山本敏晴のブログ

1965年生、仙台出身。医師・写真家・NPO法人宇宙船地球号理事長。元国境なき医師団日本理事。 峭餾欟力師」という概念を提唱。企業の社会的責任(CSR)を推進。世界中で大切なものの「お絵描きイベント」を実施。著書に『世界で一番いのちの短い国』『アフガニスタンに住む彼女からあなたへ』 『国際協力師になるために』、『あなたのたいせつなものはなんですか?』『世界と恋するおしごと』『地球温暖化 しずみゆく楽園ツバル』『「国際協力」をやってみませんか?』など

2015年07月

ブルキナファソお絵描きイベント書き起こしBR01_02その002

昼食の様子
現地のガイドが食材の説明をしている。

・・・

山本:小島さん(音声編集の担当者)にわかるように、日本語で全部返す。

堀部:これは、お米?

ガイド:はい。

堀部:はい、お米です。
   (指をさしながら)  
   これは、ナスです。
   これは、キャベツです。
   魚です。
   ジャガイモです。
   これは、、、わかんないそうです。

山本:ははは。
   これは、セネガルの料理ですか?

ガイド:はい、セネガル料理です。

山本:これ、何だっけ?

堀部:これは、魚?

ガイド:はい。

山本:フライド?
   フライにしたの?

堀部:何て言うんだろう?
   グリルしたんですか?

ガイド:グリルじゃないみたい。

堀部:どうやって調理したかはわからないそうです。
   焼いては無いみたいです。
   
山本:OK。

堀部:いいんですか?

山本:じゃあ、いいよ。

・・・

車で移動中、町の様子

・・・

堀部:現在4時40分。
   ファダの宿舎に着きました。
  (庭にカメを見つけて)カメを撮ります。

山本:寄って撮って。
   こういうのは寄る。

・・・

宿舎の建物の中

・・・

山本:撮影の練習のためのサンプルを記録しています。
   えーと、行きます。

堀部:堀部、練習のため録画します。

山本:同じように。
   頭ぴったりで、指先に余裕があると。

堀部:(メモをとりながら)頭ぴったりで・・・
   はい。

山本:そのままでいいよ、とりあえず。
   えー、ペン先からは、ある程度余裕があると。
   あるね?

堀部:はい。

山本:うん、それでいいよ。
   で、一回止めてみて。

堀部:えーと・・・

山本:一回、一時停止。

堀部:はい。

山本:したでしょ?
   で、撮ってみて。

堀部:あれ、間違えた。

山本:あ、再生する必要無い。
   (しばらくたってから)で、もういい。

・・・

食事のシーン

・・・

堀部:ファダで一食目の夕食に出たデザートのタンジェロです。
   オレンジとマンダリンの間にできた果物だそうです。


堀部:(山本を映しながら)回ってます。

山本:今、何時?
   ごめん、時計忘れた。
   (部屋に時計を見つけ)えーと、わかった。
   3月12日、午後7時45分。
   えー、一日目、まあ二日目か、の夜です。
   田舎の町の、何だっけ?

堀部:ファダ。

山本:ファダっていうところに移動しました。
   ファダというところには、移動したんですが、
   ここには学校は無くて、
   ここから車で1時間ほど移動したところにある、
   えー、なんだっけ。
   グ・・・グ・・・

堀部:ディアボ。

山本:ディアボ?
   ディアボというところに、ここから毎日、
   これから三日間、連続で出かけていくと。
   毎朝。
   というところに来てます。
   ここは単に、教会の宿泊所があるんで来ているということですね。
   それが一つ。
   で、もう一つは、今日、昼飯の時とかに、
   コーディネーターのシェリーさんといろいろ話したんですけども、
   ブルキナファソの、いくつか面白い側面があったので、
   忘れないうちにしゃべっておきます。
   一つは、ブルキナファソはシエラネオネ並みに小さい国なんですが、
   なんと、77の民族がいて、
   しかも、77の民族全部、違う言葉をしゃべっているそうです。
   まあ、エチオピアなんかはね、
   100以上あるっていうのは、有名な話なんですけれども、
   あそこは(国の面積の)大きさが、ばかでかいですから、
   はっきり言って、こんなものすごい小さい国なのに、
   77ヶ国の、まあ人種がいて、言葉も全部違うのは、
   なかなかすごいなと思います。
   それに加えて、内戦や戦争が1回も無かった、
   「無い。」と言ってますね。
   信じられないですね。
   アフリカの国はほとんどが、民族紛争、
   もしくは宗教戦争に名を借りた民族紛争がずっと続いているのが
   まあ、8割以上の国なんですけれでも、
   ここは、一応、全然無いと、
   いうふうに、チェリーさんは言ってましたね。
   まあ、本当かどうかは、外務省等のホームページを印刷してあるんで、
   ちょっと後で見てみますけども。
   まあ、少なくとも、彼はそう言ってたという事実があると。
   ということですね。
   (ウソでした。ちなみに、この取材の直後に、連続クーデターが勃発しています。)

