Dragon Quest XI-

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』海外レビュー

Choke Point

欧米でこの9月に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の海外レビューです。

  • ジャンル:RPG
  • 機種:PS4/PC/Switch/3DS
  • 開発:スクウェア・エニックス
  • 販売:スクウェア・エニックス
  • 概要:シリーズ初の同時マルチ・プラットフォーム展開となった長寿RPGシリーズの最新作
5.0/5.0 USgamer

『ドラゴンクエストVIII』のファンなら、『ドラゴンクエストXI』を大いに気に入るはずだ。キャラクター主導のプロットとスキル・システムがPS2デビュー作を彷彿とさせつつ、『ドラゴンクエストXI』の生き生きとした世界と表情豊かなモンスターたちには独自性がある。一部のファンはジョブ・システムやパーティ・カスタマイズの欠落に失望するかもしれないが、懐かしさを感じさせつつ古いメカニックを押し付けることのないターン制RPGを探しているなら、これ以上のゲームは見つからないはずだ。

これがいつものレビューだったら、結論に行く前に良い点と悪い点を軽くまとめるところだが、今回はそれはしない。大きな欠点に何を挙げることができるだろうか?サウンドトラックは確かに単調だが、それでも良く出来ている。難易度?それにはDraconian Questがある。物語は魅力的で、キャラクターたちは好感が持てる。世界は目を見張るし、全てが綺麗にまとまっていてプレーするのが本当に楽しい。

真面目な話、現行機でJRPGを一本買うなら、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』にしよう。

『ドラゴンクエストXI』は、最初から最後まで、80年代から『ドラゴンクエスト』が象徴してきたものを象徴する出来となっている。止め時の見つからない、チャーミングでカラフルなエネルギーがある。スクエア・エニックスくらい巨大なデベロッパー/パブリッシャーだけに可能なクオリティと合わさった、極めて伝統的なJRPGの可能性を証明している。

9.5/10 Gaming Nexus

『ドラゴンクエストXI』は、秋の発売ラッシュの幕開けに最適のゲームで、その凄まじいボリュームが冬まで余裕で持たせてくれるはずだ。より優れた装備品を作るための素材を見つけるために探索したり、サイド・クエストをこなしたり、カジノでのんびりしたりするだけで、どんどん時間が過ぎていくのである。『ドラゴンクエストXI』は今世代最高のJRPGの一つであり、素通りするのは実に勿体ない。

9.5/10 DualShockers

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、古典的JRPGの最高峰だ。ルーツを謳歌しつつ、レトロを口実に手抜きをしているようには全く感じられない。必要な部分は譲歩しつつ、尽きることのない嬉しい贈り物に加えて、ゴージャスなグラフィックが全てを綺麗にまとめ上げている。

古き良きJRPGの影響を受けた純粋な冒険を懐かしむ人で、大金を注ぎ込んだ伝統的JRPGの可能性を見てみたいという人には、正に本作がおススメだ。

92/100 GamesBeat

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』ほど感動させられたJRPGは久しぶりだ。物語は、世界を救う冒険に出たキャラクターたちの希望と悲しみを記録しており、弱点をカバーする長所の使い方を見せ付ける。『ドラゴンクエスト』の戦闘やトラベル・システムにおける時代遅れの伝統を簡素化し、爽快にプレーできるゲームに仕上げている。見た目も音も素晴らしく、プレーも快適だ。

私の子供の反応を見ると、『ドラゴンクエストXI』は新たなファンを獲得しつつも、私のような長年のファンを喜ばせてくれる。レビューの執筆を終えた今、私の子供たちはPS4を奪ってプレーしようとしているが、それで何の問題もない。

スライムのジャンプ攻撃にさえ注意してくれればだが。

9.0/10 GameSpot

良い点:
・探索し甲斐のあるファンタジー世界を作り出す、カラフルでディテールに富んだビジュアル
・印象的なキャラクターや楽しい瞬間に満ち溢れた、魅惑的な旅路
・深みと敷居の低さを両立させた魅力的なターン制戦闘
悪い点:
・たまに漠然とし過ぎているオブジェクティブ

