すれば、欠けた太陽も写せることに、若干の感激。
その一枚を載せます。
次は年末だそうなので、その時は、準備万端で待つことにする。