山本敏晴のブログ

1965年生、仙台出身。医師・写真家・NPO法人宇宙船地球号理事長。元国境なき医師団日本理事。 峭餾欟力師」という概念を提唱。企業の社会的責任(CSR)を推進。世界中で大切なものの「お絵描きイベント」を実施。著書に『世界で一番いのちの短い国』『アフガニスタンに住む彼女からあなたへ』 『国際協力師になるために』、『あなたのたいせつなものはなんですか?』『世界と恋するおしごと』『地球温暖化 しずみゆく楽園ツバル』『「国際協力」をやってみませんか?』など

2008年02月

日本沈没

.

科学的な検証の末、338日後の、日本沈没が決定的となった時、
国民の移住などの対策が論議される中、

同時に、政府は、様々な有識者に、
「この未曽有(みぞう)の災害を前に、我々はどうするべきか?」
という質問をした。

そうして得られた、たくさんの回答を前にして
(石坂浩二扮する)日本国の総理大臣は、告白する。


「それらの意見の中で、私が、驚いたのは、

 ・・特殊な意見というか、

 普通に考えたら、特殊な意見というものが

 全く違う分野(の複数の人たち)から出た、のです


 それは、つまり・・


 何も、しないほうがいい、という考え方でした。

 愛するものとともに、この国といっしょに滅んだほうがいい。


 そういう考え方がでるということが、

 日本人が、他の民族と、決定的に違うところなのかも、しれません。


 ・・これは、総理としてではなく、

 私、個人として、なんですが、

 正直に告白すると、

 私自身は、この考え方が、一番しっくりときたんです。


 ああ・・、わかってます。

 それは、もちろん、(総理としては)許されることでは、ない。」


・・・

「日本沈没」という映画の中で、
このセリフが、一番、印象に残った。


さて、最近、私は、
「ツバル」、という映画を作った。
その中に、次のような、シーンがある。



山本 「もしツバルが本当に水没するとしたら、あなたは、どうしますか?」

ツバルの少女 「移住します。アメリカなどの、どこか大きな国へ。」


山本 「お孫さんは、こう言っていますが、あなたはどうしますか?」

ツバルの老女 「私は、ここに残ります。

        孫には、英語を勉強させて、移住させようと思っていますが、

        私自身は、生まれたこの土地で、最後の時を迎えるつもりです。」



映画の一節に、反論することになるが、

自分の国が、沈んでしまう、という時、
どこかに逃げるのではなく、

その生まれた土地で、最後を迎えよう、という考え方を持つのは
なにも、日本人だけではない。

ツバルの人も、おそらく他の国の人も、同じではないだろうか?



以前、マスコミから、質問を受けた。


記者 「山本さんは、映画ツバルの中で、たくさんの日本の人達に、
    もし、日本が沈んだらどうしますか?、と質問をしていますが、
    山本さんは、どうするんですか?
    もし、日本が、沈んでしまう・・としたら?」

山本 「・・そうですね。

    わかりませんが、生まれた故郷に帰って、死ぬ・・かもしれません。

    ・・きっと、そうすると、思います。」



こんなことを、言うつもりは、なかった。

本当に、無かった

でも、この言葉が、口をついて、出てきたので、自分で、驚いた。



よく、わからないが、


「私という人間は、何者か? 私の人生は、なんだったのか?」


ということを、(死を目前にして)考えた時に

おそらく、自分の生まれ育った、故郷(ふるさと)というものが

私自身にとって、重要な要素の、ひとつ、になるような気がしている。



街の風景、家の前にある道、近所の様子、それらに包まれた私の家、

家族、友達、母校、恩師、通学路、寄り道をした駄菓子屋(コンビニ)、

同級生、嫌いだったヤツ、幼馴染み、初恋の人・・



そのすべての要素が、「わたし」という人間を作ったのではないか?


そのすべての要素が、「私の人生」そのものだったのではないのか?




そして、そうした故郷のすべてが、もし沈んでしまうのならば

私は、きっと

今の私ではない、別の何かに、変わってしまうかもしれない。



つまり、

故郷が沈む時、

今の、「私」は



死ぬ





http://www.youtube.com/watch?v=nQchCIq8_S8&feature=related

生きている映画・成長する映画、プロジェクト

.
「そうだったの。
 ツバルって、そんなにたくさんの問題があったのね。

 地球温暖化で、沈むだけだと思ってたわ。

 まさか、現代社会の、様々な問題の「縮図」が、
 ツバルだったなんて。


 ・・でも、いったい、
 わたしに、何ができるかしら?