革新性が話題になることの多いゲーム業界だが、数十年前から存在する伝統的なゲームプレー・フォーミュラの完成形にお目にかかれるのもとても嬉しい。『ドラゴンクエストXI』は、その現代版の最高峰――ビジュアルと物語の両面で美しいプレゼンテーションが定番ゲームプレー・フォーミュラと合わさり、心と魂のこもった旅路に仕上がっている。一旦『ドラゴンクエストXI』の世界に没頭したら、最後のフィナーレに到達するまで止めることは難しいだろう。

9.0/10 God is a Geek

良い点:
・印象的なキャラクターたち
・探索し甲斐のある世界
・素晴らしい欧米向けの追加要素
・テンポの良さと楽しい戦闘
・妥協のない真のJRPG
悪い点:
・音楽だが、思うような理由ではない
・ビジュアルの不具合
・ゲームプレー上の欠点

スクエア・エニックスは、コンソール向けに大金をかけた伝統的JRPGを作ることでルーツに忠実であるだけでなく、追加要素や強化によって、英語版を更に進化させている。

9.0/10 Shacknews

良い点:
・魅力的なプロット
・最高のキャラクターたち
・豊富なコンテンツ
・JRPGのお約束を巧みに活用
・鳥山のキャラクターとクリーチャー・デザイン
悪い点:
・作業感を嫌う人もいるかも
・散発的なセーブ・ポイント
・高品質な楽曲が少ない

『ファイナルファンタジー6』や『クロノトリガー』、『ドラゴンクエスト』といった古典に代表されるJRPGのファンなら、是非とも『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を手に取ってほしい。今年初めには『二ノ国II』をプレーしたが、私は本作の方がより魅力的かつ魅惑的で、『二ノ国II』はジブリのアニメーターが関わっているにもかかわらず、ビジュアル的にも本作の方が上のように感じている。今年JRPGを一本だけ買うとしたら、本作にすベきだ。これほど引き込まれたゲームは『ファイナルファンタジーX』以来で、それは凄いことだ。あとは誰かが「ぱふぱふ」の意味を説明さえしてくれれば完璧だ。

9.0/10 CGMagazine

『ドラゴンクエストXI』の強みは慣習を覆すことではなく、過去作が生み出したコンセプトを極限まで洗練させることにあるのだ。

8.8/10 IGN

『ドラゴンクエストXI』は、悪との戦い、ダンジョンの探索、財宝の発見に秀でている。主要キャラクターよりも魅力的なカラフルなモンスターたちで満載の、ビジュアルの祭典だ。ムラのある物語展開や不快な要素が足を引っ張っているものの、あくまで中心は優れたメカニックであり、それが『過ぎ去りし時を求めて』を現代の一流JRPG足らしめている。

8.5/10 EGM

『ドラゴンクエストXI』は、伝説的な日本製RPGフランチャイズを13年ぶりにコンソールに持ち込んでおり、概ね素晴らしい新章に仕上がっている。物語、ゲームプレー、キャラクター、ビジュアルは時代を超越したシリーズの要素を、新時代の洗練と融合させており、見事な結果を生んでいる。残念ながら、主に主人公周りに関して、伝統に忠実な部分が弱点になっている箇所もある。

85/100 GamingTrend

良い点:
・賑やかで生き生きとした世界
・楽しいキャラクターたち
・レベル上げ作業がほぼ必要ない
・大胆な物語展開
悪い点:
・物語展開の過去作からの使い回し
・複雑すぎるインベントリー・システム
・長めのカットシーン

『ドラゴンクエストXI』はやることが盛り沢山の大作で、週末でクリアできるようなゲームではない。時間を費やして最後まで見届ける覚悟があるなら、驚くほどの深みを備えたやりがいのあるJRPGを堪能できるはずだ。ありきたりであったり、他の古典における特定の場面の劣化版に過ぎなかったりするとはいえ、物語展開を楽しむことができたし、JRPGを進歩させてはいないものの、私は冒険を存分に楽しむことができた。

8.25/10 Game Informer

コンセプト: 選ばれし者として、邪悪な力から世界を救うために陸海空を旅する
グラフィック: ビジュアルはシリーズ最高だが、他の現代ゲームと比較して驚きはないかも
サウンド: 声優は概ねキャラクターに適しているが、Erikのムラのあるニューヨーク訛りなど、ハマっていないものもある。音楽は世界観を上手く盛り上げるが、一部の楽曲は使い過ぎ
プレー性: シンプルに徹しているが、難しさは隠れているので、ターンごとにしっかり考えないと厳しい結果が待っている
エンターテイメント性: シリーズの革命ではないし、古臭い箇所もあるが、長く過酷な冒険は魅力的
リプレー性: 控えめ