   えーと、後は、何かあったかな?
   で、宗教はシェリーさんが言うには、
   一応、アニミズム、動物精霊信仰。
   あとは、キリスト教。
   カトリック、プロテスタント、で、様々な宗派が来ていますけども、
   まあ、広い意味でのキリスト教がナンバー2くらい。
   で、ナンバー3がイスラム教とか言ってましたね。
   まあ、この辺はあるる程度偏見が入っているでしょうから、
   話を半分に聞くということですね。
   (今回、話を聞いているのがキリスト教徒なので、
    キリスト教が実際より普及している、と信じている可能性が高い。)

   あとは・・・
   あと、何か言ってたっけ?
   そんなもんかな?
   そうですね。
   はい、じゃあ以上です。
   次は、あとは・・・
   なんか、堀部さんの感想を1分・・・  
   (ビデオカメラを)止めていいよ。

堀部:(カメラを自分に向けながら)撮ってのるかな?
   撮ってますかね?










ブルキナファソお絵描きイベント書き起こしBR01_02その001

ブルキナファソお絵描きイベント書き起こしBR01_02その001
ライブドアブログは2013年の段階で15000字しか書けなかった。
だから、それを超えたら、その002に移動する。


参考:
ブルキナファソでの大切なもののお絵描きイベント(子ども向け)は以下
http://www.ets-org.jp/artevent_age10/countries/index.php?location=burkinafaso

参考:
ブルキナファソでの大切なもののお絵描きイベント(国際協力に興味のある人向け)は以下
http://painting.sblo.jp/article/53867977.html

・・・

山本 2006年3月11日、えー土曜日。
   午前9時25分です。
   成田空港です。
   これから、西アフリカのブルキナナファソに行きます。
   まあ、サハラ砂漠西の端にある国で、
   地球温暖化の影響で、砂漠化が進み、
   要するに農地が減っていて困ってる国です。

   実は、1980年代が一番砂漠化が進行したんですが、
   最近はちょと、砂漠化が収まってるようで
   小康状態を得ているようなんですけども、
   まあ、それでも、
   やはり温暖化の影響がある国ということで、
   そこを焦点に見ていきたいなと思います。

   今回は、スチル(写真、静止画像)は山本が、
   キャノンのEOS-20Dという中級者用のカメラで撮ります。

   で、ビデオの方は、堀部さんが、
   1回目(初めて)ということなんで、
   さっきから練習してもらってますけど、
   まあ、前半ははっきり言って、まあ練習で、
   後半、家庭訪問のあたりから、
   上手くなってくれればいいなと思います。
   そうですね、そんなとこですね・・・

   で、今回キリスト教のですね、
   神奈川県のY先生がクリスチャンなんで、
   (私と同じ大学のOBの)
   整形外科医のY先生がクリスチャンなんで、彼のつてで、
   ブルキナファソの神父のような人を紹介してもらって、
   その人がコーディネータになり、
   現地の高校だの、身体の不自由な人の学校などで、
   お絵描きイベントをさせていただくということです。

   あとは、今回の特徴は、えー、結局お絵描きイベントを
   小学生とかにやってもらうと、 
   もう何も考えずに家族の絵を描く
   (ことが多いということがわかっています)。

   要するに、大切だからそれを描くんではなくて、
   何となく描き易いから描くということが
   わかってしまっているので、
   最近はなるべく大きい子に描かせようと思っています。

   今回は、高校生をメインターゲットに
   描いてもらうということですね。
   まあ、小学生もですね、(画像の)絵柄として、
   小さい子どもが(絵を)描いているという映像が必要なので、
   まあ、ちょっと入れるという方針で、今回はやります。
   えー、そんなところかな。

   あと、今回(ビデオ動画の撮影に)
   ハイビジョン(の機材)は導入していません。
   結局、ハイビジョン導入するのに、
   最低でも100万単位のお金がかかるので、
   今回は昔どおりのキャノンのFV50と、
   FV400(家庭用ビデオカメラ2台)で、撮影します。
   以上です。

