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ゲーム実況はJRPGの売上に悪影響? ゲーム好きマンガ家の私見
ゲーム好きマンガ

先日、「桃太郎伝説」(以下、桃伝)や「天外魔境II」(以下、天外)といった名作JRPG(日本のRPG作品)の産みの親である桝田省治さん(@ShojiMasuda)のTwitterへの投稿がネットで話題になりました。ゲーム実況に言及したツイートに対してTwitter上では様々な反応があり、一時「JRPG」がトレンドに上がりました。

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 桝田さんのツイートは、ゲーム実況の登場により桃伝や天外のようなストーリー重視のJRPGは「短期間のうちにプレイするものから無料で消費されるものに変わる」といった内容でした。そもそも過去のJRPGのシリーズを復活してほしいという声に対し、大人気シリーズである「桃太郎電鉄」の開発をやめてまで注力する価値があるのか、というのが桝田さんの本意だったようですが、ゲーム実況がJRPGの売上にネガティブな影響を及ぼすとクリエイターが指摘したと受け止められ、賛否両論を巻き起こしたのです。

 ゲーム実況とJRPGの売り上げとの因果関係については、客観的なデータが見つけられずボクにはよく分かりませんでした。ただ色々調べている中で「ゲーム実況で満足してストーリー重視のゲームは買わなくなった」「ゲーム実況でストーリーが気になってゲームを買った」という両方の意見があったので、トータルで見たら桝田さんが心配するほどゲーム実況によるネガティブな影響はないのかもしれません。桝田さん自身も反応の大きさに驚かれたのか、その後のツイートで色々と調べているようです。

 ボクもゲーム実況をよく見ているのですが、遊びたいと思っているゲームに関してはクリアするまで視聴しない、というスタンスなのでゲーム実況のせいでゲームを買うのを止めたことはありません。そもそもゲーム実況を見る目的が、ゲームの内容を楽しむというより、そのゲームに対する配信者さんのリアクションを楽しむことなので、なおさらクリア後のゲームのほうがリアクションに集中できて楽しいなと感じることが多いです。また、ゲーム実況がキッカケで遊んだゲームもいくつかあるので、個人的にはゲーム実況はゲームを遊ぶ上でポジティブな要素が多いと感じています。

 一方でマンガ家というクリエイターの端くれの身としては、時間をかけて産み出したものをゲーム配信で短期間で消費され、それが売り上げに影響しているかもしれないという状況に良い気がしない、というのもとてもよく分かります。桝田さんがゲーム実況に言及したのもそういった思いがあってなのかもしれません。

 それでも現状でゲーム実況をゲーム業界が無視することはとても難しいと思います。良い関係を保ちながら、今後も魅力的なJRPGを作っていただけるとうれしいです。あと、個人的には桃伝、リメイクでも新作でもずっと待ってます!

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反応

・買うか迷ってるゲームを実況で済ますのはあると思うわ
・ゲーム側にメリットは少ないと思うなぁ
・実際影響ないというかストーリー主導のゲームだとむしろマイナスになりかねない
・うちの妹なんかも如くとかキムタクの実況は見てたけど、ゲーム自体を買う気は微塵もなさそうだし、
実況なかったら買うかというと100%買わないから大して影響無いと思う
・色々あるんよな
特定の実況者が好きだから見てる層
興味あるけど見るだけで済ませたいから見る層
プレイして気に入ったから他の人の反応も見たい層
見てる内にやりたくなったから買うってのも居るんだろうけど、どれもあんま売上には影響無さそうだな
・これ金出してやろうかと思ったけど◯◯が実況して上げてるから買わない
とかなったことないな
買おうと思ってたのは結局買うし、観るにしても序盤の方だけとか
・スクエニとか割りと柔軟に配信禁止区域作ったりしてるし
テイルズも最新作は時限で設定してたような
・JRPGはまだしも、テキストメインのゲームはオワタだろな
・これは難しいんよね
ゲームにではなく配信者にファンがついている場合は潜在的なプレイヤーに影響はあると思う
・若い人は動画見てから買うのも多いだろうが、年いくと見るだけで満足が多いんだよな
序盤ちょっとやってダルくなって、結局動画で済ますとか自分でも勿体ないことしてるわ思う