『ドラゴンクエストXI』は、シリーズの冒険感に忠実で、長年のファンにとってクールな展開が待つ長い旅路となっている。このフランチャイズと共に育ち、散りばめられたオマージュを堪能できる人間として、私は大いに楽しむことができた。次の村やプロット展開、凄まじいボスを発見するたびに、コントローラーを離すことができなくなってしまった。『ドラゴンクエスト』が長続きしているのには理由がある。長所に特化しており、フォーミュラは今でも通用している。しかし、『ドラゴンクエストXI』の革新性の欠如は足かせになっている。このシリーズも、そろそろリスクを取るべき時期だろう。

8.0/10 TheSixthAxis

良い点:
・最高のビジュアル
・多種多様なキャラクターたち
・超洗練されたRPG体験
・声優による素晴らしい演技
悪い点:
・周囲から孤立しているように感じられる喋らない主人公
・退屈なサウンドトラック
・野心不足

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』はRPGデザインを進化させていないものの、『ドラゴンクエスト』フランチャイズの洗練された楽しい復活作となっている。野心不足を指摘する人もいるかもしれないが、このジャンルとシリーズのファンにとって、このような新作には滅多にお目にかかれない。

8.0/10 Destructoid

スクエア・エニックスは、『ドラゴンクエスト』の冒険をパッケージし直す無数の方法を発見し、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』はまだアイデアが尽きていないことを証明している。基本に回帰することで、近年で最も取っ付き易い『ドラゴンクエスト』に仕上がっている。『IX』のプレーヤ―作成パーティや『X』のMMO要素ではなく、キャラクターに焦点を当てた昔ながらのRPGを探しているなら、もう待たずに済む。

4.0/5.0 Trusted Reviews

良い点:
・ゴージャスで広大な世界
・シンプルだが手応えのある戦闘システム
・多彩で愛らしいアンサンブル・キャスト
・あまり深刻ではない
悪い点:
・大きな進歩がない
・保守的過ぎることがある
・当たり外れのあるローカライズ

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、高品質なJRPGとして再認識されているフランチャイズの素晴らしい新作だ。

フォーミュラを進化させてはいないものの、大好きな要素を洗練させつつ、予想外で楽しい追加要素で強化している。ローカライズの質はムラがあるが、少し我慢すれば、チャーミングな代用品だと思えるようになった。

PS4のRPGという意味で言えば、現在プレーできるものの中で最高峰の一つである。

4.0/5.0 Hardcore Gamer

長く待たされたが、その甲斐はあった。『ドラゴンクエストXI』は模範的な美しいRPGで、強力なキャラクター陣や中毒的な戦闘システムを備えている。素晴らしいローカライズやカリスマ性のある声優の演技によって、生き生きとした世界に仕上がっている。グラフィック・デザインも美麗で、鳥山明の作品がビデオゲームとしてこれほど綺麗に見えたことはない。残念ながら、賞賛すべき点は多いものの、足を引っ張る要素も残されている。物語自体はらしくない英雄が世界を救うというお約束だが、後半は展開が遅く、物語の流れを阻害するマズい判断もある。戦闘には、魅力的なターン制システムを強化するために、現代的にすべきだった要素もある。なんにせよ、『ドラゴンクエストXI』は注目に値する100時間RPGであり、いくつか欠点もあるとはいえ、素晴らしい箇所もたくさんある。今こそ、スライム退治に戻る最高のタイミングだ。

究極のJRPGではないものの、とても良く出来た『ドラゴンクエスト』であり、このジャンルの新参者にとって最高の入門編でもあることは言うまでもない。JRPGのコンフォート・フードだと思えば、何の問題もない。


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現在のメタスコアは88点!!

 Dragon Quest XI-

反応

・はい神ゲー
・矛盾点は海外でも指摘されてるけどホント面白かったよね
・DQ1とDQ3主人公が出てくるエンディングは鳥肌たった
・3DS版海外で出さなくてよかったなw
・これ余裕で100万本売れるんじゃね?
・古臭いターン制の戦闘が受け入れられるとはね
・DQはこの路線でいいよ

DQ11海外で受け入れられてるようで良かったですね。
仮にDQ11スイッチ版が出たらどう評価するんだろうか(´・ω・`)