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【IGNとゼルダ】歴代作品のスコアを振り返る
【IGNとゼルダ】歴代作品のスコアを振り返る - ゼルダの伝説
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)」はIGN本家とIGN JAPANのどちらでも満点を獲得した。IGN JAPANにとっては初めての「ゼルダの伝説」オリジナルレビューだったが、IGN本家とゼルダの付き合いは20年近く続いている。

IGN本家は今までゼルダをどのようにレビューしているのか。 BotWに満点をつけた僕はそれらをどのように振り返っているのか。この記事では各レビューの判定を和訳して(長いものは省略)、その下に恐縮ながら僕の意見も書いておいた。十分にプレイしていないタイトルや時代背景の理解不足によって正当に評価できないものについては意見の代わりにちょっとした思い出を入れている。

順番は発売日の時系列ではなく、IGNがレビューした日付順になっている。「時のオカリナ」以前のものは移植やリメイクがレビューされたので、記事の後半で確認できる。複数のバージョンがレビューされた場合は、IGN本家が本稿と同様の記事で採用したバージョンを訳している。なお、スピンオフは除外した。


ゼルダの伝説 時のオカリナ

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The Verdict (判定)

このゲームをプレイしたことのないゲームクリエイターは「市民ケーン」を見たことのない映画監督、あるいはモーツァルトを知らない音楽家と同じだ。あなたがゲーマーで、新しいゲームを探しているのなら、僕を信じてこのゲームを選んでほしい。これより素晴らしいゲームはながーいあいだ、登場しないだろう。

すべての期待に答え、すべての賛辞に相応しい傑作だ。このゲームほどおすすめできるものはない。

1998年11月18日 Peer Schneider

クラベの意見

3Dアクションアドベンチャーの基本を定着させたことを思えば、満点は当然だろう。ゲームプレイ部分では最近のゼルダに劣るけど、世界観は今でもシリーズ屈指のインパクトがある。時代背景を無視して評価するなら9点~9.5点あたりが妥当だろう。


ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

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The Verdict (判定)

「ムジュラの仮面」は驚くほどやり込めるゲームだ。お面をすべて集めたくなるだろうし、細かい作りのサブクエストも1つ1つプレイする価値がある。僕の最終評価? とにかく「ムジュラの仮面」を買った方がいい。「時のオカリナ」がすでに3Dゲームにおいて革命を起こしていなければこのゲームもやはり満点になっていたと思う。「ムジュラの仮面」はそこまでよくできているし、部分的には「時のオカリナ」よりもさらに優れている。大人向きのストーリーは興味深いし、しつこいチュートリアルも皆無に等しい。

2000年10月25日 Fran Mirabella III

クラベの意見

N64は3Dゼルダの黄金期だったといっても良さそうだ。存在感では「時のオカリナ」が勝っているが、より精神的な「ムジュラの仮面」はシリーズにおいて唯一無二の深いストーリーが目玉となっている。9.9点はちょっと高すぎる気がするけど、これも9から9.5くらいの点数はあってもいいと思う。

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章、時空の章

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The Verdict (判定)

「時空の章」と「大地の章」のようなゲームがあるから、私は映画を観ているよりゲームをプレイしている方が楽しい。ここまで夢中になれるゲームをプレイしていると時間があっという間にすぎていく。人によって、それは無駄な時間になるのかもしれないが、私はゲームライターなので大丈夫だ。携帯ゲーム機でここまで本格的なゲームができるのは本当に素晴らしい。今後、空の旅ではリンクが必ず私の友になりそうだ。

2001年5月14日 Chris Carle

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The Verdict (判定)

全クリアまで30時間以上はかかると思うが、最後まで楽しく、そして夢中になって遊べるだろう。職人魂が感じられる丁寧な作りの本作におけるダンジョンのデザインは最高級の品質だし、グラフィックも美しい。マストバイ中のマストバイだ。

2001年5月14日 Chris Carle

クラベの意見

10点は高すぎると思うけど、カプコンが開発した両作はどちらも任天堂に劣らないクオリティが目立った。2つの時代を行き来するシステムは「時のオカリナ」の後、そこまで新しさを感じなかったが、季節を操る「大地の章」は斬新だった。BotWくらいのグラフィックで、「大地の章」の四季がすごく見たい。「大地の章」には9点くらいはあげたいね。

ゼルダの伝説 風のタクト

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The Verdict (判定)