・・・

ブルキナファソに到着

・・・

山本 2006年3月11日、午後10時06分です。
   えーとブルキナファソの首都、
   オウガ・・・ドウモウとかいう読めない名前です。
   今、キリスト教の現地の協力者である、
   キリスト教の修道士の紹介で、キリスト教の寄宿舎にきました。

   まあ、フィリピンの時もだいたい同じような状況でした
   (コーディネーターと学校を紹介してもらった)けども、
   (今回も、同じような感じで)
   部屋があってですね、簡単なシャワーがあって、
   トイレは無い、共同ですね。
   えーと、蚊帳をぶらさげてくれています。

   明日は日曜日なので、仕事ができませんので、
   田舎のなんとかという町に、2時間、車で移動することになります。
   えー、移動する先の町の名前、なんだっけ?

堀部 ファダ。

山本 ファダ、という町に行って、
   最初の、1個目の高校に描いてもらいます。
   そのくらいですね、明日は。
   で、明後日月曜日に、朝一番で銀行で両替をして、
   航空会社にリコンファーム(帰りの飛行機の確認の電話)して、
   で、それからお絵描きをする予定です。
   えー、以上です、はい。



ブルキナファソお絵描きイベント書き起こしBR01_01その001

ブルキナファソお絵描きイベント書き起こしBR01_01その001
ライブドアブログは2013年の段階で15000字しか書けなかった。
だから、それを超えたら、その002に移動する。

参考:
ブルキナファソでの大切なもののお絵描きイベント(子ども向け)は以下
http://www.ets-org.jp/artevent_age10/countries/index.php?location=burkinafaso

参考:
ブルキナファソでの大切なもののお絵描きイベント(国際協力に興味のある人向け)は以下
http://painting.sblo.jp/article/53867977.html

・・・
・・・

(以下、ビデオ録画の、やり方を、
 アシスタントのボランティアの学生に教えている様子)

山本 録画に変わるよね。
   それで、もう回ってるの。
   ここでね、止めてごらん。
   はい、これでもう回ってるわけ。
   今、5秒。
   (miniDVテープ(DVC)1本で)
   1時間2分30秒、録画できるの。
   1時間2分20秒くらいかな、録画できる。
   だいたい。

堀部 (現在の日時は)2006年3月11日。
   8時55分、成田空港で堀部、練習のため、録画します。

山本 で、さっき言ったことをずっとやってみて。
   15秒撮って、パン(横方向にカメラを回すこと)して、
   15秒撮ったり、上、下、右、横と。
   あと、ズームイン(拡大)、ズームアウト(縮小)。

堀部 こうやって・・・

山本 俺、東京三菱(銀行、当時)でユーロ替えてくるから。

堀部 あ、はーい。

・・・

(堀部さんがビデオ撮影の練習をしている。)

・・・

以上でこのBF01_01のファイルの書き起こしを終了。



M教授インタビュー、地球温暖化より世界人口増加が問題な件、その14

山本:あー・・・
   ちょっと、全然話が変わりますけどもですね、
   もう1個、ちょっと知りたかったのは
   東大にですね、私ではなくて、
   山本教授っていう有名な・・・

M教授:あー、とんでもない奴が・・・あの、酸素・・・

山本:地球温暖化脅威者の方がいらっしゃいまして・・・

M教授:おかしい奴がいる、うん。

参考:
山本良一。1946年生。
東京大学生産技術研究所名誉教授、東京都市大学教授。
「温暖化地獄―脱出のシナリオ」など、
地球温暖化の脅威を示す書籍を、多数出版している。

山本:まあ、科学的に考えるとですね、
   えーと、彼が言ってるのはですね、
   要するに、温暖化がですね、
   例えば2度以上(世界の平均気温が)上がると、
   いわゆる「ポジティブフィードバック」が11個くらいかかって、
   どんどん温暖化が進行して、もう止まらなくなる。
   地球は灼熱地獄になるってことを言ってまして、
   まあ、ポジティブフィードバックってのは、
   11個がある事自体は正しいんですけども、
   要するに、あったまると、
   もっとCO2が出るとか、水蒸気が上がって・・・

参考:
温暖化よるポシティブ・フィード・バック。
温暖化が進むと、それにより、温暖化に拍車がかかること。
具体的には、気温が上がると、北極の氷が溶け、
その白い色による太陽光の反射が減るため、
よけい地球は温暖化するなど。
山本良一教授はその著書で、それ具体例を11個あげている。

参考:
山本敏晴のブログより、
暴走する、地球温暖化 point of no return は本当か? 9021字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65332280.html

