福島原発事故で大気に放出された放射能の90%は、2号機からです。建屋の水素爆発が起きなかった2号機からです。

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本ブログで、再臨界が起きる可能性はゼロだった、核爆発は絶対に起こりえないことを、何回も説明しました。
それでも、全然理解できないだけでなく、理解しようとしない、人が多いようです。悲劇の主人公になりたい趣味があっても自由ですが、自分だけでひっそりと楽しんでくれると社会への害悪がないのですが、わめき散らす習性があります。困ったものです。


おそらく一番の原因は、水素爆発をテレビが大々的に報じた事です。あれで放射能が撒き散らされたと信じている人が殆どの様です。専門家と自称する人すらそういうのですから、無知な一般の人が信じるのは、仕方がありません。

2/29補足:例えば、本ブログでは、昨年の3/24時点で、「原発正門の放射線強度変化は爆発と相関なし。使用済み燃料棒の被覆管に損傷なし」http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51933493.htmlという記事で、水素爆発と放射能放出が無関係なことを紹介していますが、

その後にも関わらず、原子力安全委は、全く見当違いな説明をしています。これでは、素人が誤解をしても仕方がありません。
0326日のブログ記事「 内閣府原子力安全委が、水素爆発などで放射性物質が放出された、と説明」 http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51934080.html で、批判しましたが、未だに理解できていない自称専門家が多いようです。

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その昨年の3月末のブログ記事で紹介してから後も、何回も紹介した図を、改めて、紹介します。


原発敷地内正門で観測された放射線強度には、幾つかのピークがあります。1号機、3号機、4号機建屋の水素爆発とは、「全く」「相関がありません」。
(3/1補足:建屋内に放射能が満ちていたならば、爆発直後に、正門での放射線強度が急増しなければなりません。事実は、水素爆発があっても、放射線強度はぴくっとしただけです。建屋内に若干放射能はあった様ですが、全放射能量に占める割合は、無視できる程度でした。)

関係者に聞き取りをする必要なく、関係者が隠そうとしても隠せません。明々白々に、意図的なベントで、放射能が大気に出ました。それも水を通さずに。

放射能の殆どは2号機から


16日以降も小さな放射能放出が何回かありましたが、大半の放射能は、14~16日の4回の放出によるものです。このときに、2号機では大きな異変が起きていました。ですから、「建屋の水素爆発が起きていない、2号機から」、殆どの放射能が放出されています。

これは、政府がIAEAの閣僚会議に提出した報告書にも書かれています。 http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826010/20110826010-2.pdf


ヨウ素131の放出量試算値は、1号機が12ペタ、2号機が140ペタ、3号機が7ペタ ベクレル、とされています。総量160ペタの9割が2号機、と言う事になっています。

当然、そういう数字を把握している東電も、政府も、水素爆発と無関係であることを承知しています。無知な人間には、何を言っても無駄だから、勝手に言わせておけ、という、大人の態度を取っています。そういう無知な人間が世論を形成し、日本の進むべき方向を誤らせているので、私は、無知な人間もいつかは理解してくれるだろうと信じ、真実を発信し続けます。