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【電撃PS】2018年はソフトの話題が主体の年。山本正美氏コラム


電撃
激動の2017年が終わり、やってきました2018年。ゲーム業界は今年、一体どんなトレンドが巻き起こるんでしょうね~。各社、新たなハードを投入するといったニュースもまだ聞こえてきていませんし、まずは広まった現行機でどんな収穫をするかという意味で、ソフトの話題が主体の年になるような気がします。『ファイナルファンタジー』や『ペルソナ』、『ドラゴンクエスト』や『ゼルダの伝説』といった大型IPのナンバリングは、2016年、2017年でリリース済。きっと次作を水面下で仕込む年になるのでしょうね。


一方、なんといっても新年一発目、まずは『モンスターハンター:ワールド』がどーんと控えています。単なるヒットではなく、「現象」として今度はどんなことが起こるのか、1ユーザーとしてもとても楽しみです。


僕は昨年、1月に「TAIPEI GAME SHOW」、6月に「E3」、12月に「PlayStationExperience」と 3つの海外イベントに参加しましたが、相変わらずインディーゲームが元気でした。10月には、僕の古巣でもあるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、インディーゲームクリエイターを支援しパブリッシュする、「UNTIES(アンティーズ)」というレーベルを発足しました。

良いアイデアがあっても、当然お金がなければ作品を世に問うところまでは行きつけません。そこを企業が支援しよう、という発想は、さすがインディー発祥ともいえる音楽業界ならでは。カッコいいですね。しかもSMEというソニーグループの会社が、PlayStationだけでなく、Nintendo SwitchやPCなど、マルチプラットフォームでタイトルを展開することになったわけです。これ、何気にすごいことですよね。

Nintendo Switchで良質なインディーゲームが数多く生まれているのは皆さんご存知の通り。クリエイターからすれば、可能性が広がる喜ばしい出来事だと思いますし、遊ぶ選択肢が増えることは、ユーザーの皆さんにとっても福音となるのではないでしょうか。


コンソールゲーム機、携帯用ゲーム機、モバイル、PCなど、ゲームを遊ぶ裾野は、ハードという意味ではかなり広がってきています。しかしハードは、よく言われますがソフトがなければただの箱。いろんなタイプのクリエイターがいるからこそ多種多様なソフトができあがり、そのソフトのチカラがハードを魅力的に演出していくわけです。

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スイッチはインディーにとっての楽園になってるのは周知のとおりだと思います。
■ニンテンドースイッチで出したインディーゲーム
『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』……PS4/XboxOne/PC版の合計より売れる 10万DL突破
『forma.8』……PS4/Vita/WiiU/XboxOne/Steam版の合計より売れる
『Death Squared』……PS4/Xbox One/PC版の合計より売れる(発売から3日で) 、クリスマス期間中に売上が5倍に伸びる
『オーシャンホーン』……PS4/Vita/XboxOne/PC版の合計より売れる 『Blossom Tales』と合わせて10万DL突破
『Has-Been Heroes』……スイッチ版の売上「非常に良い」
『Mr. Shifty』……他機種版より多く売れる
『Phantom Trigger』……他機種版より多く売れる
『GoNNER』…PC版の2倍多く売れる
『Kingdom: New Lands』……Xbox One版が1年間で出した数字と同等(販売から半月で)
『SteamWorld Dig 2』……「間違いではないかと思った」ほど売れる スチーム版の10倍の売上 発売から2ヶ月で推定20~30万DL
『Golf Story』……北米のEショップランキング1位。『SteamWorld Dig 2』の売上を2日で超える
『ショベルナイト』……3年遅れにもかかわらずスイッチ版が最も売れる(推定40万本以上)、北米の年間ランキング19位
『スタデューバレー』……世界各国のEショップランキング1位を総なめ  北米の年間ランキング9位。日本でもDL1位
『NeuroVoider』……スイッチ版1ヶ月分売上 >スチーム版18か月分売上を記録
『The Flame in the Flood』……初日売上が他機種の初日売上合計を超える
『Blossom Tales』……発売初日でスチーム版の売上を超える
『INVERSUS Deluxe』……発売から10週間でスチーム版の売上を超える、PS4版の売上にも迫る勢い
『オーバークック』……北米の週間Eショップランキングで常に10位以上をキープ 国内でも上位に 北米の年間ランキング19位
『The Binding of Isaac: Afterbirth+』……北米のEショップ年間ランキング17位 ショベルナイトやオーバークックより売れる  
『神巫女』……16万DL突破
『VOEZ』……5万DL&パッケージ化決定
『ブラスターマスター0』……11万DL突破
『アケアカ』シリーズ……累計100万DL突破
『キャットクエスト』……スイッチ版の売上がスチーム版やスマホ版を超える
『ロケットリーグ』……欧米のEショップランキングで軒並み1位 欧州ではマリオデよりDLされる
『Enter the Gungeon』……発売から2週間で7.5万本売れる
『Brawlout』……発売から2週間で5万本売れる
『OPUS 地球計画』……売れ行きが好調なため続編の配信が決定
『Super Meat Boy』……初日売上が大ヒットしたXBOX360版に近いペース
『Axiom Verge』……初日売上が非常に好調と開発者が報告、スイッチ版4ヶ月分売上>PS4版3年分売上 
『Celeste』……北米週間Eショップランキング1位獲得 全ての機種中スイッチ版が最も売れていると開発者が報告 

インディーデベロッパーが公式アナウンスでスイッチ版が一番売れた!!とか、スイッチ版は360版の〇倍より多く売れた!!とか言ってますよね。

まあ、別にこれは良いんですが、逆に言うと他にタイトルがないから消去法で売れてる面もあると思うんですよね。

俗に言うコレシカナイ需要って奴でしょうか。

スイッチには任天堂ソフト以外にサードタイトルがまったく集まってないわけですし、選択肢がないからインディーゲームが選ばれてる側面もあるでしょう。


しかし、今はスイッチ向けのインディーゲームの数もそこまで多くないので、売れやすい傾向にあるのかなと。

これから先はスイッチで出せば売れると思ってインディーが殺到することになれば、今度は逆にインディーが溢れすぎて余計に売れなくなるということも出てくるんじゃないでしょうかね(´・ω・`)