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「日本のやり方はうまくいかない」韓国のe-Sports協会「KeSPA」合同取材で見えた日本のビジネスモデルの穴


GameSpark - 国内・海外ゲーム情報サイト 2018-02-13
2月11日の「闘会議2018」にて韓国のe-Sports協会「KeSPA」のメディア合同取材が行われた。

「KeSPA(KOREA e-SPORTS ASSOCIATION)」は、これまでに数多くのプロゲーマーを育成・管理し、e-Sportsの放送やイベント運営などを通じて、韓国を世界随一のe-Sports大国となるまでに寄与してきた団体。その歴史はさかのぼること18年前、韓国の行政機関・文化体育観光部の承認を得て設立。
これから日本においてはプロライセンスを持つ人がプロゲーマーと定義されるようになりますが、韓国ではどのような人をプロゲーマーと呼ぶのですか?

Jung氏:実は韓国でも、『スタークラフト』が流行していた頃には同じようにライセンスを発行していたんです。しかし現在は“名簿リスト”といったものを協会が管理しており、そこに名前が載っていればプロゲーマーと定義されます。

ライセンス制度は、今も存在するのでしょうか?


Jung氏:いえ、もうなくなってしまいました。……今から言うことは確定事項ではないのですが、これからちゃんとしたライセンス制度を定めようと関係部署との協議を検討しているところです。
日本でこれから施行していくe-Sportsのビジネスモデルは、主催者であるゲームメーカーが賞金を出し、収益に関しては大会への一般参加だったり動画視聴だったり、さらにはグッズを含めたソフト以外のことまで見込んでいる状態です。それに対して、韓国の場合はゲームメーカーがあまり関わらないといった認識で大丈夫ですか?

Jung氏:日本のビジネスモデルと韓国のビジネスモデルは違います。日本のようにゲームメーカーがお金を出して大会を開催することは、もちろん反響という面ではいいかもしれませんけど、長期的に維持していくには体力的に難しい。そういった観点から韓国では、資本力のある企業にスポンサーとして協力してもらい、e-Sports文化をより定着させていこうと取り組んでいます。実はe-Sports大国と呼ばれながら韓国も非常に悩んでいるんですよ。ただ、それでも今の日本のやり方はうまくいかないと考えています。やはり信頼できるスポンサーたちを集め、しっかりとお金をe-Sports選手に還元すること。そうするとe-Sports選手に憧れる層も増え、コンテンツが成熟していくはずです。
一度ライセンス制度を経験したことのある韓国から見て、これから日本がクリアしなければならない課題は何でしょうか?

Jung氏:例えばサッカーや野球は、30年経っても「サッカー」「野球」と概念が変わりませんよね。しかし、e-Sportsは流行が移ろいやすかったり、バランス調整が必要になったりと変化がとても激しい。例えば、あるタイトルのライセンスを発行しようと手続きに時間をかけていると、発行直前でそのゲームが衰退してしまうということも起こりうるので、それは大きな課題になると思います。どのゲームにライセンスを出すべきなのかは難しい問題で、韓国も『スタークラフト』のライセンスを出したら『LoL』の方が人気になってしまったといった経験をしたことがあります。
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高橋名人×ブンブン丸×ウメハラ:eスポーツ座談会──名人ブームの影響からプロライセンス発行の本音まで

高橋名人×ブンブン丸×ウメハラ:
プロライセンス発行について。皆さんは率直にどう思われていますか?

高橋名人:
 俺はあのライセンスについて、もう少しちゃんと説明してほしいんだよね。

高橋名人にもあまり話は行っていないんですね。

高橋名人:
 来てないね。説明さえしてくれれば、俺どんどんスピーカーになるんだけどね。
 根本的には日本でプロゲーマーが育ってほしいし、日本で賞金がウン百万の大会がどんどん開かれて、プロゲーマーが生活できる環境を早く整えてあげたいと思ってるからさ。そのためだったら、どんな手伝いだってするよ。

日本国内で胸張って賞金1000万円や1億円の大会が開けるようになるまでゲームに尽くすのが、俺の名人としての役割かなと思っているんだよね。
だからいまの理事たちにはもう少し説明してほしいんだよ。

ブンブン丸氏:
 「やろうとしてることは凄いと思うけど、やろうとしている人たちの考えが伝わってこない」ってことですよね。

高橋名人:
 まぁ扉の中で決まってるなって感じしかしないよね。

ブンブン丸氏:


ゲーマー目線で話をすると、仮に今回の件がポジティブな感じでライセンスが必要だと解っていたとしても、ゲーマーに対して話が見えなさすぎるというのがあって、不安視されていると思うんですよ。
 そこは「もう少し上手いやりかたはなかったんですか?」と思いますね。

ウメハラ氏:
 確かにちょっと雑かなと思うところはありますね。

ウメハラさんは『ストリートファイターV』でプロライセンスを取得されましたね。


ウメハラ氏:
 貰いましたね。

ブンブン丸氏:
 僕は闘会議の大会単位の運営にも携わっているので、ある程度事前に情報は貰っていたんですけど、ぶっちゃけ何人かは反発して断るなと思っていました。

そんな感じでウメハラくんを筆頭に皆が受け取るかどうかはとても注目されていたと思うんだけど、思ったよりもみんな断らなくて。

ウメハラ氏:
 正直言うと、迷ったというか考えたんですよ。
 よく言われていますけど、「絶対この人たちゲームが好きじゃないでしょ」っていうのは明確で、もちろん何人かはそうじゃない人もいるとは思いますけど、そういう人たちに「プロライセンスを発行します」って言われても、当然みんな違和感を覚えるわけですよ。自分もそうです。

 それから、今のプロゲーマーたちにとって本場はアメリカなので日本国内のことはいまはそう重視していないんです。だから日本でこういう動きがあっても、「ありがたいけど大した影響はないからどっちでもいいか」という話になっているんですよ。
 ただ日本は若手が他の国に比べて育っていないということはよく言われています。その原因のひとつは見返りがないからだと。そういう状況で、若い、それこそ十代のゲーマーたちにとって、「大会で優勝したら100万円」ってすごく夢のあることじゃないですか。

今回のプロライセンスが若い世代が活躍するための原動力になるんだったら、僕が水を差さない方がいいのかなって。だから僕自身が貰って大事にするっていう事じゃなくて、断ることでケチがつくと思ったんですよ。団体の思惑がどうであれ、喜んでる若者がいるはずですので。
ただ……それらを踏まえて受け取ったものの、今でもどうしようかなあと思ってますね。

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ネットの反応

・やっぱりこの分野に関しては韓国は先進国だな
JeSPAも目先の利益ばっか追わないで先達を見習ってくれよ…
・さっさと法改正で賞金の壁をなくせばいい
・プロライセンス制にしたのは景表法の適用を回避する苦肉の策だし
法律を変えない限りどうしても歪みは生まれてしまうわけで・・・
・金の匂いを嗅ぎつけた汚い連中の始めたことだからな
まったく期待できない
必要なのは規制の緩和なんだし
・通れない橋をあえて直さずに別の橋を作ってそこを管理し通行料をとる
それが日本イースポーツ
・>韓国の行政機関・文化体育観光部の承認を得て設立されました。
ここ大事だよね。なんで国に聞かないでやってんのかわからないわ。
・e-Sportsの視聴者層と病的な韓国アレルギーがある層が被りすぎで先進国のやり方をパクってイノベーションして挽回するって戦後モデルはもう無理そう
そんなことしたら日本人同士の足の引っ張り合いになるのが目に見えてる


パズドラとモンストがe-Sportsの種目になった時点で終わった感ありますよね(´・ω・`)



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