M教授:あー、ねー、ただの無知だと思ったらいいよ。

山本:まあ、あと(温暖化で)シベリア凍土(が溶ける)から、
   (温室効果ガスとして強力な)メタンが出るとかですね、
   あと、
   海中のメタンハイドレードが(大気に出てくるとか)・・・。

   まあ、いろいろ(の例があげて)ありますけれども、
   ただ、問題(疑問点)はですね、
   過去には、えーと、10億年前の白亜紀のころに、
   CO2濃度が5倍かなんかあった時にですね、
   温度が、確か、6度(くらい現在より)高かったんですけれど、
   要するにCO2濃度が5倍もあっても、6度しか、
   逆に(言えば)上がらないのが、、(現実の歴史だったんです)。
   まあ、これ、そうなんですよね?

   要するに・・・
   (彼の言う、11個の温暖化の「拍車」が、かかっても、
    ネガティブ・フィード・バック(抑制効果)もかかるので、
    調整される。)

M教授:えーと、それはね、説が3つあって、
   白亜紀の頃というのは、生物多様性がすべてで、
   生物にとって、パラダイスの時代
   (要するに、温暖化は生物の多様性にとっては良いこと。)

   で、そのことを考える前に、重要な事は、
   例えば、地球の(平均)気温が1度上がるとするじゃん。

山本:はい。

M教授:赤道地域は0.1度しか上がらない。

山本:はい。

M教授:それで、中緯度、高緯度では2度になる(2度上がる)ね。

   で、両極では10度くらいになる(10度上がる)。

   だから、白亜紀の頃に地球の平均気温が、今、言われた6度、
   まあ、人によれば、えー、もうちょっと・・・
   5、6度前後だよね、平均だから。

山本:はい。

M教授:で、その時に、じゃあ、赤道でどのくらい上がったか・・・
   ね?

   赤道は、1度とか0.5度しか上がってない。
   だから、赤道が、その時(白亜紀の)、時代でも、
   生物にとって、もっともたくさんの生物と多様な種類がいて、
   赤道が砂漠になったわけでも何でもないんだ。

山本:はい。

M教授:で、同時に、まあ、現在でもそうで、北緯、南緯ね、
   その、(緯度が)20度から30度の間に、
   地球上の生物の(種類の)80%がそこに住んでいて、
   それで(生物の)総量も、そうだよ。

   それよりも、北、南にいるっていうのは、わずかなんだよ。
   残り、2割。
   で、その残り2割から、ほとんど0というのが、北極、南極だろ?

山本:はい。

M教授:その領域がバーッっと拡大して、
   全部、赤道になるというふうに思えばいいわけ。

山本:うーん。

M教授:で、その時に・・・

山本:そうすると、いいことばっかりだって言ってるんですね?

M教授:うん。
   で、そんなのは、地質学の常識なんだよ。
   あの、山本良一なんて、
   地学のこと素養、0(ゼロ)なんだよ。

山本:はい、苦笑

M教授:それから、自分でもGCMの計算の原理も何もわかってないよ。

山本:はい。

M教授:だから、人がなんか言った、特殊なことを鵜呑みにしてね、
   プラスのフィードバックだけがかかって、
   暴走的になると思ってるわけ。

   で、そんなのね、シベリアのメタンがいくら出たって、 
   気温がちょっと上がったら、南極の氷や両極の氷が、
   ちょっと溶けるだけなんだよ。

   氷が地球上にある限り、
   その他のものが、いくらフィードバックがかかっても、
   それはそうではなくて、
   ネガティブなもの(調節機構)が効いて、
   変わりゃせんわけ。
 
山本:はい。   
   まあ、要するに、
   最大の(温暖化の)干渉系の一つが、
   両極にある氷があって、
   あれが、氷が溶け残ってるのが、ちょっとでもある限りは、
   大規模な気候変動は無いという・・・

M教授:うん。
   だって、コップの中に、氷、置いときゃね、
   周りがどんどん熱上げたら、
   氷のサイズが減るだけであって、気温は一定だろ?
 
