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コーエーテクモ IPの力で500万本、月商10億円タイトルを目指す

コーエーテクモ

中国でのスマホゲームの成功で自社の努力不足を認識

2018年は業績が好調ですが、要因は?

発表している決算の数字がよく見えるのは、3、4年前から進めてきた、IP(ゲームやキャラクターなどの知的財産)の強化・活用の取り組みがここで花開き、収益を押し上げてくれた結果だと考えています。18年は、家庭用ゲーム機向けパッケージタイトルだけではなく、スマホゲームアプリにもしっかり対応しようと社内に言い続けてきました。しかし、実際にはスマホゲームに舵(かじ)を切れない状態で、チャレンジするための仕込みを続けていた年だったと思います。


具体的には、家庭用ゲームでセールス500万本級、スマホゲームで月商10億円級のタイトルを作るという目標を掲げてきました。家庭用ゲームでは『仁王』が全世界で長期間好調を維持していて、現在250万本を達成しました。目標には届いていませんが、次回作に向けて道筋が見えてきたと考えています。

スマホゲームでは、IPを提供している『三國志2017(国内名は新三國志)』(開発は中国・四川天上友嘉網絡)のように、海外を含めて月商20億円規模になったタイトルはあります。しかし、当社が開発・運営しているわけではないので、自社制作のスマホゲームで月商10億円という目標は継続中です。


アプリ開発を増やすなら、開発者も増やしますか?

19年4月には、新卒が100人近く入社予定ですし、20年には横浜みなとみらいに新本社ビルが完成しますから、開発人員をさらに増やせるようになります。スマホゲームだけではなく、家庭用ゲームでも500万本級のタイトルを開発するには人員が必要です。開発体制なども見直して、ラインを増やさなければ難しいと思っています。

 全世界で見ると、PlayStation 4(PS4)も販売台数が1億台に届きそうですし、SteamなどのPCプラットフォームも非常に強い。それに加えて、スマホゲームアプリ市場が全世界で12兆円規模まで拡大していると言われています。それなのに、自社の売り上げ規模が一定のままだとすれば、シェアが減っているということです。市場の伸びに合わせて、会社規模もある程度大きくしていかなければ、いつの間にか負け組になってしまうのではないか、という危機感があるんです。


グローバルの視点で見ると、今のコーエーテクモゲームスの規模は小さいなと感じています。世界中の国々でコーエーテクモゲームスを認識していただくためにも、企業規模は大事ですから。家庭用ゲーム機向けで500万本級の大型タイトルを1本出したら、次は3年後――というサイクルではなく、毎年コンスタントに開発できる底力を付けたいですね。


500万本級を狙う新タイトルは19年に出ますか?

全部は言えませんが、動いています。すでに『仁王2』を発表していますし、米マーベルと任天堂が協業している『MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order』(Nintendo Switch、2019年発売)の開発は当社なのです。

 また、シリーズ最新作『ファイアーエムブレム 風花雪月』は、開発元のインテリジェントシステムズと共同で制作しています。こういうタイトルの実績を重ねて、その経験を基にオリジナル作品で500万本タイトルを目指します。


反応

・ハードル上げちゃって大丈夫?
・仁王2は500万本級なのかな
・コエテクは不動産で儲けてるイメージ
・毎年500万本ってムリゲー
・新規IPで500万本とか他のメーカーでも苦戦してるのに
・仁王でも200万本だっけ?無理じゃね?


カプコンのように成功するといいですけど(´・ω・`)