「風のタクト」ほどのゲームを作ることは偉業と言うほかない。世界の開発者が見本として研究すべきタイトルだ。任天堂はまたしてもアクションアドベンチャーというジャンルを新たな領域に進化させた。不思議な発見や頭を悩ませるダンジョンに満ちた大海原は冒険心をくすぐる。ゲームプレイとストーリーが連係していく様も見事だが、無比のゲームデザインやバリエーションと丁寧に作られたメカニックに操作系こそがゼルダをほとんどのゲームよりも優れたものにしている。

2003年3月21日 Matt Casamassina

クラベの意見

激しく同意。当時はまだ珍しかったトゥーンレンダリングのおかげで、まるでアニメの主人公になった気分が味わえた。可愛らしいキャラクターと幻想的な世界に魅了されたし、秀逸なデザインのダンジョンもバリエーションに飛んでいて最後までワクワクしながらプレイした。とは言え、終盤のとあるミッションはかなり面倒くさかったので、僕ならもう少し低いスコアにしたと思う。9.3点くらいかな。

ゼルダの伝説 4つの剣+
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The Verdict (判定)

あなたがゼルダのファンなら、このゲームは必ずプレイしなくてはならない。だが、GBAを持った友達が3人いるのならば、このゲーム体験はさらに拡張される。「4つの剣+」はシリーズ独特のフィールやゲームプレイも健在ながら、見事なローカルマルチプレイタイトルに仕上がっている。

2004年6月2日 Peer Schneider

クラベの意見

あまり友達のいなかった僕は残念ながらこのゲームをプレイしていない。一緒にプレイしてくれる人、誰かいない?

ゼルダの伝説 ふしぎの帽子

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The Verdict (判定)

「ふしぎのぼうし」はゼルダの名に恥じない品質のゲームだ。しあわせのかけらを集めるシステムや一部のクエストは単調になりがちだし、「4つの剣+」の4人プレイモードに対応していないのも残念だ。GBAの前作のレベルに達していないが、ゼルダらしさのつまった携帯ゲーム専用タイトルであることに変わりはない。開発チームはシリーズ初めてのCo-opを導入した前作から多くを学び、リンクの新しい2Dアドベンチャーを誕生させた。

2005年1月10日 Craig Harris

クラベの意見

ゲームの序盤が長めで、なぜかダンジョンに入る前にプレイをやめてしまった。高評価している人も多いので、いつか再訪したいと思っている。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

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The Verdict (判定)

Wiiという次世代機を発売するとともに、任天堂は「Wii Sports」で新しいタイプのゲーム体験を提案した。「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」Wii版も少しその波に乗っている。任天堂が今でも世界で一番のデベロッパーであることを証明してくれるゲームだ。見逃してはならない。

2006年11月17日 Matt Casamassina

クラベの意見

BotWをプレイするまで、トワイライトプリンセスは僕の一番好きなゼルダだった。「時のオカリナ」の世界観を正当に進化させつつ、独自のダークなテイストを付け加えた。序盤のとあるクエストは少し退屈だが、その後からは刺激と感動に満ちた冒険が待っている。ダンジョンは今もシリーズ(BotWを含め)屈指のクオリティとバリエーションを誇り、任天堂の想像力に圧倒されるはずだ。本作は僕が最もやりこんだゼルダでもあり、ハートのかけらをすべて集め、延々と釣りをして、100時間以上はプレイした。点数は9.5でいいと思う。


ゼルダの伝説 神々のトライフォース

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The Verdict (判定)

「神々のトライフォース」以降のゼルダはどれも本作の素晴らしさを蘇らせようとしているのにすぎない。ストーリーテラーはずっと同じ物語を語り続けると言われるが、近年のゼルダは確かにどれも我々がすでに知っていることしかやらない。「ゼルダの伝説」がゲーム業界に本当に新しい何かを提供したのは「神々のトライフォース」が最後だ。

2007年1月22日 Lucas M. Thomas

クラベの意見

判定に書かれた内容に賛成はできないが、「神々のトライフォース」が初代で作られたゼルダの基本を極めたことは否めない。僕の一番好きな2Dゼルダではないが、シリーズやゲーム業界全体に与えた貢献を考えれば、9.5点は正しい評価だろう。


ゼルダの伝説

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The Verdict (判定)