山本:はい、なるほど・・・

M教授:氷が全部0になったら、じゃあどうなるかと。
   白亜紀にはどうなったかっちゅうと、
   今度は、今、現在でもそうなんだけど、
   海ってのは平均的に3.8kmある。

山本:はい。

M教授:ね? 
   赤道でも、表面の200メートルだけが温度が20度だよ。  
   だけど、200メートルったって、
   3800メートルのうちの200メートルだけが、
   ちょっと高温で、
   200メートルより下にもぐったら、4度だよ。
   赤道だって、(深海は)めちゃくちゃ寒いんだよ。

山本:はい。
   
M教授:だから、両極の氷が全部無くなったら、
   今度は、次の大きな熱のタンクは、海で・・・

山本:海の2百メートルよりも下の、水が、
   (次の、さらなる大きな温暖化の干渉系になる、と。)

   (水は)比熱も高いし、
   だから、(水は熱を)吸収しちゃうから・・・

M教授:そうそう。
   それが、少しずつ高温になっていくだけ。
   だから、そういうふうなものを短期間にね、今世紀中にね、
   (山本良一教授のいう)「灼熱地獄」なんて、そんなもんね、
   ここの(大学の)学部の1年生の学生でも、
   げらげら笑うような話なんだって。

   それは、おそらくちゃんとした地学の先生がいたら、
   中学生でも誰でも、みんなわかるレベルの話だよ。

山本:はい。
   あと、もう1個はですね、いろいろ調べましたら、
   私もうそだと思って、調べたんですけれども、
   調べてたらですね、
   池田清彦さんとかいう人が書いている本の中に・・・

参考:
池田清彦、1947年生、早稲田大学教授。
地球温暖化に懐疑的な発言をしている。
例えば、
「温暖化はヒートアイランド現象以上のものではない」
などと主張。

M教授:あー、そうそう、あの人は、まとも。

山本:考えてみるとですね、アメリカかなんかの本があるですけど、
   論文か本があって、
   要するに、あっためられた地表が赤外線を出して、
   トラップ(捕獲・維持)する温室効果ガスの、
   要するに 「スペクトルの吸収帯」がですね、
   すでに飽和状態に達しているていう論文があるんですよ。
   これ、ご存知ですかね?

   要するに、これからいくら温室効果ガスが、
   CO2がいかに、仮に10倍に増えようが、
   もうすでに、水蒸気 等を足した温室効果ガスが、
   飽和に達しているという論文があるんですよ。
   (だから、これ以上CO2がいくら出ようが、
    温暖化は、これ以上進まない、という説がある。)

   で、それを池田さんが書いてて、
   あ、これが、いわゆる、どんなに温暖化がこれから進行しようが、
   絶対に上限がある理由の、まあ(他にも)いっぱいありますけど、
   干渉系の、そのうちの一つなんじゃないかなと思ってるんですけど。

(以上で、ビデオの録画可能時間が終了したため、突然、インタビュー終了)


・・・
・・・

ビデオ収録が、知りきれトンボになってしまったので、
地球温暖化・寒冷化などに関する山本敏晴の基本的な考え方が
示されているブログの記事を、以下に示しておく。

地球温暖化、気候変動、気候変化に関するブログの記事一覧
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65861464.html


M教授インタビュー、地球温暖化より世界人口増加が問題な件、その13

山本:ちょっといいですか?

M教授:うん。

山本:えーと、人口問題で、簡単に言うとですね、人口が増えると
   3つのものが足りなくなると思ってまして、
   1つ目が、おっしゃっているように食料。
   2番目が、エネルギーの元になる化石燃料と、
   具体的には原子力のウランですよ。
   3番目に来るのが、まあ水、なんですね。
   と思ってます。

   先ほどおっしゃったように、
   まあ、アメリカの農業が
   (自国の平野の下に埋まっている)地下水を汲み上げて、
   やっているというのは有名な話で、
   今、それが無くなりそうなので、
   アメリカがブラジル南部かなんかにある、
   地下水の水脈を狙ってですね、
   経済的に、あるいは外交的に獲得するようなですね・・・
   (話があります。)

参考:
オガララ帯水層。
アメリカ合衆国中部、グレートプレーンズ
(ロッキー山脈の東側と中央平原西側に広がる温帯草原の間)
の地下に分布する浅層地下水層。
グレートプレーンズは、ステップ気候に属し、
全体的に降水量が少ないため、
地下水が重要な水道水源、農業用水源となっている。

山本:もう1個の問題は、先ほど出てきた中央アジアの問題で、
   中国とインドに、要するに人口が、10・・・
   えーと、中国が13億、インドが11億ですけど、
   もうすぐ、インドが、50年以内に中国を抜くことが、
   国連の人口推計部ってところの試算に出てるんですけど、
   その2大国に4本の河が流れてまして、
   黄河、揚子江、ガンジス川と・・・
   もう1本、何とかという・・・

M教授:インダスな。

山本:・・川があってですね、
   その4つの河の源流になっている水の源(みなもと)が
   チベット付近なんですよ。

   で、中国は(ある意味では)賢いので、
   1950年前後にですね、
   チベットを滅ぼして水源を取ったというのは、
   実は、ものすごい先見の明があったという、、、。

