4



市場はリニアなゲームを求めていない、Visceral Games閉鎖の理由

DAMONGE 2017-12-05

リニアなゲームは市場での人気を失った

Electronic Artsは先日『Dead Space』開発元のVisceral Gamesを閉鎖したが、その理由について同社のCFOが説明している。

アリゾナ州で開催された”Credit Suisse 21th Annual Technology”にて、カンファレンスに登壇したElectronic ArtsのCFOであるBlake Jorgensenはリニアなゲームが市場での人気を失ったためだとしている。


リニアなゲームとは、決められたストーリーやミッションの進行を強制する直線的(リニア)なゲームプレイを採用した作品を指す。対義語的にオープンワールド、ノンリニアなゲームが存在する。

DualShockersによればVisceral Gamesは直近6年ほどで徐々にその規模を縮小しており、Electronic Artsの事業においてサブスケールとされる80人を割り込む程であったという。

Visceral Gamesはリニアなゲームの作成を目指していたものの、Electronic Artsは10年前のようにリニアなゲームが市場では求められておらず、採算が合わないと結論しスタジオの閉鎖を決定したとのこと。

Jorgensenは「十分な金額を稼ぎ出すことが出来ないと予測できた時には橋を切り落とさねばならない」と語っている。

EAに対して厳しく皮肉的なメディアも

DSOGは、Electronic Artsがこのような考えを持ってVisceral Gamesの閉鎖を決定したことに驚きはないと伝えている。もはや同社がシングルプレイヤーに興味を持っていないことは明確だったと伝えている。

Electronic Artsだけに限る話ではないが、大手パブリッシャーの多くはプレイヤーから継続的に収益を得ることのできるゲーム内課金に大きな関心を寄せている。

ゲーム内課金は驚異的な利益率を誇っており、Electronic ArtsやActivision Blizzardはゲーム内課金を積極的に取り入れることで収益を急成長させ年初来で株価を数十パーセント以上上昇させている。

多大な製作費を投じて、それが成功するかもおぼつかないシングルプレイヤーよりも、Electronic Artsがマルチプレイヤーなどにおけるゲーム内課金を重視したがっていたのは誰の目から見ても明らかだった。


Electronic Artsは既に『Star Wars Battlefront II』での貪欲なゲーム内課金を「やりすぎだ」と批判され炎上しているが、最近買収したRespawn Entertainmentの持つ”Titanfall”シリーズの新作ではどのような収益化の方法を試してくるのか注視が必要だろう。

以下全文を読む


EA「一本道ゲームはもう流行らないし売れない!!」

83ca57b8-s

蟹ゲー


ネットの反応

・普通に3から完全に糞ゲー化してブランド殺しただけだろ
・ラスアスとかアンチャとか一本道なのに売れてるし、問題は中身でしょ
・EAももう終わりだな
スターウォーズの失敗がよほど堪えたかw
・EAは会社買収してもダメにすることが多い
・タイタンフォール開発したスタジオ買収したが嫌な予感しかしない
・フォトリアル路線は開発費が高騰しすぎてソフト単体の売上では賄いきれなくなってきたんだろうな。
フィル・スペンサーだかも同じようなことを言っていたし。
ただガチャはユーザーの猛反発にあって早々と頓挫。
・ほんとEA糞だな
・大金かけなけなければ大丈夫だろ
シングルやリニアの問題ではない
・どこもかしこもオープンワールドゲーばっかだしなあ
・一本道ゲームはもう求められてないよ
・オープンワールドゲーは一度体験しちゃうと一本道ゲーには戻れない
・「シングルキャンペーンモード作ってもどうせやらないでしょ?」
の果てがマルチプレイガチャ課金路線とはな
・2が400万オーバー売れたにも関わらず儲け的には微妙だったという時点で
何か根本的に作り方を間違ってるんじゃないかと思ったもんだが
・10年前のゲーム開発者の平均年収がアメリカで800万前後で今は1100万くらいだろ
もう無理だべ

・リニアゲームはもう求められてないから閉鎖するって作る前に気が付けよ・・



オープンワールドゲーの良さはありますが、一本道の良さもあるので、上手く融合させる方法もあるのでは?