そろそろインフルエンザ・ワクチンを接種する最後の時期。
みなさん、もしやるなら、12月中旬までですよ!

ワクチンは、通常、打ってから体の中に「抗体」ができるまで
4週間かかる。
インフルエンザが流行るのは、例年、
1月と2月ごろ。

だから、ワクチンを打つんだったら、この時期に打たないと
意味ない。

ただ、ワクチンには、いくつかの問題点、というか
考慮すべきポイントがあるので記載しておく。


1.そもそも、効くのか? (きくのか?)

今年、各製薬会社が作っている
インフルエンザワクチンは、
以下の組成で作られている。

A型 H1N1 ニューカレドニア/20/99
A型 H3N2 広島 /52/2005
B型 マレーシア /2506/2004

これらは、政府の研究機関などが
今年、流行すると思われる「株(かぶ)」を予想し
1年前ぐらいから、作らせたものたちだ。
この予想があたっていれば、きくし、
あたっていなければ、全然きかない、ということ。

予想があたる確立は、ちょっとうろおぼえだが、
それでも、8割ぐらいだったと思う。
(この件、専門の人、コメント下さい。)

あと、よく皆さんが誤解しているが
鳥インフルエンザには、効かない、ということ。

鳥インフルエンザは、
H5N1、などの、まったく異なる型なので当然きかない。

もう一つは、ワクチンを打ったところで
4週間後にちゃんと抗体ができる確立は
8割弱、といわれている。
2割の人は、打っても、できない。

あとは、値段。
医療保険は、きかないので、自費になる。
通常、2000円から4000円の間ぐらいだと思う。

(保健がきかないので、厚生労働省からの値段の決定がなく
 美容形成と同じように、病院側の「言い値」になる。)


2.副作用 (副反応)

局所の反応

打つと、まず、けっこう痛い。(私も打った。)
また
3割前後の人が、打ったところが、腫れる。
2〜3日痛い。

全身の反応

微熱などがでることもある。
これも、2〜3日で消失。
これは、頻度不明だが、
私の経験では、1%から5%の間ぐらいか?

重篤な副作用

まれに、(医学では、まれに、というのは、0.1%以下)
アナフィラキシー・ショック(全身の発疹、血圧低下、など)
急性散在性脳脊髄炎(けいれん、意識障害、発熱、など)
などの、命にかかわるかもしれない副作用がでる。
が、ものすごい、稀である。1万分の1よりは、少ないと思う。
私は、インフルエンザワクチンで上記二つが起こったのは
見たことがない。(他のケースでは、あるが。)


3.打つときの注意

卵アレルギーの人は、副作用が強い。(ワクチンは、鶏卵で作るので)
熱が、37.5度以上ある場合、通常、やらない。
ひどい風邪をひいている場合、通常、やらない。
他のワクチン(生ワクチン)を打ってから一ヶ月以内は、やらない。
妊娠の可能性がある人は、通常、やならい。
など。


4.打った後の注意

打った後は、
3分、脱脂綿などでおさえる。(皮下注射なので)もまなくてよい。昔と違う。
直後、30分は、打った医師の近くにいるように。(その建物の中で可)
(これは、上記のアナフィラキシーショックに対応するため)
お風呂に入ってもよい。打ったとこを、ゴリゴリこすらなければ。
お酒を飲んでもよい。少量であれば。
副反応は、多少は、でるが、通常2〜3日で消失するので、心配ない。
重篤な副作用(意識障害など)がでた場合、
独立行政法人・医薬品医療機器総合機構法へ電話すると対応してくれる。


という感じ。
ま、上記をよく読んで、打つかどうか、判断して下さい。

私は、インフルエンザ・ワクチンを、お勧めも、反対もしない。
なるべく、事実(または私の経験からくる参考程度の意見)を伝え
皆さん自身に判断して頂きたいと思っている。

ただ、一般には
特に、接客業などの立場にある人は、
社会などへの影響のため
接種したほうが望ましい、と
政府は判断しているようだ。