   (侵略と虐殺をしたので)悪いことだけれども、
   (自国の国民のために)水の確保をした、という意味では、
   いいことだったと。

参考:
中国は、清王朝の時代の18世紀に、チベットを領土に組み入れた。
だが、1912年に清王朝が崩壊し、その支配が終焉。
1913年にダライ・ラマ13世は、ラサを奪還し、チベットは独立を宣言。
ところが、1950年、中華人民共和国がチベットに侵攻、
少なくとも数万人以上の大虐殺を行う。
1959年、ダライ・ラマ14世はインドへ亡命。

山本:ところが、なんとその、水の源がですね、今、要するに、
   今、一週間前の朝日新聞等の記事にですね、
   中国が水不足で、壊滅してるんです、内陸部が。
   農業できなくって・・・水が無いから。

   で、ガンジス川に行く川(その水源)を止めて、
   全部、黄河、揚子江に流す、そういうダムを作ろうという話が
   もちあがっています。

   これに、インド、パキスタンが気付いて、
   3カ国(中印パ)は、全部、核兵器持ってるんですけども、
   要するに、一触即発に、
   水をめぐってなるんじゃないかという話が流れ出してるんですよ。

   要するに、食料もありますけれど、食料を作る元の水である
   「水をめぐる戦争」がこれから増えていく可能性が
   示唆されていてですね、 
   はっきり言うと、第三次世界大戦が起こるのが、
   中国、インド間での核戦争じゃないかという可能性も、
   多分、10%くらい間違いなくあるだろう、
   という風に思ってるんですけど、
   先生、水については、何かお考えありますかね?

M教授:だから、水の最先端のビジネスと言うかね、
   昔で言えば、中国と、いや違う、
   アメリカとメキシコが戦争したのも、水の取り合いなのね。

参考:
米墨戦争(べいぼくせんそう、Mexican-American War、アメリカ・メキシコ戦争)。
1846年から1848年の間にアメリカ合衆国とメキシコ合衆国の間で戦われた戦争。
テキサスの所属をめぐっての、アメリカとメキシコとの衝突が原因。
1836年、テキサス共和国がメキシコからの独立。
1845年、テキサス共和国はアメリカに併合。
だが、テキサスを併合したアメリカは、
メキシコとの国境をリオグランデ川(大規模な灌漑農業の拠点)以北としていた。
一方メキシコは同様にリオグランデ川の北側を流れるヌエセス川 以南としており、
両国の主張には相違があった。これにより戦争が勃発。

M教授:それから、東南アジアの分、メコン川というのは、
   たくさんのいろんな国を流れて、最後に、太平洋に注いでるでしょ?
   だからあそこは、水の紛争が起きやすい地域だったのね。

   で、中国とかの一番大きな問題、
   例えば黄河は河口まで、水が届かない、ほとんど。
   なぜかというのは、降水量が減ってるわけじゃないんだよ。
   要するに人間が増えて、
   途中で(農業)用水でみんな畑に引いているわけ。
   だから、下流まで来んわけだよね。

   昔だって日本は、水田に水を入れるのもそうだろ?
   上流側で水を貯めると、夏、水がちょっと足りなかったら、
   最後の末端まで来ないので、それで戦争が起きて、
   村八分というか、戦争じゃない、まあ、村でけんかが起きて、
   村八分というか、中で仲良くするというのは
   水の配給の問題だね、取り合いの問題。

   それで、水の最前線のビジネスは、どうなってるかというと、
   雲を打ち落とすという。
   北京オリンピックのときもそうだね。
   何千発もドライアイスをぶち込んだわけだね。

   それは、鳥を落とすのとおんなじで、
   落ちたら、こっち側には雲は行かなくなるわけだよね。

   それを、アメリカでは会社としてビジネスでやっていて。
   世界中で・・・

   で、アメリカの中では、ネバダの方は人間が住んでないから、
   カリフォルニアで、どんどん落とすと。
   で、向こうは、全然雨が落ちなくてもいいやという。

参考:
アメリカの水不足。
カリフォルニア州の「ソノマバレー」で、
過剰な地下水の汲み上げの影響が表面化しはじめており、
現在、作地面積に制限が課されている。
ソノマ郡は、
サンフランシスコ湾岸の北部太平洋沿岸に位置する郡。
ワイン生産地域として世界的に有名で、200以上のワイナリーがある。

