教育基本法の改正案が
先日、国会を通過した。

ポイントの一つが愛国心だった。
通過は予想どおりだったので、
通過されるかどうかには興味なかった。

しかし「愛国心」について、
次の三点が議論されるかには、
興味があった


三つの点、とは

1.愛国心は、そもそも自然に養われるものであって
  学校の教室で教わるものではないのでは?

2.愛国心を教えるのは、とりあえず良いとしても
  それを、「評価」するのはどうか?
  愛国心は、通信簿で、数字で表すような
  内容のものではないのでは?

3.国を愛する心を養う、のは、基本的にけっこうだが
  国、という言葉には、二つの意味がある。

  一つは、
  日本列島にある(あった)歴史・文化・
  様々な人々・様々な生物・その風土の集合体。

  もう一つは、
  その時点で、日本政府の与党となっている
  政権政党が作った政治システムのこと。

  (すなわち、
   愛国心を養う、ということが、
   日本の風土を愛する、ということではなく、
   その時点で政権を支配している与党に従う、
   というような
   「すり替え」が将来行われる可能性を
   私は、危惧していた。)

  これは、政権政党が、
  自民党であろうが、
  民主党であろうが、
  社民党であろうが、
  共産党であろうが、
  関係ない。

  将来、政権をとった政党に、利用される可能性がある。


  愛国心、という言葉において
  その中に挟まれた、国、という単語は
  何を意味しているのか、という議論があったか?

・・・

で、結局、どうだったかというと
私が持っていた、これら3つの疑問
に対する回答は、ほとんど、なかった。

少なくとも、私の納得するような議論はなかった。


安倍首相の意図する通り、

1.教育基本法の改正
2.自主憲法の制定(憲法改正)
3.日米同盟の強化(集団的自衛権の行使)

という流れの中の、一つのステップ
なのだろうなあ・・・
と思った。

(詳しくは、私の過去のブログ、「美しい国へ」を参照)
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/51007257.html

私は、上記のステップのそれぞれに
問題があるかどうか、という話し以前に、
教育基本法、という、
子供たちの未来に影響する最も重要な法案が
上記のステップの一つに
「使われた」
ということに、不安を感じる。

・・・

教育基本法。

さて
教育の基本とは、なんだったろうか?


私は、自分の講演で、
「教育」について、以下のように述べている。


「教育とは
 子供たちの可能性を、広げることです。

 将来、その子がやってみたい様々な職業につけるように
 いろいろな勉強を教えること、だけでなく、

 一つ一つのものごとを
 自分の力で考えることができるように
 多面的なものの見方を紹介することです。

 是非、広い世界に、目を向けていって下さい。」