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松山洋氏トークライブイベントで明かされた『エンタメ薬』後日譚

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「1年間で発売される家庭用ゲームソフトのタイトル本数は何本だと思いますか?」

 最初の質問は、国内で1年間に発売されたタイトル数は何本か、というもの。検討もつかない人も多いのではないかと思うが、参考になるのはゲームソフトは原則、毎週木曜発売ということ。「流通の都合で、通常は木曜日発売。ただし、先週末のように3連休があると水曜日発売になるので、『.hack//G.U. Last Recode』も11月1日水曜日に発売しました。あとは、『モンハン』などのビッグタイトルは混乱を避けるために土曜発売になりますね」(松山)。例外はあるにしても、毎週木曜に発売ということは、1年間に52回の発売日がある。参加者は「200本」、「1週間に20本出るとして、1040本」、「10000本」など悩みつつも回答していたが、果たして……?

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2017年の発売タイトル数は現時点までで、435本! じつは2007年以来、ずっと右肩下がりに落ちてきたタイトル数が今年やっと増加に転じたのだという。昨年、今年とソフト豊作の年が続いたが、「去年は大作が多かったからそこを避けたんでしょうね」と松山氏は分析。とはいえ、2007年には1000本近いタイトルが発売されていたものが半分以下に。400本ということは、平均すると週に約8本が発売されていることになる。

「2017年に100万本以上売れたタイトルは何がありましたか?」

この質問も、答えられる人は多いかも? 2017年途中までの暫定集計だが、ニンテンドー3DS用ソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』、ニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンターダブルクロス』、プレイステーション4用ソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』、Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』の4本だ。ちなみに、松山氏の予想では、Nintendo Switch用ソフト『スーパーマリオ オデッセイ』が年末にかけて本数を伸ばし、この上位4本に食い込むだろう、とのこと。


国内の販売本数ランキングをさらに追っていくと、10位のプレイステーション4用ソフト『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』は約34.3万本、48位のニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』は約10.4万本、100位のプレイステーション4用ソフト『シャドウ・オブ・ウォー』は約3.5万本。前述の通り、年間約400タイトルが発売され、そのうちの上位1/4に入っても販売本数は3万本程度というわけだ。


では、ゲームソフトは何万本売れれば黒字になるのだろうか? 松山氏は「もちろん、物による」としながらも、「たとえばプレイステーション4で、きちんとワールドワイドで勝負できるタイトルを作ろうとしたら最低10億円かかります。もちろん、開発費だけじゃなく、宣伝費など諸々の費用も必要。そういうことを鑑みると、業界的には10万本売らないと赤字になっちゃうじゃん、と言われてます」。ということは、先ほどのランキングによれば、1年間に発売される400タイトルのうち、黒字となっているのは上位48本のみ。乱暴な言いかたになるが、「家庭用ゲームソフトは、だいたい1割が黒字、残りの9割は赤字ということです」(松山)。

 年によって多少の差異はあり、昨年は約2割が黒字タイトルだったというが、それでもほとんどのゲームソフトが、かかったコストを回収できるほどには売れていない。それでいてなぜ、このビジネスが成立しているのかといえば、「1~2割の黒字タイトルが、残りの赤字分を埋めているんです」(松山)。

「わかりますか? 赤字タイトルにかけてしまった費用、その赤字を簡単に埋められるだけ、ゲームビジネスは儲かる、ってことです。ただし、売れればの話。だからみんな、その1~2割、本数で言うと上位50本以内に入ることを夢見て、ヒット作を目指して開発をしているんです」(松山)

 参加者の多くはすでにゲーム業界で働いている人たちだったが、楽しいクイズ形式のトークから急転直下、突きつけられた厳しくも夢のある現実にどこか神妙な表情。松山氏は彼らに、「ゲームクリエイターはこの市場に対して、どういう戦略を立てれば上位50本に入れるのか。はっきり言って、何がおもしろくて売れるのか、おもしろさに対するアンテナを持っている人間じゃないと話になりません」とさらに熱い言葉を叩きつけた。

「しかも、おもしろいだけじゃダメ。"おもしろそう"じゃなきゃ、ゲームは売れないんです。遊べばおもしろいのに売れなかったソフトなんていっぱいある。おもしろく作ることだけに注力しても、売れなきゃ意味がない。だから、"おもしろそう"で、"おもしろ"くて、"売れる"ものを作る必要があるんです。皆さんだって、まずそうなものは食べないでしょ? おいしそうだから選んでもらえる。おいしそうとか、かわいい、きれい、かっこいいがないとふり向いてもらえないんです。だから、これからのクリエイターが考えなくちゃいけないことは、それをどう設計するかなんです」(松山)

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ネットの反応

・ぴろしなんて嘘つきだから信用ない
・うそくせーーww
・お前の会社は一生赤字出して潰れとけ
・ASB売り逃げしといて何様だよ
・昔の稲シップみたいなこといい出してんな
・お前が言うな
・ゲーム1本最低10億もかかるのかあ


10憶掛かってるタイトルも有れば低予算でそれなりに売れてるタイトルがあるので一概には言えないでしょうけど、

タイトル数は昔に比べると減りましたし、人気続編の売上本数の落ち込みが目立つようになりましたよね。

ここのところをもうちょっと何とかしていかないといけないのはその通りですが、CC2は今のところ結果を出せてないので、まずは行動で示してもらわないと(´・ω・`)




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