山本:要するに、雲の凝結核になるような、
   ドライアイスなどをぶちこんで・・・

M教授:そうそう、何千発も打ちこんで。

山本:そこで、水を落としちゃうってことですね、水蒸気を。

M教授:うん。
   それは人間の力で、もう、そういうことができるようになっている。
   というのが、まず一つあるね。

   で、その次の問題は、人間の数が増えることによって起きた、
   水の戦争が起きてるでしょ、取り合いね。

   で、もう一つは、中国の食糧問題ですよ。
   で、何なのかと言うと、農薬ですよ。
   ごめん、農薬じゃない、肥料。

   膨大な肥料を、中国は生産するようになった。
   それで、国土の面積から言うと、アメリカと中国とを比べたときに、
   面積は、アメリカの方がちょっと多いと思うでしょ?
   だけども、作っている肥料は、この20年の間に、
   アメリカで使う肥料の倍以上の肥料を、
   中国は生産できるようになった。

   で、伸び率も、この10年で、
   さらに、150%増しくらいになっている。
   それで、何が起きているかというと、肥料は、中国は黄河の方は、
   もう河口まで(水が)届かないから、まあいいやとね。

   ところが、揚子江もね、
   揚子江というのは、河口に行ったらわかるけど、
   上海のあたりでも、ごうごう流れてるような大河ですよ。
   要するに、水は無尽蔵にあると。
   (水については)揚子江は、何の問題も無い。
   (だから)揚子江の一番大きな問題は、肥料ですよ。
   雨が降ると、膨大なせっかくの肥料が、全部畑から、
   最後に、上海から東シナ海に、ダーッと出る。
   それが、この10年で、ものすごい量になっていて、
   それで肥料というのは、同時に、
   海に住む植物プランクトン、動物プランクトンの栄養なんだよ。

山本:「富栄養化」(ふえいようか)ってやつですか?

参考:
富栄養化。
海・湖沼・河川などの水域が、貧栄養状態から富栄養状態へと移行する現象。
近年では、人間活動の影響による水中の肥料分(窒素化合物やリンなど)の
濃度上昇を意味する場合が多い。
このような富栄養化は生態系における生物の構成を変化させ、
一般には「生物の多様性を減少」させる。
極端な場合では赤潮などを引き起こすため、公害とされる。

M教授:富栄養化っちゅうんですよ。
   要するに、赤潮っちゅうやつですね。

   だから、今、大変なことが起きてるというのは、
   東シナ海の海の生態系が、ものすごく変化してるんですよ。

   あのエチゼンクラゲってのは、そのうちの一つですよ。
   膨大なクラゲみたいなのがね、今、ダーッとあそこから流れ出して、
   日本列島を取り囲んでるでしょ?

参考:
エチゼンクラゲ。
大型のクラゲの1種で、傘の直径が2メートル。
体色は灰色・褐色・薄桃色など

M教授:で、もっと小規模な規模は、
   例えば石垣島の周りのサンゴが死んだのは、
   あれは、全部、サトウキビの肥料が流れてるんですよ。

   オーストラリアの、
   グレートバリアリーフ(世界最大のサンゴ礁)の問題もそうで、
   それは、みんなオーストラリアの研究者は
   「何が(原因か)」ってことで(議論してたけど)、
   肥料(が原因)だと。

   それで、石垣島のサンゴの問題も、農民が知ってるわけですよ。
   サトウキビの肥料が流れ出ないように、
   あそこは、地域が、用水を、用水というのを作って、
   大雨や集中豪雨が来たときに、
   肥料がすぐに海に流れない手立てが必要なの。

   石垣島みたいな小さな(島の)話ね。

   で、中国の場合はスケールが違うから・・・笑
   で、それがだから、水に絡んだ、もう一つの大きな問題ですね。

山本:肥料に関してはですね、まあ、先生もご存知だと思いますが、
   要するに、リン肥料(の枯渇の問題)というものがありまして。

M教授:そうそう、リンがもう無い。

山本:(リン肥料が)農業肥料の最大のものなんですけども、
   そのリンが石油と同じように、枯渇するといううわさがありまして、
   これが石油の残存埋蔵量よりも、誤差が多くてですね、
   石油(が枯渇するまで)が、
   例えばだいたい68年前後とか言われてますけれども、
   リンに関してはですね、
   あと50年(でなくなる)と言っている人もいれば、 
   300年以上もつ、と言ってる人もいるんですよ。
  
   まあ、結局わからないんですけれども、仮に真ん中辺を取って、
   150年くらい、要するに、
   石炭の埋蔵量と同じくらいかなと思ってみても、
   そのへんで、リンを使った化学肥料が、
   使えなくなる時代が来るのかなと。
   そのへんも多分・・・