 この映画の最後に紹介されていた
 電気や水の節約、ゴミを減らすこと、などの、五つのことだけかしら?

 それとも、その後説明されていた
 「企業の社会的責任(CSR)」を、ちょっと調べてみようかしら?


 あ、
 そうか。

 もう一つあったわ。


 この映画ツバルは、感想や批判を書くことで
 どんどん、変わっていくと言っていたわ。

 この映画を見た人が、
 世界に目を向ける人になり、
 そして
 自分から具体的な行動を起こす人へ
 導いていくような映画になるように
 再編集される、
 と言っていたもの。

 そして
 この映画は、全国各地で上映されることが、
 既に決まってるとか。

 これから、たくさんの人が、この映画を見ることでしょう。


 だとしたら、
 映画を見終わったばかりの私に、
 今、できることが、もう一つあるわ。


 それは、この映画が、よりよいものになるように
 コメントをすること。

 私の意見が、もしも通ったら、
 それが反映された映画を
 日本全国で、たくさんの人が見ることになる・・


 不思議な感じがする。


 映画を見終わった、私にできる、
 世界に対して
 今すぐできることの一つが

 次に、私のように、この映画を見る人に
 影響を与えること、だなんて。


 ・・・でも、

 生きている映画、成長する映画、だなんて
 本当に、できるのかしら?? 」


うれぴー チョコもらった

.
岩手県 ありさちゃん

黄色いチョコ、ありがとう!


千葉県 みきこ看護師さん

いつも患者さんへの笑顔、ありがとさん!


東京都 あや新聞記者さん

取材のついでの義理チョコ、でも嬉しい!


札幌市 ずんこ研修医さん

ようやく医者になったね、国際協力師まであと少し!


以上、あたしにチョコくれた人たち

ありがとうごぜえますた

(平伏)


ん、もう一個、小包が届いたじょ


びり びり


某地方テレビ局の、ディレクター(男)より

「最近作った深夜放送の番組のDVDを贈呈します。」


題名

「水着ギャルが、まわしを付けて相撲!」





むふ

むふふ


むふふ の ふっ



みんな、あたしのこと、わかっててくれて

ありがとーーー!


義理チョコも、いいもんだぇーー




ほ・ん・と


ありがとう

バレンタイン・デー

JICA地球ひろばの映画ツバル上映、満員御礼

.
2月17日(日)午後2時、東京広尾
「JICA地球ひろば」での映画ツバル上映会は、
お陰様で満席になりました。

このため関東方面の方で、
映画ツバル大人向け長編をご覧になりたい方は、
5月4日(日)午後1時の
JICA横浜での上映会にお越し下さい。
こちらの主催者は、
地球市民ACTかながわ/TPAK、
045-622-9661,
port@tpak.org 
担当:近田様です。

一週間限定で、ネット上で見られる動画を一つ

.
.
全国の公立の小中学校で
文部科学省との連携プログラムを
当法人は、行ってきました。

「世界に目を向ける子どもたちの育成」
です。
http://www.odeco-net.jp/program19/s11.html

この企画が、NHK国際放送部
(基本的に、英語放送)から
取材を受けました。

「日本の子どもたちの描いた大切なものの絵」と、
「途上国の子どもが描いた大切なものの絵」を比べながら、
国際理解協力を行う、という構成です。

これまで、カンボジア編と、ツバル編の
どちらかを行ってきたのですが、
今回は、ツバル編のほうの授業が、取材されました。

このNHK国際放送部は、イギリスの、BBCワールドを
目指しており、国際的な放送局となるべく、
将来的にがんばっていくそうです。

通常、NHKワールド、NHKプレミアム、NHK−BS1
などの、海外またはBSでのみ、視聴できるものです。

しかし、
2月7日(木)午後3時ごろから、
インターネット上でも1週間だけ見られるそうです。
URLは、下記です。

NHK world "Paradice Sinking"
 英語、5分
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/asx/feature91_200k.asx

・・・

ついでに、ネット上で見られる、当法人関係の動画サイトを
二つ、紹介しておきます。
(こちらは、ずっと見られるはずです。たぶん。)

・・・

Our Planet TV
 「温暖化でツバルに何が起きているか?」
 日本語、13分

http://www.ourplanet-tv.org/asx/080206contact_768.asx

・・・

NPO法人・宇宙船地球号が制作した、映画ツバル・子ども向け・短編
 「タロファ! ツバル しずみゆく楽園から学ぶこと 短編」
 日本語、8分

http://www.ets-org.jp/hosoku/YouTube20080124.html

・・・

ご感想、お待ちしております。

Earth the Spaceship . . . ETS



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