リンクが初めてハイラルを旅して回った初代「ゼルダの伝説」は君も再訪してみるべきだ。そうすれば、その後のシリーズの歩みに対しても理解を深められるだろう。バーチャルコンソールで安い値段で売っているが、本作には今もその価格をはるかに上回る価値がある。発売当初、7才だった僕はこのゲームを友達のDrewと一緒にプレイした。彼が今頃どうしているのだろうか、そんなことを考えながら懐かしくプレイした
2007年2月14日 Lucas M. Thomas
クラベの意見
僕はリアルタイムでプレイしていないが、何度もトライした。だが、いつもどこかでつまってしまう。しばらくしたらまたやってみよう、自分にそう言い聞かせて別のゲームを始める。だが、初代から多くの影響を受けたBotWをレビューした今は、次こそは最後までやろうという決心がついている。
THE LEGEND OF ZELDA 2 リンクの冒険
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The Verdict (判定)

細かいところまで行き届いた操作系や高い難易度は「リンクの冒険」を非常にやりごたえのある作品にしている。これほどよくできたゲームがなぜ20年にわたって批判されてきているのか、まったくもってしてわからない。任天堂が「リンクの冒険」を忘れていないのは不幸中の幸いで、バーチャルコンソールの100作目に選ばれたのも偶然ではないだろう。今まで食わず嫌いだった人にもぜひプレイしてほしい。

2007年6月4日 Lucas M. Thomas

クラベの意見

僕は食わず嫌いではない。ファミコンディスクシステムを代表する作品なのかもしれないが、90年代っ子の僕にとってその魅力はすでに普遍的なものではなかった。

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
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The Verdict (判定)

素晴らしいゲームには必ず印象に残る場面がある。「神々のトライフォース」ではマスターソードを抜いたし、「時のオカリナ」ではエポナに乗ってハイラルを駆け回ったし、「トワイライトプリンセス」ではリンクが狼に変身する瞬間を目にした。どれも忘れられない場面だ。「夢幻の砂時計」にもそういう場面がある。よりカジュアルな見た目になっているとは言え、この冒険はシリーズに相応しい、プレイヤーを夢中にさせる壮大な冒険だ。

2007年9月25日 Mark Bozon

クラベの意見

DSのタッチパネルをうまく使った「夢幻の砂時計」。凡庸な言い方をすれば"普通に楽しかった"。それ以上でもそれ以下でもないし、Markの言う「そいう場面」は特に思いつかない。レビューするなら8.5点くらいだろうか。

ゼルダの伝説 大地の汽笛
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The Verdict (判定)

2年前、私たちは「夢幻の砂時計」の魅力的なグラフィックと神々しい音楽、様々な遊びのつまった世界に感動した。だが、ファンが期待していた難易度の高いダンジョンパズルは不足していた。2年後、「大地の汽笛」でそれが変わった。「夢幻の砂時計」の一部の問題を引き継いでいることは否定できないし、単調な部分もなきにしもあらずだが、全体的には前作を上回る出来となっている。ボスとダンジョンはどちらもプレイヤーに十分なチャレンジを与えているし、神の塔のクエストも素晴らしい内容だった。この冒険が「夢幻の砂時計」より長く続くのも嬉しい。DSに2つもゼルダのゲームが楽しめるのは任天堂ファンなら満足できるし、「大地の汽笛」は必ずプレイしてほしい。ガッカリすることはまずないだろう。

2009年12月7日 Mark Bozon

クラベの意見

僕は基本的に「夢幻の砂時計」と同じ評価をしているが、線路に沿って進むしかない「大地の汽笛」はかなり一本道の列車旅だった。決して悪いゲームではないが、他のゼルダと比べれば凡作だ。8点くらいかな。


ゼルダの伝説 夢をみる島DX
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The Verdict (判定)

「夢をみる島」をプレイしたことがないのなら、今が最高のチャンスだ。コホリント島をすでに隅から隅まで冒険したことのある古参のプレイヤーでも、再訪する価値はある。任天堂のゲームデザイナーは「神々のトライフォース」の素晴らしさを携帯ゲーム機で再現することに見事成功した。発売当時「夢のみる島」は傑作だったし、DXでさらに魅力が増した。バーチャルコンソールで必ずダウンロードすべきだ。

2011年6月14日 Lucas M. Thomas

クラベの意見

シリーズの他のタイトルと違う設定や奇妙な世界観を高く評価したい。レベルデザインも秀逸だが、当時の携帯ゲーム機の制限が感じられないとは言えば嘘になる。名作であることは間違いないが、僕ならスコアを9点にとどめておく。