M教授:リンは・・・値段が高騰してるよ。
   それで、リンというのは、
   基本的に、ここの数年間のリン鉱床のね(減少によって)、
   値段がめちゃくちゃ高騰し始めてるのは、今言った、鉱床、
   特に太平洋の中にある、いくつかの国があって、
   それは国土自体が鳥の糞がかたまったやつで出来てるわけよ。
   ナウルってやつはね。

参考:
ナウル共和国、通称ナウル。
太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁の国。
最盛期には年間200万トンの鉱石を輸出していたナウルも
資源の枯渇が進み、2002年時点で数万トン、
2004年時点で数千トン規模にまで採掘量は減少。

M教授:で、それは、国自体が存続できないくらいに取り尽して、
   海面下になってしまう(国が沈んでしまう)という。

   で、もう一つの(問題として)リンの鉱床っていうのは、
   世界でめちゃくちゃ偏ってるんですよ。

   偏ってるんだけれど、中国は昔から、リンの膨大な鉱床があるんです。
   あれは、世界の分布を全部書いたらわかるんだけど、
   東南アジアのあるところに、(リンの鉱床は)集中してて、
   だから、中国の昔からの4大発明ってあるでしょ?

参考:
古代中国の四台発明とは、
羅針盤、火薬、紙、印刷。

M教授:そのうちの一つが火薬ね。
   火薬、紙、活版印刷術、それと・・・なんとか。
   なんで、中国が火薬を、がんがん作れるかというと、リンがある。

   リンの鉱床っちゅうのがあって、それと同時に、
   ものすごい公害のソースになってるね。

   リンの鉱床って、もうちょっと別の言い方をすると、それはね、
   地球の歴史の中で、6億年前に集中的に、ドーッとできるんですよ。
   大陸の浅い海に。

   それが、現在のリンの鉱床にもなってんだけど、
   同時に、リンというのは我々の骨の主成分だろ?
   だから、それが、小さな湖の中で、
   リンの濃度がものすごく上がったというのは、
   つまり、そこで最初の動物が生まれてんですよ。

山本:ああ、例のカンブリア爆発の起こった原因の一つが、
   リンとカルシウムが火山から、
   噴火して増えたからという説がありますけども。
   その話ですか。

解説:
カンブリア期に生物の大発生(進化の加速)が起こったことは前述した。
それが起こった理由の一つが、
宇宙線の増加による遺伝子突然変異の増加だが、
他にも原因がある。
それが、(宇宙線の増加で)地球のマグマが刺激され、
海底火山の活動が活発化し、海底で噴火が起こり、
海中のリン(燐)とカルシウムの濃度が増えた。
これにより、生物の「骨」を作る成分が豊富になって、
「骨を作ることが可能」になった。
この結果、外骨格(昆虫、甲殻類など)の祖先と、
内骨格(魚類、爬虫類など)の祖先となる動物が、誕生していった。

参考:
山本敏晴のブログより、以下の記事が上記に関係するので紹介。
神様はいるのでしょうか?前編 7959字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65497539.html
神様はいるのでしょうか?後編 6996字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65497540.html
生命の誕生 4608字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65308270.html
人類の歴史(猿人、原人、新人)、そして 2433字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65337783.html

M教授:そうそう。
   リンの鉱床っていうのは、その特殊な場所で、
   ある条件がそろった時に、動物が生まれたって言うのはね、
   その、最初言った、スノーボールの問題のその他は、
   地球が用意した、受け皿ってのがあって、
   どの生物も、例えば人間も初めて生まれたのはアフリカでしょ?
  
山本:はい。

M教授:アフリカの「リフトヴァレー」って、生まれる場所があるんだよね。
   いろんな条件がそろったときに、ある特殊な動物が生まれる。

参考:
リフトバレー(rift valley、裂谷、地溝)

参考:
大地溝帯(グレート・リフト・バレー、Great Rift Valley)。
アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷で、プレート境界の一つ。
ケニアやタンザニアをはじめ、
大地溝帯周辺では人類化石が多数発掘されている。
これは、この地域は火山活動による堆積物が大量にあるため、
化石が残りやすいからだと考えられている。
人類化石の多さから「人類生誕の地」とも呼ばれる。

M教授:それとおんなじでね、リンってのはそういうのを持ってるんだけど、
   で、それと同時に、だから今、リンの鉱床が、どんどん・・・
   それも、有限だからね。
   今、それが深刻な問題で・・・
   どんどんどんどん(価格が)高騰し始めているっていうね・・・


(次回に続く)

・・・

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