ゼルダの伝説 スカイウォードソード

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The Verdict (判定)
「スカイウォードソード」はゼルダの25周年に相応しい作品だ。シリーズの過去から様々な要素を取り入れつつ、ストーリーテリングの技法はまったく新しい。本作をプレイすると感じられる壮大さは2Dのゼルダ以来なのではないだろうか。「時のオカリナ」が定着させた3Dバトルもモーションコントロールのおかげで凄まじく進化している。「風のタクト」と「トワイライトプリンセス」の間をいくアートディレクションもシリーズとの相性が良い。ゼルダの新作は今後、長年このゲームから影響を受け続けるだろう。
2011年11月11日 Richard George
クラベの意見
これには賛成できない。モーションコントロールを本格的に取り入れた大作として評価されるべきだが、それ以外の部分では斬新さも感じられなければ、卓越した部分もあまりないと思う。非常に一本道だったし、何度も同じ場所を再訪することによって、途中からワクワクしなくなった。ストーリーにもあまり感情移入できなかったし、キャラクターには「時のオカリナ」のような普遍的な魅力が欠けていた。ビートルという新しいアイテムはよかったし、ダンジョンのデザインも申し分ないが、正直言って満点をつけるゲームではない。僕なら8点くらいにすると思う。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2
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The Verdict (判定)
「神々のトライフォース」の良い部分だけに頼ることもできたはずだが、任天堂は楽な道を選ばなかった。「神々のトライフォース2」はまったく新しいコンセプトを取り入れることでゼルダとは何かを再定義している。「風のタクト」が10年前にそうしたように、だ。「神々のトライフォース2」を革命的な作品と言うのは言いすぎだが、新しい革命の始まりではあるかもしれない。ゼルダにここまで頭を悩まされたのは「時のオカリナ」以来だし、ここまで驚かせてくれたゼルダも他にあまりない。
「神々のトライフォース」は初期のゼルダの魂を引き継ぎつつ、シリーズの今後の方向性を示すような作品だ。任天堂だけでなく、シリーズのファンである私たちも本作を通して、ゼルダの当たり前を見直すきっかけになった。懐かしいと同時に斬新さにあふれる傑作だ。ゼルダのファンとして、これ以上のゲームはほとんど望めない。2013年11月14日 Keza Macdonald
クラベの意見

僕に言わせれば「神々のトライフォース2」は最も優秀な2Dゼルダであると同時に、BotWがやってくるまでは2010年代の最高傑作でもあった。なんといってもリンクの壁画化能力によってアクションゲームの根本的なルールは通じなくなり、今までできなかったことができるようになった。僕もここまで新鮮な気持ちでゲームをプレイするのは久しぶりだった。スコアは9.4点で問題ない。
ゼルダの伝説 トライフォース3銃士
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The Verdict (判定)
「ゼルダの伝説 トライフォース3銃士」は主に1人プレイの膨大なアドベンチャーで知られるシリーズを気軽に友達と楽しめるCo-opにした。だが、軽いスピンオフと思ったら大間違い。複雑な作りの難しいパズルはローカルマルチプレイで楽しいカオスになるし、1人プレイでもやる価値はある。コミュニケーションツールが限られているためオンラインでのプレイは難しいが、それを除けばよくできたゲームだ。
2015年10月21日 Jose Otero
クラベの意見

これは残念ながら未プレイだ。理由は「4つの剣+」と同じで、僕には友達がいなからだ。……誰かー!

そして……
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IGN本家のThe Verdict(判定)
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のオープンワールドデザインは最高水準のものであり、30年以上続いているフランチャイズに新しい命を吹き込んでいる。たくさん謎のつまった箱庭は、プレイヤーが探検すればするほど報われるようにできておりし、何10時間プレイを続けてもまだ刺激に満ちている。僕は「ブレス オブ ザ ワイルド」で本当にたくさんの冒険をし、それらの経緯や旅立つことになったきっかけは僕だけの物語だ。50時間以上、ハイラルを隅から隅まで冒険してもまだまだ新しい発見がある。すべての楽しみを見つけるまで、後50時間か100時間くらいはかかりそうだ。
2017年3月2日 Jose Otero
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IGN JAPANのThe Verdict(判定)
BotWはやはり満点だ。僕はゼルダが大好きだが、自分なら満点をつけるタイトルは今までなかった。BotWはゼルダの夢と魔法を何十倍にも拡張した奇跡のようなゲームだ。はっきり言って、これより品質の高いゲームをプレイしたことがないと思う。


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IGNがゼルダに結構甘いってことだけは分かった。






ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド